2022年02月16日公開
2022年02月16日更新
【サカモトデイズ】大量殺人鬼スラーの正体と目的は?坂本との関係や人物像を考察
「サカモトデイズ」の殺人鬼・スラーの正体や目的を考察していきます!鈴木祐斗による漫画作品サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)。コメディタッチの作風とプロの殺し屋たちによる凄まじいアクションのギャップが話題となり、第1話のボイスコミックはユーチューブにアップされるや否や即座に100万回再生を突破しています。この記事では、サカモトデイズに登場する大量殺人鬼・スラーに焦点をあて、人物像や主人公・坂本との関係などを考察していきます。
サカモトデイズのスラーとは?
サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)の作品情報
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— 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) June 15, 2021
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鈴木祐斗による日本の漫画作品サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)。この記事ではサカモトデイズに登場する謎の人物「スラー」を特集していきますが、まずはサカモトデイズの作品情報をお届けします。最初に作品概要、そして簡単なあらすじへと続きます。
サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)の概要
サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)は鈴木祐斗による漫画作品で、集英社の週刊少年ジャンプ2020年51号に掲載され、以降現在も連載が続いています。単行本は同じ集英社のジャンプ・コミックスにて、2022年2月現在5巻まで刊行されています。
Weekly Shonen Jump 2021 Ausgabe 48
— Ramin.D.Akira (@Ramin_Akira) October 31, 2021
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第1話のボイスコミックがユーチューブにアップされるとすぐに100万回再生を超えるなど話題になり、「次にくるマンガ大賞 2021」にてコミックス部門9位にランクイン、さらに本年2022年の「全国書店員が選んだおすすめコミック 2022」では6位に入る健闘を見せています。ちなみに、単行本の累計発行部数は2022年1月時点で50万部を超えています。
サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)のあらすじ
サカモトデイズの読み切りの坂本さん、もよもよ加減が控えめだったんだ
— とんたこすとだ (@rakuetoda) September 24, 2021
今の方がマスコット的な可愛さがある
(ジャンプ GIGA 2020 winter 掲載(Kindleとかで読める)) pic.twitter.com/bAQ3paLz8L
かつては最強の殺し屋と恐れられた主人公・坂本太郎。ところがある日のこと、偶然立ち寄ったコンビニの女性店員に一目ぼれしたことをきっかけに殺し屋稼業から足を洗うことになります。その女性と結婚し一児を設けると、今では雑貨店を営む良き夫・良き父親におさまっていました。その雑貨店に坂本の昔の部下・シンがやって来ます。シンは組織を勝手に抜けた坂本の殺害を命じられていたのです。
スラーのプロフィール
ここからは、この記事のメインテーマであるサカモトデイズのスラーの和合に移っていきます。最初に謎の多い人物・スラーのプロフィールを紹介します。
スラーはサカモトデイズに登場する殺し屋の1人ですが、ただの殺し屋ではありません。殺しの斡旋業者である殺連(正式名称:日本殺し屋連盟)に所属するプロの殺し屋を100人以上も斬殺した稀代の殺人鬼です。何らかの理由で坂本に殺害されたと考えられていましたが、スラーと名前を変えて生き延びていました。そして、坂本に懸賞金をかけたことで殺連直属の特務部隊であるORDER(オーダー)から命を狙われることになります。
サカモトデイズ、スラーと楽という絶対的ピギャアアウケするキャラを出して来たあたり最高です(致命的ヲタ) pic.twitter.com/BdQAwTisyY
— ₐᵣᵣᵢᵥₑdₑᵣcᵢ (@joooooooosuke) January 23, 2022
そんなスラーの本名が判明します。サカモトデイズの6巻52話でのことです。思いがけないところでスラーと再会した坂本とシン。スラーの顔を見た坂本が驚きの表情で「有月(うづき)!」と叫びます。スラー(有月)が生きていたことに驚いたようです。スラーの方は坂本に挨拶すると、これからは「スラー」という名前で読んでほしいと頼みます。さらに、太ってしまった坂本を見るのは悲しいとこぼします。
また、殺し屋養成機関・JCCでスラーと同期だった南雲は、スラーのことを述懐し、地味な人物でほとんど印象に残っていないと語っていました。
サカモトデイズのスラーの正体と人物像を考察
考察①スラーらしき人物の後ろ姿
ここからは、サカモトデイズのスラーの正体と人物像に迫っていきます。サカモトデイズには、殺害現場に必ず血で描いた「×」マークを残していく殺し屋集団が登場します。スラーの正体はその謎に満ちた集団のリーダーだったのです。
2巻で登場した時は、✖️を上手く書けてなかった。
— ぼぬちん (@bonu_chin) November 6, 2021
4巻の鹿島の過去回想だと上手く書けている。
おいらはスラーの二重人格説を推す🧐#サカモトデイズ pic.twitter.com/entKsvNEya
坂本に懸賞金がかけられたのと時を同じくして、スラー率いる集団による殺し屋の殺害が始まり、被害に遭った殺し屋は100人に上ります。殺し屋業界に衝撃が走り、殺連直属のORDERが動き出す事態になります。
「×」マーク集団のボス・スラーらしき人物は、漫画サカモトデイズの第15話で後ろ姿が描かれています。その人物は白いスーツに身を包み、頭は金色に染めていました。
考察②スラーとラボの武装集団の関連
次に、スラーとラボの武装集団との関連を探っていきます。ラボ(LABO)とは、エスパー青年シンが幼い頃生活をしていた施設で、そこで彼は超能力を獲得しています。この施設が鹿島という男が率いる武装集団に乗っ取られる事件が起きました。
事件を起こした集団のボス・鹿島の手や顔は継ぎはぎだらけで、頭にシカの被り物をしているのですが、口には「×印」がつけられています。その×印を見てルー・シャオタンがスラーの×印を想起したように、ラボの武装集団のボス・鹿島とスラーは何らかの関係があると考えられます。
鈴木先生ありがとう…
— 美和子 (@thousandleaf33) October 25, 2021
今週のこのシーンの鹿島さんが、最高にカッコよくて好きです。
これからも彼の活躍に期待しております🙇♀️
#サカモトデイズ pic.twitter.com/3XE6f2wkzH
ただし、鹿島とスラーが同一人物という線は低そうです。スーツ姿の男が「はじめてのイラスト」という本を手に取り「×印」を描く練習をするシーンがあるのですが、その男に継ぎはぎはありません。
サカモトデイズ第15話では、鹿島が自分の才能を見出してくれた人物に敬意を表し「あの方の期待に応えるために」と語っています。この「あの方」がスラーの正体である可能性が高いのではないでしょうか?
サカモトデイズのスラーの目的や坂本との関係を考察
考察①坂本を殺そうとしているという説
ここからは、未だ謎に包まれた人物・スラーの行動の目的や主人公・坂本との関係を考察していきます。サカモトデイズの52話では、スラーと対峙した坂本が自分に懸賞金をかけた目的について問い質す場面があります。しかしスラーはその問いには答えず、坂本の胸を小型ナイフで一突きにしました。
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スラーがなぜ殺し屋の殺害を繰り返しているのか、現時点ではわかっていません。ただ、彼の目的を推察する手掛かりがありますので紹介しておきます。まず前述のとおり、坂本に懸賞金がかけられた時期にスラーの殺し屋殺害が始まっています。2つの事柄が無関係とはいえないでしょう。また、殺し屋集団は超能力青年・シンを狙っていることがわかっています。さらに集団では新たな武器を製造しているようです。
以上のことから推察すると、まず浮かんでくるスラーの目的は坂本殺害です。伝説の殺し屋・坂本を仕留めるのは容易なことではありません。そのために新たな武器を開発したりプロの殺し屋に戦いを挑んで実力をつけているのかも知れません。
考察②スラーが坂本のファンという説
サカモトデイズのスラーの目的、2つ目に考えられるのはスラーが坂本のファンだという説です。懸賞金がかけられた坂本は多くの殺し屋の標的となっています。そこで、坂本を殺し屋から守るためにスラーが殺し屋を始末しているというのです。
坂本さんの若い頃がカッコいい。
— Figaro (@FigaroKirstein) February 7, 2021
変わりすぎだろコレ。#SAKAMOTODAYS #サカモトデイズ #週刊少年ジャンプ #漫画好きと繋がりたい pic.twitter.com/v0E9TOcwLn
しかし、坂本を守るためであればお金をかけて新たな武器の開発をしたりシンを誘拐したりする必要はないのではないでしょうか?スラーが坂本のファンで彼を守るのが目的という説は、信憑性が低いかも知れません。
考察③殺し屋に強力な武器を売り金儲けをしようとしていた説
スラーが殺し屋を殺害する目的の考察、3つ目に考えられるのは金儲け説です。殺し屋に新開発の強力な武器を売り込もうとしていたということです。
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照準を合わせて狙う相手は一体――!?
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新開発の武器の威力を試すためにプロの殺し屋に戦いを挑み、最終的には坂本を殺害することで武器の評価を爆上げしようとしていると推定してみました。莫大な資金が調達できるようになりさらに大量生産を目指す、狡猾なスラーならあり得るのではないでしょうか?
サカモトデイズのスラーに関する感想や評価
ここまでサカモトデイズのスラー特集をお届けしてきましたが、最後にスラーに関する感想や評価をTwitterより紹介します。
#サカモトデイズ
— たまやん先輩 (@x_Tamayan_x) January 24, 2022
スラーは有月というJCC時代の同級生。イメージ的には呪術の夏油みたいな感じで組織と相容れない思想を持ち始めたから坂本さんが殺したけれど実は生きてましたパターンか。スラーの頭もこうなってそう🤔 pic.twitter.com/xo8sey0kda
最初に紹介するサカモトデイズのスラーに関する感想・評価は、スラーのイメージを語るツイートからです。イメージ的には呪術廻戦の夏油のように、組織とは相いれない思想を持つ一匹狼だと言います。頭の中身も同程度ということですが、どうなのでしょうか?
サカモトデイズずっとスラーと南雲くんで揺れてたけどスラーが好きすぎるので多分スラー……
— いち (@ichi_5_na_) February 10, 2022
絶対金髪だもんねスラーって……
続いて紹介するサカモトデイズのスラーに関する感想・評価は、スラーが好きすぎるという方のツイートからです。南雲にも心惹かれていたそうですが、最後の決め手は”金髪”だったようです。
サ、サカモトデイズのスラー大暴れ回 面白すぎ〜〜〜!!!!!面白ポイントが多すぎる 19Pでこんなに詰め込んでて濃いのに、もっとちょうだいもっとこの面白いやつ!ってなるの最高
— 豆腐フル杏杏📛 (@wakanatrium) February 9, 2022
最後に紹介するサカモトデイズのスラーに関する感想・評価は、スラーの大暴れする回が最高だというツイートからです。わずか19ページに面白さを詰め込み、濃い内容になっているのにもっと読みたくなるといいます。滅多にない経験をして興奮気味のツイートでした。
サカモトデイズのスラーまとめ
ここまで漫画サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)に登場する大量殺人鬼・スラーにスポットを当て、その正体や殺戮の目的、そして主人公・坂本との関係などを考察してきました。いかがでしたでしょうか?
It's very hard when there's only 1 store I can buy original manga jap ver in my country and it's very far from my hometown. Gladly I went there few weeks back just to buy this. You know the series is lit when you bought it for your manga collection.#sakamotodays #サカモトデイズ pic.twitter.com/k0HAjhUKdd
— Arsyari Adnan (@imarsyari_22) May 13, 2021
スラーの正体ですが、本名を「有月(うづき)」といい、殺し屋養成機関・JCCでは坂本や南雲と同期の人物です。現在は、殺害現場に血で描いた「×」マークを残す殺し屋集団のリーダーで、プロの殺し屋を100人以上も葬り去ってきた稀代の殺人鬼となっています。
また、スラーの目的ですが、坂本を殺そうとしている説、坂本のファンで彼を守ろうとしている説、そして武器を売って金儲けしようとしている説を紹介しました。いずれも「これだ!」という確信を得るまでには至りませんでした。この点については、サカモトデイズの今後の展開に期待しましょう。