【最果てのパラディン】 グレイスフィールは灯火の女神！ウィルとの関係は？

最果てのパラディンの作中で｢灯火の女神｣と呼ばれ、崇められている善の女神・グレイスフィール。最果てのパラディンに登場する灯火の女神・グレイスフィールは不死神・スタグネイトと対になる存在であり、ウィルに加護や啓示を与えています。その正体はウィルを転生させた張本人であり、彼に特別な感情を抱いています。本記事ではそんなグレイスフィールについてプロフィールやウィルの告白などをネタバレ紹介していきます。

では灯火の女神・グレイスフィールのプロフィールやウィルの告白などをネタバレ紹介する前に、グレイスフィールが登場する最果てのパラディンの作品情報について簡単にネタバレ紹介していきます。グレイスフィールが登場する最果てのパラディンとは柳野かなたが描くWEB小説投稿サイト｢小説家になろう｣原作のライトノベル作品です。元々最果てのパラディンは2015年に｢小説家になろう｣で始まり、2016年3月に書籍化されました。

2016年の3月に書籍化された最果てのパラディンは異世界転生した主人公・ウィルの活躍と冒険を描いた異世界ファンタジー作品であり、2022年2月現在までに合計5巻の書籍が刊行されています。そんな最果てのパラディンはこれまで漫画化やアニメ化などが行われており、アニメ2期の制作が決定するほど高い人気を博しています。しかし作者が体調を崩したことにより、最果てのパラディンの原作は2017年から休止状態が続いています。

現代日本で引きこもり生活を続けていた主人公は後悔しながら死亡し、赤ちゃんの姿で異世界に転生してしまいます。赤ちゃんの姿で転生した主人公はウィリアム（ウィル）と名付けられ、ブラッド・マリー・ガスという3人の不死者の元英雄に育てられます。ウィルは3人の元英雄の指導により、立派な少年に成長していきます。しかしスタグネイトという不死神が出現し、ウィルの平和な異世界生活は一変してしまうことになるのでした。

本記事でプロフィールやウィルの告白などをネタバレ紹介するグレイスフィールとは最果てのパラディンに登場するキャラクターの1人です。最果てのパラディンに登場するグレイスフィールは生々流転を司っている女神であり、フード付きのドレスと長い真っ黒な黒髪が特徴となっています。女神のグレイスフィールは輪廻に魂を導いて死者を救う役割を担当しており、ろうそくの先の火のような存在から｢灯火の女神｣と呼ばれています。

｢灯火の女神｣と呼ばれているグレイスフィールは非常に慈悲深い性格をしており、神々の中で特に人間へ手を差し伸べる存在と不死神・スタグネイトに評されています。しかしグレイスフィールは利益を生まない女神であるため、異世界で存在を忘れられています。そんなグレイスフィールはウィルを異世界に転生させ、不死神・スタグネイトとの戦いで姿を現します。この時ウィルから誓いを受け、彼に加護や啓示を与えるようになりました。

最果てのパラディンに登場するスタグネイトとは不死・永遠・停滞を司っている悪神であり、人間の魂を不死化させることから｢不死神｣と呼ばれています。不死神・スタグネイトは恐ろしい男性の姿をしており、ブラッド・マリー・ガスの3人を不死者に変えた張本人となっています。しかし不死神・スタグネイトの正体は元善の女神であり、魂の輪廻を司る女神としてグレイスフィールと共に死者の魂を輪廻に導く活動を行っていました。

しかし女神だったスタグネイトは繰り返される死に絶望し、死が訪れない世界を目指すようになります。これによりスタグネイトは善神の陣営を裏切り、不死・永遠・停滞を司る悪神となってしまいました。悪神になったことでスタグネイトは灯火の女神・グレイスフィールと敵対関係にあり、作中内で度々衝突しています。ちなみにスタグネイトの男性の姿はただの｢木霊｣であり、本当の姿は褐色肌が特徴の絶世の美女となっています。

ではここからは最果てのパラディンに登場する灯火の女神・グレイスフィールのウィルとの関係やウィルの告白についてネタバレ紹介していきます。最果てのパラディンの作中で灯火の女神・グレイスフィールは当初、主人公のウィルに加護や啓示を与えるだけの存在でした。しかし灯火の女神・グレイスフィールはウィルと不死神スタグネイトが接触するようになってから嫉妬しだし、彼に特別な感情を抱いていることが露わになります。

また灯火の女神・グレイスフィールはウィルを大切に思うあまり、ウィルに死んで欲しくないといった言葉も残しています。そんな灯火の女神・グレイスフィールはウィルが無敵の巨人に殺されたかけた際、誰かに愛されたいという願いを告白します。それを聞いたウィルは転生する時から愛していると灯火の女神・グレイスフィールに告白しました。この告白でウィルと灯火の女神・グレイスフィールは両思いとなり、共に笑顔を浮べました。

上述でネタバレ紹介した通り、灯火の女神・グレイスフィールと主人公のウィルはお互い告白して両思いとなります。しかし灯火の女神・グレイスフィールとウィルは結ばれた訳ではなく、思いを理解し合っているだけです。2人の立場は神と人間であるため、本来恋愛や子供を作ることが出来ません。しかし最果てのパラディンの作中で神と人間は｢木霊（エコー）｣という分身のような存在を作れるといわれています。

また最果てのパラディンの世界では過去に、エルフの生みの親である女神・レアシルフィアが人間の英雄と結婚し、子供が誕生しました。このことから神と人間の恋愛は最果てのパラディンの世界で特におかしくありません。なのでおそらく灯火の女神・グレイスフィールとウィルは結ばれ、結末で半神半人の子供が生まれることになるのではないでしょうか。

アニメ最果てのパラディンで灯火の女神・グレイスフィールを演じたのは日本の女性声優である悠木碧です。悠木碧とは2003年にデビューした女性声優であり、青二プロダクションに所属しながら歌手や女優としても活躍しています。元々悠木碧は子役だったことで知られており、2003年にアニメ｢キノの旅｣で声優デビューを飾りました。その後悠木碧は2011年に｢魔法少女まどか☆マギカ｣で鹿目まどかを演じ、一躍大ブレイクしました。

• 2009年のアニメ｢あにゃまる探偵キルミンずぅ｣：御子神リコ役
• 2011年のアニメ｢魔法少女まどか☆マギカ｣：鹿目まどか役
• 2013年のアニメ｢やはり俺のラブコメはまちがっている。｣：比企谷小町役
• 2014年のアニメ｢ソードアート・オンラインシリーズ｣：ユウキ役
• 2017年のアニメ｢幼女戦記シリーズ｣：ターニャ・デグレチャフ役
• 2020年のアニメ｢ヒーリングっど♥プリキュア｣：キュアグレース役
• 2015年のゲーム｢Fate/Grand Order｣：沖田総司役、ティアマト役、酒呑童子役

最果てのパラディンに登場する灯火の女神・グレイスフィールに関する感想ではグレイスフィールが美人といった感想が多く寄せられていました。灯火の女神・グレイスフィールは登場した当初、フードを被って素顔を見せませんでした。しかし物語の途中でグレイスフィールはフードを脱ぎ、非常に整った綺麗な容姿を見せます。このグレイスフィールの美貌は多数の最果てのパラディンファンを驚かせました。

最果てのパラディンに登場する灯火の女神・グレイスフィールに関する感想ではウィルの告白にドキドキしたといった感想も多く寄せられていました。本記事でネタバレ紹介した通り、グレイスフィールは無敵との巨人で傷付いたウィルに自身の願いを伝えます。それを聞いたウィルはグレイスフィールに愛の告白をしました。このウィルの告白シーンは数多くの最果てのパラディンファンをときめかせています。

最果てのパラディンに登場する灯火の女神・グレイスフィールに関する感想では不死神・スタグネイトに嫉妬する姿がかわいいといった感想も多く寄せられていました。作中で不死神・スタグネイトはウィルを気に入り、度々彼に接触します。その度にウィルへ好意を寄せるグレイスフィールは嫉妬するかわいい姿を見せています。このかわいい嫉妬姿は灯火の女神・グレイスフィールの大きな魅力の1つとなっています。

本記事では最果てのパラディンに登場する灯火の女神・グレイスフィールについてプロフィールやウィルの告白などをネタバレ紹介しました。確かにグレイスフィールとウィルは両思いであるものの、完全に付き合った訳ではありません。しかし2人はお互いの気持ちを知っているため、今後一気に急接近すると見ていいでしょう。なので最果てのパラディンファンは今後のグレイスフィールとウィルの関係にご注目下さい。