【はめふら】原作小説のあらすじ・見どころネタバレ！主要キャラやアニメとの違いは？

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）は、2014年から2015年まで『小説家になろう』という小説投稿サイトで掲載されていた作品。作者は山口悟です。2015年8月から、一迅社文庫アイリスより文庫版が発売されています。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）は、2020年4月にテレビアニメ化されました。アニメーション制作は『バカとテストと召喚獣』などで知られるSILVER LINK.が担当しています。2020年4月から6月にかけて第1期が、2021年7月から9月にかけて第2期が放送されました。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）のあらすじ・見どころネタバレその1、原作小説1巻。剣と魔法の国ソルシエ王国の貴族・クラエス公爵家に生まれたカタリナ。甘やかされて育ったため高慢で我儘に育った彼女は、8歳のときに転んで額を強打。それがきっかけで、オタク女子高生だった前世の記憶を取り戻しました。

さらに今自分が生きている世界が、前世でプレイしていた乙女ゲーム「FORTUNE・LOVER」と同じものであり、自分がヒロインのライバルキャラである悪役令嬢であることに気づきます。ゲームの悪役令嬢に待っているのは、国外追放か死。カタリナは破滅を回避するため、ゲーム本編が始まる魔法学園入学までにできることを精一杯しながら、ゲームの攻略対象である4人の少年やライバルキャラである少女たちと関わっていきます。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）のあらすじ・見どころネタバレその2、原作小説2巻。剣の腕を磨いたり農業に打ち込んだり、攻略対象者たちと友好的な関係を築いたりして、破滅フラグ回避のために努力してきたカタリナ。ついに彼女はゲーム本編の舞台となる魔法学園に入学しました。魔法学園でカタリナは、ゲームのメインヒロインであるマリア・キャンベルと出会います。

ゲームでは、カタリナはマリアをいじめるキャラ。しかし前世の記憶を取り戻したカタリナはむしろいじめられているマリアを助け、彼女と友だちになります。友人たちとともに穏やかな毎日を送るカタリナ。しかしキャラクター全員を死に追いやる可能性がある隠しキャラの存在が明らかになり、事態は不穏な方向へ進んでいきます。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）のあらすじ・見どころネタバレその3、原作小説3巻。危険な隠しキャラであった生徒会長ラファエルの問題も解決し、破滅フラグを回避したカタリナ。しかし彼女は新たな事件に巻き込まれます。王位継承問題です。ジオルドに王位継承権を放棄させるため、婚約者のカタリナは誘拐されてしまいました。

しかしカタリナの人たらしスキルによって、誘拐の実行犯であるルーファスが陥落。カタリナは無事に解放されることになりました。物語が進むごとにカタリナに想いを寄せる人物が増えていくのですが、その中でジオルドがついにカタリナにはっきりと想いを告げ、2人の関係性に少しの変化が生まれます。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）のあらすじ・見どころネタバレその4、原作小説4巻。キスと告白がきっかけで、ようやくジオルドを意識するようになったカタリナ。彼女に想いを寄せる義弟のキースは、2人の関係が気になって仕方ありません。

そんなキースが姿を消してしまう事件が起こりました。キースはカタリナに愛想を尽かして家出してしまったと思われましたが、実は誘拐されていました。カタリナはキースを救出し、そこでようやく彼の想いを知ります。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）のあらすじ・見どころネタバレその5、原作小説5巻。カタリナの前に、ジオルドを狙う令嬢が現れました。彼女の名はマーシャ・キャトリー。マーシャはカタリナを潰そうとするのですが、カタリナを大切に思うジオルドたちから撃退されます。

次に描かれるのは、立派なシスコンになったキースの話。幼少期にカタリナがどのようにキースに構ったのかがわかります。また、アランとカタリナのストーリーや、ニコルのお見合い話などが収録されています。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）のあらすじ・見どころネタバレその6、原作小説6巻。魔法学園卒業のときを迎えたカタリナ。破滅フラグを回避し幸せ一直線かと思いきや、ある事実が明らかになります。それは「FORTUNE・LOVER」には続編があり、続編でも悪役令嬢カタリナは悲惨な目に遭うということ。

カタリナは新たな破滅フラグを回避するため奮闘することになります。続編で追加される攻略対象者は、ソラ・スミス、サイラス・ランチェスター、デューイ・パーシー。カタリナは前世で続編はプレイしていないため、どのように動けば破滅フラグを回避できるかわからず困ってしまいます。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）のあらすじ・見どころネタバレその7、原作小説7巻。魔法省で働き始めたカタリナ。彼女は偶然、マリアとともに失われた魔法を発見しました。ひょんなことから、闇の魔法を手に入れてしまったカタリナは、自分が破滅への道に突き進んでいるのではないかと不安を覚えます。

そんなカタリナに、カタリナのことが好きな周囲のメンバーたちは、どんなときでも傍にいてカタリナが道を踏み外しかけたときは必ず止めると言ってくれました。仲間たちからの言葉で、カタリナは安心することができました。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）のあらすじ・見どころネタバレその8、原作小説8巻。ある日、カタリナは近隣諸国の王侯貴族が集まる会合に出席するよう父に言われました。マナーに自信のないカタリナは、城で開かれた泊まり込みの勉強会に参加。

賑やかな勉強会の事件はあっという間に過ぎ、会合が始まります。その会合で、カタリナは何者かに追われているマリアを発見。また、ソルシエでは非合法とされている人身売買の噂を耳にします。カタリナはエテェネル王国国王の弟・セザールとともに、マリアを探しに向かいます。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）のあらすじ・見どころネタバレその9、原作小説9巻。会合で耳にした人身売買の噂。その事件には闇の魔法が関係しているらしく、魔法省に勤めるカタリナは同僚たちとともに事件の調査をすることになります。人身売買の噂がある港都市オセアンのレストランで働きながら情報収集をするカタリナたち。

そんな中、カタリナはアルノーという青年に出会い、その出会いがきっかけで捕まってしまいます。ピンチを救ったのは、会合で出会った王子セザールでした。セザールや仲間の協力によって、カタリナは人身売買集団を捕まえることに成功します。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）のあらすじ・見どころネタバレその10、原作小説10巻。何が起こっても大丈夫なように、闇の魔法の稽古もつけてもらうようになったカタリナ。

そんなある日、カタリナとサイラス、そしてカタリナの友人一同は、サイラスが育てた作物を孤児院に届けにいきます。そこでカタリナは孤児の1人・リアムに出会うのですが、またそこで新たな事件に巻き込まれます。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）の主要キャラ一覧その1、カタリナ･クラエス。カタリナ・クラエスは本作の主人公。クラエス公爵家の1人娘で、両親から甘やかされ我儘な性格に育ちました。しかし、8歳のときに転倒し額を打ったことがきっかけで前世の記憶を思い出し、自分が乙女ゲームの悪役令嬢であることに気づきます。

前世の記憶を取り戻してからは優しくお転婆な少女に変わり、持ち前の明るさで周囲の心を救う無自覚の人たらしになりました。ゲームではヒロイン・マリアに集まるはずだった周囲の好意がほとんどカタリナに集まるようになり、様々なキャラが彼女にアプローチをするようになります。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）の主要キャラ一覧その2、ジオルド･スティアート。ジオルド・スティアートはソルシエ王国の第3王子。アランという双子の弟がいます。ゲームの攻略対象の1人で、カタリナの婚約者。ゲームではカタリナに興味がなくマリアに惹かれ、バッドエンドの場合はカタリナを斬り殺してしまいます。

しかし、前世の記憶が蘇ったカタリナには興味持っており、強く惹かれるようになりました。カタリナの婚約者という立場を利用して頻繁に彼女にアプローチをしているのですが、カタリナ本人にはなかなか気持ちが伝わりません。その代わり、カタリナ以外の人々はジオルドがカタリナを愛していることを知っています。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）の主要キャラ一覧その3、キース･クラエス。キース・クラエスは、ゲームの攻略対象の1人で、カタリナの義弟。カタリナがジオルドと婚約し、クラエス家の跡継ぎがいなくなる可能性が高まったため、カタリナの父が跡継ぎとして分家から引き取ってきた少年です。カタリナと同い年ですが、誕生日がカタリナより遅いため弟ということになりました。

ゲームではクラエス家でカタリナと継母にいじめられ孤独な時を過ごした結果、女たらしのチャラ男に成長します。しかしこの世界では、弟が欲しかったカタリナに可愛がられ、義理の両親からも愛情を注がれたため孤独を感じることなく成長。自身のトラウマを解消してくれたカタリナに一途な恋心を抱く、初心で紳士的な人物になります。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）の主要キャラ一覧その4、アラン･スティアート。アラン・スティアートは、ソルシエ王国の第4王子。ゲームの攻略対象の1人で、ジオルドの双子の弟です。何をやってもジオルドにはあと一歩及ばず、そのため兄に対してコンプレックスを抱いていました。しかしカタリナのおかげでコンプレックスは解消。

確執のあったジオルドとも良好な関係を築けるようになり、また音楽の才能が開花します。心を軽くしてくれたカタリナに対して好意を抱くようになるのですが、ジオルドと違って自分の気持ちには気づいていませんでした。ある事件がきっかけでカタリナに対する気持ちを自覚しますが、想いを告げるつもりはないようです。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）の主要キャラ一覧その5、ニコル･アスカルト。ニコル・アスカルトは、ソルシエ王国の宰相を務めているアスカルト伯爵家の長男で、ゲームの攻略対象の1人です。作り物めいた美しい外見の少年で、その美貌は男女問わず虜にしてしまいます。ただし表情はあまり変わらず、とても無口。

そのため妹のソフィア以外は、彼が何を考えているかなかなか読み取れません。少し変わった容姿の妹を持つため周囲から憐れまれ、そのことに複雑な気持ちを抱いていました。カタリナだけは、優しい両親と可愛い妹を家族に持てて幸せなのだというニコルの気持ちを違うことなく理解してくれたため、彼女に対して好意を抱くようになります。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）の主要キャラ一覧その6、メアリ･ハント。メアリ・ハントは、ハント侯爵家4姉妹の末っ子。アランの婚約者で、ゲームではアランルートにおけるヒロインのライバルキャラとして登場します。4姉妹の中で唯一後妻の子であるため、異母姉たちからいじめられていました。そのため気弱で大人しい性格だったのですが、カタリナとの出会いがメアリを変えます。

カタリナの言葉で救われたメアリは、カタリナに相応しい令嬢になろうと努力するようになり、自分に自信を持つようになりました。結果、彼女は「社交界の華」と讃えられるほどの令嬢の中の令嬢に成長します。アランの婚約者ではありますが、本人はカタリナ一筋。カタリナからは親友だと思われていますが、メアリはカタリナに対して恋愛感情を抱いています。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）の主要キャラ一覧その7、ソフィア･アスカルト。ソフィア・アスカルトは、ニコルの妹。ゲームではニコルルートにおけるヒロインのライバルキャラとして登場します。彼女の特徴は白い髪と赤い目。彼女のような容姿の人間はソルシエ王国では珍しく、周囲からは「呪われた子」などと呼ばれ蔑まれていました。

そのため家に引きこもって本を読んでばかりの生活を送っていたのですが、カタリナと読書友だちになり、彼女から容姿を褒めてもらったことで明るさを取り戻します。実はカタリナの前世の友人、あっちゃんこと佐々木敦子が転生した姿。しかしカタリナと違い、ソフィアは前世の記憶を思い出してはいません。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）には原作小説・漫画版・アニメ版があります。メディアによって多少の描かれ方の違いはあるものの、基本的な話の流れはどれも同じ。漫画もアニメも原作小説をなぞったものになっています。

基本的な流れはどれも同じですが、細かい背景描写の部分に違いがあります。例えば、原作小説ではカタリナの両親の離婚騒動が細かく描かれていますが、アニメ版と漫画版ではさらりと触れられる程度です。

また、度々開かれるカタリナの脳内会議は、担当声優の演技もあってアニメ版が一番印象的に描かれています。他にも、原作小説は漫画版・アニメ版に比べてカタリナ以外の登場キャラクターの心理描写が多く入っているためそれぞれの心情がわかりやすくなっているなどの違いがあります。

物語がアニメ化されると、尺の問題で細かい部分をカットせざるを得なくなります。アニメ版「はめふら」も原作小説に比べるとコンパクトに描かれているところがあるのですが、一方で逆に原作小説にはないオリジナルストーリーが追加されているところもあります。

例えば、カタリナがマリアの家に遊びに行く話では、カタリナがマリアの家の畑を耕すシーンや、マリアが母親と一緒にカタリナたちに出すお菓子を作るシーンなどが追加されていました。また、カタリナがジオルドに誘われて湖にハイキングに行く話では、原作小説ではジオルドとキースと3人で行ったのですが、アニメ版では友人たちが全員集合しています。

原作小説で物語の挿絵を担当しているのは、イラストレーターのひだかなみ。そして『コミックZERO-SUM』で連載中の漫画版「はめふら」の作画を担当しているのも、同じくひだかなみです。小説版も漫画版も絵に違いはないため、読者はどちらを先に見ても違和感を抱くことはないでしょう。

「はめふら」の闇の魔法をネタバレ考察その1。「はめふら」の世界には5つの魔法があります。土、風、水、火、そして光。実はこの5つ以外に、禁忌とされている魔法が存在します。それが闇の魔法です。

5つの魔法は先天的な力なのですが、闇の魔法は誰かの命を捧げることで後天的に手に入れるもの。つまり、闇の魔法を使う者は誰かを殺したことがある危険人物である可能性が高いということです。そして闇の魔法は、人の心を操る危険なものだと言われています。

「はめふら」の闇の魔法をネタバレ考察その2。カタリナの通う魔法学園の生徒会長をしていたシリウス。彼は本名をラファエルといい、闇の魔力を持つ復讐者でした。しかし実は彼自身が闇の魔力の犠牲者。闇の魔力の意思によって記憶を改竄され、憎しみの心を増幅させられていたのです。

「はめふら」の闇の魔法をネタバレ考察その3。闇の魔法の相反する力を持つのが、ゲームのヒロインであるマリア・キャンベルが持つ光の魔法。闇の魔力は知覚できないと言われていますが、唯一光の魔力を持つ者は闇の魔力を知覚できるとも言われています。そして光の魔法は闇の魔法を退けることができます。

「はめふら」の闇の魔法をネタバレ考察その4。物語の中で、カタリナは闇の魔力を持った使い魔を使役するようになったり、闇の魔法道具に関わったりするなどします。そしてついに何気なく手に取った「闇の契約の書」という本をきっかけに、成り行きで闇の魔法を得てしまうことになりました。彼女は闇の魔法の適応者であるらしく、ラファエルの指導で闇魔法を習得すべく特訓することになります。

「はめふら」の闇の魔法をネタバレ考察その5。カタリナは元々、闇の魔力保持者ではありませんでした。にも関わらず、闇属性の使い魔が彼女に懐いています。実は乙女ゲーム「FORTUNE・LOVERⅡ」では、悪役令嬢カタリナが闇の魔力を手にれて復讐のために現れるという設定になっていました。

前世の記憶を取り戻しゲーム通りの展開にはならないよう気をつけているカタリナですが、一方で世界はゲーム通りに事を進めようとしているのかもしれません。カタリナの今後が気になる展開となっています。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）の原作小説11巻は、2021年8月20日に発売されています。通常版と小冊子付特装版が発売され、小冊子は50ページ超えの書き下ろし小説となっていました。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）の原作小説12巻の発売日はまだ確定していません。ファンの予想では、2022年3月か2022年6月になるのではないかと言われています。

「はめふら」の面白いところは、主人公が男性キャラだけでなく女性キャラからも好かれ、引っ張りだこになるところです。女性であることを利用してカタリナの傍にいようとする逞しい女性陣に注目してみてください。

カタリナはどんな言動をするのか読めないところが魅力的なキャラクターです。彼女の思いも寄らない言葉や行動に心を掴まれたキャラは多く、読者・視聴者もそんなカタリナに魅了されているようです。

「はめふら」は主人公のカタリナ以外にも魅力的なキャラクターが多く登場します。ゲームの攻略対象である4人の男性キャラや、マリアたち女性陣。皆それぞれ異なった魅力を持っているので、チェックして自分の推しキャラを見つけてください。

「はめふら」（乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…）の原作あらすじ・見どころや、小説版とアニメ版の違いなどをネタバレありで紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？

悪役令嬢に転生してしまったカタリナが破滅フラグをへし折りつつ、周囲との恋愛フラグを乱立させ、その中で闇の魔法が関わる様々な問題を解決していく様は痛快です。興味を持った人はぜひ、原作小説やアニメに触れてみてください。