【黒執事】ロレンス・ブルーアーは真面目な青寮監督生！登場シーンや名セリフも紹介

今回は「黒執事」に登場する真面目な青寮監督生、ロレンス・ブルーアーの監督生やS4としての活躍や登場シーンをネタバレで考察し、その名セリフや舞台キャストの里中将道さんについても紹介していきます。ここでは、まず「黒執事」の作品情報をみていきます。

「黒執事」は「月刊Gファンタジー」の2006年10月号から連載されている、枢やな先生のダークファンタジー漫画です。全世界での累計発行部数は3000万部（2021年1月現在）を突破している人気作で、2008年から2014年にかけてはテレビアニメ第1期から第3期が放送されていました。

さらに、2014年には実写映画も公開され、2015年にはOVAや2017年には劇場版アニメも発表。舞台も第1弾から第6弾が2009年から定期的に上演されています。他に「黒執事」はゲーム化やWebラジオ化なども実現しているなど、様々なメディア展開がなされています。

代々ファントムハイヴ家では大英帝国の汚れ仕事を担い、裏社会の治安維持に尽力してきました。19世紀末、ファントムハイヴ家の当主シエルは幼いながらも、先祖代々受け継いだ「女王の番犬」としての務めを果たしていました。そんなシエルの側にいる完璧執事のセバスチャンは悪魔で、壮絶な過去を持つシエルは復讐のために自らセバスチャンに魂を売る契約を結んだのでした。2人は共にシエルの両親を殺した仇を追っていきます。

「黒執事」のロレンス・ブルーアーはウェストン校の「P4」の1人で、紺碧の梟寮（通称：青寮）の監督生（Prefect：プリーフェクト）を務めています。青寮には学業成績が優秀な学生が集まっており、シエルもそこに入寮しました。また、ロレンスは姉が3人と妹が4人いる女性ばかりの環境で育ち、意外に涙もろい一面があります。

また、寮弟（ファッグ）はクレイトンが務めており、彼もロレンスと同様にインテリで正義感の強い性格をしています。さらに、真面目でガリ勉キャラのロレンスですが、青の教団編ではスフィア・ミュージックホールで活躍するスターライト4（S4）のメンバーとして、他の3人の元監督生と一緒に再登場。そのときにはブラバットの厳しいレッスンを乗り越えたためか、ガリ勉キャラを卒業しており、スターとして輝いていました。

「黒執事」のロレンス・ブルーアーの登場シーンについてのネタバレ、デリックを調査するためにシエルが潜入したウェストン校の寮の1つ「紺碧の梟寮」の監督生（プリーフェクト）として、ロレンスは登場しました。非常に頭が良く、厳格な性格のロレンスは、入学したてのシエルが芝生を横切ってしまったときにも「学校の規則くらい入学前にすべて覚えてきたらどうか」と厳しく注意したほどです。

「黒執事」のロレンス・ブルーアーの家族について、クリケット大会の前夜祭にはロレンスの姉の3人と妹の4人が揃ってウェストン校に押し掛け、ロレンスが揉みくちゃにされる姿が描かれました。さらに、ウェストン校では厳格な監督生で通っているロレンスですが、家では姉たちとおままごとをして育ったという意外な過去も明らかになりました。

また、ロレンスの姉がシエルに対し、妹と結婚しないかと提案。エリザベス（リジー）がシエルの婚約者だと自己紹介するシーンも描かれました。

「黒執事」のロレンス・ブルーアーはクリケット大会では、青寮としてシエルやクリントンたちと一緒に戦います。赤寮との戦いではシエルとセバスチャンが仕掛けた下剤作戦が功を奏し、不戦勝。次に監督生のグリーンヒルやエリザベスの兄・エドワードのいる緑寮との決勝戦に挑みます。前半はオーケストラ打法で点を重ねた青寮でしたが、セバスチャンが離脱したことで同じ手段が使えなくなります。

ただ、後半では事前に用意していた「抜けない聖剣」作戦で攻撃を行い、地道に点を稼いでいきました。そして、青寮は最終局面をリードした状態で迎えます。ロレンスはシエルとの特訓の中で、超高機動から降り注ぐ「闇夜の梟」という技をマスターしていました。

前年に30点取られたエドワードに対し、ロレンスはその技によりたった1球で、ボウルドに追い込みました。ただ、グリーンヒルにはその技が通じず、逆に追い込まれてしまいます。しかし、最終的にはシエルの頭脳プレーによって勝利を掴み「碧の奇跡」を再現することができました。

「黒執事」のロレンス・ブルーアーとデリックの行方不明との関係についてのネタバレ、真夜中の茶会でデリックの裏の顔に気づき、彼を殺害してしまった翡翠の獅子（緑寮）の監督生・グリーンヒル。ロレンスはウェストン校の伝統と誇りを守るため、グリーンヒルの罪を隠ぺいし、彼に協力していた事実が判明します。

回想を終えたロレンスは、ファントムハイヴ伯爵家の当主としての顔を自身に見せたシエルに対し「分かってくれるよな」と発言。しかし、当然のように何を言っているんだと返されてしまいました。その後、デリックの悪行やグリーンヒルがデリックを殺害した事実、監督生たちがグリーンヒルの罪を隠ぺいしていたことが明らかになります。

しかし、デリックは王族に連なる家系の出身でした。そのため、王族の醜聞を公表するわけにいかないという理由で、ロレンスやグリーンヒルを含めて他の監督生たちは全員がウェストン校の追放処分のみで済みました。

「黒執事」のロレンス・ブルーアーのその後をネタバレ、グリーンヒルのデリック殺害を隠ぺいしたことが明らかになり、ウェストン校を追放されたロレンスら4人の元監督生。彼らはスフィア・ミュージックホールで輝くスターライト4（S4）の1人として、青の教団編で再登場しました。

「俺達にはもうここしかない」と言いながらも、ロレンスはグリーンヒルやレドモンド（赤寮こと「深紅の狐寮」の元監督生エドガー・レドモンド）と、スターライト4（S4）として楽しく過ごしていました。そのため、ロレンスはバイオレット（紫寮こと「紫黒の狼寮」の元監督生グレゴリー・バイオレット）が暗い表情をしていることに気づけませんでした。

その後、スフィア・ミュージックホールの悪事が明るみになった際、ロレンスはグリーンヒルやレドモンドと共に身を隠します。そして、シエルに発見されたときにはブラバッドたちが悪事を働いていたことは一切、知らずにスターライト4（S4）として活動していたこと。エリザベスには会っていないことなどを彼に伝えました。

クリケット大会で「碧の奇跡」を再現した青寮は優勝寮のボートパレードにて、女王陛下に謁見することになります。しかし、その場面でバランスを崩し、青寮の全員がテムズ川に落ちてしまいました。周囲の歓声と花火が上がる中、ロレンスはシエルに「眩しすぎて目に染みる」と発言しました。ロレンスのかっこいい名セリフとして知られています。

「黒執事」のロレンス・ブルーアーの舞台キャストを担当したのは、俳優の里中将道さんです。里中将道さんは1994年4月14日生まれ、年齢は27歳（2021年11月現在）で大阪府出身です。身長は179㎝、血液型はB型、所属事務所はクリオネ、2015年から舞台やテレビドラマなどを中心に俳優として活躍しています。また、里中将道さんは「KYOTO SAMURAI BOYS」としても活動し、team桔梗のリーダーを務めています。

舞台「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rule the Stage」躑躅森盧笙役、「MANKAI STAGE『A3!』」新庄リョウ役、「演劇の毛利さん –The Entertainment Theater Vol.0」ベガ役、「アナタを幸せにする世界の伝説シリーズ・アナ伝vol2」シュテファン役、「音楽劇「キセキ-あの日のソビト-」」SOH役、「歌劇 桜蘭高校ホスト部」鳳鏡夜役などです。

他にテレビドラマ「ブラックリベンジ」や「トドメの接吻」、「チア☆ダン」、「いだてん〜東京オリムピック噺〜」、映画「走れ!T校バスケット部」などにも出演しています。

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いかがでしたか？「黒執事」のロレンス・ブルーアーは紺碧の梟寮（青寮）の監督生で、非常に真面目で厳格な性格をしていること。姉や妹が大勢いて、クリケット大会ではシエルと共に「碧の奇跡」を再現したこと。さらに、デリックが行方不明になった事件に関わっており、全てが明るみになった後はウェストン校を追放処分になったこと。その後、スターライト4（S4）として再登場したことなどが分かりました。

さらに「黒執事」の舞台版でロレンスを演じた里中将道さんのプロフィールや主な出演作品もみてきました。皆さんもぜひ「黒執事」のロレンスの活躍に注目してみてください！