【えんとつ町のプペル】海外の反応まとめ!出品された国や受賞した映画祭は?

こちらの記事では『えんとつ町のプペル』に対する海外の反応をまとめています。人気漫才コンビ・キングコングの西野亮廣さんが脚本・監督を務めたことで原作絵本が話題となり、映画化・舞台化もされたえんとつ町のプペル。日本国内では炎上し様々な評価を受けていますが、海外では複数の映画祭で上映される高評価を受けています。こちらの記事ではそんなえんとつ町のプペルが参加した映画祭や上映された国などをまとめているので、海外の反応が気になった人はこちらの記事をチェックしてみてください。

【えんとつ町のプペル】海外の反応まとめ!出品された国や受賞した映画祭は?のイメージ

目次

  1. えんとつ町のプペルとは?
  2. えんとつ町のプペルに関する海外の反応は?炎上した?
  3. えんとつ町のプペルの海外進出が話題に!出品された国や受賞した映画祭は?
  4. えんとつ町のプペルが海外上映された国
  5. えんとつ町のプペルはつまらない?面白い?感想や評価を紹介
  6. えんとつ町のプペルの海外の反応まとめ

えんとつ町のプペルとは?

えんとつ町のプペルの概要

『えんとつ町のプペル』は漫才コンビ・キングコングのメンバーとしても有名な西野亮廣さんが監督・脚本を手がけ、文章・イラストなどを専門家が担当した絵本。2021年9月時点では発行部数70万部を記録し、アニメ映画化・舞台化もされ話題となりました。

『第44回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞』の他、海外の映画祭でも複数評価されている作品です。アニメ映画版えんとつ町のプペルの監督にはアニメ映画『ベルセルク 黄金時代篇』『ハーモニー』などで、演出やCGI監督を担当した廣田裕介さんが起用されています。

えんとつ町のプペルのあらすじ

ハロウィンの日に、落とし物の心臓から生まれたゴミ人間の少年がいました。彼は仮装した人間たちに出会いますが、人々は彼が仮装ではなく、本物のゴミでできているということを知ると、次々と口汚く罵るのでした。そんな時、えんとつの掃除屋をしている少年・ルビッチと出会ったゴミ人間は、その少年から"ハロウィン・プペル"と名前を授かります。

『映画 えんとつ町のプペル』公式サイト

えんとつ町のプペルに関する海外の反応は?炎上した?

えんとつ町のプペルに関する海外の反応

いくつかの海外映画祭にもノミネートされ、海外の反応も話題となっているえんとつ町のプペル。興行収入が24億を超えていると言われており、子供向けのアニメ映画では『クレヨンしんちゃん』や『妖怪ウォッチ』などの作品と並ぶ人気となっています。映画についての海外の反応では「画力が凄い」「希望に溢れた物語」といった好感の声も多く見られています。

えんとつ町のプペルが炎上した理由は?

映画祭でも注目を浴び、海外の反応でも好評価を受けているえんとつ町のプペル。しかし、ネットではそんなえんとつ町のプペルの映画が炎上しています。その最も大きい理由としては、監督・脚本を手がけた西野亮廣さんの運営方法が上がっています。西野亮廣さんは映画収益を上げる前にえんとつ町のプペルの美術館を設立するため、3億円の借金をして土地を購入。その後、ファンからその資金をクラウドファンティングで集めています。

また、えんとつ町のプペルの映画のチケットと台本の販売方法においても問題が取り上げられました。自身の会員制オンラインサロンにて、一般公開前にチケットと台本を会員に原価で販売した西野亮廣さん。当初は会員の人たちがその原価に利益を乗せ、会員の人に収益が出るようにと始めた方法でしたが、その仕組みが「マルチ商法ではないか?」とネットで炎上してしまいました。

えんとつ町のプペルはディズニーに勝つことができる?

子供向け人気アニメ映画にも勝る興行収入を上げているえんとつ町のプペル。絵本の制作スタッフや映画スタッフも自身でキャストした精鋭陣を取り揃えているだけあり、「打倒ディズニー」と意気込みを度々口にされています。しかし、ディズニーは今や世界で最も人気のアニメ映画制作会社の一つ。

133億円の興行収入を上げている『アナと雪の女王』といった人気作に及ぶことは難しいですが、『塔の上のラプンツェル』の25億円、『チキン・リトル』の26億円の興行収入と並んでいることから、その人気はなかなかのものであることがうかがえます。

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えんとつ町のプペルの海外進出が話題に!出品された国や受賞した映画祭は?

人気漫才コンビ・キングコングの西野亮廣さんが監督・脚本を務めたことで話題となった絵本『えんとつ町のプペル』。そんなえんとつ町のプペルはアニメ映画が海外に進出しており、様々な海外の反応を受けています。こちらでは、そんなえんとつ町のプペルの映画が上映・評価された映画祭や個展をまとめました。

えんとつ町のプペルは様々な国際映画祭に出品されている

オランダ「ロッテルダム国際映画祭50周年記念祭」

えんとつ町のプペルが上映・評価された映画祭その1は、『ロッテルダム国際映画祭50周年記念祭』です。この映画祭はオランダで開催された映画祭で、カンヌ・ベルリン・ヴェネツィア国際映画祭と同じく大規模で開かれる映画祭で、新しい才能の発掘の場として注目されています。この映画祭でえんとつ町のプペルはクロージング作品として大トリを飾り、その注目度・評価の高さがうかがえました。

フランス「アヌシー国際アニメーション映画祭 2021」

えんとつ町のプペルが上映・評価された映画祭その2は、『アヌシー国際アニメーション映画祭 2021』です。こちらの映画祭が開催されたのはフランス。毎年世界中から200作ものアニメーション映画が集まり上映される映画祭として注目されています。

2021年のこの映画祭への応募数は2800件以上あり、その中で11作品のみノミネートされる『長編映画コンペティション部門「L’officielle」』のうちの一つに、えんとつ町のプペルが選ばれました。2021年の同部門には『ジョゼと虎と魚たち』『鹿の王』が選ばれています。

また、2018年度には『時をかける少女』や『サマーウォーズ』で有名な細田守監督『未来のミライ』、2017年度には日本でも話題作となった。『聲の形』や『この世界の片隅に』などもノミネートされている映画祭です。

中国「第24回上海国際映画祭」

えんとつ町のプペルが上映・評価された映画祭その3は、『第24回上海国際映画祭』です。この映画祭は中国で開催されている映画祭で、中国国内で唯一、国際映画製作者連盟が公認している大規模映画祭。アジアの映画祭の中でも最大級の規模を誇っています。

アニメ映画作品では、2018年に岡田麿里監督の『さよならの朝に約束の花をかざろう』と、2019年に湯浅政明監督の『きみと、波にのれたら』が コンペティション部門の最優秀作品賞を受賞している映画祭となっています。

カナダ・モントリオール「第25回ファンタジア国際映画祭 長編アニメーション部門」

えんとつ町のプペルが上映・評価された映画祭その4は、『第25回ファンタジア国際映画祭』です。上映国はカナダで、アニメの他にもアクション・ホラーなど様々なジャンルに分けて評価を行う大規模な国際映画祭です。

毎年10万人の来場者が見込まれており、北米最大のジャンル映画祭として注目されています。日本人の参加作品としては2007年に中島哲也監督の『嫌われ松子の一生』、2015年には園子温監督の『リアル鬼ごっこ』などがあります。

アイルランド・ダブリン「IFIファミリー・フェスティバル2021」

えんとつ町のプペルが上映・評価された映画祭その5は、『IFIファミリー・フェスティバル2021』です。こちらの映画祭は、アイルランドで開催されている子供向けのファミリー映画を評価する映画祭。2021年度のキャッチフレーズは「映画館に戻ろう!」となっています。

また、映画祭公式サイトにはえんとつ町のプペルへのコメントも書かれており、「にぎやかで、スピード感にあふれ、楽しく、超現実的で、大画面用に制作されたサウンドトラックを備えた『Poupelle』は、私たちが映画から何を失ったのか、そしてなぜ私たちが映画館に戻ってきたいと思うのかを思い出させてくれます」と評価されています。

スイス・バーデン「第19回ファントーシェ国際アニメーション映画祭」

えんとつ町のプペルが上映・評価された映画祭その6は、『第19回ファントーシェ国際アニメーション映画祭』です。こちらの映画祭の開催国はスイスで、300本以上のアニメ-ション映画が集結する映画祭となっています。こちらの映画祭では上映の他にプレゼンテーション・レクチャー・展覧会といった企画も催され、来場者に作品を身近に感じてもらえるよう工夫がなされています。

アメリカ・オースティン「ファンタジック・フェスト2021」

えんとつ町のプペルが上映・評価された映画祭その7は、『ファンタジック・フェスト2021』です。こちらはアメリカの映画祭で、世界中の映画の中からチャレンジ精神に富んだ新しい感性を生み出すフィルムメーカーの支援を目的としており、えんとつ町のプペルを見た鑑賞者からは「背景が細部まで書き込まれている」「アクションシーンのスリルが素晴らしい」といった声があがりました。

スペイン・バルセロナ「第54回シッチェス・カタロニア国際映画祭」アニメ・コンペティション部門

えんとつ町のプペルが上映・評価された映画祭その8は、『第54回シッチェス・カタロニア国際映画祭』。こちらの映画祭の開催国はスペインで、ファンタジーやホラーといった映画作品を集めた祭典となっています。またこちらの映画祭のアニメーション部門は特に注目されており、これまでに宮崎駿監督・高畑勲監督・細田守監督といった、日本国外でも注目を浴びているアニメ映画監督の作品もノミネートされています。

アメリカ・ロサンゼルス in Hollywood「アニメーション・イズ・フィルム・フェスティバル2021」

えんとつ町のプペルが上映・評価された映画祭その9は、『アニメーション・イズ・フィルム・フェスティバル2021』です。こちらの祭典はアメリカで開催されており、世界の映画の中でも多くの名作を生み出している土地・ハリウッドにあるTCLチャイニーズ6シアターで行われます。こちらの映画祭では脚本を手がけた西野亮廣さんと映画監督を務めた廣田裕介監督がオンラインにてレッドカーペットに参加されました。

えんとつ町のプペルの海外で開催された個展

えんとつ町のプペルinミラノ

えんとつ町のプペルの個展が開催された場所1箇所目は『ミラノ(イタリア)』です。このミラノの個展ではえんとつ町のプペルの絵を背面からライトで照らし、"光る絵本展"として個展を開きました。その独創的な展示方法が話題を呼び、ミラノでの個展は成功。その後世界2大絵本市と言われている『ボローニャ国際絵本市』にも出展しました。それをきっかけに複数の海外出版社から契約オファーを受けました。

えんとつ町のプペルのニューヨークでの個展

えんとつ町のプペルの個展が開催された場所2箇所目は『ニューヨーク(アメリカ)』です。この個展は2018年に開催され、ミラノや日本で行った"光る絵"の展示に加え、"AR作品"も展示されました。このAR作品は対象の絵に専用デバイスをかざすと絵が完成するまでの過程を見ることができるというもので、個展に訪れた入場者にも好評となりました。

えんとつ町のプペルのパリでの個展

えんとつ町のプペルの個展が開催された場所3箇所目は『パリ(フランス)』です。ミラノ、ニューヨークと個展を開いた西野亮廣さん。その後フランス・パリにあるエッフェル塔でも『にしのあきひろ 光る絵本展』を開催し、2日間で6000人もの入場者を集める人気を見せました。また、このエッフェル塔での個展は西野亮廣さんが日本人初の快挙としても注目されています。

えんとつ町のプペルのミュージカルが公演決定?

日本では映画化をはじめとし、舞台化もされ話題を呼んだえんとつ町のプペル。海外の反応も良く、その後ニューヨーク・ブロードウェイの一角でミュージカル公演も決定されました。しかし当時コロナ禍だったこともあり公演は延期。開催時期も目処が立たなかったこともあり舞台化は中止となり、代わりに映像作品として制作・公開されました。

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えんとつ町のプペルが海外上映された国

海外上映された国①台湾

えんとつ町のプペルのアニメ映画が上映された国1カ国目は『台湾』。台湾での公開は2021年4月からで、舞台挨拶の際には700人以上もの観客が押し寄せたそうです。興行収入の公開初週であったにもかかわらず1200万円を記録する盛況を見せました。鑑賞者からは「子供だけではなく大人も楽しめる」「思わず泣いてしまった」という感動の声が寄せられています。

海外上映された国②韓国

えんとつ町のプペルのアニメ映画が上映された国2カ国目は『韓国』。台湾と同じくアジア圏の韓国で映画が公開されたのは2021年の5月。韓国の映画会社・メディアキャッスルから上映のオファーを受け公開に至りました。同社のディレクターからは「西野亮廣さんが絵本のプロモーションで韓国に訪れた時から関心を持っていた」というコメントもされています。

海外上映された国③フランス

えんとつ町のプペルのアニメ映画が上映された国3カ国目は『フランス』。フランスでの上映は2021年12月から予定されており、今後のフランス海外の反応に注目が集まっています。この上映の反響によっては今後他国での公開が決まる可能性もあり、ファンにとっても注目の上映となっています。

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えんとつ町のプペルはつまらない?面白い?感想や評価を紹介

美術館設立やチケットの販売方法で炎上してしまったえんとつ町のプペル。そんなネガティブなイメージも持たれているえんとつ町のプペルですが、鑑賞者からは「内容は良かった」という声があがっています。しかし、作者の物語への思いが強く押し出されているため、人によってはスッキリと見られないといった感想もあがっています。

また、こちらのかたの感想では「悔しいけど面白い」といった意見も見られました。炎上の件や、作者が専業作家でないといった部分で批判を浴びることも少なくないえんとつ町のプペルですが、作品自体は面白いという評価を受けているようです。

こちらはミュージカル版えんとつ町のプペルを鑑賞したかたの感想です。こちらの舞台では、映画にはなかった演出が入っていたと喜びの声が見られました。歌の演出もあり、他の媒体よりも明るい雰囲気で見ることができるミュージカル。映画や絵本のイメージが苦手だったというかたは、ミュージカル版でリベンジしてみるのも良いかもしれません。

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えんとつ町のプペルの海外の反応まとめ

以上、『えんとつ町のプペル』に対する海外の反応をご紹介してきました。作品の美術館を設立するためのクラウドファンティングやチケットの販売方法で炎上してしまい、なにかとネガティブなイメージがついてしまったえんとつ町のプペル。しかし、実際に映画を鑑賞した人からは「面白かった」「感動した」という声も多くあがっています。

また海外の映画祭から幾つもの招待をうけ、ノミネートもされている人気作のえんとつ町のプペル。原作の絵本だけではなく、映画、舞台と様々な媒体で作品化されているので、気になっている人はこの機会に一度手に取ってみてはいかがでしょうか?

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