【アルスラーン戦記】ナルサスはかっこいいパルスの軍師！声優や最後の死亡シーンは？

アルスラーン戦記の作中で新パルス王国の副宰相と宮廷画家を務めるかっこいいナルサス。アルスラーン戦記に登場するナルサスとはアルスラーンのかっこいい軍師であり、アルスラーンを玉座につかせた一番の立役者となっています。しかしナルサスは下手くそなのに絵が大好きであり、ダリューンに絵を馬鹿にされています。本記事ではそんなかっこいいナルサスについて死亡シーンや名言、アニメの声優などをご紹介していきます。

ではかっこいいナルサスの死亡シーンや名言、声優などをご紹介する前に、アルスラーン戦記の作品情報を簡単にご紹介していきます。ナルサスが登場するアルスラーン戦記とは1986年から2017年まで刊行された田中芳樹が描く全16巻の小説作品です。アルスラーン戦記は王を目指すアルスラーンの活躍を描いた歴史ロマン作品であり、2013年に｢鋼の錬金術師｣の荒川弘が漫画化したことで有名となっています。

アルスラーン戦記は昔の作品であることから本来の書籍が10巻まで絶版となっているものの、荒川弘の影響で非常に高い人気を博しています。そのためアルスラーン戦記は2022年2月現在までに映画作品やテレビアニメ、OVAなどが制作されています。

アルスラーン戦記の世界においてパルス王国は土地・騎士団の強さから世界最強の国家として知られていました。しかしパルス王国はルシタニアという宗教国家に戦で大敗北し、国王のアンドラゴラス三世が捕まってしまいます。さらにパルス王国の王都も陥落し、王太子アルスラーンは腹心のダリューンと共に逃亡を図ります。そしてアルスラーンは各地で数々の仲間を集めて玉座奪還を目指し、後世に語り継がれる英雄になるのでした。

本記事で死亡シーンや名言、アニメの声優などをご紹介するナルサスとはアルスラーン戦記に登場するキャラクターの1人です。アルスラーン戦記に登場するナルサスとは主人公・アルスラーンの軍師を務めているキャラクターであり、整ったかっこいい容姿と長髪が特徴となっています。年齢は初登場時で26歳となっており、身長や体重などは不明となっています。性格はかなりの偏屈者であり、絵画などの芸術以外に興味がありません。

そのためナルサスは絵を描くことを趣味としており、絵を理解出来ない者を毛嫌いしています。また偏屈な性格からナルサスは口が悪く、度々優しい笑みを浮べながら毒舌を連発しています。しかしナルサスは政治・戦略両方に長けた天才級の頭脳を持っており、戦争において負けを知りません。また各国の言葉も理解し、剣術にも優れています。そんなナルサスは持ち前の知略を駆使し、アルスラーンをパルス王国の玉座に座らせました。

ではここからはアルスラーン戦記に登場するかっこいいナルサスの頭脳や趣味の絵、死亡シーンについてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、アルスラーン戦記に登場するかっこいいナルサスはアルスラーンの軍師を務めているキャラクターです。その頭脳は天才級であり、政治・戦争問わず優れた手腕を持っています。元々ナルサスはダイラム地方の領主をしており、頭脳だけで3つの国の連合軍を撃退する功績を挙げました。

さらにナルサスは優れた政治手腕でダイラム地方の改革を行い、アンドラゴラス三世に宮廷書記官の地位を貰います。その後ナルサスは隠居生活を始めるものの、宮廷画家の地位と引き換えにアルスラーンに協力します。そしてナルサスは知略だけで全ての戦を勝利に導き、パルスの旧体制と奴隷制の廃止を行います。そんなナルサスはアルスラーン政権の偉大な人物として名前を残し、｢天の時、地の利、人の和が見える｣と評されています。

パルス王国屈指の知恵者・ナルサスは芸術を心から愛しており、絵を描くことを趣味にしています。しかしナルサスは絵の才能が一切ありません。その絵の才能はアルスラーンを硬直させるほどであり、ダリューンやヒルメスから馬鹿にされています。また腹心のエラムにも絵の欠点があった方がいいと評されています。しかしナルサスは自身を天才の絵描きと思っており、宮廷画家の地位を要求してアルスラーンを困惑させました。

アルスラーンが政権を取った後は宮廷画家と副宰相の地位を貰い、宮廷画家の仕事をメインにするようになりました。どうやらナルサスの絵は後世で｢教育論の好きこそものの上手なれを1人で粉砕した｣や｢泣く子がナルサスの絵を見ると笑う｣と語られているそうです。

漫画版のアルスラーン戦記でかっこいいナルサスは2022年2月現在も死亡していません。しかし原作版のアルスラーン戦記では死亡し、最後を遂げてしまいます。原作版のアルスラーン戦記の作中でかっこいいナルサスはルーシャンに宰相の座を譲り、宮廷画家になるという夢を叶えます。その後宮廷画家と副宰相の地位を与えられたナルサスはアルフリードと結ばれ、一夜を共にすることになりました。

しかしアルフリードと結ばれたナルサスは北方のマルヤム国境に待機していた際、ヒルメスが率いるマルヤム軍の攻撃を受けてしまいます。そしてヒルメスとマルヤム軍にヒルメスとアルフリードは討ち取られ、死亡するという凄惨な最後を遂げてしまいました。

ではここからはアルスラーン戦記のアニメでかっこいいナルサスを演じた声優についてご紹介していきます。ナルサスを演じた声優は日本の大人気男性声優である浪川大輔です。浪川大輔とは1976年の3月29日に東京都で生まれた男性声優であり、ステイラックの代表取締役を務めながら俳優や歌手としても活動しています。元々浪川大輔は小学2年生の時に芸能事務所に入り、1985年に日本語吹き替えとして声優デビューを飾りました。

吹き替えでデビューした浪川大輔は｢E.T.｣のエリオット役や｢ネバーエンディング・ストーリー｣のバスチアン役などで知名度を上げたものの、中学時代に一度声優業を休止します。その後浪川大輔は大学生の時に声優業に復帰し、ウルキオラを演じた2007年のアニメ｢BLEACH｣で一躍大ブレイクすることになりました。そんな浪川大輔は高い演技力とイケメンボイスを活かし、これまで数多くの人気キャラクターを演じています。

• 2006年のアニメ｢ブラックラグーン｣：ロック役
• 2007年のアニメ｢BLEACHシリーズ｣：ウルキオラ・シファー役
• 2009年のアニメ｢07-GHOST｣：ミカゲ役
• 2011年のアニメ｢ルパン三世｣：三代目石川五ェ門役
• 2014年のアニメ｢ハイキュー！！シリーズ｣：及川徹役
• 2019年のアニメ｢鬼滅の刃シリーズ｣：鋼鐡塚役
• 2021年のアニメ｢呪術廻戦｣：脹相役

ではここからはアルスラーン戦記に登場するかっこいいナルサスの名言についてご紹介していきます。まずご紹介する名言はダリューンに対して発した名言です。アルスラーン戦記の作中でアルスラーンがナルサスを説得した際、ダリューンはナルサスの絵を馬鹿にしてしまいます。ナルサスは芸術を愛しており、国より絵を大切にしています。そのためナルサスはダリューンの言葉で人が変わり、上記の名言を突然叫びだしました。

2つ目にご紹介するナルサスの名言はアルスラーンに発した名言です。アルスラーンは奴隷の解放をパルスの王になって実現させようとします。しかし奴隷の身分で満足する者もおり、奴隷解放が正義という訳ではありません。逆に奴隷の身分に満足している側は奴隷解放を悪と見なし、アルスラーンの正義とぶつかる可能性があります。この危険性をナルサスは上記の名言で伝え、アルスラーンに民の統治の難しさを気付かせました。

アルスラーン戦記に登場するナルサスに関する感想ではナルサスがかっこいいといった感想が多く寄せられていました。アルスラーン戦記に登場するナルサスは非常に整った容姿を持つイケメンキャラクターです。またナルサスはかっこいい容姿に加え、天才といえる頭脳も兼ね備えています。このことからかっこいいナルサスはアルスラーン戦記ファンに非常に高い人気を博しています。

アルスラーン戦記に登場するナルサスに関する感想ではナルサスの絵が見たいといった感想も多く寄せられていました。アルスラーン戦記に登場するナルサスは絵を描くことを生きがいにしているものの、アルスラーンが絶句するほど絵の才能がありません。しかしその絵ははっきりと描かれておらず、どのようなものなのか分かっていません。そのためナルサスの絵は2022年2月現在も注目され続けています。

アルスラーン戦記に登場するナルサスに関する感想ではナルサスの死亡にショックを受ける感想も多く見受けられました。上述でご紹介した通り、ナルサスはアルスラーン戦記の大人気キャラクターです。しかしナルサスはアルフリードと結ばれた後、ヒルメスとマルヤム軍によって死亡してしまいました。このナルサスの死は多数のアルスラーン戦記ファンに衝撃を与えました。

本記事ではアルスラーン戦記に登場するかっこいいナルサスの死亡シーンや名言、声優などをご紹介しました。アルスラーン戦記の作中でナルサスはヒルメスとマルヤム軍に討ち取られ、志半ばで死亡してしまいます。しかしナルサスはパルスの旧体制や奴隷制の廃止に尽力し、アルスラーン政権の礎を築きました。なのでかっこいいナルサスは途中で死亡したものの、英雄の中の英雄といえるでしょう。