【リゼロ】ハインケルは剣聖ラインハルトの父!強さや妻・ルアンナとの関係は?

「Re:ゼロから始める異世界生活」(リゼロ)に登場するハインケル・アストレアについて紹介します。リゼロの「剣聖」の家柄であるアストレア家に生まれたハインケルは剣聖ラインハルトの父です。ハインケルは先代の剣聖である母・テレシアから剣聖を受け継いでいません。ここでは、ハインケルの剣の強さは?について考察していきます。また、ハインケルの過去を紹介し、ハインケルと妻・ルアンナとの関係、父・ヴィルヘルムとの関係も見ていきます。

【リゼロ】ハインケルは剣聖ラインハルトの父!強さや妻・ルアンナとの関係は?のイメージ

目次

  1. リゼロのハインケルとは?強さを考察
  2. リゼロのハインケルは剣聖ラインハルトの父!妻や家族関係を考察
  3. リゼロのハインケルの過去をネタバレ
  4. リゼロのハインケルの謎を考察
  5. リゼロのハインケルの活躍をネタバレ
  6. リゼロのハインケルに関する感想や評価
  7. リゼロのハインケルまとめ

リゼロのハインケルとは?強さを考察

リゼロの作品情報

「Re:ゼロから始める異世界生活」は通称・リゼロと呼ばれ、作者・長月達平により2012年から「小説家になろう」で連載中のライトノベルです。リゼロは2014年からMF文庫Jより文庫版が刊行され、2021年12月に本編28巻が発売。さらにリゼロの短編集が6巻、月刊コミックアライブで連載中の外伝が5巻まで発売中です。

また、作画・マツセダイチによるリゼロの漫画版がMFコミックスアライブシリーズより発売されています。リゼロのテレビアニメ版は2016年に第1期が放送され、第2期が2020年(前半)と2021年(後半)にAT-X他で放送されました。

リゼロの概要

リゼロは2017年に「このライトノベルがすごい!」の文庫部門の第2位を獲得し、さらにリゼロは「SUGOI JAPAN Award 2017」のアニメ部門とライトノベル部門の両部門で1位となりました。リゼロのコミックの発行部数も全世界でシリーズ累計1100万部を超える大ヒット作品です。

リゼロのあらすじ

リゼロの主人公はナツキ・スバル、17歳の少年です。ある日、スバルはコンビニの帰り道に突然異世界に召喚されてしまいます。異世界でいきなり命の危険にさらされたスバルを救ったのがエミリアという名のハーフエルフの少女でした。この出会いがきっかけでスバルはその後何度か命を失いますが、そのうちスバルは「死に戻り」というタイムリープ能力を身に付けます。スバルはこの能力を生かして様々な困難に挑んでいきます。

ハインケル・アストレアのプロフィール

ここからは、リゼロのハインケル・アルトレアについて紹介していきます。ハインケル・アストレアは「剣聖」の家系であるアストレア家の出身で、近衛騎士団の副団長です。父は剣鬼・ヴィルヘルム、母は剣聖・テレシア。妻はルアンナ、息子はラインハルトです。

ハインケル・アストレアの強さや能力

光る剣のイメージ画像

ハインケルの強さや能力について見ていくと、剣聖となった母テレシアと剣鬼と呼ばれた父ヴィルヘルムの息子として生まれたハインケルは、幼いころはひたすら一途に剣の道に精進していました。そのため、閃光を放つ剣技を身に付けるまでになっていたハインケルは、才能に恵まれていない者の中でならトップクラスの強さです。

ハインケル・アストレアの性格

苦悩しているイメージ画像

ハインケルは、かつてとても気のいい人、いわゆる「お人好し」な性格だったということです。しかし、剣に挫折し、「剣聖」を息子のラインハルトが継いだことや妻のルアンナが眠り姫になってしまったこともあり、歪んだ性格になってしまいました。

TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイト

リゼロのハインケルは剣聖ラインハルトの父!妻や家族関係を考察

ここまで、リゼロのハインケル・アストレアのプロフィールや強さ、性格について見てきました。剣聖の母と剣鬼と呼ばれた父の間に生まれたハインケルですが、剣の才能には恵まれなかったようです。ここからは、剣聖の家系に生まれながらも才能に恵まれなかったハインケルと父、妻、息子との関係について見ていきます。

ハインケルとヴィルヘルムの関係

ハインケルは剣鬼と呼ばれる父のヴィルヘルムを尊敬しており、憧れの対象でした。母のテレシアは剣聖ということで、ハインケルは幼いころから両親のような剣の名手になりたいと思っていました。自分に剣の才能がないことに気づいた後も、複雑な心情を抱きながらもハインケルは父を「親父殿」と呼び、敬意を表しています。しかし、自分の代理で母に白鯨討伐に行かせ、死なせてしまってから父との関係に亀裂が生じました。

ハインケルとルアンナの関係

ルアンナはハインケルの妻で、二人の間に生まれた息子がラインハルトです。妻のルアンナは結婚した2年後に「眠り姫」になりました。ハインケルは眠りから覚めないルアンナのベッドの側で毎日眠るほど、ルアンナのことを愛しています。

ハインケルとラインハルトの関係

ハインケルは妻・ルアンナとの子であるラインハルトを心から愛し、ラインハルトも父のことが大好きで尊敬していました。ルアンナが「眠り姫」になってからは、ハインケルは妻の分まで愛情を注ぎ、ラインハルトはそんな父の後をいつもついて歩く子どもでした。しかし、自分が継ぐことができなかった「剣聖」をラインハルトが継いだことで、親子の関係は悪くなっていきました。

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リゼロのハインケルの過去をネタバレ

ここまで、リゼロのハインケルと父・ヴィルヘルム、妻・ルアンナ、息子・ラインハルトとの関係について見てきました。ここからは、リゼロのハインケルの過去についてネタバレで見ていきます。

ネタバレ①師匠のボルドーとともに剣の腕を磨く

剣のイメージ画像

ハインケルの過去①、「剣聖」の母・テレシアと「剣鬼」の父・ヴィルヘルムを両親に持つハインケルは、幼いころから剣の訓練に励んでいました。ハインケルは「剣聖」を目指し、誰よりも強くなろうと剣の腕を磨いていました。ハインケルの剣の師匠はボルドーで、同じ弟子のマ―コスとは良きライバルでした。

ネタバレ②ルアンナが眠り姫に

ハインケルの過去②、ルアンナはハインケルと結婚し、ラインハルトという息子を産みました。ラインハルトが2歳のとき、ルアンナは「眠り姫」になってしまいました。この時、ルアンナはまだ20歳という若さでした。何故「眠り姫」になってしまったのかについては不明です。ルアンナは何年も変わらない容姿で眠り続けています。眠り続ける妻の側で孤独を深めていくハインケルです。

ネタバレ③挫折する

頭に手をやり悩むイメージ画像

ハインケルの過去の③、ハインケルは最愛の妻であるルアンナが眠り続ける中で、剣の訓練だけは欠かしません。それは「剣聖」の母、「剣鬼」の父に早く追いつき、誰よりも強くなりたいからです。強くなって英雄になれば、ルアンナを「眠り姫」から救えるとハインケルは考えていました。しかし、息子のラインハルトが5歳で「剣聖」を継いだことで、自分には剣の才能がないことを悟り、ハインケルは大きな挫折感を味わいます。

ネタバレ④酒浸りになる

お酒のイメージ画像

ハインケルの過去④、「眠り姫」になったルアンナを診察していたのは「青」の称号を持つ治療魔術師・がリッチです。ガリッチは10年もの間ルアンナを診てきましたが、まったく効き目がなく、ハインケルはガリッチを責めるのでした。やがてハインケルは酒浸りになっていきます。そして、ガリッチが弟子に殺されてしまってからは、ハインケルはますます酒に溺れていきます。

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リゼロのハインケルの謎を考察

ここまで、リゼロのハインケルの過去をネタバレで見てきました。ハインケルの過去では、ルアンナが「眠り姫」になってしまった理由は不明だと紹介しました。ここでは、その理由について考察します。さらに、ハインケルにまつわる様々な謎について考察していきます。

考察①ルアンナが眠り姫になった理由

ハインケルの妻・ルアンナが「眠り姫」という状態になった出来事、もしくは事件について作中で描かれていません。「眠り姫」になった理由について考察していくと、「暴食」の機能という説があります。「暴食」は「記憶や名前を奪う」という機能があります。記憶も名前も奪われてしまったのがレムで、レムは眠った状態になりました。

このことから、ルアンナも「暴食」の機能により眠ったままになったと考えられています。レムは「暴食」のライ・バテンカイストが倒されたことで眠りから覚めています。ルアンナの眠りが「暴食」のライによるものなら、目覚める可能性があるのでは?と考えられています。

考察②ハインケルには王族誘拐の容疑がある?

王族(フェルト)誘拐事件が発生したのは15年前、ハインケルに白鯨討伐の命が下ったときでした。ハインケルが所属する近衛騎士団が捜索を担当することになり、ハインケルは白鯨討伐に行けなくなりました。そのため、ハインケルは自分の代わりに「剣聖」の母・テレシアを討伐に向かわせました。この時、ハインケルは白鯨討伐への参加を断りたくて王族誘拐事件を起こしたということです。

考察③ハインケルがテレシアを間接的に殺した?

ハインケルは白鯨討伐戦に自分の代わりに「剣聖」である母のテレシアを向かわせました。息子の代わりとなって討伐戦に挑んだテレシアはそこで戦死してしまいます。この白鯨討伐戦の中で、ハインケルの息子ラインハルトが「剣聖」を継いだことでテレシアは「剣聖の加護」を失い、結果、命を落とすことになりました。

ラインハルトが「剣聖」を継いだことはハインケルにとっても想定外の出来事だったと考えられます。しかし、結果的にハインケルがテレシアの死を招いたことに変わりはないということです。

考察④ハインケルのせいでヴィルヘルムは初回の白鯨討伐に行けなかった?

王族誘拐事件の捜査のため、ヴィルヘルムは白鯨討伐戦に行くことができませんでした。先述したように、王族誘拐はハインケルが起こしたことだということで、ヴィルヘルムが白鯨討伐に行けなかったのは、ハインケルのせいになります。

考察⑤ハインケルが白鯨討伐に参加しなかった理由

ハインケルは何故、王族誘拐事件まで起こして白鯨討伐に行かなかったのでしょうか?その理由について見てきます。理由の一つとして、この頃のハインケルは剣の強さ、才能に自信を失っていたことが挙げられます。そして、もう一つの理由が、討伐戦で自分が死んでしまったら「眠り姫」のルアンナはどうなる?という思いがあったからだということです。

しかし、白鯨討伐に参加して手柄を立てたいという思いもあったのでは?とも考えられています。その理由は、アストレア家の人間が王室に貢献したときに贈られる「ヴァン」という称号を、ハインケルはもらっていないからです。剣の才能に絶望し、ルアンナのこともあって酒浸りの日々を送るハインケルですが、称号のないことをかなり気にしていました。この白鯨討伐戦はハインケルが手柄を立てる絶好の機会だったのです。

考察⑥ハインケルの「アストレア」はラインハルトが継承する?

ハインケルが持っている剣は「アストレア」と呼ばれる名剣で、元はテレシアの父・ベルトールのものでした。ベルトールがヴィルヘルムに贈り、ヴィルヘルムが息子のハインケルに贈りました。エミリアの聖域に書かれている試練の三つ目に、ラインハルトが「剣聖の加護」を失う可能性があることが示されています。その時、ハインケルが名剣「アストレア」をラインハルトに譲る可能性があるということです。

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リゼロのハインケルの活躍をネタバレ

ここまで、リゼロのハインケルの強さ、過去、謎について考察してきました。剣の強さ、才能に絶望したハインケルは、酒浸りの日々を送っていますが、最愛の妻・ルアンナの回復をひたすら願っています。性格も歪んでしまったと言われているハインケルですが、ここでハインケルの活躍シーンなどをネタバレで紹介していきます。

ハインケルの活躍①Once Upon a time in Lugunica

リゼロの外伝「Once Upon a time in Lugunica」で、ハインケルとは兄弟弟子のマーコスが近衛騎士団を脱退し、貧民層のために「同胞団」を結成しました。ハインケルは騎士団に戻るよう説得するため、マーコスに会いに行きます。しかし、ハインケルの説得はマーコスの心に届きませんでした。この事については、幼いラインハルトが大好きな父のために「変心の加護」でマーコスが騎士団に戻る手助けをしました。

ハインケルの活躍②王選前日譚 青の継承者

リゼロの短編集5の「王選前日譚 青の継承者」では、「眠り姫」のルアンナを診察していてくれた「青」のガリッチが死亡しました。ガリッチの死亡を知ったハインケルは絶望し、酒場である問題を起こしてしまいます。しかし、クルシュが「風見の加護」を使ってハインケルの無実を晴らしてくれました。

ハインケルの活躍③陣営結成秘話

リゼロの短編「陣営結成秘話」では、王選会議の日、王城にやってきたハインケルは、ラインハルトに会うためにアストレア家の控室に向かいます。控室の扉を開けると、そこにラインハルトはおらず、王候補のフェルトが着替えをしていました。フェルトの世話をしていたキャロルにこっぴどく叱られるハインケルでした。

ハインケルの活躍④プリシラの妾万歳、酒浸り親父編

リゼロのショートストーリー「プリシラの妾万歳、酒浸り親父編」では、王候補の一人、プリシラと出会ったハインケルは、プリシラの王選に協力を申し出ます。そして、ハインケルはその見返りとして「龍の血」を自分に譲って欲しいと言いました。「龍の血」は王城で厳しい管理のもと保管されている国の宝です。

ハインケルの活躍⑤歴史を刻む星々

リゼロ第5章「歴史を刻む星々」では、水門都市・プリステラにやってきたハインケル。そこでは、父と母が剣を交えているところに遭遇します。ハインケルの姿に怯んだヴィルヘルムはテレシアに敗北します。ハインケルに近づいてくるテレシアを前にして、名剣「アストレア」を思わず落としてしまいましす。

そこにラインハルトが来てテレシアに斬りかかったので、ハインケルがラインハルトを罵りました。この出来事でハインケルとラインハルトの仲は完全に壊れてしまいました。さらに、ケガをした父・ヴィルヘルムを介抱しようとしたハインケルですが、拒絶されてしまいました。

ハインケルの活躍⑥プリシラの妾万歳!陰謀の影編

リゼロのショートストーリー「プリシラの妾万歳!陰謀の影編」では、プリステラで見せてしまった恥ずかしい姿についてハインケルは何とか挽回したいと考えます。プリシラと話しているところに7人のシノビが襲撃してきたので、ハインケルは闘うことになりました。元々美しい剣技を持つハインケルは、見事にシノビを全員討ち果たしました。

ハインケルの活躍⑦プリシラの妾万歳!動乱の予感編

リゼロのショートストーリー「プリシラの妾万歳!動乱の予感編」では、ハインケルはプリシラの執事で、純粋で愛らしいシュルトにラインハルトの面影を見出します。ハインケルはシュルトを可愛がり、敵と戦うときの心構えやこのまま子どもらしくいて欲しいなど、何かと忠告するのでした。

リゼロのハインケルに関する感想や評価

リゼロのハインケルについて、ハインケルの過去のところでも紹介したとおり、ルアンナと結婚し、ラインハルトが生まれたころのハインケルはとても家族を愛していました。ところが、剣で挫折し、ルアンナが「眠り姫」になってしまったことでハインケルの性格は歪んでしまいました。しかし、元はとても人格者で良いパパだったという感想と、リゼロはダークファンタジーな物語だという感想です。

リゼロのハインケルについて、最愛の妻・テレシアを救おうとするハインケルの愛が好きだという感想です。また、リゼロはスバルとエミリア、テレシアとヴィルヘルムといった他の人物たちの「愛」も素晴らしいという感想です。

リゼロの本編を読んで、過去の物語でキャラクターの印象が一番変わるのはハインケルだという感想です。そんなハインケルがとても好きなキャラクターになったという感想です。

リゼロのハインケルまとめ

いかがでしたか?リゼロのハインケルの強さ、過去、謎、そして活躍について紹介してきました。「剣聖」の家柄に生まれたハインケルですが、剣の才能に恵まれず、最愛の妻・ルアンナが「眠り姫」になってしまうなど、大きな挫折を味わいます。そのため、性格が歪んでしまいました。

しかし、ハインケルの過去は一途に剣の修行をする少年で、結婚してからは家族を大切にしていました。ハインケルについての感想でも過去の物語が印象的だったという声も寄せられていました。そんなハインケルに注目して、リゼロをお楽しみください。

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