【リゼロ】ギルティラウさんはネタキャラ兼愛されキャラ？強さや人気の理由は？

リゼロファンの中でネタキャラ兼愛されキャラの立ち位置に収まっているギルティラウさん。森の漆黒の王にして影獅子の異名を持つ魔獣がなぜネタキャラとなったのか？ここからはギルティラウの強さや能力、活躍シーンを解説しながら人気の理由に迫っていきます。それではまずリゼロの作品情報から見ていきましょう。

『Re:ゼロから始める異世界生活』とは、2012年4月から小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載されているダーク・ファンタジー作品です。略称は「リゼロ」。2014年1月からMF文庫Jにて小説版が刊行され、2022年1月時点では漫画版の第一章～第四章まで刊行されています。またアニメ第2期までが放送されており、『SUGOI JAPAN Award 2017』ではアニメ部門・ラノベ部門の2部門で1位を獲得するなど人気を博しています。

ここではリゼロで描かれた第一章「王都の一日編」のあらすじを簡単にネタバレ紹介していきます。主人公はコンビニ帰りに突如異世界に召喚された少年ナツキ・スバルです。

そして彼が所持しているのはコンビニで購入した商品と財布、さらに身に着けているのはジャージ。それらは異世界で全く役に立つものではなく、さらに早々に命の危機に見舞われてしまいます。ところが、そんな彼の前にネコ型精霊のパックをお供に連れているハーフエルフのサテラが現れたことで、異世界での生活が大きく変わることとなりました。

• 名前：ギルティラウ
• 異名：影獅子、森の漆黒の王
• 容姿：頭部が獅子、尻尾が蛇

リゼロに登場するギルティラウとは、魔獣の中でも強力な個体であることから「影獅子」の異名を持っています。またギルティラウ本人は魔獣との戦いを「狩り」と言って楽しむところがあるのですが、そんな彼に圧勝した幼いラムについて、ロズワードが「末恐ろしい話」と評していることから強者に分類される存在であることが窺えます。

獅子の頭部と蛇の尻尾といった容姿、さらに「影獅子」の異名を持つことからいかにも強そうなギルティラウですが、どうやらそんな彼の人気は非常に高く「ギルティラウさん」と呼ばれ親しまれているようです。そのため予定外の頻度で出現機会を得ており、リゼロ屈指の愛されキャラとなっています。では、ギルティラウさんの強さや能力はどの程度なのでしょうか？ここからはギルティラウさんの強さや能力、そして人気の理由を紹介していきます。

結論から言うと、ギルティラウさんの強さは「そこそこ強い」と評価できます。ギルティラウさんは強そうな見た目に反して倒されるシーンが印象深いため、あまりのやられっぷりによって愛されキャラとなっていますが、実際は決して弱いというわけではありません。

そこそこの強さと能力を持つギルティラウさんはギゼロ屈指の愛されキャラとなっていますが、なぜ彼はリゼロファンに愛されるキャラとなったのでしょうか？どうやら愛されキャラとなった理由には彼の強さや能力が関係しているようです。そこでここからは、ギルティラウさんが愛される理由と人気の理由を解説していきます。

まず、ギルティラウは実際に作中でラムやパック、ベアトリスたちと戦いを繰り広げているシーンがありますが、全員に共通して「頭が残念」と認識されています。そのためいかにも強そうな見た目に反して間抜けな上に負けるといったそのギャップが愛される要素になっていると考えられます。

実際にギルティラウさんは本当の強者や知恵の回る者などを相手にするとあっさりと負けてしまう傾向を持ち、また1年に1回ある毎年恒例のIFストーリー補足では最大の活躍を見ることができます。さらに慣用句にもなっており、「今一歩のギルティラウ」と親しまれているようです。

どうやらTwitter上では、やられ役として愛されているギルティラウさんに関する「ギルティラウさんが何をしたっていうのだ」というセリフが話題になっているようです。このセリフはエイプリルフールに更新されるIFストーリーの補足「アヤマツ」が元ネタとなっているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

ギルティラウの活躍シーンは、2016年10月に発売されたリゼロ外伝『隠れ里の鬼姉妹』で見ることができます。鬼族の隠れ里に住むラムは自分の力量を確かめるために魔獣が出没する周辺の森を訪れていました。そしてラムは早速魔獣の気配を察知します。

その魔獣こそがギルティラウでした。ギルティラウはいかにも強そうな容姿をしていたため、初陣のラムは苦戦するかと思いきや、なんとギルティラウはあっさりと瞬殺されてしまいます。のちにラムから「図体の割に間抜けだった簡単に倒せた」と酷評されており、それを聞いたロズワードが思わず苦笑いを浮かべる結果となりました。

次に紹介するギルティラウの活躍シーンは、2016年6月に発売されたリゼロ外伝『氷結の絆』で見ることができます。ギルティラウはエリオール大森林の調査をおこなっていたエミリアの前に姿を現していました。当初はエミリアを警戒して隠れていましたが、その場にエミリアを狙っていた黒蛇の呪いの残滓が現れたため、ギルティラウが姿を現してそのまま戦闘に入ることになりました。

意図せずしてエミリアを助けることになったギルティラウですが、残念ながらそのまま黒蛇の呪いの残滓に一瞬で飲み込まれて敗北しています。そしてパックの元に戻ったエミリアは、警戒するようにいわれていた魔物としてギルティラウの存在を報告したのですが、パック曰く「ギルティラウ自体間抜けだから問題ない」と教えられていました。

次に紹介するギルティラウの活躍シーンは、2020年10月に発売されたリゼロ外伝『アポカリプス・ガールズ』で見ることができます。ギルティラウは魔獣の女王として君臨していたメィリィの切り札として登場していました。そして魔獣の群れの中にいたギルティラウはエルザが現れたと同時に最後の手として出されています。ところがギルティラウは強化されたエルザ相手に手も足も出ず、あっさりと敗北してしまいました。

次に紹介するギルティラウの活躍シーンは、 月刊コミックアライブの2016年10月号に掲載されたリゼロ外伝『オルコス領の赤雪』で見ることができます。ギルティラウはメィリィやエルザから雪中の移動手段として使われていました。

その後辿り着いたグラテコ聖王国で、グラテコ貴族のイゴール男爵を相手に戦います。ギルティラウはメィリィの指示に従って勇敢に戦い、遂に初勝利を収めました。しかしエルザがグラテコ聖王国で指名手配となったため、メィリィとエルザを載せてルグニカへと向かうこととなります。

次に紹介するギルティラウの活躍シーンは、第4章「永遠の契約」で見ることができます。ギルティラウは聖域編で登場するシーンが多いです。まずギルティラウはスバルが死に戻りした回でフレデリカとパトラッシュ、ペトラ、レムが避難したアーラム村を襲撃していました。しかし、その後フレデリカとパトラッシュに撃殺されてしまいます。

次に登場したのはラムを引き連れてロズワール邸に戻った回です。ギルティラウはその回でスバルとペトラ、ラムの前に立ち塞がっていました。屋敷の廊下を悠然と闊歩して威厳のある雰囲気を醸し出していたギルティラウでしたが、のちにラムによって制圧されてしまいます。ちなみにラムに制圧されたシーンは最後まで描かれていませんが、作者の長月先生が「ラムに殺された」と発言をしています。

最後に登場した回では、確定した世界でロズワールの執務室フロアを守る役割を果たしていました。ところがオットーの小細工魔法によって誘き出されて罠に嵌ってしまいます。キッチンの奥の倉庫が油濡れになっており、それに火をつけられて炎上したのです。

こうして瀕死の重体となったギルティラウでしたが、それでも主人への忠誠を果たそうとしていました。しかし、廊下に戻った際に呪いの人形となったエルザと遭遇してしまいそのまま倒されてしまいます。

次に紹介するギルティラウの活躍シーンは、第5章「歴史を刻む星々」で見ることができます。歴史を刻む星々はオットーが仕掛けた罠によって消化できなかった食堂の火が原因で、ロズワール邸が倒壊した後の話となっています。

そしてギルティラウは鞭の素材として登場しており、スバル愛用の鞭「ギルティウィップ」が現在のギルティラウの姿です。スバルは鞭となったギルティラウを使いこなすためにクリンドから鞭の技術の特訓を受けていました。その後、スバルはその鞭を使って戦うこととなります。

ギルティラウの活躍シーンでは、彼がメィリィの指示に従っている姿が描かれていました。では、メィリィとギルティラウはどのような関係なのでしょうか？ここからはメィリィの能力や特徴などのプロフィールを解説しつつ、ギルティラウとメィリィの関係を紹介していきます。

ギルティラウの主人として登場していたメィリィ・ポートルートは、アーラム村で子犬を抱いていた少女です。しかしその正体は暗殺者で、魔獣を操る能力と角を折らずに魔獣と会話のできる能力を持った「魔獣使い」でもあります。作中では魔獣騒動を引き起こした張本人として登場していましたが、最終的にエルザとともにロズワール邸へと襲撃をかけた際に捕らえられています。

ギルティラウはメィリィのお気に入りの魔獣です。魔獣の女王時代はギルティラウを使って襲撃したり、移動手段として愛用したりしています。

こちらではリゼロに登場するネタキャラ兼愛されキャラのギルティラウさんの活躍シーンに関する感想や評価が取り上げられています。Twitter上に投稿されたこの活躍シーンは、ギルティラウさんがスバルの鞭になる前の内容です。

感想では「ギルティラウさん…」と表現されているのですが、これは最終的に鞭の素材になることに哀れんでいるのか、はたまた王者そのものの目線でいたにも関わらず、罠にかかって瀕死の重体に陥ってしまったギルティラウさんが面白かったのか？さまざまな捉え方ができることでしょう。

ちなみにこの時のギルティラウの心境は完全に獲物を追う捕食者であり、王者そのものでした。そんなギルティラウさんがスバルの愛鞭の材料になってしまうというのもネタになりそうです。

こちらではリゼロに登場するスバルの鞭に関する感想や評価が取り上げられています。どうやらギルティラウさんがスバルの鞭になっているという要素に注目されているようです。ギルティラウさんはスバルの鞭として地味に活躍しているので、スバルの戦闘シーンにも注目してみると良いかもしれません。

こちらではリゼロに登場するネタキャラ兼愛されキャラのギルティラウさんに関する感想や評価が取り上げられています。どうやらギルティラウが愛されマスコット的立ち位置に収まっている点が高く評価されているようです。今回、ギルティラウさんの活躍シーンで興味を持った方は、彼の活躍シーンをアニメでチェックしてみると良いかもしれません。

リゼロに登場するネタキャラ兼愛されキャラのギルティラウさんについて、強さや能力、人気の理由などを交えつつ紹介してきましたがいかがでしたか？王者の風格を纏いつつ十分危険な強さ・能力を持っているはずのギルティラウさんですが、なぜか彼が出てくると顔が緩んでしまうという不思議なキャラとなっていました。

ギルティラウさんの活躍シーンの中で、特にネタとなりそうなのが王者そのものの目線でオットーを追いかけていたつもりが、逆に罠にかかって火だるまになってしまうという展開です。さらに主人の言いつけを守ったはずが仲間に惨殺されるという何とも哀れな姿が描かれていました。これを機にぜひアニメや漫画でギルティラウさんの活躍シーンをチェックしてみてください。