【ドラゴンボール】ジャネンバの強さ・戦闘力は？最強説や変身形態も考察

本記事ではアニメ映画「ドラゴンボール」に登場したジャネンバの強さ・戦闘力・変身形態を紹介していきます。またジャネンバが最強のキャラクターと言われている理由や、孫悟空・ベジータとの戦いをネタバレしながら解説していきます。その他には、ジャネンバの声を演じた声優のプロフィールなどもまとめていきます。

ジャネンバが登場したのは「ドラゴンボールZ復活のフュージョン！！悟空とベジータ」というアニメ映画です。本作は1995年に公開されたアニメ映画で、「まじかる☆タルるートくん」「夢喰いメリー」などの作品に携わっている「山内重保」が監督を務めています。配給収入は12億円を突破しており、ビデオの販売本数は2万5千本以上というヒットを記録しています。

アニメ映画「ドラゴンボールZ復活のフュージョン！！悟空とベジータ」では魔人ブウ編よりも後の物語が描かれています。閻魔の館では天国と地獄の管理を行っており、若い鬼がスピリッツロンダリング装置のタンクを換え忘れた事で邪気が漏れ出してしまいます。そのため若い鬼の体を媒介にしたジャネンバという怪物が誕生し、地獄が混乱した事でフリーザなどの悪人たちが復活してしまいます。

アニメ映画「ドラゴンボール」のジャネンバは邪気が集まって誕生した怪物です。登場当初は太った体型をしている無邪気な存在でしたが、戦いの途中で巨体を圧縮させて筋肉質な姿に変貌しています。普通の会話は不可能ですが、ゲームでは魔人ブウだけが言葉を理解しています。デザインはアニメーターの「山室直儀」が担当しており、鳥山明は変身後のジャネンバのデザインが気に入っているようです。

ジャネンバベビーは「ドラゴンボールヒーローズ」に登場したゲームオリジナルのキャラクターです。ドラゴンボールGTに登場したベビーがジャネンバに寄生した姿で、バビディに洗脳された「破壊王ジャネンバベビー」という形態も登場しています。単純な強さ・戦闘力はベビーよりもジャネンバの方が上ですが、ジャネンバがベビーに体を支配されている状態のようです。

ここからはアニメ映画「ドラゴンボール」に登場したジャネンバの強さ・戦闘力を考察していきます。ジャネンバには変身形態があるので、変身前と後の強さ・戦闘力を考察していきます。またジャネンバが最強の敵キャラクターと言われている理由を紹介していきます。

変身前のジャネンバは太った体型が特徴的で、「ジャネンバ」という言葉で喜怒哀楽を表現しています。ジャネンバから邪気を感じない孫悟空は遊び相手をしていましたが、「このままではやられる」と感じて超サイヤ人3に変身しています。孫悟空はフルパワーでジャネンバに猛攻撃を加えましたが、ジャネンバは体を圧縮させてパワーアップしてしまいます。

変身前のジャネンバは凄まじいパワーを持っており、孫悟空がパワーで押し切られる姿が描かれています。また魔法使いのような能力を持っているため、目の前で繰り出したパンチを別の場所に発生させるという攻撃を行っています。孫悟空が超サイヤ人3に変身するほどのため、変身前のジャネンバの戦闘力は1兆と予想されています。

孫悟空の猛攻撃を受けたジャネンバは体を液状に変化させ、筋肉質でスリムな体型に変身しています。変身後には超サイヤ人3を子供扱いするほどの強さになっており、破壊を楽しむ邪悪な存在になっています。また体をキューブ状に変化させる事ができるため、孫悟空の攻撃がまったく当たらない姿が描かれています。そのため孫悟空は窮地に立たされていましたが、ギリギリの所でベジータ・パイクーハンに救われています。

ベジータはプライドが高いキャラクターのため、ライバルである孫悟空と協力する事を嫌っています。ましてやフュージョンで合体するという選択肢はベジータの中にありませんでしたが、ジャネンバはベジータをフュージョンに追い込むほどの強さを見せています。そんな変身後のジャネンバの戦闘力は7兆以上と予想されています。

ドラゴンボールの戦闘力の予想数値はバラバラですが、ジャネンバは超サイヤ人ブルーよりも弱いと予想されています。ゴールデンフリーザは超サイヤ人ブルーを凌ぐ戦闘力を持つため、ジャネンバよりもゴールデンフリーザの方が強いかもしれません。またフリーザは「狡猾な性格」「頭の良さ」という強みもあるため、本能のままに暴れるジャネンバは敵ではないかもしれません。

ドラゴンボール超を含めると、最強の敵キャラクターは「ジレン」です。ジレンは孫悟空・フリーザ・17号をまとめて相手にしているため、ジャネンバはジレンに勝てない可能性が高いです。またブロリーは映画によって強さが違いますが、ゴジータと互角に戦う姿が描かれているため、ジャネンバはブロリーにも勝てないかもしれません。

年月を重ねた事で「ジレン」「ゴールデンフリーザ」「新ブロリー」という強者が登場していますが、ジャネンバは当時の敵キャラクターの中では最強と言われていたようです。次作のアニメ映画には「ヒルデガーン」という敵が登場していますが、ヒルデガーンは超サイヤ人3の孫悟空に倒されているため、ジャネンバはヒルデガーンよりも強い事が分かります。

前述したように、「ドラゴンボールヒーローズ」にはベビーがジャネンバに寄生した「ジャネンバベビー」という敵キャラクターが登場しています。ジャネンバベビーの戦闘力は最高で7700兆と言われているため、戦闘力のインフレが凄い事になっているようです。また超サイヤ人4の孫悟空はそれよりも強いと言われているため、ドラゴンボールの戦闘力はあまり参考にならない数値になっているのかもしれません。

強さ・戦闘力や最強と言われている理由を考察した後は、アニメ映画「ドラゴンボール」で描かれたジャネンバの活躍を紹介していきます。ジャネンバは最強説が浮上している強者のため、作中で孫悟空・ベジータを圧倒しているようです。ジャネンバが死亡した理由なども解説していきます。

満タンになったタンクから地獄の邪気が溢れた事でジャネンバは誕生しています。地獄の異常を知った孫悟空はパイクーハンと共に閻魔のもとに向かいましたが、ジャネンバが張った結界で行く手を阻まれてしまいます。そのため超サイヤ人3に変身した孫悟空はジャネンバに猛攻撃を仕掛けましたが、新たな形態に変身したジャネンバには手も足も出ませんでした。

孫悟空は窮地に立たされていましたが、そこに肉体を取り戻したベジータが現れました。そのため今度はベジータが攻撃を仕掛けましたが、ベジータもジャネンバに圧倒された事で落胆してしまいます。そしてジャネンバを倒すために孫悟空がベジータをフュージョンに誘い、ベジータはその誘いを嫌がっていましたが、他に手段が無かった事で渋々提案を受け入れています。

ジャネンバは物質を変化させる能力を持っているため、落ちていた棍棒を鋭い剣に変化させています。またガラスの光のような光線を出す事もできたため、ジャネンバの多彩な攻撃に孫悟空たちは翻弄されています。そのため焦った孫悟空たちはフュージョンが失敗した「ベクウ」という肥満体に変身してしまいます。

ジャネンバの攻撃を受けていた孫悟空たちはフュージョンする時間が取れませんでしたが、パイクーハンが身を挺して時間を稼いでいます。そのためパイクーハンがジャネンバの攻撃で気絶した時に孫悟空たちはフュージョンを成功させ、最強の戦士・ゴジータに変身しています。そしてゴジータはジャネンバを子供扱いする強さを見せ、最後は虹色のエネルギー弾でジャネンバを浄化しています。

変身形態や最強と言われている理由を知った後は、アニメ映画「ドラゴンボール」でジャネンバの声を演じている声優を紹介していきます。声優のプロフィール・経歴や、過去の出演作品を一覧でまとめていきます。ジャネンバの声は意外な大御所声優が担当しているようです。

アニメ映画「ドラゴンボール」でジャネンバの声を演じたのは声優の玄田哲章です。玄田哲章は岡山県出身で、1972年から声優活動を行っている人物です。学生時代の進路を決める時に芝居に興味を抱いており、1970年に劇団薔薇座に入団しています。野沢那智に勧められた事が声優になったきっかけで、2010年には声優アワードで功労賞を受賞しています。

玄田哲章はアニメ「幽遊白書」で「戸愚呂弟」というキャラクターを演じています。戸愚呂弟は元人間の妖怪で、「暗黒武術会編」で戸愚呂チームの大将を務めています。筋肉量を自在にコントロールする能力を持っており、浦飯幽助との死闘の果てに命を落としています。そんな戸愚呂弟が登場した本作は1990年から1994年まで連載されていた漫画が原作で、1992年から1995年までアニメが放送されていました。

玄田哲章はアニメ「シティーハンター」で「海坊主」というキャラクターを演じています。海坊主は本作のメインキャラクターで、本名は「伊集院隼人」です。元傭兵という経歴を持つ日本人で、主人公・冴羽獠とは悪友のような関係です。そんな海坊主が登場した本作は1985年から1991年まで連載されていた漫画が原作で、1987年からアニメシリーズの放送がスタートしています。

玄田哲章はその他にも、「宇宙大帝ゴッドシグマ」「ハイスクール！奇面組」「クッキングパパ」「NARUTO」などのアニメでキャラクターの声を演じています。2022年4月時点の所属事務所は「81プロデュース」で、本名は「横居光雄」です。太く低い声質を持つ声優で、洋画作品では「アーノルド・シュワルツェネッガー」「サミュエル・L・ジャクソン」の吹き替えを担当しています。

変身形態・声優・最強と言われている理由を知った後は、アニメ映画「ドラゴンボール」に登場したジャネンバに関する感想を紹介していきます。アニメ映画「ドラゴンボールZ復活のフュージョン！！悟空とベジータ」は大ヒットしているため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。

敵キャラクターとして登場したジャネンバですが、ドラゴンボールファンからは「ジャネンバはかっこいい」という感想が挙がっているようです。また孫悟空とベジータを圧倒する絶望感が凄かったという感想も挙がっているようです。

凄まじい強さを持つジャネンバですが、強さがインフレしているドラゴンボール超の敵キャラクターと比べると弱い印象があります。そのため全ての敵キャラクターから最強を決める武闘会を開催して欲しいという感想が挙がっているようです。

ジャネンバが登場したアニメ映画「ドラゴンボールZ復活のフュージョン！！悟空とベジータ」は名作という感想が挙がっているようです。物語ラストに登場したゴジータが高い人気を誇るため、それも作品の評価が高い理由なのかもしれません。

本記事で紹介したように、ジャネンバの声は声優の玄田哲章が担当しています。玄田哲章は渋い声を活かして屈強な男性キャラクターを演じる事が多いため、ジャネンバ役が意外と感じたファンが多いようです。また玄田哲章が可愛い声で「ジャネンバ」と言っている事が面白いという感想も挙がっているようです。

本記事ではアニメ映画「ドラゴンボール」に登場したジャネンバの強さ・戦闘力・声優を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？現在のドラゴンボールには「ジレン」「ゴールデンフリーザ」「新ブロリー」という強敵が登場していますが、当時はジャネンバの圧倒的な強さに鑑賞者が驚いていたようです。そんなジャネンバが登場した本作を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。