【ドラゴンボール】スノはジングル村のかわいい少女！人造人間17号の妻？

『ドラゴンボール』のスノが17号の妻なのかを検証していく前に、スノのプロフィールを紹介していきます。スノがどんな人物なのかを知る事が出来る内容となっておりますので、事前に読んでおく事で後述のメインのまとめがより一層楽しめます。また、『ドラゴンボール』の作品情報も解説しますので、ぜひご覧になってみて下さい！

『ドラゴンボール』は鳥山明の漫画作品です。『週刊少年ジャンプ』にて1984年から1995年まで連載され、単行本はJC版が全42巻、完全版が全34巻となっています。物語は主人公の少年・孫悟空がドラゴンボール探しの旅をしていく中で多くの敵と戦っていくという冒険活劇でしたが、悟空や敵の強さが宇宙規模にまで上がってきた事で戦闘中心のバトル漫画へと変化していきました。

山奥に住む尻尾の生えた少年・孫悟空は、都から来た少女・ブルマから7つ揃えるとどんな願いでも叶うというドラゴンボールの存在を教えてもらい、2人でドラゴンボール探しの旅をする事になります。世間知らずの悟空の行動にブルマは驚く事もありましたが、類まれな強さを持っている悟空は現れる敵を次々と蹴散らしていきました。悟空は旅の中で今まで知らなかった世界を知る事になり、多くの仲間と出会い、強敵と戦っていきます。

スノは雪国にあるジングル村に住んでいる少女です。年齢はエイジ740年生まれの10歳で、赤毛のロングヘアーが特徴のかわいい容姿をしています。優しく活発な性格をしており、見ず知らずの悟空を助けて介抱していました。スノの住むジングル村は当初、レッドリボン軍によって占拠されており、ドラゴンボールを捜索する為に村の男性が強制的に駆り出されていたため、スノのドラゴンボールに対する印象は良くありませんでした。

家族は父と母との3人暮らしで、村長や村はずれに住む博士からも可愛がられています。『ドラゴンボール』の原作では当初スノという名前は明かされておらず、アニメ版でのみ明らかになっていましたが、『魔人ブウ編』で成長したスノが登場した時にはっちゃんのセリフにて初めて語られていました。名前の由来は『スノウ(雪)』からきています。

スノは作中ではブルマのようなメインキャラ扱いではありませんが、『ドラゴンボール』の様々なシリーズに登場しており、防災アニメ『悟空の交通安全』やゲーム作品『カカロット』などで再登場を果たしていました。ちなみに、『悟空の交通安全』はパラレルワールド扱いで、悟空とは初対面という設定となっています。また、アニメ『ドラゴンボール改』のゲーム作品『サイヤ人来襲』では22歳となった姿で登場していました。

ここからは、スノが人造人間17号の妻なのかを検証していきます。17号は『ドラゴンボール』の『人造人間編』で登場したレッドリボン軍のドクター・ゲロによって作られた人造人間ですが、『ドラゴンボール超』では誰かと結婚している事が明らかになりました。そして、17号の妻はスノだという噂がありますが、真相はどうなのでしょうか？また、スノのかわいい初登場シーンについても紹介していきます。

『ドラゴンボール超』での17号は結婚しており、自然保護管として働きながら妻と子供を養っています。しかし、17号の妻は『動物学者の娘』である事が分かっており、専業主婦らしかったスノの母親の条件とは当てはまっていないため、2人は夫婦という事実は無いようです。スノの住むジングル村にははっちゃんこと人造人間8号が暮らしていますが、スノが17号の妻だという噂はこの情報と混同した事によるものだと考えられます。

スノは『魔人ブウ編』で悟空に元気玉のパワーを送る時に再登場していましたが、この時のスノは34歳で、その後の物語である『ドラゴンボール超』では多少加齢しているはずですが、スノが結婚している様子が分かるシーンはありません。

スノの住むジングル村は当初レッドリボン軍の支配下にあり、村にはホワイト将軍が管理しているマッスルタワーが存在していました。このマッスルタワーに戦闘員として存在していたのが心優しい人造人間であるはっちゃんで、悟空と協力してマッスルタワーの破壊を果たします。その後、はっちゃんはジングル村の村長の家で暮らす事になりますが、スノとは家族同然の親しい関係となったようです。

『ドラゴンボール』の『孫悟空少年編』以降はしばらく登場していなかったスノとはっちゃんですが、20年以上が経過した『魔人ブウ編』では悟空が元気玉を作る際に再登場を果たし、2人で悟空の呼びかけに即座に反応して両手を上げていました。このシーンによって、スノとはっちゃんはジングル村で暮らしており、仲の良い関係である事が確認出来ます。

悟空はレッドリボン軍の飛行機に乗ってドラゴンボールを探している最中、あまりの気候の寒さによって運転していたロボットが凍ってしまった事でジングル村の近くに墜落してしまいます。悟空は雪の上で凍ってしまい、死にかけてしまいますが、これを救ってくれたのがスノです。スノは見ず知らずの悟空の足を持って引きずって自分の家まで連れていき、母親と一緒に悟空を温めて介護しました。

悟空を見つけて家まで引きずるシーンが初登場となったスノですが、重い悟空を真剣な表情で一生懸命引きずる姿がかわいい為、『ドラゴンボール』の隠れた名シーンです。その後、目を覚ました悟空に色々聞く姿も少女らしく、優しくて無垢なかわいいスノの性格が分かります。

悟空はジングル村の村長を助けるためにマッスルタワーに乗り込もうとしますが、初めて見た雪に対して『変なの』と言います。しかし、悟空は単身でレッドリボン軍に戦いを挑もうとしていたため、スノからしたら変なのは雪ではなく悟空の方で、『あの子の方がずっと変よね』と言っていました。この時のスノは悟空がマッスルタワーを攻略し、村を救ってくれるとは思っていなかったはずです。

『ドラゴンボール』のスノの声を担当した声優は渡辺菜生子です。東京都出身で1959年11月21日生まれの2022年3月現在62歳で、事務所は『青二プロダクション』に所属しています。高くてかわいい声質が特徴の声優で、『ドラゴンボール』シリーズでは他にプーアルや2代目のチチの声優も担当しています。また、他の代表作に『ちびまる子ちゃん』があり、渡辺菜生子はたまちゃんの担当声優となっています。

『ドラゴンボールZ』及び『改』、ゲーム作品などで成長したスノの声を担当した声優は田中真弓です。東京都出身で1955年1月15日生まれの2022年3月現在67歳で、事務所は『青二プロダクション』に所属しています。『ドラゴンボール』シリーズではクリリンの声優として知られているほか、ヤジロベーの声も担当しています。ほかの代表作には『ワンピース』があり、田中真弓は主人公のモンキー・D・ルフィの担当声優です。

『ドラゴンボール』のスノ推しだというファンの感想があります。『ドラゴンボール』にはブルマや18号、ビーデルなどといったかわいい美女が多く登場しますが、その中でもスノを推すという方は少なくありません。

『ドラゴンボール』のスノがかわいいというファンの感想があります。大人になったスノは面影を残して美人になりましたが、10歳の頃のスノはおませで明るい女の子といった印象を受ける可愛さがあり、サブキャラクターでありながら人気の高いキャラです。

『ドラゴンボール』の原作では『魔人ブウ編』で初めてスノの名前が明らかになりましたが、この時にはっちゃんがセリフの語尾に『スノ』を付けるようになったのだと考えたファンは多いようです。しかし、アニメ版の『孫悟空少年編』にてスノの名前は明らかになっていたため、この勘違いはすぐに解消されました。

『ドラゴンボール』の『孫悟空少年編』に登場したスノのかわいい魅力と、17号の関係性をまとめてきましたが、活発で女の子らしい少女で、17号の妻ではなかったという事が分かりました。今回のスノについての記事を読んだ後にもう一度、『ドラゴンボール』を1巻から読み返してみるというのはいかがでしょうか？