【ワンピース】ゴムゴムの実は50億ベリー？ロマンスドーンでの価値に違いはある？

今回は「ワンピース」の主人公モンキー・D・ルフィの悪魔の実「ゴムゴムの実」について、50億ベリーと紹介された「ロマンスドーン」でのゴムゴムの実の値段や価値と比較し、ゴムゴムの実が50億ベリーと言われる理由を考察していきます。また、ゴムゴムの実の覚醒についても考察していきます。まず、ここでは「ワンピース」の作品情報をみていきます。

国民的人気を誇る「ONE PIECE（ワンピース）」は「週刊少年ジャンプ」にて、1997年から連載中の海賊を題材にした冒険ファンタジー漫画です。原作者は尾田栄一郎先生、テレビアニメは1999年からフジテレビ系列で放送中で、劇場版アニメも2000年から14作品が公開。2022年8月には15作目となる新作の公開も控えています。

海賊王ゴール・D・ロジャーが処刑間際に発した一言で大海賊時代が訪れ、東の海の小さな村で暮らす主人公の少年ルフィも、赤髪のシャンクスの影響で海賊に憧れていました。その後、ゴムゴムの口にしてカナヅチとなったルフィは、溺れていたところをシャンクスに救われます。そして、村を去るシャンクスから麦わら帽子を託され、立派な海賊になって再会することを約束。10年後、ルフィは海賊王になる夢を掲げ、村を出発します。

「ワンピース」に登場するゴムゴムの実は、超人系（パラミシア）の悪魔の実で、紫色のメロンのような見た目をしています。もともとは主人公モンキー・D・ルフィが暮らすフーシャ村に滞在していた、赤髪のシャンクスの海賊団が敵船から奪った戦利品として所有していたものでした。しかし、ルフィは何も知らずにそれを食べてしまいます。

こうして、ルフィはカナヅチになるのと引き換えにゴムのように体が伸び縮みし、電気を通さないゴム人間となったのでした。次に、そんな主人公ルフィの悪魔の実として知られる「ゴムゴムの実」について、「ロマンスドーン」との値段や価値を比較し、50億ベリーと言われる理由などを考察していきます。

「ワンピース」に登場するゴムゴムの実は「ロマンスドーン」にも登場しています。そこで「ワンピース」と「ロマンスドーン」のゴムゴムの実の価値を比較していきます。

「ゴムゴムの実」の50億ベリー説に関する考察、1つ目は両作品での価値についてです。「ワンピース」の原作者・尾田栄一郎先生が「ワンピース」の連載を始める前に描いた短編漫画「ROMANCE DAWN（ロマンスドーン）」にて、ゴムゴムの実が登場。売れば50億ベリーの値段がつく幻の実であると紹介されています。

この「ロマンスドーン」は「ワンピース」の原型になった作品と言われています。そのため、そんな「ロマンスドーン」でゴムゴムの実が50億ベリーと紹介されていたことから「ワンピース」の世界でも、ゴムゴムの実の値段が50億ベリーなのではないかと話題になっています。

また「ワンピース」作中で現在判明している歴代懸賞金ランキング3位のカイドウが46億1100ベリー、2位の白ひげが50億4600万ベリー、1位のゴール・D・ロジャーが55億6480万ベリーであることから、「ロマンスドーン」で紹介されたゴムゴムの実の50億ベリーは相当な値段であることが分かります。

「ゴムゴムの実」の50億ベリー説に関する考察、2つ目は両作品のゴムゴムの実の価値が同じ可能性についてです。「ワンピース」の世界では悪魔の実の相場について「1億べりうーを下らない」と紹介されており、億単位で取引されていることが分かります。さらに、トラファルガー・ローが食べた「オペオペの実」がだいたい50億ベリーで取引されていることが判明しています。

「オペオペの実」は自在に手術ができる「改造自在人間」になる悪魔の実です。他人に不老不死手術を施せることから「究極の悪魔の実」とも言われており、政府が取引に参加していたほどの貴重な実です。さらに、元CP9の諜報員のフーズ・フーが、かつて「ゴムゴムの実」の護送をCP9が担っていたことを明かしています。

世界政府直属の暗躍組織であるCP9が直々に護送していたことから、ゴムゴムの実も政府にとって、かなり重要な実であることがうかがえます。このように「ワンピース」の「ゴムゴムの実」も「オペオペの実」と同じように、直接政府が関わっていることから「ワンピース」のゴムゴムの実の値段も「ロマンスドーン」と同じ50億ベリーである可能性が高いと考えられています。

「ゴムゴムの実」の50億ベリー説に関する考察、3つ目は両作品のゴムゴムの実の価値が違う可能性についてです。実際「ロマンスドーン」と「ワンピース」でゴムゴムの実の価値は同じなのでしょうか？現時点で両作品の世界の関係性に関しては明言されていません。

そして「ワンピース」の原型となった作品で世界観が似ているとはいえ、両作品はまったく別ものなのも確かです。そのため、ゴムゴムの実の値段など、細かい設定などが両作品で異なる可能性もあると考えられています。

次に「ワンピース」の世界でも「ロマンスドーン」と同じくゴムゴムの実の値段が50億ベリーだった場合、その理由を考察していきます。

「ゴムゴムの実」が50億ベリーと言われる理由を考察、1つ目は海賊王ゴール・D・ロジャーがゴムゴムの実の前任者だった説についてです。海賊王が前任者の悪魔の実なら、50億ベリーの値段がつけられたり、CP9が護送したりしていても、おかしくないと考えられています。

「ゴムゴムの実」が50億ベリーと言われる理由を考察、2つ目は悪魔の実を2つ食べることができる説についてです。悪魔の実の能力者は2つ目の悪魔の実を口にした瞬間、体内から爆発すると言われています。

しかし、ゴムゴムの実の能力者はゴムのように体が伸びるため、2つ目の悪魔の実を食べたときの爆発にも耐えられるのではないかという説が浮上しています。そして、もしそうなら、ゴムゴムの実の価値が高いのも頷けると言われています。

五老星の口から「何百年も覚醒することがなかった」「歴史からその実の名前を消すために世界政府がわざわざもう1つの名前を与えた」悪魔の実の存在が明かされています。その悪魔の実こそ「ゴムゴムの実」なのではないかとファンの間で推察されています。次に、もし五老星が語っていた悪魔の実がゴムゴムの実だった場合、その覚醒やもう1つの名前について考察していきます。

「ゴムゴムの実」の本当の名前が「ニカニカの実」という説についてみていくと、「ワンピース」原作コミック101巻収録の1018話にて、フーズ・フーは「人を笑わせ、苦悩から解放してくれる戦士」として「太陽の神ニカ」の伝説を語っています。太陽の神ニカも歴史から消されてしまった存在のようで、このときの太陽の神ニカのシルエットが、空島編で見せたルフィのシルエットにそっくりなため、話題になりました。

また、ルフィもこれまでの冒険の中で、苦しむ人々を救い、笑顔にしてきました。そして、シルエットの太陽の神ニカの手足がゴムのように伸びていることから、もしかしたらルフィは太陽の神ニカと同じ能力で、ゴムゴムの実の本当の名前は「太陽の神ニカ」からニカニカの実なのではないかという説が浮上しています。

「ゴムゴムの実」の本当の名前が「クマクマの実幻獣種（モデル ガムベルー）」という説についてみていくと、UMA（未確認生物）の中に熊のような見た目をした「ガムベルー」という生き物がいるそうです。ガムベルーは何でも食べる大食いで、ゴム風船のように丸く膨らんだ体を持ち、伸縮性の高い皮膚は銃弾をも跳ね返すそうです。さらに、生命の危険を感じると爆発するとも言われています。

このように、大食いやゴムのような体の特徴がルフィと共通しています。そして、もし「生命の危機を感じると爆発する」ことが世界を揺るがすほどの大爆発で、それこそがこの悪魔の実の覚醒にあたるとすれば、五老星が脅威に感じるのも頷けると言われています。

「ゴムゴムの実」の本当の名前が「ノビノビの実」という説についてみていくと、ゴムゴムの実が本当はあらゆるものを伸ばすことができる「ノビノビの実」だった場合、身体はもちろん、聴力を伸ばして他の人には聞こえない動物や海王類の声を聴いたり、空間や時間を伸ばす能力があるのではないかと考えられています。

そのため、タイムスリップしたり、オペオペの実のように人の寿命を延ばしたりできる可能性が推察されています。ただ、ルフィは空島でエネルの雷に全く反応していませんでした。そのため、ルフィにはきちんとゴム要素があることから、ノビノビの実説は薄いと見られています。

「ゴムゴムの実」が覚醒すれば、消しゴムとなって記憶や過去を消せるのではないかと考察されています。その場合、空白の100年を作ったのも、ゴムゴムの実の前任者であると考えられ、ゴムゴムの実が覚醒して消しゴムになる説も話題になっています。

こちらは「ゴムゴムの実」に関するツイートです。フーズ・フーが言った「麦わら帽子も」「ゴムゴムの実も」という言葉が気になるという感想で、シャンクスの前に麦わら帽子の持ち主だったロジャーが、ゴムゴムの実の前任者なのではないかと考察されています。

こちらも「ゴムゴムの実」に関するツイートです。ゴムゴムの実について、 ネフェルタリ・コブラは何か知っているのではないかという考察となっています。

こちらも「ゴムゴムの実」に関するツイートです。オペオペの実、ジキジキの実、ゴムゴムの実のそれぞれの前任者が「ワンピース」の世界を作ったのではないかと考察されています。

いかがでしたか？「ワンピース」の主人公モンキー・D・ルフィの悪魔の実「ゴムゴムの実」が「ロマンスドーン」で50億と紹介されていることから、「ワンピース」と「ロマンスドーン」での値段や価値を比較してきました。さらに、ゴムゴムの実が50億ベリーと言われる理由を考察し、前任者がロジャー説や悪魔の実を2つ食べることができる説についてみてきました。

また、ゴムゴムの実の覚醒について紹介し、ゴムゴムの実の本当の名前が「ニカニカの実」説や「クマクマの実の幻獣種（モデル ガムベルー）」説、「ノビノビの実」説や覚醒したら消しゴムになる説についても考察してきました。今後、さらに謎が明らかになっていくことが期待される「ゴムゴムの実」に皆さんもぜひ注目してみてください！