【食糧人類】最終回は打ち切り完結?あらすじ・結末や終了した理由をネタバレ考察

食糧として管理される人類と、支配者側である宇宙人との生存競争を描いた「食糧人類」の最終回は、一部では打ち切り説が浮上しており、なぜ早い段階で最終回となったのか、その理由について様々な憶測が飛び交っています。本文では、「食糧人類」の漫画あらすじネタバレと、最終回結末・最後、なぜ最終回を迎えたのか、その理由や打ち切り説の考察、「食糧人類」に関する感想や評価を、あらすじネタバレ紹介します。

【食糧人類】最終回は打ち切り完結?あらすじ・結末や終了した理由をネタバレ考察のイメージ

目次

  1. 食糧人類とは?
  2. 食糧人類のあらすじと最終回をネタバレ!最後は打ち切り完結?
  3. 食糧人類の主な登場人物・キャラ一覧
  4. 食糧人類のグロシーンをネタバレ
  5. 食糧人類の続編「食糧人類 Re:」のあらすじネタバレ
  6. 食糧人類の最終回に関する感想や評価
  7. 食糧人類の最終回・打ち切りまとめ

食糧人類とは?

漫画「食糧人類」のあらすじネタバレ紹介・イメージ画像

続編の連載が開始された「食糧人類」は、宇宙人の食糧として管理される人類の戦いを描いたホラーサスペンスであるものの、連載期間の短さから、一部では最後は打ち切りだった噂がささやかれています。以下では、「食糧人類」のあらすじネタバレと最終回・結末最後のネタバレ、なぜ早い段階で最終回・結末最後を迎えたのか、その理由や打ち切り説の考察、「食糧人類」に関する感想などを、あらすじネタバレ紹介します。

食糧人類の概要

漫画「食料人類」は、蔵石ユウ原作・イナベカズ作画によるホラー・サスペンス作品で、2016年~2018年にかけて、講談社の「eヤングマガジン」にて連載されました。また、2021年4月からは、続編「食糧人類Re:」が「コミックDAYS」にて連載中です。

食糧人類の作者

漫画「食糧人類」の作画担当・イナベカズ先生は、2011年に蔵石ユウ原作の「アポカリプスの砦」でデビューし、2019年~2020年には、蔵石ユウ先生とのタッグ作品「電人N」を発表しています。

食糧人類のあらすじと最終回をネタバレ!最後は打ち切り完結?

「食糧人類」のあらすじと最終回のネタバレ・イメージ画像

人類滅亡をテーマにした作風でありながら、わずか2年の連載期間で最終回を迎えた「食糧人類」でしたが、一部ではなぜか、最後は打ち切りだったとの噂が飛び交っています。以下では、「食糧人類」の漫画あらすじネタバレや、最終回結末のネタバレ、なぜ最後は打ち切り完結との憶測が浮上したのか、その理由や打ち切り説の真相について、考察を交えながら紹介します。

食糧人類のあらすじ・伏線をネタバレ

地球温暖化の進行により、日本では3月にも関わらず、真夏のような暑さが続いていました。ある日、高校生の伊江と友人のカズがバスに乗り込むと、突然、車内に催眠ガスが噴射され、伊江たちを含めた乗客全員がその場に倒れ込みます。気が付くと、伊江たちはトラックの荷台と思われる場所に移動させられ、付近には冷凍化された人間が無造作に置かれていました。

一方、伊江たちを積んだトラックはある施設で到着し、伊江は防護服を着た施設の作業員と思われる人に連れられ、真っ暗な部屋に入れられます。そこには、肥満体型の人間が、チューブから何かを摂取する異様な光景が広がっていました。肥満化した人間の正体は、謎の巨大生物の食糧として改良された人間であり、伊江たちが連れてこられた場所は、食糧となる人間を飼育するための施設でした。

自分たちが拉致された目的や、施設の正体を知った伊江は、同じく拉致された人々と協力し、人間を食糧とする謎の巨大生物や施設からの脱出を試みます。

ネタバレ①施設の真実

謎の巨大生物の食糧供給施設として作られた施設・ゆりかごでは、薬などを用いて強制的に多産させることで、食糧の供給を安定させることを目的とする人間飼育場であり、時には、拉致という形で外部から人間を供給することもありました。ゆりかごは、人間を食糧とする謎の巨大生物によって運営されており、施設で働く作業員たちは、厳しい監視体制の元で働かされていました。

一方、ゆりかごの正体はごく一部の人間にしか知られておらず、表向きは、高レベル放射能廃棄物最終処理場と称し、人間たちの目を欺いています。

ネタバレ②怪物の正体は宇宙人

異星から来た宇宙人のイメージ画像

ゆりかごを運営する謎の巨大生物は、一国の首相さえも支配下におくほどの絶対的な権力を持ち、その正体は、人間をはるかに上回る知能を持つ宇宙人でした。カマキリを巨大化したような外見を持つ宇宙人は、自分たちの食糧を得るために人類を支配下におき、食糧の安定した供給を目的に、人間の加工や増殖を行なう施設を作っていました。

ネタバレ③地球温暖化の原因

地球温暖化の急激な進行の原因は、地球を自分たちの支配下におきたい宇宙人の思惑であり、地球に到達した彼らは、まず、地球温暖化を加速させる装置を深海に設置しました。深海の底には、メタンハイドレードが眠っており、発掘時に発生する大量のメタンガスを大気中に放出させることで、地球温暖化を加速させました。

宇宙人が設置した装置は、人類の技術では到達不可能な深海の底にあり、装置を止めることができない人類は、これ以上地球温暖化を進行させないために、宇宙人の要求に従わざるを得ず、各国の首脳は宇宙人の支配下に置かれました。その後、地球には、宇宙人の食糧を供給する施設が建てられ、街では、宇宙人の食糧とみなされた人々の拉致が起きました。

人類の力ではどうすることもできないと思われた矢先、宇宙人が深海に設置したメタンガス発生装置には思わぬ欠点があり、人類側からの妨害を想定していなかったために、人類側が放った電磁波攻撃を受け、装置はあっけなく無効化されました。

ネタバレ④宇宙人が人種の創造主だった?

宇宙人によって高度な文明が築かれた惑星・イメージ画像

地球にやってきた宇宙人のルーツは、はるか遠くの銀河にある生命体の存在する星にあり、人類の知能を超えた、高度な文明が築かれていました。その星の生命体は、超越した頭脳を持った代償として、消費するカロリーが非常に高い特性がありました。彼らの異常な食欲は、やがて母星の資源を食べつくしてしまい、新たな食糧を求めて、宇宙へ旅立っていきました。

そして、地球に到達した彼らは、誕生まもない猿人に着目、科学の力で進化を促し、二足歩行や脳の発達などを経て、自分たちが理想とする高カロリーな食糧・人類を生み出しました。一方の人類は、宇宙人の存在はもちろん、自分たちが宇宙人の食欲を満たすために、猿人から進化を促された事実を知ることはなく、何も知らないまま宇宙人に拉致され、食糧として加工されたり、家畜のように多産を強制させられることとなりました。

しかし、拉致された人間の中には、宇宙人の存在や目的に気が付き、施設からの脱走を試みるものも現れ、人類と宇宙人の激しい攻防戦が勃発しました。

食糧人類の最終回結末ネタバレ

食糧人類の最終回結末ネタバレ・イメージ画像

なぜ、宇宙人は人類を食糧とするのか、ストーリーを追うごとに宇宙人の正体や、人類との関係が紐解かれた一方、宇宙人の底なしの食欲は止まることなく、やがて人類滅亡の危機が訪れようとしています。以下では、「食糧人類」の漫画最終回結末ネタバレや、なぜ、最後は打ち切りだったと言われたのか、その理由や打ち切り説の真相を、考察を交えながら紹介します。

最終回ネタバレ①犠牲になるナツネ

一体あたりのカロリーの高さや多産が可能な点は、宇宙人の食糧として理想的だともてはやされた人類でしたが、宇宙人の食欲は止まることを知らず、このままでは人類が滅亡してしまう危機に瀕していました。そこで、宇宙人を倒すべく研究を行っていた山引とナツネは、ナツネを母体とするクローンを大量に生み出すことで、宇宙人の女王的存在・クイーンとの戦いに挑みます。

ナツネのクローンの分裂と増殖・イメージ画像

ナツネのクローンは、食べられるたびに分裂・増殖を繰り返し、気が付けばおびただしい数のクローンが生み出されました。クローンは、異常な食欲を原因とする食糧問題に悩んでいた宇宙人にとって、理想的な増殖種ともてはやされ、クイーンは、食糧を求めて世界中に散った仲間たちをゆりかごに呼び戻します。

同時に、人類を大量摂取したことで、クイーンの繁殖スピードも促され、次々と新たな巨大生物が生み出されるも、無限に増え続けるナツネのクローンだけで、彼らの全ての食欲を満たすことは出来ませんでした。

最終回ネタバレ②共食いにメリットがある理由

共食いのメリットを考察・イメージ画像

ナツネのクローンの食糧に限界が見え始めた頃、施設の外では、中に入れなかった巨大生物たちが空腹のあまり共食いを引き起こしました。共食いが起きることは、それだけ巨大生物の個体を減らすことができ、かつ食糧となる人類を食いつぶされることがなくなり、結果、人類が増加するメリットがありました。

また、地下施設で無限に増え続けるナツネは、ある目的を達成するべく、伊江たちに地下施設へ自分とクイーンを閉じ込めることと、施設からの脱出を促します。ナツネを見捨てる行為に伊江たちは罪悪感を覚えるも、意を決して地下室を施錠し、伊江たちは何とか施設から脱出することに成功しました。

最終回ネタバレ③数年後

ナツネのことを気にかける伊江・イメージ画像

ゆりかご脱出から3年後、特殊清掃員として働く伊江は、あの時、ゆりかごの地下施設に閉じ込めてしまったナツネに対し罪悪感を持ち続けていました。ナツネは、自分の意思で地下施設に閉じ込められることを選んだものの、クローンとなって食べられている状況に変わりはなく、伊江は、ナツネのことを思うたびに、自分だけが助かっていいのだろうかと、苦悩を抱えていました。

ゆりかごの跡地を掘り起こす伊江・イメージ画像

そんなある日、ゆりかごの施設跡に向かった伊江は、ナツネを救出するべく、地下施設があると思われる場所をスコップで掘り始めます。しかし、地下施設は想像以上に深い場所へ作られており、伊江の力で掘り起こすことは不可能でした。疲労困憊となり、その場に倒れ込んだ伊江の元へ、ナツネと思われる人物が駆けつけ、山の中へいざないます。

地下施設に閉じ込められた後、ナツネは自分のクローンを食べさせることでプリオン病を誘発させ、宇宙人たちを狂牛病のような症状にすることで、彼らの自滅を促したことを説明します。

食糧人類の最終回の理由はなぜ?打ち切りだった?

人類滅亡をテーマにしたホラーサスペンス・食糧人類の漫画最終回は、全7巻と短いものの、まとまりのあるストーリーが称賛された一方で、早い段階で最終回・結末最後を迎えたことで、一部では打ち切り終了の噂もささやかれています。もちろん、「食糧人類」の漫画最終回は、打ち切り終了ではありませんが、なぜ、打ち切りの噂が浮上したのか、疑問が生じます。

その理由は、読者の予想より早く連載が終了したことが原因と考えられ、非常にまとまったストーリーと読者の期待とのギャップの大きさが、打ち切り終了の憶測につながったでしょう。人類滅亡をテーマにした作品といえば、単行本に換算すると数十巻におよぶ長期連載が多く、「食糧人類」も長期にわたって連載されるのではと、予想されていました。

しかし、蓋を開けてみると「食糧人類」は、地下施設から抜け出したナツネとの再会と、地球を支配していた宇宙人の自滅をもって結末最後を迎え、壮大なストーリーを期待していた読者にとっては、物足りなさを感じていたでしょう。また、「食糧人類」は、続編「:Re」の連載が開始されており、打ち切り終了説は否定的な見方をされています。

食糧人類の主な登場人物・キャラ一覧

食糧人種の主な登場人物・キャラの紹介・イメージ画像

「食糧人類」と言えば、グロテスクな描写が特徴に挙げられる一方、ゆりかごからの脱出を試みる主人公サイドの奮闘も見どころです。以下では、「食糧人類」の主な登場人物・キャラ一覧を、あらすじネタバレ紹介します。

登場人物①伊江

漫画「食糧人類」の主人公で、画家志望の高校生です。帰宅途中の路線バスで催眠スプレーを浴び、他の乗客と共にゆりかごへ拉致され、施設の正体や人類を食糧とする巨大生物の存在を知ります。その後、山引やナツネと出会い、彼らと協力してゆりかごからの脱出を試みます。特技は、自分が見た物や風景を瞬時に記憶し、それらを絵に描くことができることです。

登場人物②カズ

伊江の高校の友人で、気象学者を目指す男子高生です。伊江と乗り合わせたバスで催眠スプレーを浴び、ゆりかごに拉致され、養殖用に振り分けられました。伊江と再会した際には、薬液の影響で肥満体型になり、人格も別人となってしまうも、伊江に連れていかれる形でゆりかごから脱出しました。以後は、伊江と共同生活を送りながら、元の状態に戻りつつあります。

登場人物③ナツネ

ゆりかごで出会った黒髪の青年で、本作のキーパーソンです。施設の増殖種研究の被験体となった女性を母親を持ち、完全体な増殖種として誕生しました。通常の人間と比べ、成長スピードや再生能力が高く、母親の死や増殖種として自分を生み出したゆりかごに復讐するべく、施設に潜伏します。後に伊江たちと行動を共にすることとなり、巨大生物との決着を付けるべく、自らが犠牲になる道を選びました。

地下施設に自ら閉じこもり、自身のクローンを生み出すことで、半永久的に巨大生物に食べられることになるも、その過程でプリオン病を発症させて、巨大生物を壊滅させることに成功します。3年後には、地下施設を掘り起こそうとする伊江と再会を果たし、彼の誘いを断ってどこかへ去っていきました。

登場人物④山引

ナツネと行動を共にする中性的な青年で、大学では遺伝子学の研究で天才的な才能を開花させた一方、倫理的なタブーを犯した実験が危険視されていました。自身を被験体にさまざまな生物の遺伝子を移植したことや、所属していた研究室の教授の罠に嵌り、放射能を浴びたことで特異体質に変貌するも、後に巨大生物を根絶させるため、ナツネと協力してある作戦に出ます。

そして、ナツネの細胞を直に移植することで、自身を媒介にして大量のナツネのクローンを生み出すことに成功するも、身体の全てはナツネのクローンとして分裂・消滅しました。3年後に、施設跡を掘り起こす伊江と再会し、地下施設での出来事を伝えると、どこかへ去っていきました。

登場人物⑤小倉

ゆりかごの真実を執筆する小倉・イメージ画像

長年、施設の天井裏を拠点に潜伏するルポライターで、後に伊江たちと共に施設の脱出に成功しました。当初は、ゆりかごの正体を暴くべく職員として潜入するも、内部の悲惨な光景を目の当たりにしたことで逃亡を図るも、後に施設からの脱出を断念し、天井裏で潜伏生活を送り始めました。施設の脱出後は、ゆりかごでの出来事を本にまとめ、書籍はベストセラーになりました。

食糧人類のグロシーンをネタバレ

食糧人類のグロシーンをネタバレ・イメージ画像

想定より早い段階で結末を迎えた「食糧人類」でしたが、一部では、なぜ最終回を迎えたのか、最後は打ち切りだったのかと様々な憶測が飛び交いました。以下では、打ち切り終了の理由の1つにも挙げられた、食糧人類のグロシーンをネタバレ紹介します。

ネタバレ①「生殖種」と呼ばれる人類

生殖種で実験を行う・イメージ画像

生殖種は、巨大生物の食糧となる人間を生み出すため、半永久的に子作りを強制させられた男女を指します。生殖種は、ゆりかご・地下一階に収容され、男女共に薬剤を投与し続けることで、24時間発情を促され、最終的には廃人化してしまう悲惨な最後が待っています。

ネタバレ②夕凪の会

ゆりかごの職員は、内部の秘密を守るため、一度ゆりかごに入ってしまうと死ぬまで外の世界に出ることが許されません。しかし、職員の中には、内部の惨酷な現状に耐えかねて逃亡する者も少なからずおり、そのような人間を粛清する組織として、夕凪の会が作られました。夕凪の会は、肉体改造を行う機関であり、それら実験の非験体には、施設からの逃亡を図った職員から選ばれます。

非験体となった職員たちは、人間とはかけ離れた姿に変えられ、後に夕凪の会として、ゆりかごの警備部隊を担いました。夕凪の会では、会長・桐生の命令が絶対であり、誰も桐生に逆らえない状態にありましたが、桐生の死を受け、組織は内部崩壊しました。

ネタバレ③変わり果てた有希

有希は、山引の大学時代の恋人で、夕凪の会の桐生の1人娘でした。当時、桐生の研究室に所属していた山引は、奇抜なアイデアで遺伝子学の新発見を次々と成し遂げるも、倫理的にタブーとされる実験の成功などを桐生たちに危険視されていました。一方の有希は、山引の考えに心酔しており、山引が桐生の罠に嵌り致死量の放射能を浴びせられた際、自らも放射能を浴びてしまいます。

その後、被曝した自身の身体の治療のため、他の生物の遺伝子を移植するも、メガネザルやアイアイの遺伝子が優位に出たことで、人間とはかけ離れた姿へ変貌しました。人間からグロテスクな動物への変貌や、理性を失った有希の悲惨な現状は、「食糧人類」でもっともトラウマなシーンでしょう。

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食糧人類の続編「食糧人類 Re:」のあらすじネタバレ

「食糧人類 Re:」のあらすじネタバレ・イメージ画像

なぜ、早い段階で最終回結末を迎えたのか、その理由は打ち切りだったのかと、様々な憶測が飛び交った「食糧人類」でしたが、2021年から続編「Re:」の連載が開始され、打ち切り説は否定的な見方をされています。以下では、宇宙人と人類の新たな生存競争を描いた「食糧人類 Re:」のあらすじネタバレを紹介します。

1巻あらすじネタバレ

その世界では「天人」と呼ばれる存在が食物連鎖の頂点に立ち、天人の下に位置する人類は、天人を崇拝すると同時に、天人に自らの肉体を食べてもらうこと、食糧として出荷されることを名誉とし、子供を生めない人類は差別・迫害の対象とされていました。主人公・天沢大輝は、ある日、当たり前だと思っていた世界の違和感に気が付き、クラスメイト達の異常な行動に気分を悪くします。

その後、万智音と帆秋と出会った天沢は、彼らも自分と同じくこの世界の異常さに気が付いていることや、この世界の知られざる秘密や、天人の正体について聞かされ、彼らと共にこの狂った世界に抗うことを決意します。そんな中、天沢の学校に天人の視察団が訪れ、食味スコア・特上のクラスメイト・蓮沼柚の出荷が半年後に決まります。

蓮沼柚は、天沢の幼馴染であり、彼女に好意を寄せていた天沢は助けに出ようとします。万智音の制止により、思い切った行動は憚れるも、天沢の説得を受けた蓮沼柚には、死に対する恐怖が芽生え始めていました。

2巻あらすじネタバレ

天沢の学校の視察に訪れた天人・3体は、つまみ食いと称して生徒を次々と食べていき、特上の蓮沼柚めがけて校舎に侵入します。そして、和室に逃げ込み、命乞いをする柚を食べようとした矢先、天人の背後から天沢が現れ、手に持っていた鋏で天人の首を切り裂きます。天沢は柚を連れて和室を脱出し、後を追う2体の天人は、万智音の特殊能力に倒れました。

天人殺害の知らせを受け、天沢の学校は管理者による捜索が行われるも、元管理者である万智音が管理者の1人を人質に取り、天人を事故死として処理するように要求します。その後、万智音と天人の管理者との間で戦いが勃発し、天沢と帆秋も加勢します。

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食糧人類の最終回に関する感想や評価

食糧人類の最終回に関する感想や評価・イメージ画像

なぜ連載2年で最終回となったのか、その理由について一部では、打ち切り説も浮上しましたが、続編の連載開始に伴い、最後は打ち切りではなかったとの見方が浸透しています。以下では、続編「Re:」とのつながりが注目される、食糧人類の最終回に関する感想や評価を紹介します。

感想1:不思議な世界観に惹かれる

漫画「食糧人類」の感想の中には、あまりのグロテスクさに最後まで読めない、結末が気になるけれど、恐くてページをめくれないなどの声が寄せられ、読者によって好みが分かれやすいホラー作品と評されています。一方で、グロテスクなだけでなく、ユーモアも取り入れた作風が面白いとの感想も見られ、ホラーサスペンスと作品と思わせない、不思議な魅力に富んでいます。

感想2:続きが気になってしまう

「食糧人類」を読むことを断念した理由の多くに、グロテスクシーンの過激さが挙げられています。しかし、漫画を読むことは怖いけれど、なぜか、物語の続きや結末最後が気になって仕方がないとの感想も寄せられています。なぜ人類が宇宙人の食糧とされているのか、その理由や施設からの脱出を試みる主人公たちの奮闘など、読者の興味・関心をそそるポイントの多さが、理由に挙げられるでしょう。

感想3:きれいな最終回結末が好き

「食糧人類」の最終回について、一部では連載期間が短いゆえの物足りなさから、打ち切り説がささやかれた一方、ファンの中には、グロテスク描写をなくした、きれいな作画で締めくくられた内容が好きとの感想も寄せられています。序盤から過激な描写が絶え間なく繰り広げられたものの、最終回ではあえてグロ要素をなくすことで、よりきれいでまとまりのある結末に仕上がったでしょう。

感想4:最終回の山引・ナツネが気になる

宇宙人を自滅させるため、自ら犠牲になった山引・ナツネでしたが、最終回あらすじにて施設跡を訪れた伊江と再会を果たしました。「食糧人類」の感想の中には、3人の再会は現実で起きたことではない、との見方もされており、あいまいな結末から最終回を何度も読み返したとの感想が寄せられており、なぜ、2人は伊江の元を去ったのかなど、新たな謎が生まれました。

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食糧人類の最終回・打ち切りまとめ

食糧人類の最終回・打ち切りまとめ・イメージ画像

「食糧人類」の漫画あらすじネタバレ、最終回結末のネタバレや、なぜ早い段階で結末を迎えたのか、その理由や打ち切り説の考察、「食糧人類」に関する感想などを、あらすじネタバレ紹介しました。読者の想定より早く最終回を迎えたことで、一部では打ち切り説が浮上した「食糧人類」でしたが、読者の中には、非常にまとまりのある結末最後だったとの感想や、続編「Re:」への期待が高まっています。

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