【ログ・ホライズン】五十鈴は歌が下手？口伝した曲の能力や声優の歌唱力は？

こちらの記事でご紹介するログ・ホライズンのキャラクター・五十鈴の歌唱力。ログ・ホライズンの物語では吟遊詩人という職業でありながら、アニメを見た視聴者には「五十鈴の歌が下手」「歌を歌う声優を変えた方が良かった」という辛辣な感想があげられてしまうこともあるようです。こちらの記事ではそんな五十鈴の歌唱力が本当に下手なのかについて調査しました。

アニメで歌われた五十鈴の口伝の曲を実際の映像でご紹介しているので、五十鈴の歌唱力が下手なのか気になっている人はチェックしてみてください。その前にまずは五十鈴が登場する作品『ログ・ホライズン』の概要や五十鈴のプロフィールをご紹介するので、ログ・ホライズンについておさらいしたい人はそちらの項目にも目を通してみてください。

• 著者：橙乃ままれ
• イラスト：ハラカズヒロ、橋本モチチ
• 出版社：KADOKAWA
• 掲載サイト：小説家になろう（掲載期間：2010年4月13日～2021年12月現在）
• 発刊開始：2011年3月31日 ～連載中（2021年12月現在）
• 巻数：11巻（2021年12月現在）

『ログ・ホライズン』は作者の橙乃ままれさんが小説投稿サイト・小説家になろうに投稿された作品で、2010年から連載が開始されたライトノベル作品です。ファンの間では"ログホラ"の愛称で親しまれており、ログ・ホライズンの物語の中で人気となっているゲーム『エルダー・テイル』とよく似た異世界に飛ばされてしまった主人公の冒険を描いた物語です。

ログ・ホライズンは3期までアニメが制作されており、第1期と2期は全25話、第3期は12話で構成されています。2015年には原作小説の発行部数が160万部を達成する人気を見せています。アニメにおいても第4期を希望するアニメファンの声があり、アニメ続編が期待されている作品です。

人気MMORPG『エルダー・テイル』のプレイヤー・城鐘恵は、ある日エルダー・テイルの世界とよく似た場所に転移させられていました。周りにも、自分の意志とは関係なくこの世界に飛ばされた人間が大勢おり、街中はパニック状態になっています。ゲームのようにステータス画面を開けることに気付いた恵は、この状況について話をするため旧友・直継と落ち合うことにするのでした。

「吟遊詩人なのにアニメの口伝の歌が下手」という感想を受けることも多い五十鈴（いすず）。こちらの項目では、そんな五十鈴のプロフィールをご紹介します。五十鈴は悪徳ギルド・ハーメルンに囚われていたひとりで、メイン職業に吟遊詩人をサブ職業に遊牧民を持つ女性プレイヤーです。現実の姿は女子高生で、プロミュージシャンの父の影響を受けてか、自分自身も音楽を愛しており吹奏楽部に所属しウッドベースを担当しています。

ギルドハウスでもミニライブを開いている他、屋上菜園の管理と在庫の担当もしています。自分の特技を極めた際に習得できる"口伝"と呼ばれる能力では、歌を謳い仲間たちをサポートし、普段の戦闘でもサポートタイプの戦いを得意としています。アニメでの声優は松井恵理子さんが担当しています。

アニメで披露した歌が下手だと言われている五十鈴。こちらの項目では、五十鈴の歌が本当に下手なのか調査しました。まずは五十鈴の歌唱力について。五十鈴の歌が下手と言われている理由は、アニメで披露された歌が吟遊詩人という職業に反して、視聴者が想像していたよりも上手くなかったということが大きいようです。しかし、ログ・ホライズンの物語では五十鈴の歌が上手いという設定が付いているわけではありません。

また、ログ・ホライズンの作品ファンからも「キャラクター設定通りではないか」という感想があがっています。そのため、アニメで五十鈴の声優を務めた松井恵理子さんのアドリブによって「上手く聞こえないように歌った」という可能性が高いようです。次に五十鈴の口伝の能力について。口伝とは、プレイヤーたちの特技を磨いて手に入れた能力のことで、五十鈴の場合"歌"がその口伝にあたります。

セルデシアの世界にはゲームのサントラの曲数と同じく42曲しか楽曲が存在しませんでしたが、五十鈴が自身の口伝によって43番目の曲を作りました。この曲を歌うと、仲間など対象の相手の周りに小石が集まり、敵からの攻撃を防いでくれるという効果が発揮されます。その様子から『小さな貴石（リトルロック）』と名前がつけられましたが、五十鈴が使う口伝の正式名称として固定されたわけではないようです。

ログ・ホライズンに吟遊詩人として登場するキャラクターの五十鈴。ログ・ホライズンに登場するキャラクターは、セルデシアの世界の中で描かれている姿の他に、現実世界での姿もそれぞれ持っています。五十鈴の現実での姿は、自称・田舎に住む量産型の女子高生で、音楽好きの一面がセルデシアのキャラクターにも反映されているようです。

学校では吹奏楽部に所属しウッドベースを担当していました。性格は明るいわりには引っ込み思案な顔も見せ、見た目は細身の長身でそばかすがコンプレックスの女の子です。ログ・ホライズンの物語の中で料理が苦手であることも判明しています。

アニメ『ログ・ホライズン』で吟遊詩人の五十嵐の声を担当したのは声優・松井恵理子さんです。松井恵理子さんは愛知県出身で声優プロダクション・IAMエージェンシーに所属する声優。1989年3月8日生まれのB型で、身長は160センチだと公開されています。ログ・ホライズン以外でも歌を披露することが多く、作品で演じているキャラクターのキャラクターソングも担当しています。

『ログ・ホライズン』のアニメでは、松井恵理子さんの演じるキャラクター・五十鈴の歌が下手だったと感想があげられることも多いですが、五十鈴の歌に関してはログ・ホライズンでの五十鈴の設定もあり、上手すぎないようにアドリブを入れた結果だったという視聴者の声もありました。では、実際の松井恵理子さんの歌唱力はどれほどのものなのでしょうか？

上記にネットに掲載されていた松井恵理子さんの歌唱動画を載せていますが、「下手」というほどではないと感じる人も多いのではないでしょうか？本格的に歌手活動も行っている声優の水樹奈々さんや早見沙織さんに比べれば見劣ってしまう部分もありますが、キャラクターの声優として歌う分には許容範囲だという視聴者の声も多いようです。

『ログ・ホライズン』では五十鈴の声優として出演した松井恵理子さん。他にも『アイドルマスター シンデレラガールズ』の神谷奈緒、『未確認で進行中』の夜ノ森紅緒、『ウマ娘 プリティーダービー』のフジキセキといった役も演じています。『アイドルマスター シンデレラガールズ』では松井恵理子さんの歌唱曲もあるのでチェックしてみてはいかがでしょうか？

ログ・ホライズンの物語で歌を披露しつつも「下手」と言われてしまうことも多い五十鈴。声を演じた声優の歌唱力が無いのが理由なのではないかという感想があがることもありますが、五十鈴の声を演じた松井恵理子さんは他の作品の歌唱では「良かった」と言われることも多く、ログ・ホライズンの五十鈴の歌い方はアドリブである可能性が高いようです。

ログ・ホライズンの物語で主人公たちと同じように強制的にセルデシアの世界に招かれてしまった五十鈴。しかし、そんな世界でもルンデルハウスという相方を見つけ、逞しく生活を送っています。そんな五十鈴とルンデルハウスの関係が飼い主と犬のようで可愛いと話題になっています。

ログ・ホライズンのアニメ19話と20話は五十鈴の活躍が見られる回となっています。こちらの回では五十鈴の相方で謎も多いキャラクター・ルンデルハウスを救うため主人公が立ち周り、彼を仲間として迎え入れる話となっています。そのなかで、五十鈴がルンデルハウスを支えながら契約を交わすシーンが感動的だったという感想があがっています。

以上、ログ・ホライズンに登場するキャラクター・五十鈴の歌についてご紹介してきました。「五十鈴の歌が下手」というアニメ視聴者の感想が多く見られていますが、その理由はアニメで声を担当した声優が五十鈴のキャラクター設定を元にアドリブを効かせた結果という可能性が高いようです。

五十鈴が口伝によって作り出した曲は、セルデシアの世界に受け入れられ、新たな43曲目の歌として存在を認められました。五十鈴の声や歌唱を担当した声優の松井恵理子さんは『アイドルマスター シンデレラガールズ』では神谷奈緒役としても歌を披露しているので、松井恵理子さんの歌をもっと聴きたいという人はそちらもチェックしてみてください。