【異世界食堂】ヨミはねこや店主の祖母！女戦士としての過去やアニメ声優も紹介

本記事では「異世界食堂」に登場したヨミの正体・過去・声優をネタバレしながら紹介していきます。またヨミと店主の関係性や、マスターキーに関するエピソードの情報をまとめていきます。その他には、ツイッターに投稿されている感想も紹介していきます。

ヨミの正体・過去・声優を知る前に、まずは「異世界食堂」の基本情報を紹介していきます。異世界食堂は2013年から「小説家になろう」で連載されている小説が原作で、2015年から書籍版の刊行がスタートしています。2017年・2021年にはアニメが放送されており、アニメは「川柳少女」「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」などの作品に携わっている「神保昌登」が監督を務めています。

異世界食堂の舞台は「洋食のねこや」です。洋食のねこやは人間世界の飲食店ですが、「土曜日だけ異世界と通じる」という特徴があるため、土曜日になると大勢の異世界人が店を訪れています。ヒロイン・アレッタは両親を亡くした後に王都に出ており、店主と出会った事で店で働くようになりました。

異世界食堂のヨミは先代店主の妻で、正体は「異世界の勇者」です。邪神との戦いを終えた時に時空の狭間を通って人間世界に飛ばされており、人間世界で出会った先代店主と結婚しています。また人間世界の戸籍が無かったため、「西の大陸の生まれで天涯孤独の身」という申告をして「山方暦」という名前を得ています。本編が始まる10年前まで店主と店を切り盛りしていましたが、店主が亡くなった事で店に顔を出さなくなりました。

異世界食堂のヨミの好物は「ロースカツ定食」です。また料理人の妻ですが、自身はまったく料理ができないため、先代店主が作った料理を美味しそうに食べていました。味にうるさいため店主の姪・山方早希が作った料理にダメ出ししていますが、失敗しても残さずに食べるという優しい姿が描かれています。元の名前は「黄泉」を連想させるため、人間世界では一文字を加えた「暦」という名前になった事が分かっています。

プロフィール・正体を知った後は、「異世界食堂」で描かれたヨミの過去をネタバレしながら紹介していきます。またヨミと店主の関係性や、マスターキーに関するエピソードをまとめていきます。ヨミは先代店主と出会った事で優しい性格に変化しているようです。

穏やかな女性という印象があるヨミですが、勇者時代には魔族を殺す事に何も感じない冷酷な性格をしていたようです。ヨミは魔族を滅ぼすために特殊な交配で作られた存在で、それが人間らしい感情が欠落していた理由のようです。本編では80代～90代の年齢になっていますが、クロの能力を一目で見抜いているため、今でも勇者の能力は健在である事が分かります。

冷酷な性格をしていたヨミですが、「洋食のねこや」の先代店主・山方大樹と出会った事で優しい性格に変化しています。2人は本編が始まる50年ほど前に屋台を作っており、その屋台が後に「洋食のねこや」になります。また30年前には異世界と日本を繋ぐ「魔法の鈴」を入手したため、それを使って店の扉とヨミが住んでいた世界を繋げたようです。

ヨミは先代店主を愛していたため、店主が亡くなってからは店に顔を出さなくなりました。また異世界の扉を開く事ができるマスターキーを持っていたため、マスターキーを折れば異世界食堂を終わらせる事もできました。ですがヨミはマスターキーは折らずに持ち続けており、10年ぶりに再会した店主にマスターキーを渡しています。

異世界食堂は先代店主とヨミの思い出の店のため、ヨミの頭には「店を終わらせる」という選択肢がありました。ですが孫の店主が立派に店を続けていたため、ヨミは次の世代にマスターキーを託したのかもしれません。これまで店主はスペアキーを使っていたため、マスターキーを渡された事でヨミからも認められた事が分かります。

店の表の扉は異世界と繋がる可能性があるため、ヨミが「洋食のねこや」を訪れた時には裏口から帰っています。ヨミは先代店主と出会った人間世界で寿命を全うしたいと考えているため、それが裏口から帰っている理由のようです。ですがアニメでは設定を無視して表の扉から出ているため、原作ファンから残念な声が挙がっているようです。

正体・過去やマスターキーに関するエピソードを知った後は、アニメ「異世界食堂」でヨミの声を演じている声優を紹介していきます。声優のプロフィール・経歴や、過去に出演した作品を一覧でまとめていきます。ヨミの声は「永遠の17歳」を自称している声優が担当しているようです。

アニメ「異世界食堂」でヨミの声を演じたのは声優の井上喜久子です。井上喜久子は神奈川県出身で、1988年から声優活動を行っている人物です。文学少女だった学生時代は教師を目指していましたが、教育実習先で生徒に見くびられた事で教師の道を断念したようです。その後、アニメ「アタックNo.1」に感動して演技の道に進む事を決めたようです。

井上喜久子は「マウスプロモーション」に所属していましたが、1999年に事務所を離れて「オフィスアネモネ」を立ち上げています。オフィスアネモネは姉と立ち上げているため、事務所名には「花の名前」「姉もね」という意味があるようです。プライベートでは1996年に同級生と結婚しており、ファンからは「お姉ちゃん」「きっこさん」という愛称で呼ばれています。

井上喜久子は2009年版アニメ「鋼の錬金術師」で「ラスト」というキャラクターを演じています。ラストはホムンクルスの1人で、「色欲」の名を持つキャラクターです。指先を鋭利な刃に変化させる能力を持っており、マスタングの猛攻を受けて消滅しています。そんなラストが登場した本作は2001年から2010年まで連載されていた漫画が原作で、2003年と2009年にアニメが放送されていました。

井上喜久子はその他にも、「CLANNAD-クラナド-」「ふしぎの海のナディア」「怪盗セイント・テール」「おねがい☆ティーチャー」「奥さまは魔法少女」「マクロスF」などのアニメでキャラクターの声を演じています。ブレイクのきっかけはアニメ「らんま1/2」の天道かすみ役と言われており、それから「清楚な女性キャラクター」を演じる事が多くなっているようです。

正体・過去やマスターキーに関するエピソードを知った後は、「異世界食堂」に登場したヨミに関する感想を紹介していきます。異世界食堂は感動的なエピソードが人気のため、ヨミに対しても様々な感想が挙がっているようです。

勇者時代のヨミは容姿端麗な女性だったため、読者・視聴者から「ヨミは美人キャラクター」という感想が挙がっているようです。また先代店主と出会ってからは厳しさの中に優しさを持つキャラクターになっているため、こんな祖母が欲しいという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように、マスターキーを持つヨミは異世界食堂を終わらせる事ができましたが、孫の成長を知ってマスターキーを託す事を決めています。そんなヨミと孫のエピソードが泣けるという感想や、先代店主との思い出が泣けるという感想が挙がっているようです。また異世界食堂は泣けるエピソードが多いという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように、原作小説のヨミは裏口から出ていますが、アニメでは設定を無視して店の表の扉から出ているようです。この扉の違いはヨミの気持ちを表現している大切な部分のため、原作小説とアニメの違いが残念という感想が挙がっているようです。

本記事では「異世界食堂」に登場したヨミの正体・過去・声優を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？ヨミは先代店主を亡くした事で元気が無くなっていましたが、孫の成長を知ってマスターキーを託す事を決めたようです。そんなヨミが登場したエピソードを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。