【ドラゴンボール】魔封波はピッコロ大魔王を封印した最強の技！使うと死んでしまう？

漫画・アニメ『ドラゴンボール』ではさまざまな必殺技が登場しています。中には使用するとリスクを伴ったり死んでしまったりする技も存在していますが、そのうちの一つとして挙げられるのが「魔封波(まふうば)」という必殺技です。ここからは魔封波について、死ぬ人と死なない人の違いや弱点・使用できるキャラ、使用シーンなどをまとめていきます。それではまず、『ドラゴンボール』の作品情報から見ていきましょう。

『ドラゴンボール』とは、鳥山明氏によるSF・ファンタジー漫画です。本作は1984年11月20日から1995年6月5日までの間に全34巻(完全版)が連載されており、またその連載期間中にフジテレビ系列にて『ドラゴンボール』と『ドラゴンボールZ』が放送されました。そのほか『ドラゴンボールGT』、『ドラゴンボール改』、『ドラゴンボール超』が放送され、放送期間中は平均視聴率20％以上を記録するなど大ヒットを飛ばしています。

当記事で紹介する魔封波はピッコロ大魔王を封印するために生み出された必殺技です。『ドラゴンボール』ではピッコロ大魔王編にて初登場していました。ピラフ一味によって復活したピッコロ大魔王は、天下一武道会が終了したタイミングでクリリンや亀仙人など多くの武闘家たちを殺害します。悟空は仲間の仇を討つためにヤジロベーや仙猫カリンの協力を得てピッコロ大魔王に戦いを挑むのでした。

『ドラゴンボール』に登場した魔封波(まふうば)は、不死身のザマスを倒すのに有効な必殺技です。ピッコロ大魔王を封印するために生み出された必殺技でもあり、現在生きている登場人物の中で技の使い方を知っているのは魔封波を編み出した武泰斗の弟子・亀仙人を始め、神様(現在はピッコロ)と天津飯しかいません。

『ドラゴンボール』に登場した魔封波は、ピッコロ大魔王を封印するために亀仙人や鶴仙人の師匠である武泰斗が編み出した特殊技でした。しかし、術者の体への負担が激しいため、多大な代償を払わなければなりません。どうやら、魔封波を使うと死ぬ場合があるようです。そこで、ここからは魔封波を使用する際の代償とは何なのか？またどういった場合に死ぬのかを解説していきます。

ピッコロ大魔王を封印するために編み出された魔封波は、最強の技と言われるほどの強さを持っていますが、何も犠牲なくして使うことができません。魔封波の使用者は使用する代わりに死んでしまうのです。実際に魔封波を使用した亀仙人と武泰斗様は命を絶つこととなりました。しかし、魔封波を使用しても死なない人物も存在しており、その人物というのが天津飯と神様です。

使う代わりに死んでしまう魔封波。果たして魔封波は成功させると死亡するのか、はたまた魔封波自体を使用した時点で死亡してしまうのか？かなり曖昧なところがありました。実際にピッコロ大魔王に対して魔封波を使用した神様は生きており、最終的にはピッコロ大魔王も神様も無傷でした。さらに、人間の姿で魔封波を使用した神様はピッコロ大魔王に「魔封波返し」をされてしまい、逆に自分が魔封波を受けることとなります。

術者よりも遥かに強い敵でも封じることができる最強の技「魔封波」ですが、果たして魔封波さを使うと死ぬ人と死なない人の違いとは何なのでしょうか？魔封波の編み出した武泰斗を師に持つ亀仙人によれば、「一定の体力がない場合は死んでしまう」とのことでした。

亀仙人が言ったことを踏まえると、魔封波自体を使用した時点で命を落とすと考えられます。つまり、魔封波自体を使用した時点で死亡する場合は、自分の体力が低い状態、および相手との戦闘力に差が出ている状態が該当するわけです。だからこそ、戦闘力の差や魔封波に耐えきれる体力がなかった亀仙人と武泰斗様はピッコロ大魔王に魔封波を放った後に命を落としてしまったのでしょう。

使用する代償として術者の体への負担が激しく、一定の体力がない場合と使用する相手との戦闘力差が開いている場合は命を落とすことがある魔封波。ただ描写を見る限り、魔封波の習得自体はそれほど難しいわけではなさそうです。天津飯や神様、ピッコロは見よう見まねで練習を重ねた結果修得に至っていました。そこで、ここからは魔封波に必要なものや弱点・使用できるキャラを紹介していきます。

魔封波を放つためには炊飯器とお札の二つが必要とされています。なぜ炊飯器なのか？というと、それは使用する相手を密閉できる容器が必要だからです。そして、お札は「大魔王封じ」と刻印されたものが必要で、炊飯器とお札のどちらか一つが欠けていれば封印は失敗に終わってしまいます。作中では炊飯器以外に梅干しの壺、そして特殊なケースとして「大魔王封じ」という文字が刻印された小瓶が使われていました。

炊飯器とお札の二つを使うことが使用時の絶対条件となっている魔封波ですが、実は魔封波にはその条件が弱点に繋がっています。その弱点というのが、お札を剥すと一度封印した相手の封印が解けてしまうということです。

作中では外部からお札を剥して容器を開けたことにより、封印された人物が出てきていました。炊飯器や梅の壺などの容器に封印されている状態ではなす術がない最強の技ですが、外に仲間がいる相手に使用する場合は注意しなくてはなりません。

1人目に紹介する魔封波を使えるキャラは、悟空たち亀仙流の師匠である亀仙人です。亀仙人はピッコロ大魔王に対して魔封波を使用しているものの、失敗に終わったのちに命を落とします。その後、魔封波を力の大会でも使用していますが、ピッコロ大魔王の時とは違って命を落としていませんでした。

2人目に紹介する魔封波を使えるキャラは、亀仙人と鶴仙人の師匠である武泰斗様(むたいと)です。武泰斗様は魔封波の開発者であり、魔封波を使用してピッコロ大魔王を炊飯器内に封じ込めることに成功した人物でした。しかし、ピッコロ大魔王との戦闘力に差が開いていたせいか魔封波の使用と共に命を落としています。

3人目に紹介する魔封波を使えるキャラは、地球のドラゴンボールと神龍の創造主である神様(シェン)です。神様は地上で使用されていた魔封波を見て修得しています。その後ピッコロ大魔王に対して魔封波を使用するも、「魔封波返し」を使用され逆に封印されてしまいました。

4人目に紹介する魔封波を使えるキャラは、鶴仙人の弟子として登場した悟空の初期のライバル・天津飯(テンシンハン)です。天津飯は亀仙人が使っていた魔封波を見て体得しています。魔封波を体得するためにおこなっていた練習では何度も使用していますが、命を落としていません。

5人目に紹介する魔封波を使えるキャラは、主人公・孫悟空の宿敵として登場した魔族の長・ピッコロです。ピッコロはザマスを封印するためにおこなっていた練習や魔封波返しなどで魔封波を使用しています。彼もまた天津飯と同様に命を落としていません。

6人目に紹介する魔封波を使えるキャラは、本作品の主人公である孫悟空です。孫悟空はザマスを封印するために未来で体得しています。彼もまた天津飯やピッコロと同様に命を落としていません。

7人目に紹介する魔封波を使えるキャラは、ブルマとベジータの第1子の長男である未来トランクスです。未来トランクスはピッコロの魔封波を見てすぐに体得しています。その後ザマスに使用していますが、生命の危機に陥ることなく至って元気な姿を見せていました。

術者よりも遥かに強い敵であっても使用すれば封印することができる最強の技「魔封波」ですが、習得自体はそれほど難しいわけではないため、亀仙人、武泰斗様、神様(シェン)、天津飯、ピッコロ、孫悟空、未来トランクスといった7人のキャラが使用することができます。そして、『ドラゴンボール』で大活躍したのがザマスとの戦闘シーンです。そこで、ここからはザマスとの戦闘描写を詳しく見ていきます。

アニメ・漫画『ドラゴンボール超』では「現代のザマス」「未来のザマス」「第三(平衡世界)のザマス」の三者が登場しています。ザマスは極度に潔癖な性格ゆえに度が過ぎた正義感を持っており、過ちや愚行を繰り返す人間を粛清すべく行動したことによって、トランクスと戦うこととなりました。

しかし、ザマスは芯人と呼ばれる界王神や界王を輩出する特殊な種族であるため、唯一の倒し方は魔封波のみでした。そこで、トランクスはアニメ『ドラゴンボール超』の第62話にて、魔封波を会得するため悟空たちを過去に帰らせた後に亀仙人の元を訪れています。

『ドラゴンボール超』の第64話では、遂にトランクスによって魔封波が使用されました。さらに、トランクスは魔封波でザマスを壺に閉じ込めることに成功。その後、ザマスを封印した壺にお札を貼って完全に封じ込めることとなりますが、実はこの時に貼ったお札は亀仙人が書いてくれたものではありませんでした。ちなみに、魔封波を使用したトランクスは生きています。

魔封波は使うと死ぬ？死なない人との違いは？ということで、魔封波の詳細や使用に必要なもの、弱点・使用できるキャラ、実際の使用シーンなどをまとめてきました。どうやら、ネット上では魔封波が「最強の技説」、「炊飯器が置かれていれば魔封波を想起する」、「魔封波の使用シーン」などと言われ注目されているようです。そこで、ここからは魔封波に関する感想や評価を見ていきましょう。

『ドラゴンボール』における最強の技「魔封波」の使用条件である炊飯器に関する感想があがっています。どうやら、床に置かれた炊飯器を見ると魔封波を想起する「世代」というものがあるようです。他にも多くのツイートにて床に置かれた炊飯器を見て「魔封波されたのか？」と言われていたり、魔封波専用の炊飯器が販売されていたりと多くの場面で魔封波がネタにされていました。

『ドラゴンボール』における最強の技「魔封波」に関する感想があがっています。どうやら、魔封波最強説というものが存在するようです。他のツイートでも魔封波が最強だと言われているため、この方のように魔封波を修得していれば大抵の相手を何とかしてしまえるかもしれません。これを機に最強の技「魔封波」の習得方法についてもチェックしてみると良いでしょう。

『ドラゴンボール』における最強の技「魔封波」の使用シーンに関する感想があがっています。こちらではトランクスがザマスに放った魔封波は、怒り覚醒後だったからこそザマスに効いたのだと納得しているようです。一方、フロストの魔封波がブルーベジータに効いたという事実は、魔封波がいかに恐ろしい技であるのかを物語っているとのことなので、興味を持たれた方は戦闘力差を比較してみると良いかもしれません。

『ドラゴンボール』のピッコロ大魔王を封印した最強の技「魔封波」についてまとめてきましたがいかがでしたか？ピッコロ大魔王を封印するために生み出された魔封波は、芯人と呼ばれる界王神や界王を輩出する特殊な種族である不死身のザマスにも有効な最強の技でもありました。しかし、術者よりも遥かに強い敵でも封じることができるため、ほとんどの場合犠牲なくして使用することができません。

術者の体への負担が激しいからです。そのため、一定の体力が無い場合と使用する相手との戦闘力に差がある場合は命を落とすこともあります。現在、そんな魔封波を使えるキャラとして判明しているのが、亀仙人、武泰斗様、神様(シェン)、天津飯、ピッコロ、孫悟空、未来トランクスといった7人です。そして、魔封波に必要なものは炊飯器とお札の二つで、弱点にお札を剥すと一度封印した相手の封印が解けてしまうというものがありました。