ビースターズ(BEASTARS)をネタバレ紹介!あらすじ・感想や魅力を考察

2016年9月より「週刊少年チャンピオン」で連載がスタートし、瞬く間に大ヒット作品となった漫画「ビースターズ(BEASTARS)」。単行本の累計発行部数はすでに140万部を突破しています。本記事では「ビースターズ」についての10巻までの漫画各巻のあらすじやネタバレ、感想などをご紹介します。また「ビースターズ」の魅力についてもネタバレ込みで考察しましたので、興味のある方はぜひご覧ください。

ビースターズ(BEASTARS)をネタバレ紹介!あらすじ・感想や魅力を考察のイメージ

目次

  1. ビースターズの漫画あらすじネタバレや魅力を紹介!
  2. ビースターズの魅力は何?
  3. ビースターズあらすじネタバレ!
  4. ビースターズを見た感想は?
  5. ビースターズネタバレの漫画あらすじネタバレや魅力まとめ

ビースターズの漫画あらすじネタバレや魅力を紹介!

本記事では、単行本累計発行140万部を突破した大ヒット漫画「ビースターズ」についての漫画のあらすじやネタバレの他、登場するキャラクターやストーリーの魅力、購読者の感想などについて紹介します。漫画各巻のネタバレ内容を含みますので、ご注意ください。

「ビースターズ」ってどんな漫画?

「ビースターズ」は2016年9月より「週刊少年チャンピオン」で連載がスタートした板垣巴留(いたがきぱる)が作者の日本の漫画作品です。2018年に第11回マンガ大賞で大賞を受賞した作品で、初めて秋田書店の漫画作品で大賞を受賞するという快挙を成し遂げました。

「ビースターズ」が大賞を受賞した2018年に第11回マンガ大賞のノミネート作品には、すでにアニメ化が決定している「週刊少年ジャンプ」連載漫画の「約束のネバーランド」があることから、「ビースターズ」もアニメ化する日が近いのではないかと、ファンの中では囁かれています。

「ビースターズ」は、作者の板垣巴留が「週刊少年チャンピオン」にて2016年14号から17号で短期集中連載していた「ビーストコンプレックス」が人気を得たことで、同誌にて連載化が決定した作品となっています。内容は現在連載されている漫画「ビースターズ」と同様のテーマになっており、オムニバス集のため特定の主人公はいませんが、「ビースターズ」の主人公・レゴシも登場している漫画です。

「ビースターズ」は人間のように生活や共存をする肉食獣と草食獣が住む世界が舞台となっており、全寮制の学校「チェリートン学園」に通う動物たちの様子が描かれています。主人公は気弱なハイイロオオカミのレゴシで、草食獣のアルパカの生徒・テムが肉食獣に殺された「食殺事件」が学園内で起きたことから物語が動き出します。

板垣巴留って何者?

作者の板垣巴留は1993年9月9日生まれの女性で、連載当初は誕生日の前日なので齢21歳でした。漫画家の中ではかなり若い年齢で大ヒット漫画作品を生み出したことになります。

加えて、巷では同じく「週刊少年チャンピオン」にて連載を行っている「刃牙」の作者・板垣恵介の娘なのではないかと言われています。ペンネームもしくは本名かは分かりませんが、同誌にて「板垣」という珍しい名字の使用が許されていることなどからそう噂されています。公式の発表を見つけることはできませんでしたので、あくまで噂の範疇ではありますが、本当かどうか気になるところです。

ビースターズの魅力は何?

「ビースターズ」は「斬新な物語や設定が魅力的」という感想が多く寄せられています。漫画「ビースターズ」のキャラクターやストーリーの魅力についてネタバレ込みでご紹介します!

ビースターズは世界観が魅力的!

「ビースターズ」の登場人物は、一部の昆虫などを除き全て動物が擬人化した姿で描かれています。一見、草食動物と肉食動物が共に暮らす様子をコミカルに描いているのですが、その裏では常に「捕食者」と「被食者」としての緊張感が漂っています。

2つの種族の間では協定が結ばれており、肉食動物が草食動物を捕食することは犯罪です。しかし時たま、草食動物が肉食動物を食殺するという残虐な事件が起きてしまうのです。その事件を耳にする度に、草食動物は「次は自分なのでは」という不安に襲われ、肉食動物は「肉を目の前に本能を抑えられるか」ということに苦悩します。

そのため物語の中では、学園で暮らすキャラクターたちが種族を越えた友情や恋に悩む様子であったり、肉食動物が「捕食」という本能に抗う姿、相容れることのない2つの種族の対立などが描かれており、ページをめくる度に心が揺さぶられます。

ビースターズは主人公の成長が魅力的!

物語の登場時、チェリートン学園の高等部に通う主人公のハイイロオオカミのレゴシは、不器用で感情表現も乏しく、肉食獣なのに少し頼りない性格をしています。肉食動物の中でも上位クラスと言われる大きな体と強い力を持ちながらも、常に争いを避けて暮らしていました。

そんな中、同じ演劇部に所属していたアルパカの生徒・テムが何者かによって食殺されてしまいます。その事件をきっかけに、レゴシはうさぎの生徒・ハルと出会い、ハルの天真爛漫さに次第に惹かれていきますが、果たして彼女を好きなのか捕食対象として見ているのかが分からず苦悩します。

そんな葛藤を抱えながらも、自分自身の存在を見つめなおし、仲間や草食動物を守る存在でありたいと願い、そして何より学園を恐怖に陥れたテムの殺人犯を探すために、レゴシは裏市で出会った医師・ジャイアントパンダのゴウヒンに弟子入りをして成長していきます。

目立たずにひっそりと生きていたレゴシが、仲間や愛するハルのためにどんどん成長していく姿がとても感動的で、主人公を応援したくなるようなストーリーが魅力となっています。

ビースターズは登場人物が魅力的!

主人公のレゴシ以外にも魅力あふれるキャラクターが多く登場します。ヒロインのハルはドワーフ種のウサギで、「小型の草食獣」という圧倒的な弱者であることから、学園内の多くのオスと身体を重ねることで精神的に対等な存在でいようとしていました。一方でアカシカのルイに対して異種族で結ばれない儚い恋をしていました。

しかしレゴシと出会い、彼の純粋な気持ちにだんだん心を動かされていき、食殺の危機から救われたことで、レゴシを好きになります。最初は小悪魔的な存在のキャラクターでしたが、レゴシと触れ合うことで読者にとってもどんどん魅力的なキャラクターになっていきます。

ハルの元恋人であるアカシカのルイは、登場時は気高く皆から憧れられる学園のヒーローでしたが、ある事件をきっかけに学園を去り、裏社会をまとめる肉食動物の犯罪組織のボスとなってしまいます。自身が捕食対象であることに対してコンプレックスを持っており、自身の存在と気持ちの中で葛藤する様子が魅力的です。

このように、「ビースターズ」は物語の世界観や登場するキャラクターがとても魅力的な作品となっています。この他にも数多くの魅力的なキャラクターが登場しますので、気になる方はぜひ漫画をご覧ください!以上ネタバレ込みの魅力紹介でした。

ビースターズあらすじネタバレ!

2018年9月現在、「ビースターズ」は単行本が10巻まで出ています。各巻のあらすじをネタバレ込みでご紹介します!まだ未読の方はネタバレにご注意ください。

ビースターズ1巻あらすじネタバレ

全寮制のチェリートン学園で、ある日高等部の生徒で演劇部に所属しているアルパカのテムが何者かに食い殺される事件が発生します。草食動物であるテムが食殺された噂はすぐに広がり、肉食動物と草食動物の間には緊張感が走りました。また演劇部では、舞台「アドラー」に「水の精 オディー」という役でテムが出演する予定でしたが、それをよく思っていない演劇部の肉食動物が犯人ではないかという噂が回っていました。

主人公のハイイロオオカミのレゴシは、大人しく感情表現も乏しいことから、演劇部では裏方に徹して細々と過ごしていました。そんな中、テムの事件の翌日にアンゴラヒツジの女生徒・エルスは「君はテムの死をどう思う?」とレゴシに問いかけられたのです。無言で自分を見つめるだけのレゴシに、エルスは「テムを殺した犯人はレゴシかもしれない」と疑い始めます。

疑われたレゴシですが、実はレゴシとテムとは種族を越えた親友だったのです。しかもテムはエルスに対して淡い恋心を抱いていました。そのことからレゴシは、テムが渡しそびれていたエルスへのラブレターを渡すタイミングを見計らっていたのです。ラブレターを渡そうとレゴシは夜遅くにエルスを部室で待ち伏せをしますが、レゴシが犯人だと思い、襲われると勘違いしたエルスは刃物を持って抵抗をします。

しかしテムの気持ちを聞き、ラブレターを渡されたことで、レゴシの行動の意図を知り2匹は和解をしました。事件から1週間後、舞台「アドラー」の主演を務めるアカシカのルイが、テムの代役に決まったヤギのゾーイに稽古をつけるため、夜の体育館に侵入して練習を行います。見張りとして同行していたレゴシの前を、偶然ウサギのハルが通ります。レゴシは本能のままにハルを追いかけて捕獲し、彼女を爪で傷つけてしまいました。

捕食したくない葛藤で自らの腕に噛みついた拍子に、レゴシの腕が緩み、ハルは命からがら逃げ出します。そしてその後皮肉にも、再会を果たしてしまう2匹でした。以上が1巻のネタバレあらすじです。

ビースターズ2巻あらすじネタバレ

舞台に使用する花をもらいに園芸部に訪れたレゴシは、ハルと再会を果たします。ハルはレゴシが自分を襲った犯人だとは思っていないようで、レゴシに力仕事を頼んできます。力仕事を終えた後、ハルはお礼として服を脱ぎ、抱いてくれと言わんばかりに自らを差し出してきました。混乱したレゴシはその場から逃げ出してしますが、自分を怖がらずに接してくれたことを嬉しく思い、彼女に惹かれ始めていきます。

その頃、演劇部は新入生歓迎公演を控えていました。舞台「アドラー」で主役を務めるルイは、先日の稽古中にゾーイをかばって足を怪我してしまいましたが、怪我を隠して出演をし、見事アドラーを演じ切ります。しかし迫真の演技で足がさらに悪化してしまったことから、2日目は代役を立てることになりました。

ルイの指名によってベンガルトラのビルが主役に抜擢され、ビルが演じていたアドラーの敵役の1人を、レゴシが演じることになりました。練習を行い、本番当日。肉食動物が主役になれると喜ぶビルは、本番を乗り切るためのドーピングとして、禁じられているウサギの血をレゴシの目で取り出しました。それに大激怒したレゴシは大激怒し、舞台の上で戦うことを決めます。

本番中にも関わらず、大激怒しているレゴシは舞台上でビルに闘争心むき出しで掴みかかります。乱闘の中でビルにやられそうになったところ、裏で控えていたルイが舞台に飛び出し、機転をきかせてアドラー役を咄嗟に奪い返したことでレゴシは危機を救われました。以上が2巻のあらすじネタバレです。

ビースターズ3巻あらすじネタバレ

街で恒例行事として行われる「隕石祭」の装飾を演劇部担当することとなりました。隕石祭の準備で追われる中、レゴシは同じハイイロオオカミの女生徒・ジュノと出会い、いじめられていた彼女を救い出します。彼女もレゴシと同じ演劇部に入部した新入生徒でした。

そんな中、ルイからの命令で、演劇部の2年生の肉食動物たちは隕石祭の用意のために街に買い出しに行くことになります。外の世界を楽しんでいる間に、レゴシたちは違法な肉などが売っている闇市に足を踏み入れてしまっていました。肉を食べようと意気揚々とする仲間たちに激怒して、レゴシは1人その場から逃げ出します。

仲間に怒りを覚える気持ちとは裏腹に、レゴシは肉を食べたいという欲求から唾液が止まらなくなっていました。そんな中、自分に絶望して地面に倒れ込むレゴシの前に1匹のパンダが現れ、レゴシを攫っていってしまいます。レゴシを攫ったパンダのゴウヒンは、食殺に魅入られてしまった動物を更生する闇市の医者でした。

ゴウヒンはレゴシからハルに恋をしている話を聞くと、「それは恋愛の好きではなく、捕食対象としての好きである」とレゴシに告げます。しかしレゴシはそれを否定し、きちんとハルと向き合うとの宣言をし、ゴウヒンの元を去っていきました。以上が3巻ネタバレあらすじです。

ビースターズ4巻あらすじネタバレ

夏の一大イベントである隕石祭の用意に追われる中、レゴシはルイとハルが親密にしている現場に出くわしてしまい、嫉妬を覚え、彼女への恋心を自覚します。しかし、ハルとは異種族な上に、草食動物と肉食動物の高い壁が存在していることから、レゴシは苦悩をします。

一方でいじめから救い出してくれたレゴシに憧れを抱いたジュノは、ルイに対して学園の指導者であるビースターになることや、レゴシを手に入れてみせると宣言を行います。そんなジュノを気高くかわしながらも、生き餌として売られていた幼少期のトラウマから肉食動物に対して激しい憎悪を抱いていたルイは、この世界を変革することを志します。

そして隕石祭前日、装飾の飾りつけを行っている中で、レゴシはハルの姿を探していました。ハルに思いを告げようとする最中、喧騒に紛れ、ハルが何者かに連れ去られてしまいました。以上が4巻のネタバレあらすじです。

ビースターズ5巻あらすじネタバレ

シシ組に攫われたハルを救うために、レゴシはゴウヒンと合流し、ハルの元に辿り着きます。凌辱されたハルを見たレゴシは怒りから肉食動物としての本能と戦闘能力を開放させ、ボスに勝利をし、ハルを救い出します。レゴシとハルがシシ組のアジトから逃げ出そうとした際、ボスがレゴシを狙撃しようとしますが、それを拳銃を持ったルイが阻止します。

ルイの暗躍を知らずに、命からがら逃げ出したレゴシとハルは、食事をとっている間に終電を逃してしまいます。そこで2匹は近くのホテルに泊まることになります。そこでレゴシは以前ハルを食殺しそうになった過去を打ち明けます。以上が5巻ネタバレあらすじです。

ビースターズ6巻あらすじネタバレ

食殺の事実を打ち明けられたハルは、ずっと気づいていたことをレゴシに告げます。お互い本音を打ち明けたことで、少し距離が縮まった2匹は次の日無事に学園に帰宅します。そして医務室で治療を受けるレゴシの元に訪れたジュノは、ハルと距離を縮めたレゴシの様子にショックを受けそのまま医務室を後にします。そこでハルと鉢合わせたジュノは、ハルに「あなたレゴシ先輩を幸せにできるんですか?」と問い詰めます。

火花を散らす2匹。「女としてあなたに勝ってみせる」と宣言をし、ジュノは隕石祭に向かいます。ルイが消息不明になったことから、ジュノが代役として隕石祭の舞台に立つことになったのです。その舞台で、ジュノはレゴシを舞台の上に連れ出し、「草食動物を救った英雄」として担ぎ出し、肉食動物の素晴らしさを説きます。皆がレゴシに注目を集める中、いたたまれない気持ちになったハルはその場を後にしました。

ハルの姿が見えないのを心配して、レゴシはハルを追いかけます。そしてついにハルに自分の気持ちを告白し、「社会にも本能にも負けずにもっと強くなる」と宣言します。そして数日後、消息をたっていたルイが突然学園に舞い戻ります。しかし彼は演劇部を退部すると退部届を渡してきました。なんとルイはシシ組のボスを倒した後、シシ組の手下たちを従え、シシ組のボスへとなっていたのでした。以上が6巻のネタバレあらすじです。

ビースターズ7巻あらすじネタバレ

5年間も学園を統率するビースターが出ていないチェリートン学園を案じて、全種族の長が集う評議会が開催されます。そこでテムを殺した食殺の犯人を探し出したものが次のビースターに選出されることが決定しました。そんな中、レゴシは学園の警備員のガラガラヘビ・ロクメと出会います。そして彼に犯人捜しを依頼されたことで、テムの交友関係の洗い出しを始めます。

そんな中、演劇部に新入生のドールビッグホーンのピナが現れ、彼の自由奔放さに一波乱の雰囲気が漂います。さらには夜に1匹でいるレゴシに何者かが襲い掛かってきたのです。意識が薄れていく中で、レゴシは敵の情報を取ろうと噛みついて反撃し、唾液を奪って犯人を追い返します。そして力を手に入れるために、再びゴウヒンの元へと訪れることになりました。以上が7巻のネタバレあらすじです。

ビースターズ8巻あらすじネタバレ

ゴウヒンの元で修業を開始したレゴシはトレーニングを積み、肉座禅の修行を行ったことで肉食動物の本能を克服します。しかしその反動からか、噛む力が弱くなってしまいました。一方でゴウヒンの仕事を手伝う中で、歯ではなく、手足を使って戦う力を手に入れていきます。

修行に明け暮れる中、レゴシの前にハルが現れます。突然レゴシが会いに来てくれなくなったことに不満をこぼすハルに、レゴシは突然「俺と結婚してください」とプロポーズをします。突然のプロポーズに悪態をついてその場を後にするハルですが、彼女自身もいつも間にか他のオスの誘いを断るほどレゴシに一途になっていた事実が分かります。以上が8巻のネタバレあらすじです。

ビースターズ9巻あらすじネタバレ

ある日演劇部でじゃれ合っていたところ力の加減を誤ってしまい、肉食動物の部員・タオが草食動物の部員・キビの腕をもぎ取ってしまう事件が発生します。慌てる部員たちの中、キビに指名され、レゴシが彼を抱え、ヒグマのリズが千切れた腕を抱えて医務室へ運びます。そこでレゴシはリズにテムを食殺した犯人なのではないかと追及します。通りかかったピナも巻き込み、レゴシとピナはリズの始末する標的になってしまいます。

そんな中、ゴウヒンの仕事の手伝いをしている時、レゴシはルイと再会を果たします。すっかりシシ組に染まったルイに戸惑いつつも、会えたことに喜びを感じ、レゴシは思わずしっぽを振って抱きついてしまいます。月明りの下で語りあった後、レゴシは「ルイに学園へ戻ってきて欲しい」と告げ、2匹は別れました。

一方学園ではテムの食殺の事件などを受け、来年度から肉食と草食でクラス分けをし、来月から種族合同の部活動も休止されるということが決定されてしまいました。それに反発する生徒たちは共に結束し、立ち上がります。演劇部では、今までオスが演じてきた舞台「アドラー」のアドラー役をメスのジュノが演じることで、演劇部としての覚悟と反骨精神を披露することを決断します。以上が9巻のネタバレあらすじです。

ビースターズ10巻あらすじネタバレ

シシ組のボスとして生きることを決めたルイは昔、生き餌として売られていた壮絶な過去を持ちます。未だシシ組の手下たちと距離を感じていたルイですが、部下の1匹・イブキから身売りをしていた経験を聞き、イブキに心を開き始めます。同時に学園への未練を捨てるため、己の身を案ずるハルからの電話を取らずに、携帯電話を投げ捨てるのでした。

一方でレゴシは命の尊さや罪悪感を知るために、昆虫食にチャレンジをし、さらに精神的に成長を遂げます。そしてついにリズと拳を交えて勝負をすることになりました。「種族の壁を超えるのは食殺だけだ」と叫ぶリズに対し、「種族の壁を超えるのは愛だ」と反論します。そこには祖父がコモドオオトカゲで、4分の1爬虫類の血が流れているというレゴシの過去がありました。

死闘を繰り広げる中、邪魔が入ったことで、2匹の戦いは一時休戦されます。10日後の大晦日に決着をつけようと決め、2匹はその場を後にしました。その後女装をして変装したレゴシはルイの前に現れ、リズが犯人だったことを告げ、決闘に立ち会って欲しいとお願いをします。果たして2匹の肉食獣の決闘はどうなるのか?以上が10巻のネタバレあらすじです。11巻の発売が待ち遠しいです!

ビースターズを見た感想は?

最後に「ビースターズ」を読んだ読者の感想を一覧で挙げていきます。良かった感想と悪かった感想の両方をご紹介します。

良かった感想

動物たちの本能や友情・愛情の中で葛藤する様子は、とても心を揺さぶられるとの感想が多く見られました。

話題作なことと、主人公がどんどん成長していく王道ストーリーなことから、アニメ化も待ったなしと言えるでしょう!

作者は新人作家ですが、連載当初から絵がとても上手いと話題になっていました。「絵が上手」「絵がきれい」との感想がとても多かったです。

悪かった感想

悪かった感想の中では、ヒロインのハルのどっちつかずの性格が嫌いで読めないとの声が多くありました。

また、細かい線で描かれた独特な絵柄からか、苦手だとの感想もありました。イラストやヒロインの好みで好き嫌いが分かれてしまう作品のようです。

以上、「ビースターズ」を見た感想のご紹介でした。悪い感想もありましたが、比較的良い感想が多かったことから、イラストに抵抗がない方はぜひ読んで頂きたい作品です!

ビースターズネタバレの漫画あらすじネタバレや魅力まとめ

本記事では漫画「ビースターズ」のネタバレや漫画のあらすじのネタバレ、魅力などをまとめましたがいかがだったでしょうか?登場人物が全て擬人化された動物という斬新な漫画で、作り込まれたストーリーとイラストに虜になった方が多いようです。気になる方はぜひ「ビースターズ」をお読みください!

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