【怪獣8号】怪獣9号の目的とは？人間に化けられる？知能の高さや能力を考察

『怪獣8号』では人語を話し、理解もできる「怪獣9号」が登場しています。人間の姿もとることから主人公であるカフカが変身した姿「怪獣8号」と共通する部分が存在していますが、果たして怪獣9号の目的とは何なのでしょうか？ここでは怪獣9号の目的をはじめ、怪獣9号の能力や知能指数などをネタバレ考察していきます。それではまず『怪獣8号』の作品情報をご覧ください。

『怪獣8号』とは怪獣が人々の日常を脅かす世界を舞台に、主人公の日比野カフカが怪獣を全滅させるために奔走する姿を描いたバトル漫画です。2020年7月から週刊少年ジャンプ＋にて連載され、2021年3月時点では『SPY×FAMILY』と並ぶヒット作とされています。

『怪獣8号』とはどのような物語なのか？ここではあらすじを簡単にネタバレしていきます。舞台は怪獣発生率が世界屈指となっている怪獣大国・日本です。怪獣とは人々の日常生活を破壊する怪物で、その怪物から人々を守るのが日本防衛隊でした。

そして主人公の日比野カフカは謎の生物に身体を怪物化されたことで、人型の体格に骸骨のような顔を持つ化け物になってしまいます。そこでカフカは怪獣の力を使って怪獣を全滅させることを決意しました。

ここでは『怪獣8号』に登場する怪獣9号の目的をネタバレ考察します。まず、怪獣9号は防衛隊員の選抜最終試験に現れた怪物です。突如として現れた怪獣でありシルクハット状の頭以外、見た目の特徴や知性と人語を有していたことから人型怪獣と呼ばれるようになります。そして後に怪獣8号に続く長期討伐対象とみなされ「怪獣9号」のコードネームが与えられました。

まず初めに怪獣9号の能力について、怪獣の「フォルティチュード」からネタバレ考察していきます。怪獣9号の能力の一つに怪獣の蘇生能力があり、怪獣9号は屍となった怪獣を蘇らせることが可能です。そして怪獣8号に対しても「手駒に欲しい」と言っていたことから、例外はないと考えられます。ただ、蘇生能力を使う場合は本人曰く疲れるとのことなので数に限りがあることが分かります。

実際に初登場した選抜最終試験ではフォルティチュード6.4の本獣と余獣を蘇らせていました。さらにフォルティチュード6.4の本獣は強度が上がっている状態だったため、怪獣9号の蘇生能力はフォルティチュードを上げた状態で怪獣を蘇らせることができるようです。ちなみにフォルティチュードとは、怪獣の危険度を専用の機器によって計測し数値化したもので、フォルティチュードが8.0を超えると「大怪獣」と認定されます。

続いては怪獣9号の「結界」という要素から能力をネタバレ考察していきます。まず怪獣9号は結界を張ることができます。そしてその結界内ではレノが他の部隊と連絡が取れなくなっていたことから、結界は通信や探知などを妨害する効果を持っているようです。また、怪獣9号の許可なしには生物だけでなく物までもが外に出られなくなります。

続いては怪獣9号の「人間に化けている様子」から能力をネタバレ考察していきます。前述した結界については怪獣9号曰く人間世界に潜むための知恵とのことですが、実は彼には肉体を変えることで人間に化けるという知恵もありました。人間に化ける場合、戸籍登録のある人間を襲ってその人間に成りすます方法を用いているようです。普段は人間に化けることで人間世界に潜んでいました。

続いては怪獣9号の「知能の高さ」についてネタバレ考察していきます。怪獣9号が結界や人間に化ける能力を使って人間世界に潜む知恵を持っていたことから分かる通り、怪獣9号は他の怪獣と比べて知能が高いです。人語を有して理解もできます。

それも清掃員に化けて携帯で通話するなど何の違和感を持たせないほどでした。さらに作戦を練ることもでき、相模原討伐戦に出現した際は怪獣に増殖器官をつけることで怪獣を分裂させてレノと伊春に重傷を負わせることに成功していました。

最後に怪獣9号の「耐久力の高さ」についてネタバレ考察していきます。フォルティチュードの上昇や知能の高さ、結界など弱点らしい弱点が存在していない怪獣9号ですが、彼は耐久力も高いです。実際にレノが撃ち込んだ銃弾を弾き、貫通させることさえできていませんでした。さらに、たとえ首が飛んでも死ぬことはなく肉体の修復もできるため、倒すには圧倒的な破壊力で核を破壊しなければなりません。

怪獣9号以外の怪獣一覧、1人目は本作の主人公・日比野カフカが怪獣に変身した「怪獣8号」です。人型の体格に骸骨のような顔と2本の角が頭部に生えているのが特徴的で、さらに身体は全身が黒い筋肉で覆われています。フォルティチュードは9.8を記録しており、保科曰く「歴史に残る大怪獣」と評されるほどの力を持っています。そんな強さから防衛隊発足以来初となる未討伐事件となりました。

怪獣9号以外の怪獣一覧、2人目は立川基地急襲編で翼竜型怪獣を伴って立川基地を急襲した人型怪獣「怪獣10号」です。怪獣9号と同様に人語を有していますが、その口調は怪獣9号よりも滑らかでいかにも自分に自信を持っているといった言葉遣いをしています。怪獣8号を上回るパンチ力を持ち、さらに翼竜型怪獣を操る力を持っていますが、危険性についてはフォルティチュードが8.3と認定されているため怪獣8号には及びません。

怪獣9号以外の怪獣一覧、3人目は1972年に札幌市を壊滅寸前にまで追い込んだ怪獣「怪獣2号」です。怪獣2号は識別番号付与2番目の個体で、凄まじい破壊力を有しているのが特徴。また、死ぬ寸前まで相手に屈しない精神的な強さと気位の高さを誇っています。

怪獣9号以外の怪獣一覧、4人目は200人以上の隊員に加えて3人の隊長を死に追いやった怪獣「怪獣6号」です。怪獣6号は群発災害の元凶とも呼べる存在であり、主人公の比野カフカと亜白ミナの家族が亡くなった事故の原因でもあります。

さらに、亡くなった3人の隊長のうちの1人である防衛隊第2部隊長・四ノ宮ヒカリは四ノ宮キコルの母親でした。かなりの被害を出した怪獣6号でしたが、討伐後に細胞が適合者不在として封印されることとなります。

こちらでは『怪獣8号』に登場する怪獣9号の強さに関する感想や評価があがっています。どうやら、能力によって怪獣9号がカフカの天敵になり得る存在だということが危惧されているようです。どのように対処し倒すのか？怪獣8号と怪獣9号の戦いに注目しておくのも良いでしょう。

こちらでは『怪獣8号』に登場する怪獣9号と怪獣8号の関係性についての感想や評価があがっています。この方は怪獣たちが怪獣8号の能力を見て驚く姿に好感を持っているようです。怪獣8号が他の怪獣たちをどのようにして倒すのかに注目しておくとより楽しめるのかもしれません。

こちらでは『怪獣8号』に登場する怪獣9号の能力や実態に関する感想や評価があがっています。どうやらこの方は怪獣たちの能力について考察しているようです。もしこの考察が正しければ知能の高い怪獣9号はかなり厄介な敵になり得るのかもしれません。

『怪獣8号』に登場する怪獣9号の目的とは何なのか？ということで怪獣9号の目的をネタバレ考察し、さらに知能の高さや人間に化ける能力などを考察紹介してきましたがいかがでしたか？

怪獣9号は怪獣の蘇生能力や人間に化ける能力、結界などさまざまな能力を持ち合わせた怪獣でした。怪獣9号は謎に包まれている存在ですが、高い知能を有していることからかなり厄介になり得る存在になる可能性が高いです。今後も『怪獣8号』をご覧になった際は怪獣9号の動向に注目しておきましょう。