【ワンピース】オシオシの実の能力を考察！モーリーがニューカマーランドを作った？

ワンピースは海洋・ファンタジーに加えて迫力あるバトル、個性豊かなキャラクターが魅力の漫画で、週刊少年ジャンプで連載中です。作者は尾田栄一郎、コミックは最新刊・101巻が発売中です。1997年から週刊少年ジャンプで連載が始まったワンピースは、今では世界中で読まれ、愛されている漫画です。全世界で4億9000万部を超える発行部数を記録しており、テレビアニメもフジテレビ系でロングラン放送を更新中です。

1997年から連載が始まったワンピースは、本編の漫画の他にファンブック、画集、ムック本、ゲームなども充実しており、また、スピンオフ作品として漫画やノベライズ版が発売されています。ワンピースの劇場版映画は2000年から2019年まで14作が公開され、2022年8月6日には新作として谷口悟朗監督による「ONE PIECE FILM RED」が公開予定となっています。

海賊王ゴールド・ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を得ようと世界中の海賊たちが争う大海賊時代。主人公のモンキー・D・ルフィは海賊の赤髪のシャンクスと出会い、自分もいつかは海賊王になりたいと夢見るようになります。シャンクスに麦わら帽子を託されたルフィは修行を積み、17歳で旅立ちます。行く先々で出会った仲間と「麦わらの一味」を結成したルフィの冒険と成長の物語です。

ワンピースのモーリーは巨人族出身で、革命軍・西軍の軍隊長です。プロフィールを見ていくと、誕生日・9月11日、年齢・160歳、身長・1253㎝です。懸賞金は2億9300万ベリー、悪魔の実「オシオシの実」の能力者で、武器は巨大な銛、覇気は武装色と見聞色を備えています。巨大な体に加えて口からアゴに掛けて蓄えた豊かな髭が特徴で、威圧感たっぷりの容姿をしています。

威風堂々とした体格と髭が特徴のモーリーですが、「やだもー、どこ見てんのよー!」というセリフが有名で、オネエ言葉や女子高生のような言葉遣いも特徴です。しかし、声が低いために「オッサンの声」などと言われています。服装は、赤系のチェックのミニスカートを履き、足元はルーズソックスにローファー、上半身はほとんど何も着ていません。

ワンピースの革命軍・軍隊長であるモーリーはプロフィールで紹介した通り、悪魔の実「オシオシの実」（超人系）の能力者です。モーリーが「オシオシの実」の能力者であることが判明したのはコミック91巻でした。ここからは、モーリーの「オシオシの実」の技、能力、強さについて考察していきます。

ワンピースのモーリーの「オシオシの実」は、物を押しのける能力、土を粘土状にできる能力、柔らかくなった地中を思うままに移動する能力などがあります。さらに、地中に充分な空間を作り上げることもできます。また、「オシオシの実」は自分の周りだけでなく、相手が立っている地面も柔らかくすることができるため、相手を足下から崩すことができます。巨大な武器である銛で粘土状にした土を自在に操る能力もあります。

以上のような能力を持つ「オシオシの実」は、押しのけた土や物で攻撃する技がありますが、特に名前はついていません。ワンピースの904話でモーリーが地中から登場するシーンがありますが、まさにこれらの能力を使って土の中を自在に動き回り、地上に顔を出しています。モーリーの主な活躍としては、ルルシア王国で黒ひげ海賊団の傘下「桃ひげ」と戦ったときのエピソードがあります。

「偉大なる航路（グランドライン）」にあるルルシア王国の港町は「桃ひげ」の襲撃により危険にさらされていました。そこにモーリーがリンドバーグやベティ、カラスら革命軍の同僚たちと駆けつけ、「オシオシの実」の能力で敵の足下を崩し、勝利に貢献しました。さらに、モーリーは「オシオシの実」の能力を使って、サボやリンドバーグ、カラスらと世界会議が開かれている聖地マリージョアに秘かに潜入することができました。

4年に一度開かれる世界会議（レヴェリー）には政府の要人や加盟国の王たちが大勢集まっています。そんな中での潜入はかなり危険を伴いますが、地中に空間を作り、自在に動くことができるモーリーの「オシオシの実」の能力が大いに発揮されたということです。

モーリーの「オシオシの実」の能力でもう一つ挙げられるのは、柔らかくした地面で波を作る能力です。地面に波を作ることで、大勢の敵の足下を崩すことができ、一網打尽に倒すことができます。このように、モーリーの「オシオシの実」の能力や強さは広範囲にわたって影響力を発揮し、また、大地を動かすという非常にスケールの大きいものとなっています。

ここまで、ワンピースの革命軍・軍隊長であるモーリーの悪魔の実「オシオシの実」の能力や強さについて見てきました。ここからは、モーリーとニューカマーランドとの関係、カマバッカ王国・女王で革命軍のイワンコフとの関係について考察していきます。

ニューカマーランドとは、世界政府が作った世界一の大監獄インペルダウンにある秘密の空間です。インペルダウンは海底に広がる監獄で、地下6階まであり、迷路のような構造となっています。各階層はレベル1、2…と呼ばれており、ニューカマーランドはレベル5と6の間の空間「レベル5.5番地」にあります。この空間「レベル5.5番地」については、ワンピースの「インペルダウン編」でイワンコフが語っています。

イワンコフによると、約100年以上も前に、インペルダウンに収監されていた穴を掘る能力者が、レベル5と6の間に空間を作り出したということです。この空間を作ったのが「オシオシの実」の能力者であるモーリーと言われています。モーリーは今では革命軍に所属していますが、約100年程前までは海賊をしており、そのためにインペルダウンに収監されたと考えられています。

この能力を使ってモーリーはインペルダウンを脱獄したと考えられています。「レベル5.5番地」への入り口はインペルダウン内の様々な場所に作ってあります。例えば、レベル1にある針山、レベル2にある猛獣の巣、レベル4にある業火の中や死体置き場などです。インペルダウンの看守たちはこれらの入り口に気づいていません。

ただ、突然囚人が消えることがあるので、その現象を看守たちは「鬼の袖引き」と呼んでいるのでした。モーリーが「オシオシの実」の能力で作り出した空閑「レベル5.5番地」にニューカマーランドを作ったのがイワンコフでした。ここに迷い込んできた囚人たちは、ニューカマーランドの女王として君臨するイワンコフの影響で、性別を超越したニューカマー（新人類）となります。

モーリーとイワンコフの関係について見ていくと、インペルダウン編でニューカマーランドの成り立ちについて語ったイワンコフですが、実は空間を作ったのがモーリーだということを知らないようです。二人の年齢を見ていくと、イワンコフの年齢は50代前半、モーリーは長寿の巨人族ということで、年齢はすでに160歳です。イワンコフの年齢を考えれば100年以上も前の出来事をイワンコフが見ていたはずがありません。

イワンコフ自身、モーリーから直接聴いたとは言っておらず、他の人から聴いた話だと言っています。イワンコフはエース奪還のためにインペルダウンにやってきたルフィを死の淵から助け出し、その後、イワンコフもインペルダウンを脱出し、カマバッカ王国に帰還しています。それでは、イワンコフとモーリーは出会っているのでしょうか？

二人が出会った時期について見ていくと、モーリーはインペルダウンを脱獄してから革命軍に所属しています。そこでモーリーは同じ革命軍にいたイワンコフと出会ったそうです。それは、イワンコフがインペルダウンに入る前ということです。インペルダウンに収監されたイワンコフは「レベル5.5番地」に、ニューカマーたちの楽園・ニューカマーランドを作ったのでした。

しかし、「レベル5.5番地」を作ったのがモーリーだということは知らないということです。出会ったときのモーリーとイワンコフは意気投合したということで、同じ革命軍の軍隊長として、いつか共に戦場に出ることもあると考えられ、両者の共闘に期待が寄せられています。

ここまで、ワンピースの「オシオシの実」の能力者で革命軍に所属するモーリーとニューカマーランドの関係と、イワンコフとの関係について見てきました。ここからは、アニメ版ワンピースでモーリーの声を担当している声優・三宅健太について紹介します。

ワンピースのモーリーの声優・三宅健太は1977年8月23日生まれ、沖縄県出身、血液型・A型、「81プロデュース」に所属する声優です。「アミューズメントメディア総合学院・声優学科」を卒業。1999年にアニメ「ゾイド -ZOIDS-」（帝国兵士役）で声優デビューしました。2019年には「声優アワード」の助演男優賞を獲得しています。

ワンピースのモーリーの声優・三宅健太の主な出演作・キャラは、「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」スカー、「メタルファイト ベイブレード」花輪ベンケイ 、マスクドブル、「進撃の巨人」ミケ・ザカリアス、「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」モハメド・アヴドゥル、「僕のヒーローアカデミア」オールマイト、「イナズマイレブン アレスの天秤 / オリオンの刻印」岩戸高志。

「オーバーロード」コキュートス、「異世界かるてっと」コキュートス、「東京喰種トーキョーグール」鉢川忠、「バキ」ジャック・ハンマー、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」ガラン・モッサ、「イナズマイレブン アレスの天秤」岩戸高志、「タイムボカン24」スズッキー、「ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 未来編」グレート・ゴズ、「SK∞ エスケーエイト」シャドウ〈比嘉広海）。

ワンピースのインペルダウン編で、イワンコフはニューカマーランドの空間を作ったのは、穴を掘る能力者だったと話しています。その能力者は、「オシオシの実」の能力者であるモーリーだということが分かりました。このことから、インペルダウンにはモーリーが「オシオシの実」の能力を駆使して作った脱獄用経路があるのでは？という感想です。

ワンピースのモーリーは「オシオシの実」の能力者で、地中に空間を作ることができます。フーズ・フーも世界政府の機関に投獄されたとき、脱獄をしています。その経路もモーリーが作ったのかもしれない、という感想です。

イワンコフはインペルダウンにある空間（ニューカマーランド）を作ったのが穴堀の能力者だと言っており、モーリーだったということは知りません。こちらの方は、インペルダウンの初めての脱獄者は金獅子のシキだと思っていたそうですが、実は初の脱獄者はモーリーだった？ということと、モーリーが脱獄をする際、海底を掘り進んだのか？という感想です。

いかがでしたか？ワンピースに登場する悪魔の実「オシオシの実」の能力や強さを紹介し、「オシオシの実」の能力者である革命軍のモーリーの活躍などを紹介しました。「オシオシの実」は物質を押しのける、地面を粘土状にできる、地中に空間を作りだすことができる、などの能力がありました。モーリーはこの能力を使って、かつてインペルダウン大監獄の空間に「レベル5.5番地」を作りました。

後にその空間にイワンコフがニューカマーランドを作ったということです。また、モーリーとイワンコフの関係についても見てきましたが、二人は同じ革命軍ということもあり、意気投合したとも言われていました。今後も、「オシオシの実」の能力を使うモーリーの活躍に期待して、ワンピースをお楽しみください。