【ドラゴンボール】孫悟空Jr.とは何者？登場シーンやベジータJr.との関係は？

今回は「ドラゴンボールGT」に登場する孫悟空Jr.について、その性格や強さ・能力を考察し、登場シーンやベジータとの関係をネタバレでみていきます。さらに、孫悟空Jr.のアニメ声優・野沢雅子さんについても紹介していきます。まず、ここでは「ドラゴンボールGT」の作品情報をみていきます。

「ドラゴンボールGT」とは鳥山明先生の国民的人気漫画「ドラゴンボール」を原作とした、大人気テレビアニメシリーズ第3弾です。テレビアニメ「ドラゴンボールZ」の最終話の5年後の世界を舞台としたオリジナルストーリーとなっています。1996年2月7日～1997年11月19日にフジテレビ系列にて、本編64話と番外編1話の全65話が放送されていました。

究極のドラゴンボールから出現した巨大な神龍（シェンロン）が、ピラフ一味の言葉を勘違いし、その場に居合わせた孫悟空を子供の姿に変えてしまいます。さらに、究極のドラゴンボールはその後、宇宙へと飛んで行ってしまい、1年以内に全ての球を集めなければ地球が爆発することが判明。そこで、子どもの姿になった孫悟空はドラゴンボールを集めるため、孫のパンや、ブルマとベジータの息子トランクスと一緒に宇宙へと向かいます。

孫悟空Jr.とは「ドラゴンボールGT」と「ドラゴンボールTVスペシャル」に登場する、孫悟空及びミスター・サタンの血を引く子孫にあたる人物です。正確には孫悟空の孫であるパンの孫の孫にあたり、本名は「ドラゴンボール」シリーズの主人公である孫悟空と同姓同名ですが、先祖と紛らわしいため、パンの孫の孫にあたる孫悟空には「Jr.」と付けて差別化されています。

また、孫悟空Jr.は幼少期から孫悟空とそっくりな見た目をしており、パンから彼女の祖父と同じ「孫悟空」と名付けられたのも納得だと言われています。また、その年齢や誕生日は不明で、性別は男、地球で暮らす地球人ですが、どれくらいサイヤ人の血が残っているかは不明です。そして、身長や体重も不明ですが、当時の孫悟空と同じなら身長は123㎝、体重は26㎏と推測されています。

さらに、孫悟空Jr.のトレードマークは額に巻いた赤いバンダナで、孫悟空の父親バーダックを彷彿とさせると言われています。また、孫悟空Jr.の大好物は高祖母のパンが作るハンバーグで、化け物がいると噂のパオズ山までパンを救うために向かうなど、孫悟空Jr.にとってパンがどれほど大切な存在なのかうかがえるエピソードとされています。

「ドラゴンボール」に登場当初の孫悟空Jr.は、同級生から馬鹿にされるほど臆病な性格で、キャッチボールもままならず、泣き虫。パンとの修行にも全然ついていけませんでした。その姿はまるで子ども時代の悟飯を思わせる孫悟空Jr.ですが、おなかがすぐに空くところは孫悟空とよく似ていると言われています。また、人に対してお尻ぺんぺんで挑発するお調子者なところなどは悟天似のようで、先祖のあらゆる一面を引き継いでいます。

そんな孫悟空Jr.ですが、ある日、体調を崩して倒れたパンから、本当の強さとは力ではなく、勇気を持って行動することだと教わります。それ以降、少し心が強くなった孫悟空Jr.は終盤では自身の臆病な性格を乗り越え、勇気を持って行動できる少年へと成長を遂げました。それでも、他人を疑わない人柄なため、騙されやすい性格は以前と変わりません。

次に、孫悟空のJr.の強さや能力について考察していきます。登場当初は臆病で泣き虫で何もできないキャラとして描かれていた孫悟空Jr.。しかし、パニックになって高い木の上に登ったり、知らないうちに相手を気で吹っ飛ばしたりしていました。さらに、無意識のうちに相手の邪悪さを感じ取るなど、時折、隠された能力の片鱗を見せていました。

そんな彼の隠された能力が決定的になったのが物語の中盤、パンを救うために向かったパオズ山でのシーンでした。山の化け物マンバに捕らわれた孫悟空Jr.でしたが、その瞳の色が一瞬、青色に変化し、相手を吹き飛ばしてしまいました。パンの修行にもろくについていけなかった孫悟空Jr.ですが、その潜在能力を発揮し、超サイヤ人になる兆候を見せました。

さらに、物語終盤ではパオズ山の主妖魔王から攻撃されても、少し痛がる程度で済んでいました。そのことから、潜在的にフィジカルの強さを兼ね備えていることがうかがえます。そんな孫悟空Jr.に足りないのはあとは心の強さだけでした。しかし、クマの親子のピンチに直面し、守りたいという強い思いから、孫悟空Jr.はとうとう超サイヤ人へと覚醒。妖魔王に対して圧倒的なパワーで勝利しました。

「ドラゴンボールGT」の最終話にて、孫悟空Jr.が再登場。このときの孫悟空Jr.は臆病な心を乗り越え、立派な戦士に成長していました。そして、天下一武道会にて、見た目も性格もベジータにそっくりなベジータjrと出会い、空中戦を繰り広げます。

その後、互いに超サイヤ人化した孫悟空Jr.とベジータJr.でしたが、最終的にどちらが勝ったのかは描かれませんでした。また、実はこの孫悟空Jr.とベジータJr.の試合を孫悟空も観戦していました。どうやら別の世界からやって来たようです。そして、孫悟空は自身の子孫・孫悟空Jr.とベジータの子孫・ベジータJr.の試合を楽しそうに見つめていました。

スマホゲーム「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」にも孫悟空Jr.は登場し、カード化もされています。また、ガチャではなくイベントにて入手することができ、課金しなくても極限まで強化可能なカードとなっています。

「ドラゴンボールGT」などに登場する孫悟空Jr.のアニメ声優は、主人公・孫悟空と同じ野沢雅子さんが担当しています。野沢雅子さんは1936年10月25日生まれ、東京都荒川区日暮里（当時の東京府東京市荒川区日暮里）出身です。所属事務所は青二プロダクション、女優として1939年にデビューし、1950年代から声優として活動しているベテラン声優です。さらに、劇団ムーンライト主宰や日本俳優連合副理事長なども兼任しています。

「ドラゴンボール」孫悟空役、孫悟飯役、孫悟天役、バーダック役、ベジット役、ゴジータ役、ゴテンクス役など、「ドラえもん」ドラえもん（2代目）役、「ゲゲゲの鬼太郎」鬼太郎（初代）役、目玉おやじ（2代目）役、「銀河鉄道999」星野鉄郎役、「いなかっぺ大将」風大左衛門役、「ONE PIECE」Dr.くれは役、「デジモンテイマーズ」ギルモン/グラウモン役、「ど根性ガエル」ひろし役、「釣りキチ三平」三平三平役などです。

他に「トム・ソーヤーの冒険」トム・ソーヤー役、「あらぐまラスカル」ラスカル役、「怪物くん」怪物くん役、「ガンバの冒険」ガンバ役、「ドロロンえん魔くん」えん魔くん役、「プロゴルファー猿」猿丸役、「仮面の忍者 赤影」青影役、「ドラえもん のび太と奇跡の島」のび助/ダッケ役、「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」ブラックノーズ役、「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」ヒスイ役などです。

こちらは「ドラゴンボール」の孫悟空Jr.に関するツイートです。孫悟空Jrの声も孫悟空と同じ野沢雅子さんが担当しており、とてもかわいいキャラだと高く評価されています。

こちらも「ドラゴンボール」の孫悟空Jr.に関するツイートです。孫悟空Jr.と孫悟空の会話シーンが好きだと評価されており、感動するという感想となっています。

こちらも「ドラゴンボール」の孫悟空Jr.に関するツイートです。孫悟空Jr.が孫悟空と出会うシーンが大好きだという感想で、2人の絆に感動したそうです。

いかがでしたか？「ドラゴンボール」に登場する孫悟空Jr.について、その正体や性格、強さや能力を考察してきました。そして、孫悟空Jr.は孫悟空の孫であるパンの孫の孫であり、その見た目は孫悟空とそっくりであること。臆病で泣き虫な性格ですが、次第に心が強くなっていったこと。時折、隠された能力の片鱗を見せており、物語中盤では超サイヤ人へと覚醒したことなどが分かりました。

さらに、孫悟空Jr.の登場シーンやベジータJr.との関係をネタバレで考察し、アニメ声優・野沢雅子さんについてもみてきました。そして、孫悟空Jr.は「ドラゴンボールGT」の最終話に再登場し、立派な戦士として天下一武道会でベジータJr.と戦ったこと。さらに、スマホゲーム「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」でも登場したことなどが分かりました。皆さんもぜひ「ドラゴンボール」の孫悟空Jr.の活躍に注目してみてください！