【ドラゴンボール】閻魔大王の強さ・戦闘力は？フリーザやセルより強い？

背広にネクタイとツノが生えた帽子、そして10ｍはあると思われる巨体が特徴的な閻魔大王。悟空たちを裏から見守っているような存在で、作中ではさまざまなシーンで活躍していました。そこで、ここからは閻魔大王の強さ・戦闘力を紹介しつつ、その強さとフリーザとセルの強さ・戦闘力を比較考察していきます。それではまず、閻魔大王が登場する漫画・アニメ『ドラゴンボール』の作品情報からご覧ください。

『ドラゴンボール』とは、世界中に散らばった「ドラゴンボール」を探す主人公・孫悟空の活躍を描いた冒険・バトル漫画です。本作は世界中で絶大な人気を誇る漫画・アニメ作品で、国内における単行本の発行部数が1億6000万部、全世界累計発行部数が2億6000万部を記録した実績があります。また、映画『ドラゴンボール超 ブロリー』では全世界興行収入が135億円を突破しました。

今回、ご紹介する閻魔大王は漫画『ドラゴンボール』の第18巻で初登場しています。18巻では、悟空が犠牲になるのと引き換えに一人目のサイヤ人を倒すことに成功したものの、地球にはさらに強いサイヤ人が迫ってきていました。そこで、ピッコロはサイヤ人を迎え入れるべく、悟空の息子である悟飯を鍛えることに。一方、死んだ悟空もまた宇宙を統べる界王の元で修行しますが…

• 名前：閻魔大王
• 身長：およそ10ｍ
• 服装：ツノが生えた帽子、背広にネクタイ
• 仕事：閻魔帳に記載された生前の功罪に基づいて天国か地獄行きかの決定を下す

『ドラゴンボール』のサイヤ人編にて初登場した閻魔大王は、この世とあの世の法則を司る存在です。地球の神が閻魔大王の機嫌を損ねないように配慮していることから、閻魔大王の立場の方が上であることが窺えます。それ相応の力も有しており、ラディッツを軽く取り押さえるほどの強さに加え、死者の魂に対する絶対の権力を持ち合わせていました。

神よりも格上の存在である閻魔大王は、あの世の鬼たちから「大王様」「閻魔さま」、神様からは閻魔さまと呼ばれていました。しかし、主人公の孫悟空は閻魔大王のことを「閻魔さん」や「閻魔大王のおっちゃん」と呼ぶなど馴れ馴れしい呼び方をしていました。ちなみに、悟空の閻魔大王のおっちゃんという呼び方は映画『復活のイリュージョン』にて見ることができます。

閻魔帳に記載された生前の功罪に基づいて天国か地獄行きかの決定を下す役目を担っている閻魔大王。机の上で仕事をしている印象を抱いている方はきっと多いのではないでしょうか？実際に閻魔大王が戦うシーンが描かれておらず、どの程度の強さ・戦闘力を持つのか分かりません。そこで、ここからは閻魔大王の強さを考察しつつ、フリーザやセルよりも強いのか明らかにしていきます。

閻魔大王の強さ・戦闘力について、正確には分からないものの閻魔大王は強さを予測できるセリフを放っていました。そのセリフが放たれたのは悟空の兄であるラディッツが死んだ時です。悟空が閻魔大王にラディッツがラディッツは来たか、暴れたのかと問いかけると閻魔大王が「暴れおったがこのわしがとりおさえてやったわい」と返しています。これは閻魔大王の強さの方がラディッツよりも勝っていることを裏付けているのではないでしょうか？

ただ、閻魔大王の強さがラディッツの強さを上回ると考えた悟空は、閻魔大王に鍛えてもらおうかと発言しますが、神様が「界王さまはもっと強い」というセリフを放っていることから、閻魔大王よりも界王の強さの方が勝っていることが分かります。そして、名前が挙がった界王自身はベジータやナッパなどのサイヤ人の方が強いと発言していることから、閻魔大王もまたベジータやナッパよりも強くはないと考えられます。

ベジータやナッパなどのサイヤ人や界王よりも弱いことが判明した閻魔大王。では、閻魔大王は地獄にいる描写があったベジータやセルよりも強いのでしょうか？まずフリーザやセルは圧倒的な強さを誇るため、地獄にいる鬼が彼らを取り押さえたとは到底考えられません。

そこで、閻魔大王がその代わりに取り押さえたのだと考えられるのですが、そもそもフリーザやセルはベジータたちよりも強いため、閻魔大王がどのようにして二人を取り押さえたのか疑問が浮上します。これはおそらく、あの世にきた人物は肉体が無く魂の状態となっていることが関係していると考えられます。なぜなら、魂の状態では生前の強さをあの世で発揮できないからです。

だからこそ、閻魔大王はフリーザとセルを取り押さえることができたのでしょう。また、これはラディッツにも当てはまります。しかし、閻魔大王がラディッツを取り押さえたことに対して悟空が称賛した際、閻魔大王はそれを素直に受けていました。つまり、閻魔大王はラディッツよりも強いことを自負していると考えられることから、やはり閻魔大王の方がラディッツよりも強いと言えます。

閻魔大王の強さ・戦闘力は彼が「蛇の道」の達成者であることからも測ることができます。そもそも蛇の道とは、天国と地獄を審判する場所から界王の場所へと行く時に通る道であり、閻魔大王が達成してから1億年の間誰も達成したことがないという過酷な道でもありました。ちなみに、蛇の道の下は雲が一面に広がっているのですが、その下は地獄であり、閻魔大王が「蛇の道から落ちてもわしは知らんからな」と言ったように危険な場所です。

閻魔大王はあの世の鬼たちから「大王様」「閻魔さま」、神様からは閻魔さまと呼ばれているのですが、やはり敬称で呼ばれるだけの役目を負い、それに伴う仕事量を毎日こなしているようです。どうやら、そんな彼についてネット上では苦労人だった？と疑問視されています。そこで、ここからは閻魔大王の仕事量や性格を見ていきましょう。

『ドラゴンボール』の世界では一度死ぬと魂の状態であの世にいくという決まりがあるのですが、そこで天国行きか地獄行かの判断を下しているのが閻魔大王でした。ということであれば、閻魔大王の仕事量は膨大なものとなります。

これは現実世界で考えると分かります。現実世界における一日の平均死者数は15万人となっているため、この数を『ドラゴンボール』の世界に当てはめれば、閻魔大王は最低でも星一つで一日15万人の生前の功罪を見ていかなければならなくなるわけです。

さらに、一人一秒のペースで対応したとしても15万人を裁くのに41時間を要することになるため、一日ですべてを裁くとすれば一人0.5秒で対応しなければならなくなります。それが地球だけでなく全ての星となれば、どれくらいの仕事量になるのか想像もつきません。実際に魔人ブウ編にて地球人が大量に死亡した時、閻魔大王は「忙しくてかなわんぞ」と弱音を吐いていました。

普段から膨大な仕事量をこなしているであろう閻魔大王ですが、おそらくドラゴンボールの存在によってさらに仕事量が増えていると考えられます。閻魔大王は閻魔帳に記載された生前の功罪に基づいて吟味し、その後魂の送り先を天国行きか地獄行か判断しています。

つまり、ドラゴンボールで復活してしまえば閻魔大王がおこなってきた仕事が無意味になってしまい、また新たに死者としての記録も書き換えなければならなくなるわけです。おそらく、だからこそ老界王神は混乱を招くという理由でドラゴンボールの使用をひかえるように警告していたのでしょう。

閻魔大王は融通の利く人物です。実際に対魔人ブウ戦のために地獄行きのベジータに肉体を与えた上であの世に留めていたり、魔人ブウに食べられてしまった悪魔界の王ダーブラをあえて天国行きにしたりしていました。

『ドラゴンボール』に登場する閻魔大王の名言や名セリフの一つに「がんばらんかい孫悟空…」に続く一言があります。悟空が魔人ブウを倒すために元気玉を作成する時に閻魔大王が放ったセリフです。息を切らしながらこのセリフを放っていることから、閻魔大王の熱意がひしひしと伝わってきます。

続いて『ドラゴンボール』に登場する閻魔大王の名言や名セリフの一つに「ふーん、きこえたぞ地球の神よ…」に続く一言があります。悟空が閻魔大王の強さを理解して修行してもらおうかと言ったのに対して、神様は界王様の方が強いと言ってしまいました。それを聞いていた閻魔大王が、神様に向かって冗談交じりにこのセリフを放っています。

続いて『ドラゴンボール』に登場する閻魔大王の名言や名セリフの一つに「もしもの事を考えて…」に続く一言があります。魔人ブウによって地球人が殺され、その後悟空が魔人ブウと闘っている時に閻魔大王が放ったセリフです。閻魔大王はそのままにしておいたベジータの魂に肉体を与えています。閻魔大王が機転を利かせていなかったらともしもの可能性を考えると、その判断がブウとの勝敗を分けたと言っても過言ではありません。

アニメ『ドラゴンボール』にて閻魔大王を演じた郷里大輔(ごうりだいすけ)さんは、声優事務所「青二プロダクション」に所属していた声優、ナレーター、俳優です。プロフィールはそれぞれ生年月日が1952年2月8日(57歳没歳)、出身地が東京都江東区となっています。声優デビュー作はアニメ『キューティーハニー』で、以降はアニメ、ゲーム、吹き替えのジャンルを中心に声優活動をおこなっていたようです。

• 1981年～：戦国魔神ゴーショーグン(ケルナグール司令官〈ヤッター・ラ・ケルナグール  役)
• 1983年～：キン肉マン(ロビンマスク、ブラックホール、アシュラマン  役)
• 1983年～：スプーンおばさん(ブービィ  役)
• 1983年～：装甲騎兵ボトムズ(ブリ・キデーラ  役)
• 1984年～：OKAWARI-BOY スターザンS(鉄人ウルトラZ  役)
• 1984年～：ゴッドマジンガー(デリヤ  役)
• 1985年～：機動戦士Ζガンダム(バスク・オム  役)
• 1986年～：ゲゲゲの鬼太郎(エンマ大王  役)
• 1986年～：ドラゴンボール(ウミガメ、イエロー大佐  役)
• 1988年～：魁!!男塾(江田島平八  役)

『ドラゴンボール』に登場する閻魔大王の判断結果に関する感想や評価があがっています。どうやら、閻魔大王がどうやってフリーザやセルを裁いたのか気になっているようです。感想では触れられていませんが、閻魔大王が実力で取り押さえていないことを前提にした意見となっていることから、閻魔大王がフリーザやセルよりも弱いと考えてられているのかもしれません。

『ドラゴンボール』に登場する閻魔大王と作品内容に関する感想や評価があがっています。どうやら、閻魔大王の存在があれば『ドラゴンボール』の物語は円滑にことが運ぶと考えられているようです。確かに閻魔大王がブウやフリーザ、ベジータたちに下した判断結果を見れば何でもできてしまうように思うかもしれません。

『ドラゴンボール』に登場する閻魔大王の強さに関する感想や評価があがっています。こちらでは閻魔大王の強さに注目されているようです。やはり閻魔大王の強さについては他のツイートでも触れられていました。また、実は苦労人ではないかと疑問視されているので、これを機に閻魔大王の活躍に注目してみると良いかもしれません。

『ドラゴンボール』に登場する閻魔大王の強さ・戦闘力を紹介しつつ、その強さ・戦闘力がフリーザやセル、ラディッツよりも強いのかを考察してきましたがいかがでしたか？実はかなりの激務を毎日こなしつつも状況次第で融通の利く閻魔大王。そんな彼は悟空たちのことを裏で見守ってくれているような存在と言えるでしょう。これを機に『ドラゴンボール』をご覧になった際は、閻魔大王の活躍シーンに注目して頂けると幸いです。