【転スラ】キララ・ミズタニ（水谷希星）のスキルや目的は？最後は死亡する？

キララ・ミズタニ（水谷希星）が登場する作品『転スラ』。こちらの記事ではキララ・ミズタニのスキルや目的についてご紹介していきますが、まずはキララ・ミズタニが登場した転スラの作品概要やあらすじに付いて解説していきます。転スラの内容をよく知らないという人や、おさらいしたい人はこちらの項目を確認してみてください。

• 著者：伏瀬
• イラスト：みっつばー
• 出版社：マイクロマガジン
• 掲載サイト：小説家になろう（掲載期間：2013年2月20日～2015年10月30日）
• レーベル：GCノベルズ
• 発刊開始：2014年5月30日～連載中（2022年1月現在）
• 巻数：19巻（2022年1月現在）

転スラの原作は小説投稿サイトの『小説家になろう』で連載されていたファンタジー小説で、コミカライズ化やアニメ化もされている人気作品です。漫画版では原作の内容を描いたものの他に『転生したらスライムだった件 魔物の国の歩き方』『転スラ日記 転生したらスライムだった件』『転生しても社畜だった件』といったスピンオフ作品も多く作成されています。

転スラの原作者・伏瀬さんは転スラの物語について、同じ小説家になろうの作品である『オーバーロード』や、テーブルトークRPGの『ソード・ワールド』『ウィザードリィRPG』『ガープス』といった作品から影響を受けていると話しています。2017年～2019年の間にはライトノベルのガイドブック『このライトノベルがすごい！』でベスト10に入る人気を見せています。

前世で人間として生活していた主人公は、死亡しスライムの魔物に転生してしまいます。強敵ばかりがはびこる洞窟の中で目が覚めた主人公は、探索を続けていくうちに強力な力を持つヴェルドラという竜に出会い友になりました。そしてそれを皮切りにゴブリンやオーガといった魔物と出会い交流し、1つの王国を築いていくことになります。

転スラに登場する敵のひとりキララ・ミズタニ（水谷希星）。ファルムス王国の手先として登場するキララ・ミズタニですが、彼女は転スラの主人公・リムルと同じく異世界から召喚された人物です。肩ほどの長さの茶髪の少女です。年齢は18歳で、同じくファルムス王国によって召喚された異世界人の『キョウヤ』『ショウゴ』という人物と共に3人組で行動しています。

キララ・ミズタニはファルムス王国によって当然異世界に召喚されたため、転スラの世界での出来事に現実感を感じられず、度々不満を漏らす姿も見せています。また娯楽や目先の楽しみに興味を持っている様子もあり、リムルたちの街を破壊する作戦の片棒を担ぐ役割もこなします。元の世界では友人や家族に囲まれ幸せに暮らす普通の少女でしたが、ファルムス王国に来てからは利己的で狡猾な性格に変わっていきました。

ファルムス王国によって異世界から召喚されたキララ・ミズタニ（水谷希星）。転スラの世界に来てからは『狂言師（マドワスモノ）』というスキルを習得しています。狂言師のスキルはキララ・ミズタニが命令したことを実行させるスキルで、その効果は死をも受け入れさせるほど強力なものです。

狂言師はキララと同じくファルムス王国によって異世界から召喚されたキョウヤとショウゴの2人にも危険視されるほどの能力で、リムルたちの街を襲撃する以前は、そのスキルを悪用しないようファルムス王国の王宮魔術師・ラーゼンによって封印されていました。

転スラの物語でキララ・ミズタニ（水谷希星）が登場したのは、リムルたちの住む街・テンペストがファルムス王国によって襲撃された事件です。テンペストが発展し他国と貿易を始めたことで国益が減ってしまったファルムス王国。それを危惧したファルムスの国王は、テンペストの評判を落とすためテンペストの魔物達が人間に危害を加えたように見せることにします。

そして商人に扮したキララ・ミズタニたち元異世界人の3人をテンペストへ送り込み、騒動を起こそうとしたのでした。しかしテンペストに到着したキララ・ミズタニは、そこに居合わせたゴブリンのゴブタとのやりとりで馬鹿にされたと思いこみスキル・狂言師の能力を不用意に発動してしまいます。それをリムルの側近のひとりシュナによって即時に無効化され、テンペストの魔物達の強さを見せつけられてしまうのでした。

転スラに登場する敵キャラクターのキララ・ミズタニ（水谷希星）。その最後は仲間であるファルムス王国のショウゴによって招かれました。テンペストを襲撃したことによりその報復を受けることとなったファルムス王国の兵たち。その中にはキララ・ミズタニ、ショウゴ・タグチ、キョウヤ・タチバナといった異世界から召喚された面々も含まれていました。

襲撃を終えテンペストの外れに結界を張りテントの中で休息をとっていたキララ・ミズタニ。外ではショウゴとキョウヤがリムルの配下のゴブリン、オーガ、オークと戦っていました。しかし戦況が悪くなったショウゴは退治していたオークのゲルドに背を向け、キララ・ミズタニのいるテントに向かいます。そして彼女の首に手をかけ死亡させ、新たなスキル『生存者』を習得しました。

• 愛称：ぴよちゃん
• 誕生日：1998年6月21日
• 血液型：A型
• 身長：164センチ
• 出身地：山梨県
• 事務所：FIRST WIND production

転スラでリムルたちの敵であるファルムス王国のキララ・ミズタニ（水谷希星）の声を演じたのは声優の河野ひよりさん。声優活動は2017年から始めており、今後期待の新人声優のひとりとなっています。高校生の時に「アニメ声」と言われたのがきっかけで声優を目指すようになり、2018年には若手の女性声優10名による声優ユニット『teaЯLove』に加入しています。

憧れの声優には伊藤かな恵さん、高橋李依さん、佐倉綾音さん、水瀬いのりさんの名前をあげられています。声優以外ではアイドルグループ『ハロー！プロジェクト』のファンであるとも語られています。好きなものには読書、ポエム、短歌やカメラなどを挙げられています。

転スラでは死亡という最後を遂げた敵キャラクターのキララ・ミズタニ（水谷希星）を演じた河野ひよりさん。転スラ以外の作品では『ヒーリングっど♥プリキュア』の平光ひなた （キュアスパークル）役や、『約束のネバーランド』のフィルといった役も演じています。他にも下記の様な作品にも出演しているので、河野ひよりさんの演じたアニメキャラが気になる人はチェックしてみてください。

• デスマーチからはじまる異世界狂想曲…ポチ
• ソウナンですか？…鈴森明日香
• 荒ぶる季節の乙女どもよ。…小野寺和紗
• 博多明太!ぴりからこちゃん…ぴりからこちゃん
• アイドルマスター シャイニーカラーズ…小宮果穂
• LOST:SMILE memories + promises…与那嶺純
• 絵師神の絆…ロック・ホーム
• 夜、灯す…青柳真弥
• Caligula2…駒村二胡
• 風雨来記4…母里ちあり

転スラの物語でリムルたちの敵として登場したキララ・ミズタニ（水谷希星）。その最後は仲間の手によって死亡する最後を迎えましたが、なぜ仲間のてによって死亡させられたのか疑問に思う転スラファンも多かったようです。ネットで解説されている転スラファンの考察では「転スラのスキルには存在値というものがあり、奪ったスキルはそのまま習得する以外にも本人がその時最も欲した力へ昇華することも可能」と説明されています。

そのため、一見謎の行動に見えたショウゴのキララ・ミズタニ殺害の真相は、窮地に立ったショウゴがキララ・ミズタニの持つスキルの存在値を自分のものにし、新しいスキルを手に入れるための行動だったのではないかと考えられているようです。

転スラを見ていた人の多くは、自己中心的で敵キャラらしい性格のキララ・ミズタニにネガティブなイメージを持ったのではないでしょうか？しかし中には「わがままな感じがかわいい」「ムカつくけどなんか好き」といった好感を持った転スラファンの姿も見られています。

こちらのかたの感想ではキララ・ミズタニの髪型について触れられています。茶髪に毛先だけうっすらと金色のカラーリングが入っているキララ・ミズタニの髪色。この髪色はオシャレとしての裾カラーなのか、転スラの世界では髪を染める材料がないからそのまま伸びてしまっただけなのかという考察も楽しめるのではないでしょうか？

以上、転スラに登場する敵キャラクター『キララ・ミズタニ（水谷希星）』のスキルや目的、死亡の最後についてご紹介してきました。キララ・ミズタニはファルムス王国によって異世界から召喚された人物の1人で、ショウゴとキョウヤという人物と共に行動しています。転スラの物語では、ファルムス王国がテンペストを失墜させるため襲撃を行った際に登場しました。

キララ・ミズタニが使うスキル『狂言師（マドワスモノ）』は相手を自在に操ることができる驚異の能力を持つスキルで、その危険性からファルムス王国の王宮魔術師・ラーゼンによって封印されていました。そんなキララ・ミズタニの最後は、窮地に立った仲間・ショウゴの新しいスキルを得るために殺害され終わりを迎えました。