【かくしごと】漫画のあらすじをネタバレ考察!登場人物やアニメ主題歌は?

漫画「かくしごと」は、自身の職業を娘に隠す漫画家の父と娘の日常に、漫画家のあるある要素を取り入れたハートフルコメディー作品で、アニメ放送や劇場版が公開された話題作です。本文では、「かくしごと」の漫画やアニメのあらすじネタバレ考察や、登場人物・キャラの紹介、アニメ主題歌、「かくしごと」の漫画やアニメの名言や名セリフ集、作品に関する感想や評価を、あらすじネタバレ紹介します。

【かくしごと】漫画のあらすじをネタバレ考察!登場人物やアニメ主題歌は?のイメージ

目次

  1. かくしごととは?
  2. かくしごとのアニメあらすじネタバレ考察
  3. かくしごとの登場人物・キャラ一覧
  4. かくしごとのアニメ主題歌
  5. かくしごとの用語をネタバレ
  6. かくしごとの名言や名セリフ集
  7. かくしごとに関する感想や評価
  8. かくしごとのネタバレまとめ

かくしごととは?

「かくしごと」の漫画やアニメの紹介・イメージ画像

作者・久米田康治先生の体験談を交えながら描かれた「かくしごと」は、子供の将来のため、自身が漫画家であることを隠す主人公と娘の日常を描いた、ハートフルコメディーです。以下では、「かくしごと」の漫画やアニメのあらすじネタバレ考察、個性豊かなキャラが目を引く「かくしごと」の登場人物・キャラ一覧、「かくしごと」のアニメ主題歌などを、あらすじネタバレ紹介します。

かくしごとの漫画やアニメの概要

久米田康治先生の漫画「かくしごと」は、2016年~2020年にかけて「月刊少年マガジン」にて連載されていたハートフルコメディで、単行本・全12巻で構成されています。自身の職業を娘に隠す漫画家の父親と娘の日常を描いた「かくしごと」は、2020年4月~6月にかけてアニメ放送が実施され、2021年7月には劇場版が上映されました。

かくしごとに関するトリビア

漫画「かくしごと」では、作者・久米田先生の体験談を元にしたエピソードも多くあり、漫画家のあるある要素が、読者の笑いを誘います。以下では、「かくしごと」に関するトリビアをネタバレ紹介します。

かくしごとのアイデアは編集部から提案された?

編集部から提案を受ける久米田先生・イメージ画像

久米田先生の作品では珍しい日常系漫画となった「かくしごと」は、編集部からの提案によって生み出されました。また、「かくしごと」の主人公・後藤可久士が自身の職業を娘に隠す設定は、久米田先生自身の過去が元となっています。

かくしごとの作者も警察に職質を受けた経験がある?

警察から職質を受ける・イメージ画像

「かくしごと」では、久米田先生の体験談を元にしたエピソードがあり、可久士の仕事場が、反社会カルと集団のアジトと疑われ、公安警察が捜索に訪れる場面もその1つです。久米田先生によると、善意の第三者からの通報により、2度も公安警察が来たことをインタビューにて語っています。

かくしごとのアニメあらすじネタバレ考察

かくしごとのアニメあらすじネタバレ考察・イメージ画像

漫画タイトルの「かくしごと」は、「隠し事」と「描く仕事」のダブルネーミングとなっており、漫画家である事実を隠す主人公と娘、父子を取り巻く人々との日常がコミカルに描かれています。以下では、姫10歳編・姫18歳編の二部構成で描かれた、「かくしごと」のアニメあらすじネタバレを考察しました。

1話あらすじネタバレ

18歳の誕生日を迎えた後藤姫は、パンドラの箱の開けるため、鎌倉に向かいます。そこには、姫の東京の自宅と瓜二つの間取りの建物があり、大量の漫画の原稿が収納されていました。父親の職業は「描く仕事」つまり漫画だと知った姫は、なぜ、父親は自分の職業を娘に隠していたのか、疑問が生じます。その理由は、姫が生まれる18年前にさかのぼり、産婦人科の先生に言われたある一言がきっかけでした。

当時から漫画家として活動していた姫の父・後藤可久士は、下ネタ漫画の作家として人気を集めており、妻の出産に立ち会った医師が、偶然にも可久士の漫画ファンでした。しかし、世間では下ネタを描く漫画家として認知されており、その事実を病院で知ってしまった可久士は、父親の職業のせいで娘が学校で理不尽な目に遭うのではと心配になり、娘の将来を思い、自分の職業を隠し通すことを決意します。

10年後、都内で娘と2人暮らしをする可久士は、自宅とは別の場所に仕事場を構えて執筆活動に取り組むも、姫の前では普通のサラリーマンを演じるべく、仕事に向かう際には必ずスーツで自宅を出ていました。しかし、時には姫に自身の職業がばれそうになるも、その都度、何とかごまかすことでその場をしのいでいました。

2話あらすじネタバレ

まとまった休みが出来た可久士は、アシスタントを引き連れて鎌倉へバカンスに向かいます。知りあいの漫画家から借りた別荘は、姫たちの臨海学校とも近く、可久士は心配のあまり、影ながら手出しをするも、全て空回りに終わりました。ある日、姫と縁日に出かけた可久士は、自身の作品が、お面や綿菓子の袋、射的の景品にされていることを知り、姫に見られないようにとそれら商品を買い占めます。

後日、可久士の仕事場へ公安警察が訪れ、反社会的カルト集団の容疑で仕事場の捜索を始めます。公安は、縁日で可久士が買い占めた綿あめを白い粉と勘違いし、かつ資料として所持していた刀・銃の模造品やドローンなどを見つけると、ますます可久士たちを怪しみます。しかし、墨田の機転により公安の誤解が解け、可久士の仕事場は大事には至りませんでした。

物語は、姫・18歳に変わり、父親の仕事について、父親が隠していたのではなく、自分が本当の事を知ろうとしなかったことに気が付きます。その理由は、父親の知ることで、他の事も知ることになる恐怖からでした。

3話あらすじネタバレ

自宅が見るからに貧乏だと言われた姫は、その言葉を真に受けてしまい、少しでも節約をするべくクーラーを切ってしまい、暑い部屋で倒れてしまいます。その光景を見た可久士は、自分は普通のサラリーマンより稼ぎがいいと言い放ちます。姫の運動会が近づき、100mを10秒で走り切れなければ、漫画家だとばれてしまうと思った可久士は、姫と一緒にトレーニングを始めます。

しかし、仕事柄、身体を動かす機会の少ない可久士はすぐさまトレーニングを断念し、運動会に持っていくお弁当に力を注ぐことを思いつき、料理教室に通い始めます。しかし、その過程で出会った女性たちへ思わぬ勘違いを与えてしまい、運動会当日には、可久士に口説かれたと勘違いする女性たちが火花を散らしていました。

4話あらすじネタバレ

その頃、姫の周囲では姓名判断が流行っており、可久士は本名の「後藤可久士」で占ってもらうことにしました。結果は、総合・愛情・仕事・金運の全てが良い一方で、芸術関係の仕事には向いていないと判断されました。一方、可久士は、友達の名前と偽って「後藤和士」で占ってもらうも、本名よりも最悪な結果が出てしまい、ショックを受けてしまいます。

これまで本名で執筆活動をしてきた可久士でしたが、娘に自分が漫画家であることがバレることを恐れ、担当編集部へペンネームの変更を申し出ます。しかし、名前は作家のブランドとの理由から却下された挙句、編集部では、可久士は怪しい占い師に洗脳されているのではとの疑惑が浮上し、編集担当の十丸院が真相を確かめに向かいます。

その頃、後藤家では、姫と家政婦のナディラが精霊を呼ぶ占いをしており、部屋が煙に包まれるも、ナディラによると、姫と可久士には強力な守護霊がついているから大丈夫との結果が下されました。また、学校の課題のため、スケッチのため動物園に向かった可久士は、姫がトラの目線で自分たちの姿を描いた絵を見て、姫の母親を思い出します。

5話あらすじネタバレ

新人賞の選考に取り掛かる・イメージ画像

姫に諭され、新人賞の審査員を任された可久士でしたが、肝心の漫画原稿は大量の段ボールに詰め込まれ、姫のいる自宅へ郵送されました。娘に漫画家であることを知られたくない可久士は、原稿をPDFにして仕事場に送るようにと編集部へ要求するも、今度は仕事場へ大量の段ボールと紙の原稿が送られてきました。

気を取り直して、原稿の評価に取り掛かるも、その人の漫画家人生を左右しかねないとのプレッシャー等から、真面目なコメントを考えるも、担当の十丸院の余計な付け加えのせいで、可久士の評価がふざけていると、ネット上で叩かれてしまいます。そんなある日、原稿の書き直しを受けた可久士は、翌朝までに修正を完了させるべく、十丸院が用意したホテルで缶詰になることを命じられます。

可久士が缶詰になっている頃、1人で留守をする姫の元へ、家出をしてきた千田奈留が後藤家を訪れ、仕事がキャンセルになったナディラも後藤家に駆けつけます。一方、外では、ナディラが目当ての十丸院と、彼を怪しむ六條がおり、可久士の心配をよそに、後藤家は盛り上がりを見せていました。

6話あらすじネタバレ

後藤家に、今年も「だてなおと」と名乗る謎の人物から新品のランドセルが届き、だてなおとと思われる人物と出会った頃、可久士のサイン会が開かれることになり、偶然にも、姫とキッザニアに行く予定日と重なってしまいます。サイン会の会場は、キッザニアと同じ施設内にあり、アシスタント達の協力をえて、何とかサイン会を開催します。

開始当初は、六條やアシスタントの友達が足を運ぶも、次第に可久士の漫画ファンが次々と押しかけ、可久士は漫画家としての自信を持ち始めます。そして、身内たちのフォローによりサイン会を無事に終えることができた可久士は、姫がキッザニアで働いたお金で買ったハンカチをプレゼントされ、姫のある一言から、自分はいつまで漫画家として活動できるのかと考えます。

7話あらすじネタバレ

姫が犬を飼いたいというも、里親の募集はすでに終わってしまい、可久士が絶望に瀕していた頃、だてなおとと名乗る謎の男から子犬と、セットでグランドピアノが運びこまれます。一方、漫画家として、自分のアシスタントから漫画家デビューさせたいと考えるも、現場の人手不足や可久士の元ではデビューできないという編集部の見解から、漫画家・後藤可久士の系譜が続かないことを痛感します。

物語は、姫18歳に移り、鎌倉のある一軒屋に入った姫は、保管されていた大きな箱を順番に開けながら、可久士との思い出にふけっていました。外では、姫の同級生たちがこっそり後をつけており、そこへ小学校時代の担任・六條一子もやってきます。ジャージ姿ではない一子に驚く教え子をよそに、一子は良いニュースと悪いニュースがあると言います。

8話あらすじネタバレ

後藤家に引き取られた子犬の名前について可久士が頭を悩ませる中、犬の名前の登録に行った姫の勘違いにより、「ご登録」から「後藤ロク」と命名されました。そんな中、友達のお誕生日会の誘いを受けた姫は、自分のお誕生日会をしたことがなく、お返しが出来ないとの理由から、お誘いを断わろうか悩んでいました。

娘の悩みを聞いた可久士は、自分がお誕生日を開くと宣言し、大きなケーキを焼いたり、唐揚げを作ることを約束します。そして、姫が友達のお誕生日会から帰ると、料理教室の先生から唐揚げの作り方を教わる可久士の姿があり、姫はお父さんと2人きりのお誕生日会もいいなと思います。

9話あらすじネタバレ

検本を送ってくれる中学館からのパーティーの誘いを受け、可久士は、本物のシャンデリアが見たいと言っていた姫をパーティー会場に連れていくことを決めます。会場では、編集担当の十丸院が、女性漫画家のスカウトに奔走しており、勢い余って可久士と一緒にいた姫に名刺を渡してしまいます。姫の手にはすでに何枚ものの名刺が握ってあり、読者モデルの誘いも受けていました。

10話あらすじネタバレ

年末に入り、可久士の仕事場では年始はゆっくり休むために、早めに仕事を終わらせようと躍起になるも、思うように筆が進みませんでした。そんな中、姫が商店街の福引で2泊3日伊豆旅行を当て、可久士は有頂天になるも、タイミング悪く風邪を引いてしまいます。しかし、姫と可久士の旅行を実現させるべく、身内たちの写経の願掛けにより可久士の風邪は治り、2人は伊豆旅行へ向かいました。

後藤父子が泊まった旅館には、かくし湯で有名であると同時に、文豪の七夕康成が執筆中に亡くなり、その怨霊が出るとの噂が広まっていました。可久士は、七夕康成にあやかって文豪の机に向かうも、その様子を見に来た人間を怨霊と勘違いし、騒動を巻き起こします。

11話あらすじネタバレ

十丸院の策略により、編集長と対面することになった可久士は、まっさきに「風のタイツ」の連載打ち切りが頭をよぎります。一方、編集長の方はカラーの要求ではと考え、「風のタイツ」のカラーが決定しました。しかし、可久士は最後に有終の美を飾らせようと考える編集長の計らいと勘違いし、アシスタントの今後や、海難事故に遭った妻の捜索費用など、様々な不安が可久士を追い詰めます。

そして、アシスタント達に「風のタイツ」の打ち切りを宣告し、休みが欲しかったアシスタント達は気合を入れて原稿の執筆に取り組み、編集長も大満足の仕上がりとなりました。また、ひょんなことから、「風のタイツ」の打ち切りは、可久士の勘違いであったことが判明し、喜ぶ可久士をよそに、旅行を計画していたアシスタント達は、肩を落とします。

半年後、姫のお誕生日会が開かれ、可久士は約束通りに大量の唐揚げを作り、夜には家族だけの誕生日会を開きました。毎年、誕生日会を開くことを約束し、幸せな時間が長く続くと信じていた姫でしたが、成長した姫は愛犬・ロクと古いアパートに引っ越し、18歳の誕生日に地図とパンドラの箱の鍵、「カクシゴト アリ」の手紙を受け取り、ある場所へ向かいます。

12話あらすじネタバレ

地図の場所は鎌倉にある建物を指し、内部に収納されていた大量の原稿・漫画から、姫は父親が漫画家であることを知り、同時に、お父さんが描く仕事を辞めたことを疑問に思っていました。そこへ、1人の青年が姫に声をかけてきます。青年は、襲名披露宴で話題を呼んだ歌舞伎界の若きホープであり、姫を「姉さん」と呼びました。

実は、可久士は歌舞伎一門の妾の子であり、目の前に現れた青年は、可久士の異母妹の息子、姫の従兄弟にあたる人物でした。また、姫の母親は、日本画家の戒潟魁吏であり、芸術家としての確執から、可久士は妻の実家から快く思われていませんでした。一方、姫の母親は、海難事故により行方不明となり、可久士は自費での捜索をはじめ、漫画を描きながら10年以上その生活を続けてきました。

可久士の美談が週刊誌で取り上げられる・イメージ画像

可久士の私生活は、後に美談として週刊誌に取り上げられるも、それらは可久士の漫画にも影響を与え、結果、「風のタイツ」の完結を持って筆を折りました。その後は、馴れない肉体労働に従事するも、週刊誌の運搬中に雑誌の下敷きとなってしまいます。姫には、不自由なく高校まで通わせたいと考え、万が一、生活が困窮した場合には鎌倉の家を売るように、自身の異母妹にその趣旨を伝えていました。

異母妹は、鎌倉の家を売却せず、鍵を姫に託すことを決意し、現在に至ります。従兄弟が帰った後、一子から可久士が目を覚ましたとの報告を受けた姫は、すぐさま病院へ駆けつけます。しかし、可久士の記憶は、姫が10歳の時から止まっており、姫を心配するあまり、病院を出ていこうとします。元アシスタントの説得を受けた可久士は、すでに連載が終わった「風のタイツ」の執筆にとりかかります。

元アシスタント達も、病室で執筆にとりかかり、姫ははじめて父親の仕事風景をみました。姫は、お父さんが漫画家であることを知っていたけれど、あえて気づかないふりをしており、父親の楽しそうな姿をみて、このまま記憶が戻らなくてもいいと思い始めます。しかし、鎌倉の家で姫が持ち出した「風のタイツ」の原稿をきっかけに、これまでの記憶が蘇りました。

中目黒の家を引き払い、おんぼろの家に引っ越したことや、中学・高校へ進学した姫の姿、そして、目の前にいる姫が18歳になったことに気が付きます。同時に、娘に恥ずかしい思いをさせたくないとの思いから、必死に隠し通してきた「風のタイツ」が思わぬ形で姫に知られてしまい、可久士は恥ずかしさを覚えます。

一方の姫も、「かくしごと」をしていたことを明かし、可久士に隠れて少女漫画を描いていたことを打ち明けます。その後、可久士は、義理の父親が工面してくれた入院費を返すべく、漫画家に復帰することを決意し、十丸院の提案で、娘に仕事を隠す漫画家の物語が浮上しました。

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かくしごとの登場人物・キャラ一覧

かくしごとの登場人物・キャラの紹介・イメージ画像

以下では、個性豊かなキャラクターの登場や、可久士・姫父子とのコミカルなやり取りが笑いを誘う、「かくしごと」の登場人物・キャラ一覧を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

キャラ一覧①後藤可久士

「かくしごと」の主人公で、週刊少年マガジンに「風のタイツ」を連載する漫画家です。娘の誕生をきっかけに、娘に恥ずかしい思いをさせたくないとの想いから、漫画家であることを隠し、娘の前では普通のサラリーマンを装っています。ある出来事をきっかけに一度は筆を折るも、不慮の事故による記憶喪失や、姫が可久士の事実を知ったことを受け、漫画家に復帰しました。

キャラ一覧②後藤姫

「かくしごと」の登場人物で、可久士の一人娘です。可久士との幸せな日々が壊れることを恐れ、父親の仕事についてあえて知ろうとしなかったものの、18歳の誕生日に、鎌倉の家で可久士が漫画家であることをはじめて知ります。性格は、ぼんやりした一面があるものの、父親思いのしっかり者で、父親・母方の家系の血筋から絵の才能に恵まれ、高校生時には父親に隠れながら少女漫画を描いていました。

キャラ一覧③十丸院五月

「かくしごと」の登場人物で、週刊少年マガジン編集部・後藤可久士の担当編集者です。姫の前で可久士の仕事が露見しかねない言動を取ることが多く、その度に可久士に怒られています。また、マガジン編集部でも問題児扱いされており、面倒事の多い可久士の担当に押し付けられました。仕事へのやる気もなく、可久士との衝突が絶えないものの、ペンネームに悩む可久士の相談に乗るなど、気が合う一面を持っています。

キャラ一覧④志治仰

「かくしごと」の登場人物で、可久士のアシスタント・G-PROの古株です。主に背景を担当するも、動物の絵も得意とし、その有能さは可久士からも頼りにされています。また、新人賞受賞の経験があり、自分の漫画を担当編集に見せています。可久士のアシスタントを辞めた後、実家の書店で働くも、アニメ版では、可久士の回復後に、羅砂のアシスタントになりました。

キャラ一覧⑤墨田羅砂

「かくしごと」の登場人物で、ひょんなことから可久士のアシスタントとなった大学生です。原稿に墨を垂らすミスが多いものの、周囲への気遣いができ、アシスタントは優秀です。漫画家の過酷な労働環境を目の当たりにし、漫画家にはならないと発言していたが、姫18歳編では、マガジンの看板作家として活動し、男性・女性のアシスタントをつけて執筆しています。

キャラ一覧⑥筧亜美

「かくしごと」の登場人物で、ホラー漫画家を目指す、服飾・仕上げ担当のアシスタントです。可久士がスーツを預けるマリオの店の常連であり、店の雰囲気を醸すファッションセンスが特徴です。姫18歳編では、古着とセレクトショップ店を営んでおり、アニメ版では、後に羅砂のアシスタントになりました。

キャラ一覧⑦芥子駆

「かくしごと」の登場人物で、主に消しゴムかけ担当の新人アシスタントです。仕事は、全力投球で挑むも、努力の方向性がずれていたり、空気の読めない発言で可久士をけしかけるなど、十丸院と並ぶトラブルメーカーです。姫18歳編では、文房具店に商品を配送する仕事に従事するも、アニメ版では、他のアシスタントと同様、羅砂のアトリエに集結しました。

キャラ一覧⑧六條一子

「かくしごと」の登場人物で、姫の小学校の学級担任、小麦色の肌とジャージが特徴の女性教師です。可久士の漫画ファンであるが、その事実は姫を含めた教え子には伏せており、サイン会にて可久士の仕事がばれそうになった際には、つかさずフォローに入りました。姫18歳編では、鎌倉に向かった姫に、可久士が目覚めたことと、記憶喪失になったことを伝えました。

キャラ一覧⑨マリオ

「かくしごと」の登場人物で、金髪のおかっぱ頭と独特のファッションセンスが特徴の古着・セレクトショップの店主で、毎朝スーツで自宅を出ていく可久士の着替え場となっています。子供たちからは「魔物・オシャピー」と呼ばれ、激怒のあまり、姫たちを追いかけたことがありました。

キャラ一覧⑩古武シルビア

「かくしごと」の登場人物で、三つ編みが特徴の姫のクラスメイトです。川に流された猫を救出した勇者を探すべく、姫たちと共に「めぐろ川たんていじむしょ」を立ち上げ、自ら所長の座につきました。

キャラ一覧⑪東御ひな

「かくしごと」の登場人物で、姫のクラスメイト、めぐろ川たんていじむしょのメンバーです。やや見栄っ張りで大人びいた性格をしており、裕福な家庭で育ったゆえに、姫に対する無神経な発言や見下したような言い方が玉にキズでしょう。

キャラ一覧⑫橘地莉子

「かくしごと」の登場人物で、姫のクラスメイト、ロングヘアが特徴のめぐろ川たんていじむしょのメンバーの1人です。クラスでは、風紀委員長を務めるなど、しっかりした性格の持ち主で、姫に対する失言が目立つひなを戒めています。

キャラ一覧⑬千田奈留

「かくしごと」の登場人物で、絵画コンクールの受賞歴のある、アイドル志望の女子高生です。可久士とは、アイドル志望の女子高生キャラの構想を練っていた際に偶然出会い、彼に好意を持ちます。姫18歳編では、週刊誌の記者となり、可久士が漫画家をやめるきっかけを作ってしまいます。後に記事を書いたことに責任を感じ、可久士が巻き込まれた事故の真相を追ったり、姫の手助けをしました。

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かくしごとのアニメ主題歌

かくしごとのアニメ主題歌・イメージ画像

「かくしごと」は、2020年にアニメ放送が実施され、翌年7月には劇場版が公開されました。以下では、「かくしごと」のアニメのOP・ED主題歌を紹介します。

かくしごとのOP主題歌

アニメ「かくしごと」のOP主題歌は、NHK紅白歌合戦にも出場した、4人組ロックバンド・flumpoolの「ちいさな日々」です。

かくしごとのED主題歌

かくしごとのED主題歌のイメージ画像

アニメ「かくしごと」のED主題歌は、大滝詠一の「君は天然色」で、原作漫画の最終回にて、ED主題歌の歌詞が用いられました。

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かくしごとの用語をネタバレ

かくしごとの用語をネタバレ・イメージ画像

以下では、「かくしごと」の漫画やアニメを見るうえで覚えておきたい、「かくしごと」の劇中用語を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

用語①担当替え

後藤可久士の編集担当者を決める会議を開く・イメージ画像

雑誌の担当者が変わることを意味し、姫に仕事を知られたくない可久士の担当は、禁止事項の多さや面倒くささが原因で誰も就きたがらず、担当替えが頻繁に行なわれていました。編集部では、可久士の担当になることを「後藤番」といい、同じく問題児であった十丸院にその役目が押し付けられました。

用語②IT革命デジタル化

後藤の仕事場のデジタル化・イメージ画像

「かくしごと」では、漫画の執筆作業にPCなどのデジタル機器を取り入れることを指し、可久士の仕事場でも導入されました。デジタル化により、作業効率が上がったものの、アナログの方が漫画に対する気の込め方が違うとの理由から、アナログへ戻されました。

用語③校了

原稿の校了に取り掛かる・イメージ画像

校了は、漫画家から受け取った原稿の内容や表現をチェックする作業で、編集部で最終チェックが通らなかった場合は、修正を依頼されることもがあります。修正期間は、印刷所のスケジュールの関係で速やかに済ませる必要があり、可久士たちはホテルで缶詰になって原稿を仕上げました。

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かくしごとの名言や名セリフ集

かくしごとの名言や名セリフ集・イメージ画像

以下では、お父さんを大切に想う姫の優しさにあふれた、「かくしごと」の名言や名セリフ集を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

名言①「おとうさんのかくしごとは…」

かくしごとの名言や名セリフの1つ目は、鎌倉の家に保管されていた大量の原稿用紙から、父親が描く仕事=漫画家であることを知った姫の名言です。劇中では、可久士の職業が姫にばれそうになる場面がいくつもありましたが、真実を知ることで自分が傷つくことを恐れる姫は、あえて可久士の職業を考えないようにしており、そのため、姫は18歳になるまで、お父さんが漫画家であることを全く知りませんでした。

おとうさんのかくしごとは書く 仕事でした

名言②「かくしごとは何ですか…」

かくしごとの名言や名セリフの2つ目は、アニメ冒頭と、最終回のラストシーンにて、姫が視聴者に語りかけた言葉です。この名言は、劇中でも度々出てきており、この作品のテーマと捉えられるでしょう。

かくしごとは何ですか?

名言③「私にとってお父さんは金メダル…」

「かくしごと」の名言や名セリフの3つ目は、姫と可久士の親子仲の良さや、姫の優しさがにじみ出た名言です。テレビでスポーツ大会の表彰式の様子を見た姫は、銀メダルを獲って悔し泣きを浮かべる選手を不思議に思います。そこで、可久士は金・銀のどちらを獲れても嬉しいことと教え、後日、姫が学校で作ってきた金メダルを渡されます。

姫にとってお父さんは金メダルという娘に嬉しくなる一方で、姫が成長して好きな人が出来れば、自分は銀メダルになってしまうと寂しさを覚えます。そこで、かつて娘に教えた銀メダルでも嬉しいと言えるように、姫が作った金メダルの裏に、「10月17日 後藤可久士 金メダル」と記し、大事にとっておきました。

私にとってお父さんは金メダルってことだよ

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かくしごとに関する感想や評価

かくしごとに関する感想や評価・イメージ画像

以下では、後藤可久士・姫父子と、2人をとりまく登場人物たちの日常をコミカルに描いた、「かくしごと」に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

感想1:後藤可久士は理想の父親像

娘の将来を思い、自分の職業を隠し続ける後藤可久士ですが、時には考えすぎてパニック状態に陥ったり、思わぬトラブルに巻き込まれて散々な目に遭いながらも、娘のためならどんなことでも全力で取り組む姿が好感を呼んでいます。また、娘のためなら努力を惜しまないひたむきさも高く評価されており、理想の父親像として人気を集めています。

感想2:可久士と姫の親子関係が良い

「かくしごと」の漫画やアニメと言えば、主人公の可久士や姫父子の優しさにあふれた日常があげられ、娘のために頑張る可久士の姿や、そんな父親を優しく見守る姫の関係も、人気に拍車をかけています。時には、父親を気遣うあまり、あえて父親の職業について踏み込まなかったことなど、姫なりの気遣いや優しさも、観る者の心をほっこりさせ、温かい気持ちにさせてくれます。

感想3:涙を誘う最終回に感動

ギャグ漫画を手がけてきた久米田先生の漫画にて、異色の作品となった「かくしごと」は、可久士と姫の日常をギャグ要素を交えながら描いたストーリーが特徴で、個性豊かな登場人物たちとのやり取りが笑いを誘いました。アニメ最終回は、全体的にシリアスな展開が多かったものの、最後は可久士と姫の親子の絆を感じさせる感動の結末となり、多くのファンを涙を誘いました。

かくしごとのネタバレまとめ

かくしごとのネタバレまとめ・イメージ画像

「かくしごと」の漫画やアニメのあらすじネタバレ考察、登場人物・キャラ一覧、アニメ主題歌などを、あらすじネタバレを交えながら紹介しました。娘に自身の職業を必死に隠そうとする可久士のコミカルさや、父親を大切に想う姫の優しさが、読者の心をほっこりさせます。

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