【オッドタクシー】田中はゲーム会社社員！4話「田中革命」のネタバレ内容と声優も紹介

「オッドタクシー」の田中とは、ゲーム会社に勤務するピューマのサラリーマンです。4話「田中革命」では主人公として登場します。大人しくあまり目立たない人物ですが、のめり込みやすくハマった物事に関しては見境がなくなります。ハマっていたスマホゲームの激レアデータ紛失の原因を作った小戸川のことを恨むようになります。

「オッドタクシー」とは、2021年4月6日から6月29日の1クール全13話で放送されたミステリーアニメです。P.I.C.SとOLMの共同制作作品であり、脚本は漫画家としても活躍する此元和津也、監督は木下麦です。2021年1月15日からコミック化され、2021年7月6日には小説版が発売されました。アニメ「オッドタクシー」の放送に合わせWebラジオやオーディオドラマが「オッドタクシー」公式YouTubeチャンネルで配信されました。

天涯孤独のタクシー運転手・小戸川宏は、気難しく人との関わりを極力避ける変わり者でした。ある日、練馬区で女子高生が行方不明になるという事件が報道されます。女子高生はコンビニに立ち寄った後に小戸川のタクシーを利用し、その後の足取りがわからなくなっていました。女子高生の身元は、ヤクザのボスの友達の娘でした。部下のドブは、ボスから捜査を命令され小戸川と接触します。

「オッドタクシー」の田中一は、ゲーム会社に勤める24歳のサラリーマンです。両親の他に、オタクの兄が1人います。見た目はピューマ、基本的に大人しく内向的であまり目立たない人物です。しかし、こだわりが強くのめり込みやすい面があり、ハマった物事に対しては見境がなくなります。小学生の頃は消しゴム集め、社会人になってからはスマホのアプリゲーム「ズーロジカルガーデン」にハマっています。

昔から鳥が大好きで、鳥の図鑑をボロボロになるまで読んでいたといいます。小学生の頃に親にねだって買ってもらった「まる」という名前のグレーのオカメインコを飼育しており、かなり可愛がっていたようです。初登場回は3話、本格的に登場するのは4話「田中革命」からです。4話「田中革命」は、彼にスポットが当たった内容になります。

田中が初めて登場したのは、アニメ「オッドタクシー」3話からでした。小戸川はドブと取引した後、急いで白川が待つ病院前の公園に向かいました。道中で、スマホゲームで激レアのドードーが出て泣きながら喜んでいる田中と接触しそうになります。この時、田中は持っていたスマホを落としてしまいます。精神的に追い込まれていたのか、小戸川は田中の存在に気づいていませんでした。

田中にスポットが当たったアニメ「オッドタクシー」4話「田中革命」のネタバレあらすじを紹介していきます。小学生の頃、学校では消しゴム集めが一部でちょっとしたブームとなっていました。真剣に消しゴム集めをやっていたのは、田中と金持ちの息子の佐藤でした。佐藤は、親から買い与えられる高価な消しゴムや珍しい消しゴムを周囲に見せびらかしては、羨ましがられていました。

田中は唯一ドードーの珍しい自慢の消しゴムを持っており、佐藤と張り合うようになります。しかし、どうしても金持ちの佐藤のコレクションには敵いません。そんな中、ネットオークションで世界に一つの激レア消しゴムとタイトルがついた呑楽消しゴムが出品されているのを見つけます。呑楽消しゴムを手に入れるため、無断で父親のクレジットカードを使って入札します。

最終的に落札価格は10万円になり決済をしますが、出品者のditch-11から商品が送られてくることはありませんでした。その後、クレジットカードの明細書を見て激昂した父親からボコボコに殴られます。この出来事を機に、田中は実像のないものや人と争うものを嫌うようになります。ゲーム会社に就職し社会人になったある日、ズーロジカルガーデンというスマホゲームと出会います。

プレイヤーは動物園の園長であり、様々な動物を育成・展示してランキングを競うゲームであり、無料でも十分楽しめるシステムでした。しばらく無課金で楽しんでいましたが、どうしても激レアのドードーが欲しくなり、少額課金します。そんな中、ランキングを見てみると、1位のユーザー名が、小学生の頃に自分から10万円を騙し取った出品者・ditch-11と同名であることに気づきます。

田中は運命のような巡り合わせに衝撃を受け、高額の課金をしてゲームにのめり込むようになります。会議中や仕事中にゲームをしたり、心にも余裕がなくなり周囲に怖がられるなど、日常生活にも支障をきたしていました。そんなある日、ようやく目当ての激レア・ドードーが出ました。道端で涙を流し喜んでいた時、猛スピードで走る小戸川のタクシーと接触しそうになります。

タクシーを避けたはずみで、田中は持っていたスマホを溝に落としてしまいました。携帯会社でデータ復旧をしてもらうも、サーバ保存前だったようでドードーは未入手となっていました。無気力の田中に追い討ちをかけるように、可愛がっていたペットのオカメインコ・まるが寿命を迎えます。

まるを土葬するため公園の土を掘っていると、偶然にも拳銃を発見します。拳銃を所持したまま街を練り歩き、ようやく小戸川が乗るタクシーを発見しナンバーを覚え、狂気めいた笑みを浮かべるのでした。

アニメ「オッドタクシー」で田中役を演じた声優は、斉藤壮馬です。斉藤壮馬は、山梨県出身1991年4月22日生まれ、声優事務所・81プロデュースに所属しています。趣味に料理や読書、ギターなどをあげています。2010年から声優として活動しており、デビュー作はルロールプレイングゲーム「剣と魔法と学園モノ。2」でした。音楽活動もしており、2017年6月7日にファーストシングル「フィッシュストーリー」にリリースしました。

斉藤壮馬の主な出演作品に、「さんかく窓の外側は夜」迎系多役、「RE-MAIN」網浜秀吾役、「バクテン!!」竜ヶ森恭一役、「スケートリーディング☆スターズ」久遠寺夢空役、「天晴爛漫!」アル・リオン役、「あひるの空」常盤時貴役、「ガイコツ書店員本田さん」本田さん役、「サンリオ男子」水野祐役、「正解するカド」花森瞬役、「ブブキ・ブランキ」野々柊役、「はがねオーケストラ」クリス役などがあります。

「オッドタクシー」アニメ4話「田中革命」は、ネタバレあらすじで紹介した通り田中が主人公の物語であり、彼の過去が描かれています。小学生の頃は消しゴム集めに、社会人になってからはスマホゲームにのめり込んでいます。のめり込んでいく彼の心情が細かく描写されており、担当声優・斉藤壮馬の演技を賞賛する感想もあります。

「オッドタクシー」の田中は、のめり込みやすい性格で、ネタバレあらすじで紹介した通り小学生の頃は消しゴム集めにハマり、親のクレジットカードを勝手に使って希少な消しゴムを買おうとします。社会人になってからはスマホゲームにハマり、激レア紛失の原因を作った小戸川を恨むようになります。明らかに普通ではありませんが、田中の心情に共感するような声も多く、だからこそ怖いという意見もあります。

アニメ「オッドタクシー」4話「田中革命」ネタバレで紹介した通り、小戸川は田中の激レア・ドードー紛失の原因を作りました。拳銃を入手した田中は、小戸川を付け狙うようになります。「オッドタクシー」の今後の田中の動向が気になるという感想もありました。

「オッドタクシー」田中の作中での活躍や、アニメ「オッドタクシー」4話「田中革命」のネタバレあらすじ、声優・斉藤壮馬のプロフィールなどを紹介してきました。激レア入手データ紛失のきっかけを作った小戸川を恨んでいます。拾った拳銃や、小学生の頃に欲しかった消しゴムなども、今後の物語に大きく関わってきます。