【最果てのパラディン】マリーの過去やアンデッドになった理由は？死亡シーンを考察

本記事では「最果てのパラディン」に登場したマリーのかわいい魅力や正体・過去・死亡に関する情報をネタバレしながら紹介していきます。その他には、アニメ「最果てのパラディン」でマリーの声を演じた声優のプロフィールや、ツイッターに投稿されている感想を一覧でまとめていきます。

マリーのかわいい魅力や正体・過去・死亡に関する情報を知る前に、まずは「最果てのパラディン」の基本情報を紹介していきます。最果てのパラディンは2015年から「小説家になろう」で連載されている小説が原作で、原作者はライトノベル作家の「柳野かなた」です。柳野かなたは2017年に精神状態悪化で活動を休止していましたが、2020年に復帰を報告しているようです。

最果てのパラディンの主人公は「ウィリアム・G・マリーブラッド」です。人間世界で引きこもりだったウィリアムは後悔を残したまま命を落としており、前世の記憶を保った状態で異世界に転生しています。また廃墟の町に生まれ落ちたため、ラッド・マリー・ガスという3人のアンデッドに育てられる事になります。

最果てのパラディンの「マリー」は廃墟の町でウィリアムを育てたアンデッドの1人です。元々は「地母神の愛娘」という二つ名を持つ神官でしたが、とある契約でミイラの体になっています。ウィリアムに対して母親のように接しており、生活に必要な家事・裁縫・農業を教えています。普段は温厚な性格をしていますが、怒ると怖いという一面を見せています。

作品概要や正体を知った後は、「最果てのパラディン」に登場したアンデッド・マリーの過去をネタバレしながら紹介していきます。人間時代のマリーは美しい神官でしたが、とある理由でアンデッドになった事が分かっています。

最果てのパラディンの本編が始まる200年前には大量の悪魔が出現しており、悪魔は「サウスマーク大陸」を襲撃しています。その襲撃は世界規模の大乱に発展しており、悪魔が儀式を行った事で「暴虐の神イルトリート」「不死神スタグネイト」の眷属が力を手にしてしまいます。また神々は悪魔に対抗していましたが、それも世界を混乱させる原因になっています。

最果てのパラディンで起こった混乱の中心には「上王」という悪魔がいました。上王は「王の中の王」と呼ばれている悪魔で、自身の血や肉で「兵士級の悪魔」「隊長級の悪魔」を無限に誕生させています。また自身は強力な魔剣を所持しており、刃物以外ではダメージを負わない特性を持っていたため、上王は圧倒的な強さで猛威を振るっています。

上王と配下の悪魔は多くの町を破壊しており、サウスマーク大陸は滅亡寸前に追い込まれていました。そんな中、大魔法使いとして知られている「オーガスタス/ガス」が討伐に名乗りを上げ、マリー・ブラッドと討伐作戦を実行しています。ですが上王の強さはガスの予想を遥かに上回っていたため、ガスは上王を倒す事を断念しています。

最果てのパラディンのガスは上王を倒す事ができませんでしたが、その代わりに命懸けで封印に成功しています。ですが上王の配下が封印を解くのは時間の問題だったため、ガスは再び窮地に立たされてしまいます。その時に「不死神スタグネイト」の分身体が姿を見せ、スタグネイトが「不死者になって自分の味方をすればこの町の悪魔を倒す」と提案しています。

最果てのパラディンの「スタグネイト」は不死・停滞・永遠を司る悪魔です。かつては神々の陣営に属していましたが、繰り返される生死の悲劇に耐える事ができなくなって道を違えた事が分かっています。作中に登場するアンデッドはスタグネイトの眷属で、スタグネイトは「悲劇のない世界を作る」という目的を持っています。

勝ち目がない事が分かっていたガス・マリー・ブラッドはスタグネイトと契約してアンデッドになりました。またスタグネイトは約束通りに町の悪魔を滅ぼし、ガスたちは「上王の封印の守護者」になっています。その後、ガスたちは200年以上封印を守っており、人間世界から異世界に転生したウィリアムと出会う事になります。

アンデッドになった理由や正体・過去を知った後は、「最果てのパラディン」に登場したマリーの死亡に関する情報を紹介していきます。人間・アンデッドとして死亡したマリーの情報や、スタグネイトとの契約に関する情報をネタバレしながらまとめていきます。

最果てのパラディンのマリーは人間として死亡しています。ガス・ブラッドと共に上王と戦った時のマリーは人間でしたが、スタグネイトと契約した事で不死者/アンデッドになっています。また人間時代のマリーとブラッドは恋人関係だったようで、猪突猛進なブラッドをマリーがサポートしていたようです。

最果てのパラディンのマリーはアンデッドとして死亡しています。スタグネイトはマリーたちに「上王の封印の守護」を認めていますが、同時に「上王の執着が無くなった時に完全な下僕する」という契約を結んでいました。そのためウィリアムを育てた事でマリーたちから「上王の執着」が消えた時にスタグネイトの分身体が現れましたが、ガスが「存在抹消のことば」という奥義で分身体を消滅させています。

スタグネイトは分身体を2つに分けていたため、もう1体の分身体に無力化されたマリーたちは魂を奪われてしまいます。またスタグネイトはウィリアムも下僕にしようとしましたが、ウィリアムの「喰らい尽くすもの」に切り刻まれています。そしてマリーたちの魂は解放され、200年ぶりに輪廻に還る事になりました。

アンデッドになった理由や正体・過去・死亡に関する情報を知った後は、「最果てのパラディン」で描かれたマリーとウィリアムの関係性を紹介していきます。作中ではウィリアムに対するマリーの深い愛情が描かれているようです。

最果てのパラディンのマリーは食事をする時に「パン」を出していますが、このパンは地母神の加護「祝禱術」で出現させている事が分かっています。またアンデッドになった事でマリーは地母神を裏切っているため、パンを出す度に炎で体を焼かれています。そこまでしてパンを出しているため、マリーがウィリアムに対して強い愛情を抱いている事が分かります。

ウィリアムはスタグネイトとの戦いで窮地に立たされていましたが、突然現れた地母神がスタグネイトの手を払いのけており、その一瞬でウィリアムが祝祷術を発動しています。そのためマリーの地母神に対する信仰心は最後の最後に報われる形になったようです。

最果てのパラディンのブラッドは成人間際になったウィリアムに「賭博・酒・女性」を教えましたが、真面目な性格をしている元神官のマリーにそれを叱られています。またブラッドにそそのかされたウィリアムはマリーの着替えを覗いており、翌日の朝に下着を汚してしまいます。そのためウィリアムはマリーに対して母親と同時に異性としての感情も抱いていた事が分かるエピソードでした。

アンデッドになった理由や正体・過去・かわいい魅力を知った後は、「最果てのパラディン」で描かれたマリーの強さ・能力を紹介していきます。最果てのパラディンのマリーは味方のサポートを得意にしているキャラクターのようです。

最果てのパラディンの「祝祷術」は「深い信仰心・祈りの技術で神から与えられる加護」の事です。マリーは優れた祝祷術の使い手で、即死以外の傷を全回復できるほどの能力を持っています。恋人のブラッドは後先考えずに突っ込む戦士のため、マリーがブラッドをサポートしていたようです。また「結界の展開」「飲食物の創造」という能力も持っています。

最果てのパラディンのマリーは「地母神マーテル」を信仰しています。マーテルは正義と雷の神ヴォールトの妻で、スタグネイトとは敵対している関係です。そのため世界を救うために不死者になったマリーはマーテルを裏切る形になったため、能力を使用する度にマーテルに体を焼かれています。それでもマリーは信仰心を捨てなかったため、マリーの信仰心は本物だった事が分かります。

アンデッドになった理由や正体・過去・かわいい魅力を知った後は、アニメ「最果てのパラディン」でマリーの声を演じた声優を紹介していきます。最果てのパラディンのマリーは数多くのアニメに出演している人気声優が担当しているようです。声優のプロフィール・経歴や、過去に演じたキャラクターの情報を一覧で紹介していきます。

アニメ「最果てのパラディン」でマリーの声を演じたのは声優の堀江由衣です。堀江由衣は東京都出身で、1997年から声優活動を行っている人物です。短大生時代に受けたオーディションに合格してデビューしており、1998年からは音楽活動も開始しています。2022年1月時点の所属事務所は「ヴィムス」で、ファンからは「ほっちゃん」という愛称で呼ばれています。

堀江由衣はアニメ「物語シリーズ」で「羽川翼」というキャラクターを演じています。羽川翼は本作ヒロインの1人で、主人公・阿良々木暦の同級生です。作中では「猫」の怪異に憑りつかれており、「ブラック羽川」という別の人格を持っています。そんな羽川翼が登場した本作は2006年から連載されている小説が原作で、2009年からアニメシリーズの放送がスタートしています。

堀江由衣はアニメ「この素晴らしい世界に祝福を！」で「ウィズ」というキャラクターを演じています。ウィズは本作のメインキャラクターで、種族はアンデッドの王「リッチー」です。元々は「氷の魔女」と呼ばれる魔法使いで、不干渉協定を結んだ後に魔王軍の幹部になっています。そんなウィズが登場した本作は2012年から連載されている小説が原作で、2016年からアニメシリーズの放送がスタートしています。

堀江由衣はその他にも、「シャーマンキング」「スクールランブル」「一騎当千シリーズ」「輪るピングドラム」などのアニメでキャラクターの声を演じています。2010年の声優アワードで助演女優賞を受賞しており、「黒ネコ同盟」というファンクラブを開設しています。また堀江由衣に憧れてアニメ業界に入った後輩はとても多いようです。

アンデッドになった理由や正体・過去・かわいい魅力を知った後は、「最果てのパラディン」に登場したマリーに関する感想を紹介していきます。最果てのパラディンは高い評価を受けている作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。アニメ「最果てのパラディン」でマリーの声を演じた声優・堀江由衣に関する感想などもまとめていきます。

最果てのパラディンのマリーはアンデッド/ミイラのため不気味な風貌をしていますが、行動や性格がかわいいと言われているようです。また人間だった時のマリーが美人という感想も挙がっているようです。

普段は穏やかな性格をしているマリーですが、「怒ると怖い」という一面があるため、男性陣はマリーに頭が上がらない事が分かっています。そんなウィリアムの家族の関係性が面白いという感想が挙がっているようです。

最果てのパラディンのマリーはウィリアムに対して深い愛情を抱いています。また世界を救うためにアンデッドになったマリーの過去が泣けるという感想が挙がっているようです。

本記事で紹介したように、アニメ「最果てのパラディン」では声優の堀江由衣がマリーの声を演じています。そんな堀江由衣の見た目・声がかわいいという感想や、マリーのイメージに合っているという感想が挙がっているようです。また堀江由衣が声を演じた事でマリーが更にかわいいキャラクターになったという感想も挙がっているようです。

本記事では「最果てのパラディン」に登場したマリーのかわいい魅力や正体・死亡に関する情報を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？マリーは素顔を隠しているキャラクターのため、行動や性格がかわいいと言われているようです。そんなマリーが登場した「最果てのパラディン」を見た事がない方も、本記事のキャラクター情報を参考にしながら是非ご覧下さい。