【魔女の旅々】アニメ最終回のあらすじ・感想ネタバレ！22人のイレイナが登場？

魔女の旅々は2014年に白石定規さんが執筆を開始したファンタジーノベル作品。当初はAmazonが提供する書籍サービスKindleにて自費出版作品として公開していましたが、2016年からはSBクリエイティブが運営するライトノベルレーベル・GAノベルに籍を移し発行するようになりました。2021年現在は17巻まで発行されており、スピンオフ作品『リリエールと祈りの国』も全1巻で登場しています。

他にも2018年からはスクウェア・エニックスが運営する書籍アプリ・マンガUP！にて、七緒一綺さんが作画を担当するコミカライズが制作されたり、2020年にはアニメ作品『バットマン ゴッサムナイト』や『映画 ベルセルク 黄金時代篇』で監督を務めた窪岡俊之さんを監督とするアニメが制作されています。

『ニケの冒険譚』の物語に憧れる少女・イレイナ。大きくなったら、物語に登場するニケのように様々な場所を旅する魔女になることを夢見ます。そして成長したイレイナは無事魔女の試験に合格しますが、"他の魔女に弟子入りする"という最後の試練のみ思うようにいきません。行く先々で弟子入りを断られてしまったイレイナは、"星屑の魔女"と呼ばれる怪しげな魔女の元へと向かうことにするのでした。

こちらの項目では魔女の旅々のアニメ最終回12話のあらすじをネタバレを含めてご紹介していきます。魔女の旅々の最終回ネタバレあらすじ、まず1つ目は『たくさんいるイレイナ』について。魔女の旅々の最終回12話で最も話題になることの多い22人のイレイナ。

これは、ある城に迷い込んだイレイナが、自分とそっくりな"〇〇なイレイナ"たちに出会うというもの。魔女の旅々の主人公として登場するイレイナは、毒舌を吐いたり合理的な面が垣間見えることがありつつも、真面目でお人好しな好青年なキャラクターです。

そんなイレイナと同じ容姿をしつつも、一癖も二癖もあるイレイナ達が合計22人も登場したことにより、魔女の旅々ファンの間でそのインパクトが話題になりました。魔女の旅々最終回12話の感想では、そんなイレイナたちがそれぞれの意見を主張し合うシーンが「かわいい」「面白い」という声があがっています。

魔女の旅々の最終回12話のネタバレあらすじ、2つ目は『イレイナの願い』について。最終回12話で訪れた国でたくさんのイレイナが登場する原因となったのは、イレイナ自身の願いによるものでした。イレイナが訪れたこの国は"夢を叶える国"。

国に入る時には「大金持ちになれますように」と願ったはずのイレイナでしたが、彼女が胸の内に秘めていた本当の願いは「旅の選択で別の可能性を見たかった」というものだったのです。そしてその願いを叶えるため、魔女の旅々で主人公として描かれている"主人公のイレイナ"が辿らなかった他の世界線のイレイナ達が登場することになったのでした。

魔女の旅々の最終回12話のネタバレあらすじ、3つ目は作品のタイトルにもなっている『魔女の旅々』について。物語のタイトルになっている"魔女の旅々"。魔女であるイレイナがいろいろな国を旅するストーリーであるため、この名前が付けられていると思っている視聴者も多いかもしれません。しかしこの"魔女の旅々"というタイトルには元ネタがあり、それがこの最終回12話で回収されています。

幼い頃から読んでいたニケの冒険譚に憧れて旅を始めたイレイナ。そんな彼女もまた旅の出来事を一冊の日記にしたためていました。そして22人のイレイナと出会った主人公のイレイナは「いつかこれを本にしませんか？」と提案します。それを聞いた他のイレイナたちもその意見に賛同し、本の名前をどうしようかと議論を始めます。そして最終的に決めた本のタイトル、それが『WANDERING WITCH（魔女の旅々）』でした。

魔女の旅々の最終回12話のネタバレあらすじ、4つ目は『アムネシアの登場』について。魔女の旅々にメインキャラクターとして登場する少女・アムネシア。アニメ最終回12話では物語の最後に少し登場しただけでしたが、アムネシアの登場によって、魔女の旅々アニメ2期への伏線ではないかと期待を膨らませたファンの感想が度々あがることになりました。

最終回12話のあらすじでは街角でアムネシアとイレイナがぶつかり、お互いの持っていた日記を取り間違えてしまうシーンが描かれています。アムネシアは眠ると記憶が消えてしまうという体質をもっているため、日記がないと自分のことが分からなくなり、イレイナもまた本を作るために今までしたためた旅の日記を失うわけにはいきません。そんなアムネシアとイレイナが日記を回収するために再会するのはアニメ2期になりそうです。

魔女の旅々のアニメ最終回12話を見たファンの感想で多かったのが、主人公イレイナが出会った別の世界線のイレイナたち。その数、全員合わせると22名にものぼります。主人公イレイナが城に到着した際には、広間の中に設置された大きなテーブルに15人のイレイナが着席していました。その後、城の中に潜んでいた他のイレイナも次々と登場し、最終的には22人ものイレイナが集結。

ベースは魔女の旅々の主人公のイレイナではあるものの、中には"イレイナハイ"や"イレイナ厨二"など、「どんな環境にいたらそこまで性格が変わるのか？」というファンの感想が出るキャラクターも登場しました。顔を合わせた当時は一時戦闘にもなったイレイナたちですが、最終的にはお互いの気持ちや感想を共有し、『魔女の旅々』というタイトルで旅の記録を記した本を作る約束を取り付ける仲になりました。

こちらの項目では、魔女の旅々最終回12話あらすじに登場した"別世界のイレイナたち"の中から10名ピックアップしてご紹介していきます。まずは『イレイナハイ』について。このイレイナは名前の通り、ハイテンションな立ち振る舞いが特徴のイレイナ。今まで旅の中で様々な苦難に立ち向かい、時には理不尽なことにも我慢してきたイレイナ。

そんなイレイナの陰の部分を捨てた性格のキャラクターがこの"イレイナハイ"です。イレイナは"灰の魔女"という異名も持っているため、"灰"と"ハイ"という言葉遊びも使われているのではないかというファンの感想もあがっています。主人公のイレイナでは絶対に言わなそうなジョークや対人関係の絡み方をしてくるイレイナです。

魔女の旅々の最終回12話に登場した、別世界イレイナのネタバレ2人目は『イレイナ偽乳』です。このイレイナはイレイナ眼鏡に「胸の大きさに異様なコンプレックスを抱いている」と感想を述べられているように、自分と他のイレイナの胸の大きさをやたらと比べる姿が描かれています。

実際に他のイレイナたちよりも胸が強調されていますが、主人公イレイナへの自己紹介の際に自分の胸を自慢している時に、胸の中に詰めていたボールのようなものがはじけ飛びそそくさと追いかけます。その様子を見た主人公イレイナからは「虚しい」と感想を口にされています。

魔女の旅々の最終回12話に登場した、別世界イレイナのネタバレ3人目は『イレイナ百合』です。このイレイナは進行役のイレイナ眼鏡に「女の子大好きな私」と紹介されています。イレイナたちが集まった会議室を見て「16人も私が」「もしかしてここって天国？」と喜ぶ姿を見せます。

その言動から、イレイナ眼鏡に「女の子大好きというか、自分大好きというか」と感想を言われています。魔女の旅々で主人公を務めているイレイナも自分に自信がある言動をすることがあるため、そういった自分への自己評価が特に高まった世界線のイレイナであると予想されます。

魔女の旅々の最終回12話に登場した、別世界イレイナのネタバレ4人目は『イレイナやらしい』です。このイレイナは主人公イレイナと似た服装と見た目をしており、手に大きな袋を持っているのが特徴です。集まっている他のイレイナたちから金を集めれば大金持ちになれると呟いており、金勘定に対していやらしさを持っているイレイナであることがわかります。

紹介された時、主人公のイレイナは「いつもの私のような」と発言しており、見た目的にも主人公のイレイナ本人としても一番自分に近いイレイナであると感想を持っているようです。実際に魔女の旅々の物語あらすじにおいても、金についてケチな面が登場しているため、主人公イレイナの感想と同じ感想を持ったファンも多かったのではないでしょうか？

魔女の旅々の最終回12話に登場した、別世界イレイナのネタバレ5人目は『イレイナ厨二』です。イレイナ眼鏡に自己紹介を振られた瞬間に、「私の目に閉じ込めた黒龍さん的なアレが」と突然一人語りを始める厨二病にかかってしまったイレイナの姿です。

右目には厨二病キャラクターの必須アイテムとも言える眼帯をしています。紹介するメンバーがまだ後に控えているためか、流れを読んでか、イレイナ眼鏡からの自己紹介は簡潔に済まされ、主人公のイレイナからの感想や反応もなく、次のイレイナ紹介に進まれてしまいました。

魔女の旅々の最終回12話に登場した、別世界イレイナのネタバレ6人目は『イレイナ恋』です。上記の厨二病を患ってしまったイレイナ厨二の次に紹介されたイレイナです。イレイナ恋は頭のアホ毛がハートの形になっているので、見た目的にも判別しやすい別世界イレイナです。自己紹介の際には「サヤさん」と何度も名前を呼んでいるため、魔女の旅々のあらすじに何度も登場しているメインキャラクターのサヤに恋をしているようです。

サヤも物語あらすじでイレイナに対して親愛以上の恋愛感情ともとれる振る舞いを見せているため、イレイナとサヤが晴れて両思いになったハッピーエンドともとれる世界線のイレイナです。しかしイレイナ恋の様子を見て「なぜサヤさん？」と戸惑った感想を述べているため、主人公イレイナはサヤに対してそういった感情は一切無いことがうかがえます。

魔女の旅々の最終回12話に登場した、別世界イレイナのネタバレ7人目は『イレイナゲル』です。イレイナゲルはイレイナの周りに緑色のスライムのようなものがまとわりついており、主人公のイレイナからは「もう人じゃない」という感想を持ち出されています。

イレイナ眼鏡に自己紹介された際には「うぎゅー」と謎の鳴き声を発しており、主人公のイレイナが感じた感想のように、知能までモンスターレベルまで低下しているのではないかと考えられます。魔女の旅々のあらすじでは、イレイナゲルになるようなキッカケやシーンは登場していなかったため、主人公イレイナが行ったことのない場所で何かハプニングが起きたのではないかと予想されます。

魔女の旅々の最終回12話に登場した、別世界イレイナのネタバレ8人目は『イレイナグール』です。こちらのイレイナも上記でご紹介したイレイナゲルと同じように、人外の姿になったイレイナ。浅黒い肌と瞳孔が開いた目をしており、「あーあー」と謎の鳴き声を発して身体を左右に揺さぶっています。

魔女の旅々のアニメでは登場していませんが、原作小説の中には『死者の楽園』という国が登場しており、その際に国を救おうとしたけれど、失敗して自分もグールになってしまったイレイナなのではないかと考えられます。『死者の楽園』のあらすじは魔女の旅々原作小説2巻にて描かれています。

魔女の旅々の最終回12話に登場した、別世界イレイナのネタバレ9人目は『粗暴なイレイナ』です。この粗暴なイレイナは最終回12話のあらすじで重要キャラクターとなるイレイナで、名前の通り、城の中で暴れ他のイレイナたちに対して攻撃をしかけてきます。他のイレイナたちとは違いひとりだけショートヘアの出で立ちで、その姿から人形が名産の国で切り裂き魔に出会った後のイレイナであることが分かります。

粗暴なイレイナが他のイレイナたちを襲う理由は、ある国で人の愛情が憎悪に変わる瞬間を目撃していしまい、人の世に絶望し自暴自棄になっていたためでした。主人公のイレイナに「私とはずいぶん違う旅をしてきたようですね」と嘲笑われ、逆上した粗暴なイレイナは他のイレイナたちにしたように、主人公のイレイナにも牙をむきます。しかし実力が同じもの同士の戦いはお互いの魔力が尽きるまで続きました。　

魔力も体力も尽きて主人公のイレイナも粗暴なイレイナも動けなくなった頃、二人は地面に倒れ、なぜこの国で他の世界線の自分達が集まっていたのか考えます。そして、今の自分が体験してこなかった自分に出会いたかったこと、悲しい思いをしなかった未来を見たかったことが本当の願いだったのだと気づくのでした。

魔女の旅々の最終回12話に登場した、別世界イレイナのネタバレ最後の10人目は『イレイナ闇3人』です。このイレイナたちも粗暴なイレイナと同じく、何か悲しい出来事や怖い出来事に遭遇し、心を閉ざしてしまったイレイナたちです。この3人はテーブル下に隠れており、イレイナ眼鏡には「心に深い闇を抱えた私」とひとくくりに紹介されています。

なにかとネガティブなセリフを放つこの3人のイレイナですが、粗暴なイレイナが登場したシーンでは暴れる粗暴なイレイナを率先して追いかける勇敢さも見せました。しかしネガティブな考えが思考を鈍らせていたのか、互角の能力を持つはずの粗暴なイレイナの策にはまってしまい、3人とも仲良く罠にかかって身動きがとれなくなってしまいます。

• 愛称：えーでちゃん、かえちゃん、ぽん
• 誕生日：1996年3月6日
• 出身地：愛知県
• 事務所：アイムエンタープライズ

魔女の旅々の最終回12話で22人のイレイナを演じた本渡楓さん。その見事な演じ分けにより、魔女の旅々ファンからは好評の感想がいくつも寄せられています。そんな本渡楓さんは2019年に開催された第13回声優アワードにて新人女優賞を受賞された実力の持ち主としても評判になっています。アニメではキャラクターの声を演じるだけではなくキャラクターソングも担当し歌も歌える声優として活躍しています。

魔女の旅々では主人公のイレイナの声を演じた本渡楓さん。他にも『ゾンビランドサガ』の源さくら、『手品先輩』の先輩、『ラブライブ』の近江遥といった役も演じられています。その他下記の作品でもキャラクターの声を担当しているので、気になった人はチェックしてみてください。

• 月白琥珀（色づく世界の明日から）
• 衛藤可奈美（刀使ノ巫女）
• 小鳥遊ひかり（亜人ちゃんは語りたい）
• メイプル（痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。）
• 恋塚小夢（こみっくがーるず）
• 土居球子（結城友奈は勇者である ちゅるっと！）
• ライカ（スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました）
• 百合川ハナ（見える子ちゃん）
• いばら姫（シノアリス）
• 竈門茂（鬼滅の刃）

第1期が12話で完結したアニメ魔女の旅々。最終回12話あらすじでは、最後のシーンで魔女の旅々のメインキャラクター・アムネシアが登場し、アニメ2期制作の可能性を見せました。アムネシアが登場し、原作ファンに期待を持たせたアニメ魔女の旅々ですが、実際にアニメ2期が制作される可能性があるのかを『円盤売上』『動画配信サービスでの人気』『海外での人気』から予想していきます。

まずは『円盤売上』から2期制作の可能性を見ていきます。日本で放映されるアニメは円盤売上を見ると、2期が制作されるのかをある程度予想することが可能となっています。その制作されるか否かのラインが、4000枚以上の売上が出ているかどうか。魔女の旅々の売上枚数は2021年2月時点で4000枚を超えているため、円盤売上から見ると、2期制作の可能性はあると判断できる結果となっています。

メインキャラクターのアムネシアが最終回に登場し、アニメ2期の制作が期待されている魔女の旅々。そんな魔女の旅々の2期制作の可能性予想2つ目は『動画配信サービスでの人気』から見ていきます。アムネシアが登場しその続編があるのか期待されている魔女の旅々ですが、動画配信サービスの人気から見ても、アムネシアが登場するアニメ2期は期待できるでしょう。

魔女の旅々は多くの動画配信サービスでおすすめ作品としてピックアップされることもいうえに、アニメファンに人気の動画配信サービスでは人気アニメの順位では5位、ニコニコ動画ランキングでは毎週1位にランクインするほどの人気ぶりを見せています。この結果から、動画配信サービスでの人気でも、アムネシアが登場するアニメ2期の制作の可能性は高いと言えるでしょう。

アムネシアが登場することで制作が期待されている魔女の旅々アニメ2期。そんな魔女の旅々2期の制作の可能性3つ目は『海外での人気』から予想していきます。魔女の旅々のアニメは海外でも放送されており、中国の人気動画サイトビリビリ動画では、2000万再生以上を記録しています。

また人気キャラランキングでは魔女の旅々の主人公・イレイナが1位を獲得しており、アニメ並びにキャラクター人気としても好評を受けています。そのため『円盤売上』『動画配信サービス出の人気』『海外での人気』の3点全てにおいて要点を満たしているため、アムネシアが登場する魔女の旅々アニメ2期の制作の可能性は高いと考えられるでしょう。

作品あらすじだけではなく、エンディングのクレジットも話題となった魔女の旅々最終回。あらすじに22人のイレイナが登場するため、エンディングクレジットにもそれぞれのイレイナの名前が表記されており、その声優名の部分には本渡楓さんの名前がずらりと並んでいます。その異質な映像に「彼岸島Xを思い出す」というアニメファンの声もあがっています。

22人のイレイナが話題となった魔女の旅々最終回12話ですが、最終回に登場したイレイナたちのねんどろいどを作って画像を投稿されているかたもいるようです。最終回に登場したそれぞれのイレイナの表情をしっかりと作り込み、魔女の旅々ファンの収集欲をそそる作品となっています。

最終回12話でアムネシアが登場したアニメ魔女の旅々。原作小説でも人気のキャラクターアムネシアが最後に登場したことにより、原作ファンの2期への期待も高まりました。2021年12月現在はまだアニメ2期の制作発表はされていませんが、『魔女の旅々のアニメ2期制作の可能性』の項目でもご紹介したように、2期の制作の可能性は高いので、今後も魔女の旅々の公式サイトやSNSでの発表をチェックしてみてください。

以上、アニメ『魔女の旅々』の最終回12話のあらすじや感想をネタバレを含めてご紹介してきました。22人のイレイナが登場し、全てのイレイナを本渡楓さんが1人で演じきったことでも話題となった魔女の旅々最終回。

また、人気キャラクターのアムネシアが最後のシーンに登場したことで、アニメ2期制作への伏線ではないかとファンの間で期待が高まっています。現在多くの動画配信サイトで視聴が可能となっているので、魔女の旅々を見返したい人や、まだ見ていない人はそちらから魔女の旅々を楽しんでみてはいかがでしょうか？