【アルスラーン戦記】エトワール(エステル)は男装のヒロイン?最後はどうなる?

エトワールとはアルスラーン戦記に登場するキャラクターの1人です。アルスラーン戦記に登場するエトワールは本名を「エステル・デ・ラ・ファーノ」という男装をした少女兵であり、騎士見習いとしてルシタニアに所属しています。正体が女性のエトワール(エステル)はアルスラーンとの出会いでイアルダボート教の狂った教えに気付くものの、ルシタニアの公爵の暴走で死亡するという最後を遂げてしまいます。本記事ではそんな男装の少女兵・エトワール(エステル)について原作と漫画の違いや死亡した最後、声優などをご紹介します。

【アルスラーン戦記】エトワール(エステル)は男装のヒロイン?最後はどうなる?のイメージ

目次

  1. アルスラーン戦記のエトワール(エステル)は男装のヒロイン?
  2. アルスラーン戦記のエトワールの原作小説と荒川版の違いは?最後は?
  3. アルスラーン戦記のエトワールのアニメ声優
  4. アルスラーン戦記のエトワールに関する感想や評価
  5. アルスラーン戦記のエトワールまとめ

アルスラーン戦記のエトワール(エステル)は男装のヒロイン?

アルスラーン戦記の作品情報

アルスラーン戦記の作中でルシタニアの公爵の暴走によって死亡する最後を遂げたエトワール。アルスラーン戦記に登場するエトワールはエステルという男装をした少女兵であり、原作版と漫画版で人物像が違うことで知られています。漫画版のエトワールはアルスラーンと密接な関係にあるため、本作のヒロインだといわれています。本記事ではそんなエトワールについて原作版と漫画版の違いや死亡した最後、声優などをご紹介します。

アルスラーン戦記の概要

ではエトワール(エステル)の原作版と漫画版の違いや死亡した最後、アニメの声優などをご紹介する前に、エトワールが登場するアルスラーン戦記の作品情報とストーリーのあらすじについて簡単にご紹介していきます。エトワール(エステル)が登場するアルスラーン戦記とは「銀河英雄伝説」で知られる田中芳樹の小説作品です。田中芳樹が描くアルスラーン戦記は1986年に第1巻が刊行され、2017年に合計16巻の書籍で完結しました。

アルスラーン戦記はパルス王国の王太子・アルスラーンの成長と戦いを描いたファンタジー作品であり、2013年に「鋼の錬金術師」の荒川弘が漫画化したことで一躍有名になりました。そんなアルスラーン戦記は原作・漫画問わず非常に高い人気を博しており、2022年2月現在までに漫画版だけで650万部を超える累計発行部数を記録しています。この人気から本作はテレビアニメやOVA、アニメ映画などのメディア作品が制作されています。

アルスラーン戦記のあらすじ

アルスラーン戦記の主人公であるアルスラーンはパルス王国の王太子として生まれ、何不自由しない生活を送っていました。しかしパルス王国は宗教国家のルシタニアに戦争で大敗北を喫し、アルスラーンの父・アンドラゴラスが捕縛されてしまいます。これにより王都が陥落し、アルスラーンは最強の武将・ダリューンと共に王都から脱出します。そしてアルスラーンは数々の英雄達を味方に加え、王都奪還に乗り出すことになるのでした。

エトワールのプロフィール

本記事で原作版と漫画版の違いや死亡した最後、アニメの声優などをご紹介するエトワールとはアルスラーン戦記に登場するキャラクターの1人です。アルスラーン戦記に登場するエトワールは宗教国家ルシタニアに所属している騎士見習いであり、茶褐色の髪の毛と蜂蜜色の瞳が特徴となっています。ルシタニアに所属するエトワールは男装をしてバルカシオン伯に従軍している女性であり、本名を「エステル・デ・ラ・ファーノ」といいます。

男装をした少女兵のエトワール(エステル)は正義感と勇気に溢れた性格をしており、同胞と祖国を何よりも大事にしています。エトワール(エステル)は生粋のイアルダボート教徒であり、イアルダボート教以外の異教徒を虐殺したいと考えています。元々エトワール(エステル)はイアルダボート教の役に立つため、男装をして兵士となりました。しかし作中でアルスラーンと邂逅し、イアルダボート教の呪縛から解き放たれました。

エトワールは男装している女性で実はヒロイン?

上述でご紹介した通り、エトワールは男装をしたエステルという少女兵のキャラクターです。そんな男装の少女兵・エトワール(エステル)はペシャワール城でアルスラーンと出会い、彼の王位継承の悩みを解決しました。またエトワール(エステル)はパルス軍の捕虜となった際、アルスラーンの言葉で本来の宗教の姿に気付きます。この時エトワール(エステル)はアルスラーンの前で感情を出し、年相応のかわいい姿を見せていました。

確かにエトワール(エステル)はルシタニアに所属しているアルスラーン戦記の敵キャラクターです。しかしエトワール(エステル)は同年代のアルスラーンと作中で親しい関係を築き上げています。そのため原作・漫画問わず、多数のアルスラーン戦記ファンからエトワール(エステル)は本作の真のヒロインといわれています。しかしエトワール(エステル)は帰国した後にルトルド公爵の暴走で死亡し、最後を遂げてしまいました。

アニメ「アルスラーン戦記 風塵乱舞」公式サイト

アルスラーン戦記のエトワールの原作小説と荒川版の違いは?最後は?

ネタバレ①エトワールの原作小説と荒川版の違い

ではここからはアルスラーン戦記に登場するエトワール(エステル)の原作版と漫画版の違いや死亡した最後についてご紹介していきます。アルスラーン戦記に登場するエトワール(エステル)は原作版と漫画版の両方で男装の少女兵として登場します。しかし容姿はアルスラーン戦記の原作版と漫画版で大きく違っています。原作版のアルスラーン戦記に登場するエトワール(エステル)は兜に収まる髪の毛をしたボーイッシュキャラです。

また鎧姿も男性らしくなっており、初登場で性別が女の子だと気付きません。一方漫画版のエトワール(エステル)は金髪のロングヘアーであり、肉体も非常に女性らしくなっています。また原作版でエトワール(エステル)は聖マヌエル城攻防戦で初登場するものの、漫画版では最序盤から登場して子供のアルスラーンと邂逅します。この違いについて漫画版の作者・荒川弘は重要なキャラクターにしたかったからとコメントしています。

ネタバレ②エトワールの原作小説での最後は?死亡する?

エトワール(エステル)の死亡した最後は原作版にしか描かれていません。アルスラーン戦記の作中でエトワール(エステル)はパルス軍から解放された後、女騎士(セノーラ)の叙勲を受けます。その後エトワール(エステル)はギスカールの帰国を要求する陳情団に参加してルシタニアを復興しようとします。しかしルシタニアの復興にエトワール(エステル)は失敗し、パルスに足を運ぶことになりました。

この時エトワール(エステル)は赤い僧院(ルージ・キリセ)に囚われていたルシタニアのルトルド公爵を助けようとします。しかしルトルド公爵が突如暴走し、エトワール(エステル)は重傷を負ってしまいます。そしてエトワール(エステル)はドン・リカルドをアルスラーンに託して死亡し、悲しい最後を遂げてしまいました。この時エトワール(エステル)はわずか19歳という若さでした。

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アルスラーン戦記のエトワールのアニメ声優

内山夕実のプロフィール

ではここからはアルスラーン戦記のアニメでエトワール(エステル)を演じた声優についてご紹介していきます。アニメでエトワール(エステル)を演じた声優は日本の女性声優である内山夕実です。内山夕実とは1987年の10月30日に東京都で生まれた女性声優であり、大沢事務所に所属しながら活動しています。元々内山夕実は15歳の時に日本ナレーション演技研究所に入所し、声優のならはしみきから演技を学びました。

演技を学んだ内山夕実は2005年にアニメ「ARIA The ANIMATION」に出演し、声優デビューします。しかし内山夕実は家庭の事情で2010年に声優業を引退してしまいました。その後内山夕実は2010年の海外ドラマ「バンパイアに恋して」で声優に復帰し、ナギを演じた2011年のアニメ「Aチャンネル」でブレイクしました。そんな内山夕実は少し低めのアルトボイスを活かし、これまで数多くの人気作品に出演しています。

内山夕実の主な出演作品や演じたキャラ

  • 2011年のアニメ「Aチャンネル」:ナギ役
  • 2012年のアニメ「咲-Saki-シリーズ」:鷺森灼役
  • 2014年のアニメ「ニセコイシリーズ」:宮本るり役
  • 2015年のアニメ「オーバーロードシリーズ」:マーレ・ベロ・フィオーレ役
  • 2016年のアニメ「リゼロシリーズ」:パック役
  • 2019年のアニメ「ぱすてるメモリーズ」:イリーナ・レスコヴァ役
  • 2021年のアニメ「無職転生」:ルーデウス・グレイラット役

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アルスラーン戦記のエトワールに関する感想や評価

アルスラーン戦記に登場するエトワール(エステル)に関する感想ではエトワール(エステル)がかわいいといった感想が多く寄せられていました。確かにエトワール(エステル)は鎧を着ると、男の子にしか見えません。しかしエトワール(エステル)は女の子の兵士であり、非常に可愛らしい顔立ちをしています。このかわいい容姿からエトワール(エステル)はアルスラーン戦記ファンに高い人気を博しています。

アルスラーン戦記に登場するエトワール(エステル)に関する感想ではエトワール(エステル)の正体に驚く感想も多く寄せられていました。エトワール(エステル)は当初、女の子のような見た目をした少年兵だと思われていました。しかしその正体は女の子であり、イアルダボート教のために男装をしていただけでした。エトワール(エステル)が女の子だと分かった際は多数のアルスラーン戦記ファンを驚かせました。

アルスラーン戦記に登場するエトワール(エステル)に関する感想では最後に悲しむ感想も多く寄せられていました。エトワール(エステル)はアルスラーンと親しい関係を築き上げ、女の子としての姿を取り戻していきます。しかしエトワール(エステル)は祖国復興の中で死亡し、最後を遂げてしまいました。このエトワール(エステル)の悲しすぎる最後は多数のアルスラーン戦記ファンにショックを与えています。

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アルスラーン戦記のエトワールまとめ

本記事ではアルスラーン戦記に登場するエトワール(エステル)について原作版と漫画版の違いや死亡した最後、声優などをご紹介しました。原作版と漫画版で見た目に違いがある男装の少女兵・エトワール(エステル)はアルスラーンとの邂逅によって間違った宗教に気付くものの、わずか19歳の若さで死亡してしまいます。もしエトワール(エステル)がアルスラーンの味方であれば、女の子として幸せに生きれたことでしょう。

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