2022年03月08日公開
2022年03月08日更新
BEASTARS(ビースターズ)の作者・板垣巴留とは?父親はバキの板垣恵介?
「BEASTARS(ビースターズ)」は週刊少年チャンピオンに連載されていた漫画です。2度に渡るテレビアニメ化などで大ヒットを記録した作品だと評されています。「BEASTARS(ビースターズ)」の作者は板垣巴留です。板垣巴留は刃牙(バキ)シリーズ」で有名な板垣恵介の娘です。ここでは「BEASTARS(ビースターズ)」の作者、板垣巴留を特集します。板垣巴留のプロフィールや経歴、そして父親の板垣恵介についても紹介していきます。
目次
BEASTARS(ビースターズ)とは?
『BEASTARS』板垣巴留
— ドメニコ@読書×趣味垢 (@MaCdLiFP43KMNXl) April 20, 2019
肉食動物と草食動物。
欲望を超えた先の関係。
食べちゃいたいくらい好き…
13巻まで読んだけど、1巻からは想像できない展開。
久々に一気読みしました。楽しかったです😊ちょっぴり大人な、BEAST COMPLEXも良かった。#漫画好きと繋がりたい #読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/JQj6cw6DJ8
「BEASTARS(ビースターズ)」とは週刊少年チャンピオンに連載されていた漫画です。擬人化された動物たちが織り成すヒューマンドラマで人気を得たと言われています。「BEASTARS」の作者は板垣巴留です。板垣巴留は「刃牙(バキ)シリーズ」で知られる板垣恵介の娘です。ここでは「BEASTARS」の作者である板垣巴留について特集します。更に父親の板垣恵介の代表作「刃牙(バキ)シリーズ」についても触れていきます。
BEASTARS(ビースターズ)の概要
私はアニメでしかまだ見てないのですが(購入予定)“#板垣巴留“先生の“#BEASTARS“22巻 完結
— Shupon@甘いものは世界を救う (@Byakuyano46usa) January 14, 2021
🎊㊗おめでとうございます!
これから1巻から購入して読むのが楽しみです!#BEASTARS#板垣巴留 #漫画#完結お疲れ様でした pic.twitter.com/ToXp51Guqi
「BEASTARS(ビースターズ)」は週刊少年チャンピオン誌上にて2016年41号から2020年45号まで全196話が連載されました。「BEASTARS」のコミックスは全22巻です。「BEASTARS」は原作漫画の大ヒットを受けてテレビアニメ版が制作されました。アニメ版は1期が2019年10月から12月まで、2期が2021年1月から3月まで放映されました。アニメ版は円盤化され容易に鑑賞可能です。
BEASTARS(ビースターズ)のあらすじ
#BEASTARS
— 猫舌 (@nekozitank) May 9, 2020
最新刊までまた1巻から一気読み。
(画像は個人的に好きな17巻)
擬人化された草食獣と肉食獣の学園で繰り広げられる物語。
主人公レゴシの成長に夢中。
作者の板垣巴留先生は、ご存知「刃牙」の板垣恵介先生のお嬢さん!
秋田書店の懐の広さよ…#炭酸抜きコーラ pic.twitter.com/v3HUHxN5zD
「BEASTARS(ビースターズ)」の物語世界は擬人化された動物たちによるヒューマンドラマです。「BEASTARS(ビースターズ)」の主人公はハイイロオオカミの高校生レゴシです。レゴシは肉食獣ですが、寡黙で心優しい少年です。ある日、レゴシの通うエリート校チェリートン学園でアルパカのテムが肉食獣に殺害されるという事件が起きました。レゴシはおとなしい草食獣のテムを殺した犯人として疑われてしまいます。
BEASTARS(ビースターズ)の作者は板垣巴留
全22巻読了!!!: "BEASTARS 22 (少年チャンピオン・コミックス)"(板垣巴留 著)https://t.co/61S6dkapkm pic.twitter.com/ZtYVk9QEXx
— みやさと (@paststranger) January 8, 2021
週刊少年チャンピオンに連載されていた漫画「BEASTARS(ビースターズ)」は擬人化された動物たちが展開するドラマが大きな話題を呼んだと言われています。ファンの中には「けものフレンズ」との共通性を見出す人もいると言われています。「BEASTARS(ビースターズ)」の作者は板垣巴留です。ここでは板垣巴留を特集します。板垣巴留のプロフィールや経歴、受賞歴、そして「BEASTARS」誕生のいきさつを紹介します。
板垣巴留のプロフィール
ここでは「BEASTARS(ビースターズ)」の作者である板垣巴留のプロフィールを紹介していきます。板垣巴留は1993年9月9日生まれです。「刃牙(バキ)シリーズ」でおなじみの漫画家、板垣恵介の娘(三女)です。板垣巴留のペンネームが本名であるかは明らかになっていません。但し、苗字の「板垣」は父親の板垣恵介と同じで板垣恵介の本名が板垣博之であることから「板垣」は本名である可能性が高いと言われています。
「BEASTARS(ビースターズ)」の作者である板垣巴留のプロフィールを紹介しています。板垣巴留は左利きであることが明らかになっています。父親の板垣恵介のように漫画を描いている姿を公開したことがないので左手で漫画を描いているかどうかは不明です。また、板垣恵介の娘は板垣巴留の姉が二人いることも知られています。板垣巴留は結婚して子供がいるのではないかという噂がありますが、2022年3月現在真偽は不明です。
板垣巴留の経歴
「BEASTARS(ビースターズ)」の大ヒットで知られる漫画家で板垣恵介の娘、板垣巴留の経歴を紹介します。板垣巴留は幼い頃から動物の絵画やイラストを描くのが好きでした。周囲の子供たちがイラストの矛盾点をあげつらうという楽しみ方を受け入れることができなかったので細かい設定をした上で描いていたと言われています。母親や二人の姉との仲は良く、父親の板垣恵介とは彼の仕事の都合で世間話をする程度の仲でした。
板垣巴留の学生時代や漫画家デビュー
「BEASTARS(ビースターズ)」の作者で板垣恵介の娘でもある板垣巴留の学生時代や漫画家デビューについて紹介します。板垣巴留は映画製作の世界を目指して武蔵野美術大学造形学部映像学科に進学しました。しかし、映画製作の難しさという壁に当たってしまいました。板垣巴留は映画製作の道を断念しますが、物語を創造するという夢を捨て切れずにいました。そこで、紙とペンで映画製作に近いことができる漫画家を志しました。
「BEASTARS」の作者で板垣恵介の娘の板垣巴留は大学時代に描き溜めていた漫画作品を同人誌として文化祭などで販売していました。この体験が忘れられず彼女は本格的にプロの漫画家を目指すことにしました。その後、就職活動の失敗やアルバイトの不調などで苦労しましたが、父親の板垣恵介が娘の描いた同人誌を見て高評価したことで秋田書店の自身の担当者にも話が伝わり面接の運びとなり漫画家デビューの足掛かりとなりました。
板垣巴留の受賞歴
板垣巴留の受賞歴(受賞作は全て「BEASTARS(ビースターズ)」
- 「このマンガがすごい!2018」オトコ編第2位
- 「2018年 第21回文化庁メディア芸術祭漫画部門」新人賞
- 「2018年 第11回マンガ大賞 」大賞
- 「2018年 第22回手塚治虫文化賞」新生賞
- 「2018年 第42回講談社漫画賞」少年部門
ここでは「BEASTARS(ビースターズ)」の作者で板垣恵介の娘である板垣巴留の受賞歴について紹介します。板垣巴留の受賞歴は上記の通りです。「BEASTARS(ビースターズ)」の人気や評価が高まりを見せていた2017年から2018年にかけて立て続けに賞を取っていたことが窺えます。特に「マンガ大賞」の大賞は秋田書店刊行の漫画作品としては史上初であり、父親の板垣恵介も成すことのできなかった偉業だと評価されています。
板垣巴留は顔出しをしていない?
「BEASTARS(ビースターズ)」の大ヒットで知られており、板垣恵介の娘でもある板垣巴留の顔出しについて紹介していきます。板垣巴留は顔出しNGを明言している漫画家です。公の場に姿を見せる時も顔出しNGは徹底しています。どうしても姿を見せなければならない時は「BEASTARS」のキャラクター雄鶏のレゴムのマスクを被って登場します。「第11回マンガ大賞」の授賞式や父親、板垣恵介との対談もマスク姿でした。
板垣巴留の代表作BEASTARSが誕生した経緯
<comic>(板垣巴留)「BEASTARS 3巻」★★★★★肉食と恐怖という本能の壁。その壁を恋で、愛で、超えようとする努力と苦悶に満ちた巻。その苦悶を乗り越えた時に出会った細やかな美しさ。その美しがささやか故に、余計その描写に感動した。切なさの中、爪も嘴も気高く美しく輝いてた。 pic.twitter.com/DjV5JYk1NT
— 千樹本 一 (@sakimotohitotsu) February 3, 2018
ここでは「BEASTARS(ビースターズ)」の大ヒットで知られている作者の板垣巴留が「BEASTARS」を誕生させた経緯を紹介します。板垣巴留が武蔵野美術大学在学中に同人活動を行っていたことは先述しました。この時同人誌に描いた作品の中に早くも擬人化した動物の作品があったと言われています。しかも、既に後のレゴシやハルの原型となるキャラクターも生み出しており、これが「BEASTARS」の原点だと評されています。
BEASTARS(ビースターズ)の作者はバキの板垣恵介の娘だった?
●勝手に「BEASTARS」
— カリカリ君 (@seikimatuhasya_) November 10, 2021
に付いて つぶやく
板垣恵介先生
板垣巴留先生
「刃牙」最後の大戦者は
刃牙VSレゴシ‼
個人的に観たいです😅 pic.twitter.com/33MmX5Vqb2
テレビアニメ版も大きな話題と注目を集めたことで知られる漫画「BEASTARS(ビースターズ)」作者である板垣巴留は週刊少年チャンピオン2019年42号にて自分が板垣恵介の娘であることを明らかにしました。「刃牙(バキ)シリーズ」を大ヒットさせた板垣恵介と娘の板垣巴留との作風の違いに驚いたファンが多かったと言われています。ここでは板垣恵介のプロフィールや「刃牙(バキ)シリーズ」などの作品を紹介していきます。
板垣巴留の父親・板垣恵介のプロフィール
この本を読んでみてください: "バキ(8) (少年チャンピオン・コミックス)"(板垣恵介 著)https://t.co/iWr9qMjKSK pic.twitter.com/FJBrFCbkXS
— レスザンゼロ a.k.a 各務原なでしこ (@LessThanZer0x) April 5, 2021
ここでは「BEASTARS(ビースターズ)」の作者の板垣巴留の父親である板垣恵介のプロフィールを紹介していきます。板垣恵介は1957年4月4日生まれです。北海道釧路市出身です。本名は板垣博之です。既婚者で板垣巴留を含めて三人の娘がいることを公表しています。板垣恵介は少年時代から格闘技のファンで、見るだけではなく実践する方にも興味を持っていました。高校時代は少林寺拳法を習い二段になるほどの腕前になりました。
「刃牙(バキ)シリーズ」の作者の板垣恵介は高校卒業後に一般企業に短期間就職した後に陸上自衛隊に入隊しました。自衛隊には約5年間所属していましたが、病気を患ったことで除隊しました。入退院後は職を転々としました。1987年に格闘技と並ぶ趣味だったイラストの腕を活かして漫画家になることを志すと故・小池一夫主宰の劇画村塾に入り漫画家としてのスキルを会得しました。デビュー作は1989年の「メイキャッパー」です。
板垣恵介の刃牙(バキ)などの代表作
「グラップラー刃牙」
— 【非公式】佐大ぼっち部 (@Sadai_alone1) February 25, 2022
理由: 説明不要!! pic.twitter.com/KMINQCEMoD
ここでは漫画家の板垣恵介の作品を紹介していきます。化粧をテーマにしたデビュー作「メイキャッパー」は読み切り後に連載作品となりました。そして自身の趣味である格闘技を描いた作品として漫画史に残るだろうと評されているのが「グラップラー刃牙」をはじめとする「刃牙(バキ)シリーズ」です。「グラップラー刃牙」の大ヒット後も「バキ」、「範馬刃牙」、「刃牙道」、「バキ道」と2022年3月現在シリーズは継続中です。
板垣恵介は「刃牙(バキ)シリーズ」の他にもヒット作を生み出しています。最も有名だと言われているのが夢枕獏の同名小説をコミカライズした「餓狼伝」です。「餓狼伝」は掲載誌を幾度か替えながら2022年3月現在未完となっています。また、土下座をテーマにした異色作「どげせん」(作画RIN)の企画・全面協力を行いました。その後コンビを解消し、板垣恵介自身の土下座観を前面に出した「謝男 シャーマン」を発表しました。
BEASTARS(ビースターズ)の作者の他の漫画作品
板垣巴留『SANDA』2巻
— (・㉨・) (@IF_jp) February 27, 2022
謎が多すぎる~ pic.twitter.com/Fk0AYDzyUP
「BEASTARS(ビースターズ)」の大ヒットで知られている女流漫画家の板垣巴留は「BEASTARS」の連載終了後も精力的に作品を発表していると評されています。また、描く漫画のジャンルもエッセイ漫画を発表するなど幅を広げていると言われています。板垣巴留の「BEASTARS」以外の漫画作品はどのようなものでしょうか?ここでは板垣巴留の「BEASTARS」以外の連載作品・読み切り作品を紹介します。ご覧ください。
板垣巴留の連載作品
ここでは漫画家板垣巴留の「BEASTARS(ビースターズ)」以外の連載作品を紹介していきます。「BEASTARS」のプロトタイプになったと言われているのが「BEAST COMPLEX」です。擬人化された動物によるドラマである点は「BEASTARS」と共通していますが「BEAST COMPLEX」は一話完結の作品となっており、板垣巴留が長編だけではなく短編でも傑作を描けることを証明した作品だと評価されています。
板垣巴留の連載作品として注目を集めたと評されているのが「パルノグラフィティ」です。「パルノグラフィティ」は板垣家の日常における思い出を描いたエッセイ漫画です。また、板垣巴留が動物ではない人間によるドラマを描いた連載作品で話題になったと言われているのが「ボタボタ」と「SANDA」です。「SANDA」は2022年3月時点で連載中の板垣巴留の最新作です。尚、全ての連載作品がコミックスになっています。
板垣巴留の読み切り作品
ビースターズの続き、嬉しいよー!
— やみすけ (@BOKU_jo) April 11, 2021
ボタボタも楽しみ…!
ひとりで…は先日記事を読んで面白そうだったの。
「BEAST COMPLEX Ⅱ(板垣巴留)」
「ボタボタ(同)」
「ブルーピリオド(山口つばさ)」
「ひとりでしにたい(カレー沢薫)」#今日買った漫画 #今日買ったマンガ#漫画好きと繋がりたい pic.twitter.com/RjuDVym3Bz
ここでは板垣巴留の読み切り作品を紹介していきます。板垣巴留の読み切り作品は風俗嬢とその客の奇妙なドラマを描いた「白ヒゲとボイン」やラーメンをテーマにしたアンソロジー「マンガ麺」があります。両作品とも手軽に読むことができます。
BEASTARS(ビースターズ)に関する感想や評価
ここでは「BEASTARS(ビースターズ)」に関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。「BEASTARS」はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?
BEASTARS 全巻よみおわり〜長かった。。。主人公のこじらせ具合が好きで、全巻みちゃったけど、思い描いた終わり方してなかったな。。。感想は人それぞれかな。
— :) (@kenmochi__) March 3, 2022
「BEASTARS(ビースターズ)」の原作漫画のファンだと思われる方のツイートです。「BEASTARS」の最終回が思い描いたものと違っていたという感想をお持ちです。
2期見終わった後の感想。
— shiu(しゅう)Apex始めました🦨 (@shiu_MHW) February 22, 2022
「え…」
漫画読もうかなあ…完結してるし…#BEASTARS
「BEASTARS(ビースターズ)」のテレビアニメ版のファンだと思われる方のツイートです。テレビアニメ版2期の最終回をご覧になり、アニメ版は完結していないので原作漫画を読もうかなとつぶやかれています。
BEASTARSが差別をテーマにしているのは実際そうなんだろうけどアニメ第一期を視た自分の感想としては何の差別ー言い換えればどの現代イシューをモチーフにしているのかピンとこなかったな。それは作者があえて技巧的にそうしている印象を持ったけど単に自分のアンテナでは受信できなかっただけかも。
— 三和土 (@tataki_noon) January 9, 2022
「BEASTARS(ビースターズ)」のテレビアニメ版のファンだと思われる方のツイートです。テレビアニメ版1期をご覧になり、差別が明確なテーマになっているという感想をお持ちです。
BEASTARS(ビースターズ)の作者まとめ
ここでは「BEASTARS(ビースターズ)」の作者である漫画家の板垣巴留を特集しました。板垣巴留は現在「SANDA」を連載中で人気を得ていると評されています。是非一度、板垣巴留作品の世界観をお楽しみください。