【無職転生】 パックス・シーローンの死亡理由は？結婚相手や子供について考察

今回は無職転生の問題児であるパックス・シーローンに注目しました。王族の権力を利用して好き放題していましたが、最後に悲しい結末を迎えて多くのファンが騒然としていました。今回はパックス・シーローンの結婚相手や子供のパックス・ジュニア、そして死亡理由をネタバレしていきます。

無職転生はウェブサイトの「小説家になろう」に投稿されていた異世界ファンタジー作品です。ハイ・ファンタジーの側面だけでなく、主人公が人間関係などの前世のトラウマを乗り越えていくストーリー展開も高く評価されています。投稿当時のライトノベルは異能力バトルが主流だったので、無職転生がサイトランキングで1位を獲得して異世界ファンタジーというジャンルが確立されたとも言われています。

2012年に作者の理不尽な孫の手が投稿した小説が話題となり、2014年にはKADOKAWAから書籍化されました。シロタカが作画を担当した漫画も好評で、2017年にはドラマCDが制作されました。また2021年に2クールで放送されたアニメも人気を集めました。

20年ほど引き籠もっていたスケベでオタクな主人公は、親の死がきっかけとなり兄弟からに家を追い出されてしまいました。その後トラックに轢かれそうになっていた高校生3人を救って、主人公は失意のまま絶命しました。命を落としたはずの主人公は異世界で目を覚まし、前世で味わった後悔をしないように懸命に生きようと心に誓います。

パックス・シーローンは、無職転生の少年期編から登場するキャラクターです。初登場はアニメ19話「ルート選択」で、小説6巻・漫画9巻の内容になります。第7王子であるパックス・シーローンは小柄でふくよかな体格をしており、おかっぱ頭が特徴です。

最後に悲しい結末を迎えて話題となったパックス・シーローンの家族や死亡理由について掘り下げていく前に、まずは無職転生の作品情報を紹介しました。続いてはパックス・シーローンが結婚や死亡した経緯をネタバレしていきます。王子として生を受けたパックス・シーローンは、どんな一生を送ったのでしょうか?

王竜王国のレオナルド・キングドラゴンが要職に就かせようと動きますが、シーローン王国側に拒否されてしまいます。そこでパックス・シーローンはレオナルド・キングドラゴンが用意した騎士たちと共に、シーローン王国でクーデターを起こします。そして不在だったザノバ・シーローン以外の肉親の命を奪い、パックス・シーローンは国王の座に君臨しました。

パルテン・シーローンの血を引く生き残りは、パックス・シーローンとザノバ・シーローンだけではありませんでした。母親が農民だったため公には明らかとなっていませんでしたが、ハルハ・シーローンという第11王子が難を逃れていました。そしてジェイド将軍が、甥のハルハ・シーローンを旗印にしてクーデターを起こしました。

ジェイド将軍のクーデターを知ったパックス・シーローンは、抜け道から侵入したルーデウス・グレイラットたちに本音を語り始めます。パックス・シーローンが時間をかけて中級魔術を習得しても、師匠のロキシー・ミグルディアは才能の無さを嘆いて溜息をつきました。パックス・シーローンはそんな周囲の言動により承認欲求が満たされず、次第に歪んでいったと話しました。

ジェイド将軍のクーデターを前にして、パックス・シーローンはある決断をしました。パックス・シーローンは敗北を確信し、妻のベネディクト・キングドラゴンを従者である死神ランドルフ・マリーアンに託しました。そしてパックス・シーローンは王城の最上階から飛び降り、自ら命を断ってクーデターを終わらせました。

ベネディクト・キングドラゴンは、パックス・シーローンとの子供を妊娠していました。しかしながらベネディクト・キングドラゴンは暗殺が企てられており、危ない状況でした。そこでルーデウス・グレイラットが各所に働きかけ、そのお陰でベネディクト・キングドラゴンは故郷の王竜王国に戻ってパックス・ジュニアを出産することが出来ました。

父親のパックス・シーローンは最後に悲しい結末を迎えてしまいましたが、息子のパックス・ジュニアは王竜王国ですくすくと成長しました。しかしながら立場の弱かったパックス・ジュニアはアスラ王国に留学させられた後、赤竜の下顎への出向を命じられます。そしてシルフィエットの子供であるジークハルト・サラディン・グレイラットと共に、密林地帯を見事に開拓しました。

最後に悲しい結末を迎えて話題となったパックス・シーローンについて、家族や死亡理由を説明しました。続いてはパックス・ジュニアが誕生するまでのベネディクト・キングドラゴンとの馴れ初めをネタバレしていきます。周囲から疎まれていたパックス・シーローンは、どのようにしてベネディクト・キングドラゴンと結ばれたのでしょうか?

周囲に認められず傷付いていたパックス・シーローンは王族の権力を使って人質をとり、相手を言いなりにして悦びを感じていました。その後悪事の数々がバレてしまい、留学という形で王竜王国へ追放されました。しかし留学先で第18王女のベネディクト・キングドラゴンと出会い、パックス・シーローンは次第に惹かれていきました。

ベネディクト・キングドラゴンは母親の素性が分からないため、王位継承権が与えられていませんでした。恋仲の2人を出来損ない呼ばわりした噂話を耳にして、パックス・シーローンは周囲を見返そうと奮起します。そして勉学と魔術に励んだ結果、学問大会で好成績を残してレオナルド・キングドラゴンに認められました。

パックス・シーローンは褒美として、ベネディクト・キングドラゴンとの結婚を希望しました。快諾したレオナルド・キングドラゴンは両国の関係性を考慮して、シーローン王国の要職者に対して嫁に出すという形をとろうとしました。しかしながらシーローン王国が他の王子を人質に出すことを拒んだため、パックス・シーローンは死神ランドルフ・マリーアンたちとクーデターを起こしに向かいました。

パックス・シーローンの死亡理由やパックス・ジュニア誕生までの経緯をネタバレしてきました。続いては無職転生の主人公であるルーデウス・グレイラットとの関係について掘り下げていきます。王子として生を受けたパックス・シーローンは、主人公のルーデウス・グレイラットとどのような関わりがあるのでしょうか?

最後に悲しい結末を迎えたパックス・シーローンは、ルーデウス・グレイラットと兄弟弟子の関係にあります。ルーデウス・グレイラットに魔術を教えた後、ロキシー・ミグルディアは宮廷魔術師としてパックス・シーローンを指南しました。しかしスケベなパックス・シーローンは王族の立場を利用して、魔術の練習の合間にセクハラしていました。

最後に悲しい結末を迎えたパックス・シーローンは、ルーデウス・グレイラットの異母妹とその母親を監禁しました。フィットリア領転移事件で王宮に飛ばされたアイシャ・グレイラットとリーリシャ・グレイラットは、ロキシー・ミグルディアを誘き寄せる餌として囚われていました。そしてパックス・シーローンは、駆け付けたルーデウス・グレイラットも監禁してしまいました。

最後に悲しい結末を迎えたパックス・シーローンは、実兄によって悪事を暴かれてしまいます。土魔術で作ったロキシー人形に感銘を受けたザノバ・シーローンは、監禁されていたルーデウス・グレイラットたちを救いました。そして悪事が明るみに出たことで、パックス・シーローンは王竜王国への留学に追い込まれました。

王竜王国への留学には、別の大きな意味がありました。紛争地帯の近くにあったシーローン王国は、同盟関係にあった王竜王国の力で国を保っていました。そのような理由で力関係の弱かったシーローン王国は、王竜王国に人質を送る必要がありました。その人質となり国外追放されたのが、パックス・シーローンでした。

パックス・シーローンの死亡理由やパックス・ジュニア誕生までの経緯をネタバレしてきました。続いては無職転生のパックス・シーローンの別エンドについて掘り下げていきます。周囲から疎まれていたパックス・シーローンに、死亡以外にどのような道が残されていたのでしょうか?

七大列強2位の龍神オルステッドは、ヒトガミを倒すためにタイムリープを繰り返していました。そんな龍神オルステッドにルーデウス・グレイラットは、ザノバ・シーローンの帰郷を相談しました。その話を聞いた龍神オルステッドは、今回の世界ではパックス・シーローンがヒトガミに狙われている可能性が高いという仮説を述べました。

ルーデウス・グレイラットはヒトガミの策略を阻止出来ず、パックス・シーローンが死亡したことを報告しました。その時に龍神オルステッドの口から、ヒトガミに狙われなかった場合のパックス・シーローンの別エンドが語られました。その世界では奴隷市場で得た資金と兵力によりクーデターを起こし、王の座に就いてシーローン王国を共和国に変えていました。

別エンドのパックス・シーローンは、奴隷商人のボルト・マケドニアスを重宝していました。そのボルト・マケドニアスの子孫が魔神ラプラスの誕生の鍵を握っており、龍神オルステッドは魔神ラプラスを倒せばヒトガミと戦うことが出来ます。そこでヒトガミは龍神オルステッドを遠ざけるために、ボルト・マケドニアスの後ろ盾となったパックス・シーローンの命を狙いました。

ルーデウス・グレイラットが龍神オルステッドに報告する際、弟子のザノバ・シーローンも同行していました。2人の話を聞いたザノバ・シーローンは、黒幕にヒトガミが関わっていると聞いて決意します。弟のパックス・シーローンの仇を討つため、龍神オルステッドに協力を申し出ました。

パックス・シーローンの死亡理由やパックス・ジュニア誕生までの経緯をネタバレしてきました。続いては無職転生のパックス・シーローンの声優を紹介します。権力を振りかざして周囲から疎まれていたパックス・シーローンを演じた声優とは、一体誰なのでしょうか?

最後に悲しい結末を迎えたパックス・シーローンを演じたのは、声優の福島潤です。福島潤は1976年9月4日生まれで、愛媛県の出身です。母校である日本ナレーション演技研究所で講師をしている実力派ですが、ニコニコ生放送やラジオ番組での自由な言動により共演者を困らせるというお茶目な一面もあります。

1998年に声優デビューを果たした福島潤は数々の作品で経験を積み、2012年に「アクエリオンEVOL」のジン・ムソウ役に抜擢されました。その後2013年の「琴浦さん」の真鍋義久役や「弱虫ペダル」の鳴子章吉役が高く評価され、2016年には「この素晴らしい世界に祝福を!」のカズマ役を熱演しました。2022年には「幻想三國誌」に愛心茶桶役で出演予定です。

パックス・シーローンの死亡理由やパックス・ジュニア誕生までの経緯をネタバレしてきました。それでは最後に、無職転生のパックス・シーローンに関する世間からの感想や評価を紹介します。権力を振りかざして周囲から疎まれていたパックス・シーローンに対して、どのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?

こちらは無職転生のパックス・シーローンを良いキャラ付けだと評価している感想ツイートです。パックス・シーローンは、ルーデウス・グレイラットを監禁したりロキシー・ミグルディアにセクハラする嫌われ者の役回りです。しかしながらゲスな言動の中にも愛らしさがあり、ファンから憎めない存在だと言われています。

こちらは無職転生のパックス・シーローンの声優に関する感想ツイートです。パックス・シーローンという嫌われ者の役どころに、ジン・ムソウ役やハリハム・ハリー役を演じてきた福島潤が抜擢されました。可愛らしい少年声と演技に定評がある福島潤が起用されて、喜んでいたファンも沢山いました。

こちらは無職転生のパックス・シーローンを共感出来るキャラクターとして挙げている感想ツイートです。ゲスな言動が目立つパックス・シーローンですが、その根本には承認欲求が満たされなかった悲しい経験があります。そんなパックス・シーローンの人間らしさに、多くのファンが共感しています。

パックス・シーローンの死亡理由やパックス・ジュニア誕生までの経緯をネタバレしてきましたが、いかがでしたでしょうか?無職転生にはパックス・シーローン以外にも、個性豊かなキャラクターが沢山登場します。この機会にぜひ、無職転生をご覧になってみてはいかがでしょうか?