【オッドタクシー】ドブは実はいいやつ？小戸川との関係や名セリフ・声優を紹介

「オッドタクシー」のドブとは、ゲラダヒヒのチンピラヤクザです。半グレ集団を1人で倒したり地下格闘家を一発で倒すなど、非常に喧嘩が強いことでも有名です。脅迫や暴力など平然と行い、以前恋人関係にあった白川もDVで支配しコマとして利用していました。

ボスである黒田の命令により、練馬区の女子高生行方不明事件を調べることになりました。女子高生は事件当日小戸川のタクシーを使っていたため、繋がりのある警察官にドラレコデータを押収させます。時折見せる優しい一面に「いいやつ」と評する「オッドタクシー」視聴者の声も多くあります。

「オッドタクシー」とは、2021年4月6日から6月29日にかけて放送されたP.I.C.SとOLMが共同制作したオリジナルアニメです。「オッドタクシー」の主演声優は花江夏樹、脚本は「セトウツミ」などを手がけたことでも知られる作家の此元和津也です。番組公式YouTubeチャンネルにてオーディオドラマやWebラジオも配信されました。作画を肋家竹一が担当した漫画は、小学館から発売されました。

タクシードライバーの小戸川は、気難しく人付き合いを嫌う変わり者でした。ある日、練馬区で女子高生が行方不明になるという事件が発生します。事件当日の夜、女子高生は小戸川が運転するタクシーに乗り、その後の行方がわからなくなっていました。さらに、一人暮らしにもかかわらず小戸川の自宅から他人と話す声が聞こえるという近所の証言により、事件関与の疑いをかけられるようになります。

「オッドタクシー」に登場するドブとは、ゲラダヒヒの見た目の下っ端ヤクザであり、黒田茂の部下です。ヤクザらしく、上下関係や義理人情を重んじています。ファーのついた紫のジャケット、金のネックレスをつけています。プロの格闘家に匹敵する高い身体能力を持ちます。作中でもかっこいい格闘技をたびたび披露しています。巷では、バイオテクノロジーでしか倒す方法はないと噂されるほどです。

「オッドタクシー」のヒロインで剛力医院の看護師・白川美保は元恋人であり、借金を肩代わりしています。年齢は39歳、鋭い目つきをしており、お金が大好きです。警察官の大門兄と繋がっており、目的達成のためのコマとして利用しています。物語開始時からすでに指名手配されており、2話で小戸川のタクシーに乗り、拳銃を突きつけてドラレコに関する取引を持ちかけます。

「オッドタクシー」のドブは、目的のために暴力行為、脅しなど平気で行う人物です。借金を肩代わりしてあげた元恋人・白川にDVをしており、別れた後もコマとしていいように利用しています。しかし、小戸川と交わした口約束をきちんと守ったり、負けを認めた相手にはそれ以上手をあげないなど義理堅い性格でもあります。時折見せる優しい面から、「いいやつ」と評する声も多くあります。

義理や恩義からボスに上納金を納めており、反対に自分と張り合うためだけに高い上納金を納めている後輩のヤノのことは快く思っていないようです。小戸川が白川に好意を持っていることに勘づいたり、樺沢太一の承認欲求の強さを指摘してアドバイスしたりなど、洞察力や知性の高さも持ち合わせていました。

練馬区で女子高生が行方不明になるという事件が報道されました。女子高生はコンビニに寄った後、小戸川が運転するタクシーに乗り、その後の行方がわからなくなっています。さらに、一人暮らしの小戸川の部屋から他人と話す声が聞こえるという近所の証言もあり、小戸川も容疑者の1人と見なされます。女子高生の身元は、ドブのボス・黒田の同級生の娘でした。さらに、彼女の家出の原因は黒田にあるというのです。

黒田は、ドブに事件を調べるようを命令します。警察官の大門兄は、小戸川からドライブレコーダーを押収し、それを以前から繋がりのあったドブに渡します。ドブは、小戸川の他に後輩のヤノが事件に関与していると睨んでいました。後輩とはいえヤノは、ドブと犬猿の仲でした。小戸川にゆすりをかけた後、ドラレコのデータを欲しがる者が現れたら報告してほしいと要求します。

ドラレコのデータを欲しがるのは、ヤノかその取り巻きに違いないと考えたからです。ドブは指名手配の犯罪者に違いないからと、小戸川は一度申し出を拒否します。しかし、話の中でドブから白川に好意を抱いていたことを見抜かれてしまいます。従わなければ彼女に危害を加えると脅され、協力することにしました。

ここでは、「オッドタクシー」作中に登場したドブのかっこいいセリフを紹介していきます。ドブは、物語開始時からすでに指名手配されていました。SNSでバズることばかりを考えていた大学生の樺沢太一は、動画でドブを捕まえると宣言します。動画は反響を呼び、彼を神格化する信者もいました。小戸川のメールで、樺沢はドブがいる現場に行き捕まえようとしますが、失敗します。

喧嘩が弱いことを自認しており、降参を宣言しました。ドブは樺沢に、正義感からではなく承認欲求から行動していることや、自己愛の強さを指摘します。その上で、このかっこいい名セリフを残しました。樺沢はドブに今まで手に入れたマンションや車、金品などを差し出し、動画配信をやめて就活に力を入れることにします。アニメ「オッドタクシー」のこのシーンで、ドブをいいやつと評する声が多く上がりました。

「オッドタクシー」でドブ役を演じた声優は、浜田賢二です。浜田賢二は、福岡県出身1972年4月12日生まれ、ハマケンなどの愛称で知られています。1990年代から活動しており、声優事務所はマウスプロモーションに所属しています。爽やかな青年役や、落ち着きのある老人など幅広い役を演じています。洋画や海外ドラマの吹き替えもしており、担当俳優にポール・ラッドやジョナサン・リース＝マイヤーズなどがいます。

浜田賢二の主な出演作品に、「二十面相の娘」明智役、「CANAAN」御法川実役、「バスカッシュ!」ジェームス・ローン役、「花咲くいろは」四十万縁役、「黒子のバスケ」木吉鉄平役、「博多豚骨ラーメンズ」重松役、「コップクラフト」ジャック・ロス役、「精霊幻想記」アルフレッド＝エマール役、「魔法科高校の劣等生」辰巳鋼太郎役、「白銀の意思アルジェヴォルン」ロレンツ・ジュリアーノ役などがあります。

承認欲求が強い樺沢太一は、常にSNSでバズることを求めていました。そんな中、指名手配犯であるドブを捕まえるという動画をアップし、行動に移しますが、案の定返り討ちにあいます。負けを認め許しをこう樺沢に、ドブはそれ以上手をあげず、自分の利益になる交渉をして解放してあげます。義理堅いところや賢いところを評価する「オッドタクシー」視聴者の感想もありました。

アニメ「オッドタクシー」でドブ役を演じた声優は、声優事務所・マウスプロモーションに所属する浜田賢二です。「オッドタクシー」に出演したドブ役の声優・浜田賢二の演技や声質がかっこいいという感想もありました。

「オッドタクシー」のドブは、目的のために平気で強迫行為をしたり、DVで支配した白川を利用していました。しかし、樺沢に励ましの言葉をかけたり、約束はきちんと守ったり、ボスの命令に忠実に従うなど義理堅い面もあります。いいやつと感じてしまう憎めいないキャラですが、だからこそ危険であるという意見もあります。

「オッドタクシー」の登場キャラクター・ドブのプロフィールや、「オッドタクシー」作中での活躍、アニメの声優、かっこいい名セリフなどを紹介してきました。事件捜査のため、大門兄から小戸川のドラレコを入手します。ドラレコのデータを欲しがるものが現れたら、知らせるよう小戸川に協力を求めました。暴力、脅迫を平気で行うチンピラですが、義理堅い性格から「かっこいい」、「いいやつ」と評する」声も多くあります。