【魔入りました！入間くん 】アンドロ・M・ジャズの使い魔や笛を解説！兄との関係は？

『魔入りました！入間くん』のアンドロ・M・ジャズの使い魔や笛などを解説していく前に、彼のプロフィールをご紹介していきます。アンドロ・M・ジャズについて詳しくなれる内容となっておりますので、ぜひご覧になってみて下さい！また、アンドロ・M・ジャズの身長に関してエピソードがあるという事でそちらもここでネタバレします。また、『魔入りました！入間くん』の作品概要もここでご紹介！

『魔入りました！入間くん』は西修によるファンタジーギャグコメディ漫画作品で、2017年から『週刊少年チャンピオン』で連載されています。2022年3月現在単行本は25巻まで発売されており、累計発行部数が800万部を突破している人気作品です。2019年には1期となるテレビアニメも放送され、2021年には2期も放送されました。3期の制作も決定しており、2022年10月から放送予定となっています。

人間の少年である鈴木入間は、外道な両親に悪魔に売られてしまったため、大悪魔サリバンの孫として魔界に迎えられます。そして、悪魔学校バビルスに通う事になった入間でしたが、人間だとバレると食べられてしまう事を懸念してとにかく目立たないで生活する事も決意します。しかし、気の合う友達となるアリスやクララとの出会いを経て珍騒動に巻き込まれていく入間は、大いに目立っていくのでした。

アンドロ・M・ジャズは入間と同じく問題児クラスに所属している悪魔です。悪魔学校バビルスに入学した直後から教師・生徒問わず金品の窃盗を繰り返していた為、問題児クラスに編入となりました。一筋縄ではいかない性格をしている生徒の多い問題児クラスの中でも常識人である為にツッコミ役に回る事が多く、冷静な判断も出来る事からクラスのみんなからは頼れる兄貴分として親しまれています。

アンドロ・M・ジャズというフルネームで呼ばれる事は少なく、入間からは『ジャズくん』、仲の良いリードからは『ジャジー』、兄からは『坊主』と呼ばれています。『蛇使いの盗賊(サーペントシーフ)』の通称で知られる盗賊の一族・アンドロ家の次男で、自分の盗みに誇りを持っています。位階(ランク)は初めての発表の段階ではギメル(3)で、後に音楽祭の活躍によってダレス(4)に上がっていました。

アンドロ・M・ジャズの身長は公式には発表されていませんが、アリスよりも僅かに低いという事だけが分かっています。アリスの身長は178センチの為、これよりも少し低いとしても悪魔学校の1年生にしてはかなりの高身長という事になります。アンドロ・M・ジャズはアリスと身長も同じくらいで、さらにイケメンだという事も共通していた事から音楽祭のワンシーンでは一緒に組んでいました。

アンドロ・M・ジャズの使い魔はスプリット・ウルフのスプです。非常にかわいい子犬のような見た目をしている事から、アンドロ・M・ジャズは自分の使い魔を他の生徒達に見られないように細心の注意を払っています。使い魔であるスプリット・ウルフは本来大きな体を持つ凶暴な見た目をしているはずですが、なぜかアンドロ・M・ジャズの使い魔だけはキュートな見た目となっており、悩みの種でもあります。

アンドロ・M・ジャズは問題児クラスの仲間達と共にウォルターパークに遊びに行きますが、六指衆(むさしのしゅう)の策略によって魔獣が出現したため、カルエゴ先生の指示で魔獣・青牛と戦う事になってしまいます。この時にアンドロ・M・ジャズは兄から渡されていた破耳笛の事を思い出し、青牛の耳元でこの笛を吹いた事で青牛の聴力を奪って一時的に倒す事に成功していました。

アンドロ・M・ジャズの家系能力は『盗視(ピット)』です。対象が持っている物の場所を見抜く事が出来る能力で、最短ルートで盗む事が出来ます。盗賊一族であるアンドロ家に生まれたアンドロ・M・ジャズはこの能力を盗みに役立てていますが、盗む動作自体は家系能力では無く彼自身の技術であり、家系能力はあくまでもサポートとしての役割となっています。

アンドロ・M・ジャズはこの家系能力と自分の盗みの技術を組み合わせる事でカルエゴ先生から手帳を盗むという荒業もやってのけていました。ちなみに、アンドロ・M・ジャズは常に両手10本の指に金属の指輪をはめており、盗みの時に下手をすればカチカチ音がなってしまう厄介なものですが、これは指輪の音を鳴らすようなら盗賊として三流だという考えから、枷としてはめている物です。

アンドロ・Ｍ・ジャズの兄はアンドロ・Ｍ・ロックです。アンドロ家は完全実力主義であるため、アンドロ・M・ジャズは実力が格上の兄によって自分の金品を盗まれたり、部屋に女性を連れてこられて酒盛りをされてしまうなどやりたい放題されてきました。兄には馬鹿にされて生きてきましたが、その反動でクラスの仲間達から頼りにされたりすると期待に応えたくなり、喜んで願い事を受けています。

兄であるアンドロ・M・ロックからすると、実力の無い弟を馬鹿にしてはいますが、心配だった事から破耳笛を渡しておいたり、カルエゴ先生が家庭訪問に来た時には家族として対応するなど、弟の事を気にかけている様子もうかがえます。

アニメ版『魔入りました！入間くん』で、アンドロ・M・ジャズの声を担当した声優は柿原徹也です。ドイツ出身で1982年12月24日生まれの2022年3月現在39歳で、血液型AB型(RH₋)、身長169センチ、声優事務所は『81プロデュース』に所属しています。子供の頃は幼稚園と小学1年生の時に少しだけ日本に住んでいましたが、それ以外は18歳までドイツで生活をしていました。

声優を志すようになったきっかけは高校の教育実習でアニメキャラの声真似をして喜んでもらえた事で、一念発起して日本に来日して声優を目指したという事です。2002年頃から声優としての活動を開始し、3枚目のギャグキャラから悪役など、幅広い役柄を演じてきました。

柿原徹也は2009年から放送されたアニメ『フェアリーテイル』の主人公であるナツ・ドラグニルの担当声優として有名です。『フェアリーテイル』は2019年に3期の放送が終わり、物語が完結しましたが、柿原徹也は10年近くにわたってナツの声を演じ続けました。ナツの声は地声で演じているという事で、その後の声優活動でも地声でキャラを演じる事が増えていきましたが、ナツの存在が無ければ今の自分は無いと語っていました。

アンドロ・M・ジャズのアクドルが見たいというファンの感想があります。アクドルとは魔界でのアイドルの事ですが、入間やリードなどもクラスメイトであるクロケム・ケロリがアクドルとして活動している関係からステージに立った事があります。入間もリードも本当の女性に見えるほどかわいかったため、イケメンキャラであるアンドロ・M・ジャズのアクドル姿が見たいというファンの感想が少なくありません。

アンドロ・M・ジャズが現実世界にいたら絶対に恋しているというファンの感想がありました。アリスやサブロなど、タイプの違うイケメンキャラが多く登場する『魔入りました！入間くん』ですが、アンドロ・M・ジャズは危険な香りを漂わせる大人のかっこいい魅力に溢れたキャラです。実際に作中では他の女子生徒にかっこいいと言われているため、現実世界でもモテるという考えは納得できます。

アンドロ・M・ジャズは『魔入りました！入間くん』の作中で兄と共に唯一ミドルネームを持っているキャラです。そのため、この『M』という文字は何か意味があるのかと考察するファンがいます。いまだ作中でこのミドルネームについての意味は明かされてはいませんが、何か大きな意味を持っている可能性は否定出来ません。

『魔入りました！入間くん』のアンドロ・M・ジャズについてまとめてきましたが、類まれな盗みの技術を持っており、クールな魅力に溢れたかっこいいイケメンキャラである事が分かりました。今回のアンドロ・Ｍ・ジャズについてもまとめを読んだ後にもう一度、『魔入りました！入間くん』を1巻から読み返してみるというのはいかがでしょうか？