【本好きの下剋上】マインは本好きで病弱な主人公!前世や死亡扱いとされた理由は?

「本好きの下剋上」は前世の記憶を持つ主人公のマインが大好きな本を手作りしようと奮闘する姿が描かれています。マインの前世は現代の日本人だということですが、マインの前世とは?また、マインは病弱な体質ですが、この体質にはマインが生まれつき持っている魔力が影響しているということです。ここでは「本好きの下剋上」のかわいい主人公・マインの前世と魔力について紹介します。さらに、マインとルッツ、フェルディナンドとの関係やマインが死亡扱いされた理由についても見ていきます。

【本好きの下剋上】マインは本好きで病弱な主人公!前世や死亡扱いとされた理由は?のイメージ

目次

  1. 本好きの下剋上のマインは本好きで病弱なかわいい主人公
  2. 本好きの下剋上のマインの前世
  3. 本好きの下剋上のマインが死亡扱いとされた理由は?身食いも解説
  4. 本好きの下剋上のマインとルッツの関係は?フェルディナンドと結婚した?
  5. 本好きの下剋上のマインのアニメ声優
  6. 本好きの下剋上のマインに関する感想や評価
  7. 本好きの下剋上のマインまとめ

本好きの下剋上のマインは本好きで病弱なかわいい主人公

本好きの下剋上の作品情報

作者・香月美夜による「本好きの下剋上」(正式名称、本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~)は、投稿サイト「小説家になろう」で連載されていたファンタジー小説です。期間は2013年から2017年までで、全5部作形式で完結。TOブックスから書籍版が全29巻発売中です。また、2015年には鈴華による作画で漫画化され、comicコロナで連載中、電子コミックは第4部まで発売中です。

「本好きの下剋上」のアニメ版については、WOWOWプライムで2019年、2020年に第1期、第2期が放送され、2022年の春には第3部が放送予定となっています。アニメーション制作は亜細亜堂、監督は本郷みつる、主要キャラクターの声優は、主人公のマイン役は井口裕香、トゥーリ役は中島愛、ルッツ役は田村睦心、フェルディナンド役は速水奨です。

本好きの下剋上の概要

「本好きの下剋上」は本好きの現代の日本人女子大生が、死亡後に中世のヨーロッパを感じさせる異世界に生まれ変わるというファンタジー小説です。「本好きの下剋上」は主に恋愛小説を書くことが多かった作者・香月美夜が、異世界ものへの挑戦ということで執筆した作品です。

本好きの下剋上のあらすじ

「本好きの下剋上」のあらすじは、図書館で働くことが夢だった現代の日本人・本須麗乃(もとすうらの)は、希望が叶ったその日に死亡。たくさんの本を読んでみたかったという想いを捨てられない麗乃が目覚めた所は異世界でした。マインというかわいい幼女に転生した彼女は、中世ヨーロッパの様な厳しい階級制度の中、都市・エーレンフェストで現代の知識を生かして本作りを始めます。

マインのプロフィール

「本好きの下剋上」の主人公・マインは、エーレンフェストに住む病弱な少女、年齢は5歳です。父・ギュンター、母・エーファの次女として産まれ、1歳年上の姉はトゥーリといいます。8歳になる前に弟(カミル)が産まれます。金色に輝く瞳と紺色の髪が特徴です。物語の第3部からは「ローゼマイン」という名に改名します。前世は現代の日本人で、本を読むことが何よりも大好きな女子大生でした。

TVアニメ「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」公式サイト

本好きの下剋上のマインの前世

ここまで「本好きの下剋上」の主人公・マインのプロフィールを見てきました。マインの前世は現代の日本人だったということですが、ここでは前世の名前や年齢について見ていきます。

マインの前世の名前は「本須麗乃」!年齢は?

マインの前世は現代の日本人で、女子大生の本須麗乃(もとすうらの)、年齢は22歳です。本を愛する気持ちが誰よりも強く、麗乃にとって本は「私を酔わせる美酒」でした。念願叶って図書館の司書として働くことになった麗乃ですが、ある日、大地震に襲われ、大量の本の下敷きになって死亡してしまいます。麗乃は日頃から死ぬときは本に囲まれて死にたいと思っており、その通りになってしまったのでした。

死亡した本須麗乃は異世界に住む5歳の少女マインに転生します。マインとして目覚めたとき、麗乃はベッドに横たわっていました。そばには見知らぬ女性がおり、最初その女性が話す言葉が分かりませんでした。次の瞬間、マインの記憶が頭の中に蘇り、女性が母親だということが分かり、言葉も理解できるようになりました。このように、マインの前世は本須麗乃という現代日本の女子大生だったということです。

マインは前世で趣味が沢山あった

マインの前世である本須麗乃は読書ばかりしていたので、その事を心配した麗乃の母親は読書以外の事を趣味として体験させていました。そのため、麗乃は料理や裁縫の技術や知識、更に現代の日本人として様々な知識を身に付けることができました。本から得た大量の知識と趣味から得た知識や技術は、マインに転生しても受け継がれていました。

マインが住む異世界の技術は中世のヨーロッパくらいのレベルです。そこで、マインは現代の技術や知識を生かした装飾品作りや料理などを披露するのでした。また、異世界では箸を使うことがないので、マインが箸を使う姿を幼なじみのルッツが不思議そうに見ていたこともあります。

マインは前世で恋愛経験がなかった?

本須麗乃からマインに生まれ変わって最初に倒れたとき、ルッツの兄・ラルフがマインを背負ってくれたことがありました。その時は特に何も感じませんでしたが、ラルフから髪の匂いを褒めてもらい喜びます。さらに、髪を結い上げたことで、ラルフから顔がかわいいと言われたマインは、顔を耳まで赤くして照れるのでした。

マインは前世の女子大生だった頃を思い出し、こんな事を言われた経験がないからと言って困惑します。そして、妄想しては照れるマインでした。このような姿を見せたマインは、前世で恋愛経験がなかったのでは?と言われています。

マインは本の為なら手段を選ばない

生まれ変わった異世界では、本は貴族などの上流階級だけが読めるものでした。どうしても本が読みたいマインは、自分で本を作ることを決意します。紙を作ることに成功したマインは、神殿の本棚に本がたくさん並んでいるのを見つけます。巫女になれば読書ができると考えたマインは神殿長に「巫女になりたい」と訴えます。神殿長は巫女になるためには寄付が必要だと答えます。

どうしても神殿の本が読みたいマインは、自分が持っているすべての金貨を寄付します。本を読みたいというマインの想いが強く現れたエピソードです。

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本好きの下剋上のマインが死亡扱いとされた理由は?身食いも解説

ここまで「本好きの下剋上」の主人公・マインの前世について見てきました。マインの前世は本須麗乃という本好きの女子大生で、死亡したことでマインに転生したということでした。マインは非常に病弱な少女ですが、その原因は病気ではなく「身食い」だということです。ここでは、マインの「身食い」について見ていきます。また、マインが死亡扱いされた理由についても見ていきます。

マインの身食い

マインは生まれたときから非常に体が弱く、少し動いただけで息切れや発熱などが頻繁に起こる体質です。しかし、この病弱な体質は病気によって引き起こされるものではなく、身食い(みぐい)によって起こる症状です。身食いとは平民が強い魔力を保持していることです。本来は貴族が持っている魔力ですが、稀に平民が持って生まれてくることがあり、マインもその一人です。

平民のマインにとって貴族と同じ強くて膨大な魔力量を保持することは体の負担になり、許容範囲をオーバーした時に倒れるということです。そのため、身食いを持って生まれた平民は7歳ほどで死亡することが多いようです。生き長らえるためには魔術具が必要です。体内に溜まった魔力を魔術具を使って放出することで死ぬことを回避することができます。ただし、非常に高価なので、平民が魔術具を持つことは難しいということです。

マインの膨大な魔力

膨大で強い魔力を保持するマイン。ひとたび魔力が暴走を始めると、側に近寄るだけで貴族を殺すほどの強い力を発揮します。両親が殺害されそうな状況になった時、激怒したマインは、ためらうことなく神殿長を殺害しようとしたことがあります。この時は神官長に説得されて思いとどまったのですが、この後、神官長はマインに何故生きているのかと尋ねています。

一般的に平民の子どもがこれほどの強く膨大な魔力を保持することは無理だと考えられていたからです。しかし、マインは体は子どもでも心の中は22歳の成人女性です。大人ということで、許容量を超えようとする魔力を精神力でコントロールできると考えられています。

マインが死亡扱いとなった理由

ビンデバルト伯爵(ガマガエル)という他領の貴族が、マインを嫌悪する神殿長の手引きでエーレンフェストの街に侵攻してきました。ガマガエルはマインに「従属契約」を迫ります。マインは父の助けで契約を逃れますが、二人は貴族に対する反逆罪で捕まりそうになります。マインはもっと魔力があればガマガエルと神殿長を倒せたのにと言って父に謝ります。

マインのもとに駆けつけた神官長は、マインが持っているネックレスに注目します。そのネックレスは、マインが以前、エーレンフェストの領主・ジルヴェスターに貰ったものでした。神官長はこのネックレスはマインにとって強い力になると言い、ガマガエルを魔力で倒しました。そこに領主のジルヴェスターが現れ、反逆罪に問われる家族の命を守るためにマインはジルヴェスターの養女になることになりました。

平民からいきなり領主の養女にするわけにもいかず、マインは騎士団長のカルステッドの実子として引き取られ、その後、領主・ジルヴェスターの養女となりました。洗礼式を行い、正式に養女となったマイン。ジルヴェスターはマインの家族に、マインは死亡したと考えるよう言いつけ、これからは家族として接することを禁止しました。こうして、マインは上級貴族の令嬢となり、ローゼマインと名付けられました。

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本好きの下剋上のマインとルッツの関係は?フェルディナンドと結婚した?

ここまで「本好きの下剋上」の主人公・マインの身食いについて紹介し、マインが持っている魔力についてと、死亡扱いにされた理由について見てきました。ここからは、マインの幼なじみであるルッツとの関係や神官長・フェルディナンドとの関係や結婚について見ていきます。

マインとルッツの関係

マインは前世の本須麗乃の人格となっており、その事実を誰にも隠していました。5歳の少女として振舞うマインですが、豊富な知識や技術を持つ彼女を誰もが普通の子どもではないと感じています。そんな中でルッツも日頃のマインの言動から、マインの内面に違う人格があることに気づきます。マインも自分の身に起きた出来事をルッツに告白しています。ルッツだけがマインの正体を知ることになったということです。

マインとフェルディナンドの関係は?結婚する?

フェルディナンドは、巫女になるマインの「誓いの儀式」を執り行った神官長です。見習い巫女となったマインはフェルディナンドの仕事の助手として働くことになります。フェルディナンドの考える常識はマインとは違い、マインの言動に振り回されます。しかし、手こずりながらもマインのことが気になっている様子です。その後、マインが領主の養女・ローゼマインとなってからも何かと世話を焼くフェルディナンド。

主治医としてもローゼマインを支え、やがて心から愛するようになります。そして、様々な騒動が終わった後、フェルディナンドは王命によりローゼマインの婚約者となります。ローゼマインもフェルディナンドを結婚する相手だと家族に紹介しています。このように、マインことローゼマインが結婚するのはフェルディナンドだということです。

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本好きの下剋上のマインのアニメ声優

ここまで「本好きの下剋上」の主人公・かわいいマインとルッツの関係、フェルディナンド(神官長)との関係や結婚について見てきました。ここからは、アニメ「本好きの下剋上」でマインの声を担当する声優・井口裕香について紹介します。

井口裕香のプロフィール

「本好きの下剋上」のマインの声優・井口裕香は1988年7月11日生まれ、血液型・AB型、東京都出身、「大沢事務所」に所属する声優、歌手です。2003年のアニメ「デ・ジ・キャラットにょ」のうさだあかり役がテレビアニメのデビュー作です。2012年に「声優アワード・パーソナリティ賞」を獲得。歌手としては、アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」のオープニング曲を担当しています。

井口裕香の主な出演作品

声優・井口裕香の主な出演作は、「アイドルマスター XENOGLOSSIA」天海春香、「とある魔術の禁書目録」インデックス、「<物語>シリーズ」阿良々木月火、「戦姫絶唱シンフォギア」小日向未来、「To LOVEる -とらぶる- ダークネス」黒咲芽亜、「ハヤテのごとく!」ツグミ・ルリ、「ヤマノススメ」雪村あおい、「終わりのセラフ」三宮三葉、「無色転生」キシリカ・キシリス、「転生したらスライムだった件」ヴェルザード。

本好きの下剋上のマインに関する感想や評価

ここまで「本好きの下剋上」の主人公・マインについて紹介してきました。前世の本須麗乃だった頃の知識や技術でひたむきに本のために行動していくマインがかわいいと好評です。ここでは、そんなかわいいマインに関する感想・評価をいくつか紹介していきます。

「本好きの下剋上」が面白く、前向きで諦めない熱意が感じられ、思わず応援したくなるという感想です。更に、マインがとてもかわいいということと、物語の世界観や考察などもしっかりしているという感想です。

こちらの方も「本好きの下剋上」のマインがかわいいという感想です。また、「本好きの下剋上」のアニメ版は原作小説を上手くアレンジしていて、テンポ良いストーリーだという感想です。

「本好きの下剋上」のアニメ版を観て、マインがかわいい、試行錯誤して本を作る過程が楽しい、という感想です。また、他のキャラクターについても、マインの姉のトゥーリがかわいいし、ベンノがかっこいいということです。試行錯誤の繰り返しですが、前に進んでいくマインを応援したいと思う、そんなところが良かったという感想です。

本好きの下剋上のマインまとめ

いかがでしたか?「本好きの下剋上」の主人公・マインについて紹介しました。マインの前世は現代の日本人・本須麗乃で、本を心から愛する女子大生でした。死亡した本須麗乃が転生したマインは、厳しい階級制度のある異世界の住人でした。試行錯誤を重ね、前向きに本作りに挑むマインがかわいい、良かったという感想も寄せられています。このように、いつも前向きでかわいいマインに注目して「本好きの下剋上」をお楽しみください。

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