【リゼロ】ベアトリスの声優は新井里美！アニメでの活躍シーンや名言も紹介

今回は「リゼロ（Re:ゼロから始める異世界生活）」のベアトリスのアニメ声優・新井里美さんのプロフィールや経歴などを紹介し、主な出演作品や演じたキャラを一覧でみていきます。さらに、ベアトリスのアニメでの活躍シーンや名言・名セリフを紹介し、他のキャラとの関係も考察していきます。まず、ここでは「リゼロ」の作品情報をみていきます。

「リゼロ（Re:ゼロから始める異世界生活）」は異世界ファンタジーを描いた長月達平先生のライトノベルで、イラスト担当は大塚真一郎さんです。連載期間は2012年4月～、掲載サイトは「小説家になろう」で、テレビアニメも第1期と第2期がそれぞれ2016年と2020年～2021年に放送されていました。さらに、ゲーム化やコミカライズ化、OVA化など、あらゆるメディア展開がなされている大ヒット作でもあります。

深夜のコンビニからの帰宅中に突然、異世界に飛ばされた主人公で高校生のナツキ・スバル。いきなり暴漢に狙われるハプニングをハーフエルフの女の子に救われ、彼女が奪われたものを一緒に探すことにします。その途中で何者かの襲撃に遭い、命を落としたスバルでしたが、何度死んでも記憶がある状態で時間を巻き戻せる「死に戻り」能力で一瞬にして復活。その能力を活用しながら、スバルは異世界での厳しい戦いに挑んでいきます。

「リゼロ（Re:ゼロから始める異世界生活）」に登場するベアトリスは、ロズワール邸で暮らす上級精霊であり、ロズワール邸の禁書庫の番人をしています。その身長は140㎝で11歳～12歳くらいの小さな女の子のような容姿をしている彼女ですが、実年齢は400歳以上で、ツンデレな性格をしています。

そんなベアトリスはスバルがロズワール邸を探索中に偶然、禁書庫を見つけたシーンで初登場しました。当初はスバルに素っ気なく接していたベアトリスでしたが、スバルと接するうちに徐々に打ち解けていき、やがてスバルたちに協力してくれるようになります。また、基本的には名前で呼ばれているベアトリスですが、自分では「ベティー」と呼んでおり、スバルからは「ベア子」の愛称で呼ばれています。

「リゼロ（Re:ゼロから始める異世界生活）」でベアトリスのアニメ声優を務める新井里美さんは1980年7月4日生まれ、年齢は41歳（2022年1月現在）で、埼玉県与野市出身です。

その身長は160㎝、血液型はAB型、声優デビューは2001年。「さとみん」「サトミー」などの愛称で親しまれており、所属事務所は自身が代表を務める新井声作所、声優として活躍しています。ツンデレなベアトリスを少女らしい、独特の甘い雰囲気で演じていると絶賛されています。

高校卒業後、大学進学の予定だった新井里美さんですが、諸事情により断念。進路について改めて考えていたところ、幼い頃に「声が変だ」と言われていたのを思い出し、逆にその声を活かして大きなことをしてやろうと考え、声優を目指し始めたそうです。その後、新井里美さんは東京アナウンス学院の放送声優科に進みます。

そして、卒業後はゆーりんプロに入り、2001年に「私はケイトリン」という洋画の主人公・ケイトリン役の吹き替え声優としてデビューしました。デビュー当初は主に吹き替え声優として活動していた新井里美さんでしたが、2005年頃からはアニメキャラの仕事も増え始めました。

そして、2009年に「とある魔術の禁書目録」シリーズの主要キャラ・白井黒子の声優を務め、第5回「声優アワード」の助演女優賞を獲得。2012年にはデビュー以来、所属していたゆーりんプロを退所し、フリーとなります。同年、2008年に結婚していたことや子どももいることを公表し、諸事情により公表が遅れたことを明かしました。さらに、2016年には声優事務所「新井声作所」を設立し、その代表の座に就きました。

「リゼロ（Re:ゼロから始める異世界生活）」のアニメ声優・新井里美さんは結婚後、鉄道に興味を持つようになったそうです。そもそも鉄道ファンだった祖父の影響で、幼い頃から鉄道雑誌を読んで、鉄道関連の知識が豊富だった新井里美さん。自身のブログやTwitterでは、頻繁に鉄道関連の話題を挙げています。

「リゼロ（Re:ゼロから始める異世界生活）」は何度かカードゲーム「ヴァイシュツバルツ」とコラボしており、そもそも高価なカードパックですが、中には声優の複製サイン入りのものもあり、さらに高額となっているようです。そして、新井里美さんのベアトリスのサインカードも存在し、アニメ2期終了と共に価格が跳ね上がったことで、現在ベアトリスのサインカードは原価の約40倍の値段がつけられているそうです。

「リゼロ（Re:ゼロから始める異世界生活）」のベアトリスのアニメ声優・新井里美さんの主な出演作品や演じたキャラは「とある」シリーズの白井黒子役、「機動戦士Zガンダム」ファ・ユイリィ役、「蒼穹のファフナー」要咲良役、「メタルファイト ベイブレード」ティティ役、「生徒会役員共」畑ランコ役、「コードギアス 反逆のルルーシュ」篠崎咲世子役、ノネット・エニアグラム役、「ハイスコアガール」矢口なみえ役などです。

他に新井里美さんは「まほらば ～Heartful days～」蒼葉梢役、「アークエとガッチンポー」ジャスミン役、「すばらしきこのせかい」ヤシロ/八代卯月役、「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか？」白瀬/シララセ/シラーセ役、「ヘボット!」ボキャ美役、「ゼロの使い魔」シルフィード役、「大正野球娘。〜乙女達乃青春日記〜」アンナ・カートランド役、「迷い猫オーバーラン!」鈴木役などを演じています。

アニメでのベアトリスの活躍はそれほど多くありませんが、スバルに術式の仕組みを教えたり、解呪や治癒に力を貸したり、彼がループから抜け出すための重要な役割を担いました。また、2章でスバルが相談する主な相手はベアトリスで、普段はそっけない態度をとりながらも、いざという時にはスバルたちに手を貸していました。

さらに、一度は呪いにかからなければ、ループから抜け出すのは難しい状況だったことから、ベアトリスの協力がなければ物語が進まなかったとも言われています。そして、12話以降はあまりロズワール邸が登場しなかったため、ベアトリスの出番自体も減ってしまいましたが、17話と24話では再登場しています。

4章ではベアトリスの過去が描かれ、スバルと契約したことで出番も多くなります。また、聖域の出来事がきっかけで、スバルのことを好きになった彼女はエミリア陣営にも参加。4章以降がベアトリスの本格的な活躍の場となっています。

「リゼロ」作中でのベアトリスの名言・名セリフ、1つ目は「ベティーは別に…」です。ベアトリスがロズワールから「君はスバル君の一番にはなれない」と言われた際に、言い返したセリフです。ロズワールが正しいことを言っていると理解し、スバルとの契約もエキドナに対する裏切りではないかと心配していたベアトリスですが、彼と契約したことに対する後悔は一切ないことが分かる名言とされています。

「リゼロ」作中でのベアトリスの名言・名セリフ、2つ目は「気高く尊き存在をて」です。スバルと出会ってすぐの頃のベアトリスがマナドレインした後に言ったセリフです。ベアトリスが人間ではないことが明らかになったセリフで、当時は恐ろしささえも感じられたようです。ただ、彼女の性格が分かった後では、このときはただ強がって言っただけだろうと予想でき、可愛らしささえも感じられるセリフだと言われています。

禁書庫の番人として、ロズワール邸の外にほとんど出ることのなかったベアトリスでしたが、4章では福音を捨て、スバルと契約するなど、驚きの行動に出ます。そして、それまでは「お前」と呼んでいたスバルのことを、契約後は名前で呼ぶようになりました。

さらに、精霊であるベアトリスと契約したスバルは「精霊騎士」と呼ばれるようになり、常にスバルの隣に彼女がいるようになりました。また、スバルに頭を撫でられて喜ぶなど、ベアトリスは非常にスバルになついています。そして、精霊としてかなり強いベアトリスですが、自らマナを生成することは不可能、という人工精霊特有の欠点もあります。

そのため、ベアトリスは400年間、ずっとロズワール邸の人間からマナを少しずつ集めてきました。しかし、スバルと契約したことで、スバル以外の人間からのマナの徴収ができなくなり、大兎編ではその400年間、貯めてきたマナを使い果たしてしまいます。そのため、大兎編で披露したような強さをベアトリスが今後、披露することは難しいだろうと考えられています。

ベアトリスは強欲の魔女エキドナによって創造された人工精霊で、彼女はエキドナのことを「お母さん」と呼んでおり、一緒に暮らしていた時期もあるようです。エキドナはそもそもある目的から、ベアトリスたち人工精霊を創造しました。しかし、ベアトリスに生きる目的を与えるため、エキドナは禁書庫で「その人」を待ち続けるという契約をベアトリスと交わしました。

その契約により、ベアトリスはいずれ現れる誰かを禁書庫でずっと待ち続けていますが、実はこれはエキドナの詭弁であり、実際にそんな人物は存在しません。つまり、ベアトリスが「その人」だと思った人物こそが「その人」となり、それがベアトリスの呪縛となっているのです。

なぜエキドナがベアトリスとの契約内容をこのような曖昧なものにしたのかは不明ですが、ベアトリスは「その人」が実際には存在しないことを知っても、エキドナのことを慕い続けています。

ベアトリスは、同じくエキドナによって創造された人工精霊であるパックのことを兄のように慕っており、「にーちゃ」と呼んでいます。また、パックの方でも、ベアトリスのことを妹のように可愛がっています。そのため、2人はベアトリスが生まれたときからの特別な関係なのだろうと考えられています。

ロズワールはベアトリスにとって、エキドナから福音を預かっている点で同じ立場にあります。さらに、ロズワールはエキドナとの再会のため、彼女から預かった福音の記述に従って行動しており、ベアトリスとロズワールは目的こそ違いますが、同じくエキドナの呪縛に囚われている存在と言えます。

そのため、2人の間にはある種の同志のような連帯感があり、ベアトリスはスバルと契約した際、エキドナのみならずロズワールに対する裏切りでもあるのではないかと心配していました。

こちらは「リゼロ」のベアトリスに関するツイートです。新井里美さんが演じるベアトリスの声に癒されるそうで、とても好きだという感想となっています。

こちらも「リゼロ」のベアトリスに関するツイートです。ベアトリスのアニメ声優・新井里美さんの演技が絶賛されています。

こちらも「リゼロ」のベアトリスに関するツイートです。ベアトリスのアニメ声優・新井里美さんの演技が高く評価されており、一気にベアトリスというキャラが好きになったそうです。

いかがでしたか？「リゼロ（Re:ゼロから始める異世界生活）」のベアトリスのアニメ声優・新井里美さんのプロフィールや経歴、主な出演作品・演じたキャラなどを紹介し、「とある」シリーズの白井黒子役などの代表作があることが分かりました。

さらに、ベアトリスのアニメでの活躍シーンや名言・名セリフを紹介し、他のキャラとの関係にも迫ってきました。今後も「リゼロ」のベアトリス、そして新井里美さんの活躍に注目していきましょう！