【火葬場のない町に鐘が鳴る時】ネタバレあらすじと感想!冥奴様の正体は?

漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」とはどのような作品かネタバレをご存知でしょうか?漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」は、ゾンビジャンルにカテゴライズされている作品で、とある町にまつわる不気味な出来事を描いています。今回はそんな漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」について、あらすじをネタバレ紹介しながら、物語の結末や、ファンから寄せられている感想、さらには謎に包まれた冥奴様の正体までネタバレ紹介していきます。

【火葬場のない町に鐘が鳴る時】ネタバレあらすじと感想!冥奴様の正体は?のイメージ

目次

  1. 火葬場のない町に鐘が鳴る時とは?
  2. 火葬場のない町に鐘が鳴る時の漫画あらすじ結末ネタバレ
  3. 火葬場のない町に鐘が鳴る時は面白い?冥奴様の正体や見所を紹介
  4. 火葬場のない町に鐘が鳴る時の登場人物一覧
  5. 火葬場のない町に鐘が鳴る時に関する感想や評価
  6. 火葬場のない町に鐘が鳴る時のネタバレまとめ

火葬場のない町に鐘が鳴る時とは?

火葬場のない町に鐘が鳴る時の概要

まず初めに漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」について作品の概要をご紹介していきます。漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」は碧海景先生が原案協力された、和夏弘雨先生のデビュー作品になっています。山間に位置し、約6000人の人々が住む町「みとず町」にある不気味な風習がスリル満点に描かれたサスペンスホラー作品で、2016年2月には累計発行部数が144,444部を突破した事が発表されました。

火葬場のない町に鐘が鳴る時の作者

漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」の作者は和夏弘雨(わまつこう)先生で、和夏弘雨先生にとって「火葬場のない町に鐘が鳴る時」はデビュー作品になっています。和夏弘雨先生は1月5日生まれで神戸市出身である事が分かっています。そんな和夏弘雨先生は「背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜」の横田卓馬先生や、「ブラッククローバー」の田畠裕基先生のアシスタントをされていた事が公式サイトで紹介されていました。

火葬場のない町に鐘が鳴る時

火葬場のない町に鐘が鳴る時の漫画あらすじ結末ネタバレ

1巻あらすじネタバレ

次は漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」のあらすじ結末ネタバレをご紹介していきます。まず初めに1巻のあらすじネタバレです。10年ぶりに「みとず町」に帰ってきた卯月勇人は、幼馴染である豊橋咲と再会を果たします。しかしその直後、耳を覆いたくなるような鐘の音が鳴り響き、咲は顔色を変え「この鐘を聞いたら冥奴様が迎えに来る」と言いました。こうして勇人は冥奴様という謎の存在と対峙する事になってしまいました。

2巻あらすじネタバレ

勇人は幼馴染の咲と、龍児と再会を果たしました。そして勇人は鐘の音によってひどい頭痛に襲われる事に気付きました。一方で、帰宅しない父親の携帯電話が血まみれの状態で見つかり、勇人は龍児と共に手がかりを探しに出る事にしました。しかし玄関先で冥奴様に襲われ、龍児は怪我を負ってしまいます。絶体絶命と思われた瞬間、勇人が無意識状態で冥奴様を撃退し、勇人に秘められた謎の力が徐々に明らかになっていきました。

3巻あらすじネタバレ

勇人の父を探して冥奴様が横行する夜の町へ飛び出した勇人と龍児ですが、冥奴様に襲われているところを1人の少女に救われました。そして龍児によると、勇人の父がいるであろう目印が記されていた場所が、龍児の実家である「三途龍寺」だと言います。そこで勇人は三途龍寺を目指す事を決め、怪我を負っていた龍児とは別行動を取ることを決めました。

4巻あらすじネタバレ

1人三途龍寺を目指す勇人は、冥奴様に襲われたピンチを冬雨静孝という男性に救われました。冬雨は勇人と龍児を匿ってくれた少女達の父親で、冥奴様の扱いに長けているようでした。そこで勇人は冬雨の協力を得ながら三途龍寺を目指す事にしました。冬雨は冥奴様の弱点は線香である事を突き止めており、この「線香」が今後冥奴様から身を守る上で非常に重要になっていきました。

5巻あらすじネタバレ

冬雨と三途龍寺を目指す勇人ですが、道中で冥奴様に襲われ、冬雨が囮となって勇人を逃がしてくれました。冬雨のおかげで三途龍寺に辿り着く勇人ですが、三途龍寺には怪しい面を被った人物が待ち構えていました。勇人に龍児や咲が一緒でないかと尋ねます。勇人はお面の人物の意図が汲み取れず、父親の居場所を知らないかと尋ねました。しかしお面の人物は「知りすぎてはいけない」と勇人に忠告を返しました。

6巻あらすじネタバレ

勇人は三途龍寺で父親と再会しました。父親はそこで勇人が自分の子どもでない事と、自身が殺人犯である事をカミングアウトしました。そして父親から勇人の置かれている状況の説明がされ、勇人が感じている頭痛などの不調は「冥奴逆蘇(めいどがえり)」の前兆である事が明かされました。「冥奴逆蘇」を避けるには勇人は町を出るしかないと徐々に状況が追い詰められていきました。

7巻あらすじネタバレ

一方で面をつけた怪しい人物に母親を人質に取られ、目の前で母親の体を焼かれてしまいました。そして「冥面」と呼ばれるお面をつけた人々は勇人と同様に「生きながら冥奴様の迎えを受けてしまった人間」であると推理されました。やがて勇人は気を失ってしまいますが、冬雨が何とか勇人を連れ出し、「冥面」をつけた謎の集団・十弥坊から身を隠す事に成功しました。

8巻あらすじネタバレ

みとず町からの脱出を試みる勇人ですが、電車が使えず途方に暮れます。次の手を考えようとする勇人の元に、勇人を匿ってくれた少女・蓉子の妹である奈央が姿を現します。奈央によると蓉子が行方不明だと言います。勇人は奈央と共に蓉子を探そうとしますが、みとず町の人々の手によって奈央達の家は焼かれ、蓉子は人質に取られていることが判明しました。

9巻あらすじネタバレ

4人目の幼馴染・雪割に案内され蓉子がいるという高校の校庭へやって来た勇人達ですが、そこには勇人の叔父・卯月諫未が演説をしていました。卯月諫未の思惑は勇人を十弥坊の仲間に引き入れる事でしたが、雪割はそれを阻止したいと考えており、十弥坊の戒人は勇人を殺したがっていました。三者三様の思惑である事から、卯月諫未が提案したのは、「勇人を最初に捕らえた者が好きにできる」というものでした。

10巻あらすじネタバレ

多くの冥奴様に行手を阻まれていく勇人ですが、勇人は冥奴様のある弱点に気づきました。この弱点を突く事で冥奴様を葬る事に成功した勇人は、自身が「冥奴逆蘇」しないようにみとず町を出ようと抜け道を進んで行きました。そこで勇人はみとず町に隠されている謎に触れる事になりました。

11巻あらすじネタバレ

時間が経つにれ勇人の「冥奴逆蘇」は進行していきました。そんな中で、卯月諫未が「1時間以内に幼馴染4人の内1人が死ぬ」と予言します。卯月諫未の言葉に焦りを感じ始める龍児ですが、そんな中で実際に冥奴逆蘇をしてしまう人物を目の当たりにします。その壮絶な姿に、勇人を冥奴逆蘇させてはいけないと、救う方法を模索していきました。

12巻あらすじネタバレ

卯月諫未から逃げる事に成功した咲は、十弥坊の空麗と未言に出会います。この2人も卯月諫未から逃れてきたようで、咲と共に迫り来る冥奴様と戦う事になりました。しかし空麗は冥奴様となってしまい、咲は未言と共に逃げようとしますが、未言の弟・蓮に行手を阻まれ、2人とも牢屋に囚われてしまいました。一方で龍児は雪割と再会すると共に、勇人の首のない遺体と遭遇してしまいました。

13巻あらすじネタバレ

龍児は1人逃げている咲との合流を試みます。咲の行き先が分からない龍児に、雪割は「亡者の最果て」という場所を提案します。「亡者の最果て」には死者の為の列車の終着駅で、龍児はこの駅を目指し「死者の列車」に乗り込みました。こうして龍児が行き着いたのは「賽の河原」と呼ばれる場所でした。そこで龍児は咲と再会しますが、咲は龍児に「帰って」と伝えました。

14巻あらすじネタバレ

龍児に帰るように促して、自分は卯月諫未と共に三途の川を渡り始めてしまう咲ですが、龍児は咲を救おうと後を追っていきます。三途の川に浮かぶ冥奴様を足場に進む龍児の前に咲が戻ってきますが、その人物は咲の内部に老龍上人が入り込んでしまった状態でした。そんな咲を救う為龍児は試練に挑み、自分の体を犠牲に咲を救う事に成功しました。そして三途の川に取り残された龍児を救う為、勇人は再びみとず町へ戻っていきました。

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火葬場のない町に鐘が鳴る時は面白い?冥奴様の正体や見所を紹介

見どころ①冥奴さまが弱い?

漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」の見どころ1つ目は「冥奴様が弱い?」というポイントです。「火葬場のない町に鐘が鳴る時」にとって冥奴様は非常に重要な存在で、冥奴様に会わない為に夕方6時のチャイムが鳴ると住人達は外出を禁止されています。主人公の勇人はこのルールを守らず、冥奴様に遭遇してしまいますが、この冥奴様が意外と弱いという感想が寄せられていました。

命の危険に晒されるとして冥奴様を恐れているみとず町の人々ですが、いざ冥奴様に遭遇してしまった勇人と咲は、咲の回し蹴りで冥奴様を撃退しています。さらに民家に逃げ込んだ勇人と咲ですが、窓のカーテンを閉めると2人を追ってきた冥奴様は踵を返して帰ってしまい、逃げ切る事に成功しています。この冥奴様の扱いやすさが、「意外と弱い」という感想を持たれてしまう要因となっているようです。

見どころ②緊張感を無くす言動

漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」の見どころ2つ目は「緊張感を無くす言動」です。漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」には酷評とされる感想が多く寄せられていますが、その要因の1つが上記の理由であると言われています。登場キャラクター達は、冥奴様という未知の存在に脅かされ、住人含め多くの人間が冥奴様の餌食となっていきました。そのような緊張感のあるストーリーの中で、緊張感に欠ける言動が注目されていました。

この「緊張感に欠ける言動」と言われているのが、例として主人公・勇人のやたら丁寧に説明する「説明口調のセリフ」や、勇人を冥奴様から助けてくれた冬雨静考が使用した線香を「毒ガスか?」と言ったりなどです。このような緊張感に欠けるセリフが作中には度々登場し、切羽詰まったシーンに不意に登場するこのような言動が「白ける」というような感想を抱かせる要因となっているようです。

見どころ③みとず町や設定に対するツッコミどころ

漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」の見どころ3つ目は「みとず町や設定に対するツッコミどころ」です。1番のツッコミどころと言われているのが、みとず町に伝わる「夕方6時を過ぎると冥奴様が迎えにくる」というものです。夕方6時というあまりに早すぎる時間設定に違和感を抱く感想も多く、ほとんどの職業の人間が夕方6時の時点でまだ就業中か帰宅途中であると感じる方が多いようです。

さらに、夕方6時になると冥奴様が襲ってくるような恐ろしい町に、なぜ住民達は留まるのかが不明という点に違和感を感じる方も多いようです。山間に位置し、冥奴様という得体の知れない化け物がいるみとず町には、特に危険を冒してでも留まる理由が見当たらず、被差別地区の「奥三途洲(おくみとず)」の人々がこの地を去った時に、なぜみとず町の人々も引っ越さなかったのかが分からないという感想も寄せられていました。

見どころ④冥奴様の正体

漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」の見どころ4つ目は「冥奴様の正体」です。漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」において、冥奴様は非常に重要な存在になっています。「夕方6時の鐘が鳴ると冥奴様が迎えにくる」という言い伝えから、みとず町の人々は夜間に外出をしないようにしてきました。しかし、勇人がこの言い伝えを破り、出歩いてしまった事でみとず町の平穏は崩されていきました。

冥奴様に次々と襲われてしまうみとず町の人々ですが、ここで重要なのが「冥奴様とは何か」という事です。「火葬場のない町に鐘が鳴る時」は「面白くない」という感想も目立つ作品ですが、この「面白くない」という感想の原因が、冥奴様の正体にもあると言われています。作品のネタバレになりますが、冥奴様はみとず町で土葬された人々がゾンビとなった姿であると推測されていました。

本作のタイトル「火葬場のない町に鐘が鳴る時」にもあるように、みとず町には火葬場がありません。その為、みとず町で亡くなった方は土葬されていました。しかし時代が進むにつれ土葬が禁止され、火葬場のある隣町で火葬されるようになっていきました。しかし遺体を火葬する事は「冥奴様を怒らせる」と言い伝えられており、みとず町の人々はいつ冥奴様の逆鱗に触れてしまうのかと怯えながら過ごしていました。

冥奴様の正体が土葬された遺体という設定だけ見てしまうと、「どこかで見たような設定」という感想も持たれているようで、冥奴様に「急所」があるという設定も有名作品と被ってしまう印象を与えているようです。この為、物語の序盤で「引き込まれた」という方も、冥奴様の設定などが明らかになっていくにつれ「面白くない」という感想を抱いたという方も少なくないようです。

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火葬場のない町に鐘が鳴る時の登場人物一覧

卯月勇人

次は漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」の登場人物についてご紹介していきます。まず1人目は主人公の卯月勇人です。勇人はみとず町出身ではありますが、幼い頃に引っ越しており、今回父親の転勤という都合によって10年ぶりにみとず町へ帰ってきました。父親と母親との3人暮らしで、父親と母親は非常に仲が良く家庭環境は良好です。性格は優しく、困っている人を見ると放っておけない性格なようです。

豊橋咲

漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」の登場人物2人目は豊橋咲です。咲は勇人の幼馴染で、生まれも育ちもみとず町です。非常に活発な性格をしており、身体能力も高いようです。咲は父親を半年前に亡くしていますが、父親の死に疑念を抱いていました。10年ぶりに帰ってきた勇人に対し当初は冷たい態度を取っていましたが、何も言わずに引っ越した勇人に対し怒っていただけで、徐々に勇人に協力するようになっていきました。

山神龍児

漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」の登場人物3人目は山神龍児です。龍児は「ドラゴン」というあだ名で呼ばれており、勇人と咲の幼馴染です。咲同様に幼い頃からみとず町で過ごしています。龍児はみとず町にある神社の跡取り息子で、みとず町の風習などに詳しい人物です。咲に想いを寄せている龍児ですが、咲が勇人を想っている事を知っており、勇人に悪態をつきながらも身を挺して守るなど男前な性格をしています。

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火葬場のない町に鐘が鳴る時に関する感想や評価

こちらは漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」の結末に鳥肌が立ったという方の投稿です。「火葬場のない町に鐘が鳴る時」の結末では作中の様々な謎が解き明かされ、盛り込まれていた伏線が回収される結末になっており、物語の結末を読んだファンからは高評価が多く寄せられていました。

こちらは漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」の5巻を読み終わって「面白い」と感じた方の投稿です。本作の謎が入り組んだ物語構成に魅力を感じるそうで、「ゾンビもの」という単純なジャンルに括られない本作の結末が待ち遠しいと明かしています。

こちらは逆に漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」の結末に不満を抱いたという方の投稿です。この方によると、本作の前半は面白いと感じたそうですが、後半にかけて様々な謎が盛り込まれ明かされていく内に「意味不明」になっていったそうです。この方のように、「火葬場のない町に鐘が鳴る時」の結末に「面白くない」という感想を抱く方も少なくないようです。

火葬場のない町に鐘が鳴る時のネタバレまとめ

漫画「火葬場のない町に鐘が鳴る時」のネタバレに関するまとめはいかがだったでしょうか?本作は冥奴様を巡る謎が多く描かれた作品で、物語の結末には衝撃を受けたファンも少なくないようです。一方で結末を読み終え、「意味不明だった」という感想もあるようで、「火葬場のない町に鐘が鳴る時」の結末には賛否両論が寄せられていました。

「火葬場のない町に鐘が鳴る時」は「ゾンビもの」というジャンルではあるものの、田舎町にある風変わりな風習をモチーフに、複雑な背景が描かれています。この為、盛りだくさんの伏線や謎に理解が追いつかず、結末が「意味不明」に感じてしまうようです。そんな本作をまだご覧になった事がない方は、この機会にぜひ物語の謎や結末を想像しながらご覧になってみてはいかがでしょうか?

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