【ドラゴンボール】北の界王の戦闘力や必殺技は？声優はナレーションと同じ？

『ドラゴンボール』のサイヤ人編にて初登場を果たした北の界王は、さまざまな場面でダジャレを言うキャラとして知られています。ここからは、そんな北の界王の戦闘力や必殺技、セリフについて見ていきましょう。それではまず、北の界王が登場する漫画・アニメ『ドラゴンボール』の作品情報やあらすじ、北の界王のプロフィールからご覧ください。

『ドラゴンボール』とは、1984年11月20日から1995年6月5日にかけて週刊少年ジャンプより連載されていたバトル漫画です。主人公・孫悟空を中心に展開する「冒険」や「友情」などを描いた漫画となっており、1986年からはフジテレビ系列にてテレビアニメが放送されました。また、2018年には映画『ドラゴンボール超 ブロリー』も公開され、全世界興行収入は135億円を突破しています。

ここでは当記事で紹介する北の界王が登場した、漫画『ドラゴンボール』のサイヤ人編のあらすじを簡単にまとめていきます。サイヤ人編はピッコロとの闘いから約5年後の様子が描かれています。主人公・孫悟空は、宇宙より来襲してきたラディッツから、自分が惑星ベジータの戦闘民族・サイヤ人であることを知らされました。同時に始まったラディッツ戦では宿敵であるピッコロと手を組んでラディッツを倒したものの、新たな強敵が現れ…

サイヤ人編にて初登場する界王は、当初全宇宙の頂点に立つ存在として単に「界王」と呼ばれていたものの、のちに界王には担当する宇宙が存在していたことが判明します。当記事で紹介するのは、東西南北の界王神の一人である北の界王です。北の宇宙を担当しており、見た目は薄い青色とふっくらとした体型、サングラスに長い触角状のものがついた黒い帽子が特徴的でした。

北の宇宙を担当している北の界王。彼は『ドラゴンボール』の物語における重要人物の一人で、普段からダジャレを言うなどユーモア溢れながらも、いざと言う時には冷静に物事に対処するキャラでもありました。では、そんな北の界王の戦闘力や強さはどの程度なのでしょうか？ここからは、北の界王の必殺技の情報を交えつつ、戦闘力や強さを紹介していきます。

結論から言うと、北の界王の戦闘力は3,500だとされています。宇宙最強の存在として登場したフリーザの変身前の戦闘力は53万で、3,500という数字はラディッツやナッパの戦闘力に近いです。一応戦える程度の戦闘力といったところでしょう。また、北の界王は神様という立場上戦闘に参加することがほとんどないため、3,500の戦闘力でも問題ないのかもしれません。

戦闘力が3,500だとされている北の界王は戦闘描写がありません、しかし、悟空に自身が完成させることができなかった必殺技の「界王拳」と「元気玉」を伝授しています。

悟空はその二つの必殺技を見事習得することに成功し、その後さまざまな戦闘シーンで活用して戦いを有利に進めていました。特に元気玉は悟空がスーパーサイヤ人に変身できるようになってから使用機会が減ってしまった界王拳よりも使用頻度が多く、今でもさまざまな強敵を相手に使用して勝利を収めています。

どうやら、北の界王の声優は『ドラゴンボール』シリーズのナレーションを務めた方と同じようです。そこで、誰がナレーションを務めつつ北の界王役を演じたのかを調べたところ、その方は八奈見乗児さんと龍田直樹さんの二人であることが分かりました。ここからは、北の界王役とナレーションを務めた八奈見乗児さんと龍田直樹さんのプロフィールを見ていきます。

アニメ『ドラゴンボール』にて北の界王役を演じた八奈見乗児(やなみじょうじ)さんは、声優事務所「青二プロダクション」に所属していた声優、俳優、ナレーターです。プロフィールはそれぞれ生年月日が1931年8月30日、出身地が東京都となっています。ドラゴンボールのナレーションも務めており、北の界王役はドラゴンボールZ・GT・改、超第2話から第12話、劇場版第6作・第7作・第11作・第12作・第15作・第18作にて演じています。

声優デビュー作はアニメ『狼少年ケン』で、1963年から声優活動をスタートしました。以降はアニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーションのジャンルを中心に声優活動をおこなっているようです。これまでに出演した作品には、『ハッスルパンチ(ガリガリ博士 役)』、『巨人の星(伴宙太 役)』、『ヤッターマン(ボヤッキー 役)』、『ゲゲゲの鬼太郎(一反もめん 役)』などがありました。

アニメ『ドラゴンボール』にて北の界王役を演じた龍田直樹(たつたなおき)さんは、声優事務所「青二プロダクション」に所属している声優、ナレーターです。プロフィールはそれぞれ生年月日が1950年9月8日、出身地が和歌山県岩出市となっています。ドラゴンボールのナレーションも務めており、北の界王役は『ドラゴンボール超』の第14話から第84話までの間で演じていました。

声優デビュー作はアニメ『ドン・チャック物語』で、1976年から声優活動をスタートしました。以降はアニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーションのジャンルを中心に声優活動をおこなっているようです。これまでに出演した作品には、『機動戦士ガンダム(マーカー・クラン 役)』、『ドラえもん(スネツグ、骨川スネ夫 役)』、『ドラゴンボール(ウーロン 役)』、『21エモン(ゴンスケ 役)』などがありました。

ここまで『ドラゴンボール』にて描かれた北の界王の戦闘力や強さ・必殺技を見てきましたが、実際にどの登場回で強さや必殺技を見ることができるのでしょうか？ここからは、登場シーンやセリフを紹介するので北の界王の強さ・戦闘力を測る際の参考にしてみてください。

北の界王は『ドラゴンボール』のサイヤ人編にて初登場を果たしていました。北の界王がいる界王星へと、ラディッツ戦によって死亡した悟空がやってきた時から北の界王と悟空の関係が深まっていくようになります。

悟空は北の界王に修行を付けてもらうように頼みますが、北の界王からダジャレの入門テストに合格することを条件として提示されました。悟空はそのテストに見事合格。その後、北の界王の必殺技を伝授させる修行がスタートしています。では、その後北の界王はどのシーンで登場したのか？ここからは、北の界王の登場シーンを見ていきましょう。

北の界王が登場したフリーザ編では、界王星によってきたヤムチャや天津飯、ピッコロを指導しています。アニメ版『ドラゴンボール』では、ヤムチャたちの相手役としてギニュー特戦隊を呼び寄せていました。その後、悟空以外のZ戦士を地球に転移させることに成功。それには地球のドラゴンボールが使用可能だということに気付いたことがきっかけとなっています。

続いて北の界王が登場する人造人間編では、セルと悟空の戦いに巻き込まれて死亡しています。セルが自爆しようとしていたため、その被害を防ぐべく界王星まで連れていったからです。その結果、界王星に連れて行った北の界王までもがセルの自爆に巻き込まれる形となってしまいました。

続いて北の界王が登場する魔人ブウ編では、ブウには元気玉で対抗するしかないと判断した悟空が元気玉を作ろうとする際、北の界王はそれに協力するよう地球人全体に呼びかけをおこなっていました。残念ながらその後北の界王は死亡してしまいます。さらに、その後も生き返ることなくずっと死んだままとなっており、『ドラゴンボールZ』では北の界王が死んでしまったということで、あの世一武道会が開催されていました。

『ドラゴンボール』にて登場した北の界王のセリフの一つに「ふふふ…わしは… う～～ん…」に続く一言があります。このセリフは悟空が北の界王と対面した際、北の界王が自己紹介する前に放たれていました。北の界王のユーモア溢れる人物像を、自己紹介する以前から思い浮かばせるセリフとなっており、おそらく北の界王はこのセリフでユーモアを表現しつつ、自己紹介をしようとしていたのでしょう。

続いて『ドラゴンボール』にて登場した北の界王のセリフの一つに「残念だったな…今使っておるのが…」に続く一言があります。このセリフはナメック星にて悟空とフリーザが戦っている時に北の界王が放っていました。北の界王がヤムチャや天津飯たちに悟空の界王拳の限界値を伝えると、天津飯はフリーザに勝てると確信します。

ただ、天津飯は界王拳を限界までパワーアップした場合を想定していました。ところが、悟空は既に10倍の界王拳を使った状態でフリーザと戦っていたのです。一方、北の界王は上記のセリフから窺い知れる通り、界王拳のことを冷静に分析していました。普段はダジャレを言うなどユーモア溢れる人物ですが、慎重かつ冷静な性格をしているのが垣間見えるセリフと言えるでしょう。

北の界王はうっかりものな性格をしています。作中では北の界王のうっかりした性格によって、孫悟空以外のZ戦士の死亡シーンとナメック星人の復活シーンに多大な影響を与えてしまいました。そのうっかりエピソードというのが、まず悟空以外のZ戦士の場合は孫悟空が蛇の道を戻るために要する日数を計算に入れていなかったこと、次にナメック星人の場合はナメック星人を地球に帰還させる際にベジータの存在を計算に入れていなかったことです。

北の界王と言えば、ダジャレ好きな性格をしているイメージを持つ人は多いかもしれません。実際に作中ではそのイメージを定着させるだけの頻度でダジャレを言っており、特に修行を付けてもらうためにはダジャレの入門試験が用意されていたというエピソードが印象深いです。また、北の界王はダジャレを言って笑わせなければ不機嫌になってしまいます。

『ドラゴンボール』シリーズのナレーションを務めた八奈見乗児さんに関する感想や評価があがっています。こちらでは八奈見乗児さんが「あのナレーションは忘れることはない」と高く評価されているようです。やはり、ナレーションだけでなく北の界王やブリーフ博士、国王、バビディといったキャラの声を務めた八奈見乗児さんの声は印象深いようです。これを機に八奈見乗児さんが務めたナレーションやキャラに注目してみてください。

『ドラゴンボール』シリーズのナレーションを務めた八奈見乗児さんに関する感想や評価があがっています。どうやら、魔人ブウ編にて界王、バビディ、ナレーション、ブリーフ博士が全員出てきたということで、その全ての声を担当した八奈見乗児さんは「忙しそう人」という印象を受けているようです。八奈見乗児さんの声に興味のある方は魔人ブウ編をチェックしてみると良いかもしれません。

『ドラゴンボール』の戦闘力を倍加させる界王拳に関する感想や評価があがっています。どうやら、界王拳が戦闘力の倍加だということで便利かつ有能だと評価されているようです。悟空に界王拳を伝授した北の界王が作中においていかに重要な人物なのか窺い知ることのできる意見だと言えるでしょう。北の界王に興味のある方は界王拳の詳細もチェックしてみると良いかもしれません。

『ドラゴンボール』に登場する北の界王について、戦闘力やセリフ、ナレーションと同じ声優などをまとめてきましたがいかがでしたか？東西南北にある宇宙の北区域を担当している北の界王は、さまざまな場面にて活躍する界王拳を悟空に伝授した重要人物の一人でした。

北の界王本人はダジャレ好きでうっかりものな性格をしていますが、サイヤ人編やフリーザ編、人造人間編などさまざまな場面にて活躍しています。これを機に北の界王の登場シーンや名言・名セリフ、アニメ声優などに注目して頂けると幸いです。