【なれの果ての僕ら】最終回と事件の結末をネタバレ解説!みきおの共犯者や犯人は?

漫画「なれの果ての僕ら」は、同級会に参加したクラスメイトの壮絶な監禁劇を描いたサスペンス作品で、過激な人体実験や、極限状態の中で変貌していく人間の狂気を描き、予測不能な展開・結末が話題を呼びました。本文では、漫画「なれの果ての僕ら」から、74話最終回と事件の結末ネタバレ、みきおの共犯者と犯人、74話最終回結末までの謎の考察、作品に関する感想などをネタバレ考察しました。

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目次

  1. なれの果ての僕らとは?
  2. なれの果ての僕らの74話最終回と事件の結末をネタバレ
  3. なれの果ての僕らのみきおの共犯者や犯人をネタバレ解説
  4. なれの果ての僕らの死亡者一覧
  5. なれの果ての僕らの最終回までの謎をネタバレ考察
  6. なれの果ての僕らの最終回に関する感想や評価
  7. なれの果ての僕らの最終回ネタバレまとめ

なれの果ての僕らとは?

「なれの果ての僕ら」の紹介・イメージ画像

同級会に集められたクラスメイトの壮絶な監禁劇を描いた「なれの果ての僕ら」は、善性を試す実験を通じて崩壊していく人間の狂気や、目を背けたくなるような実験の数々が話題を呼んだ、禁断のサスペンス漫画です。以下では、漫画「なれの果ての僕ら」から、74話最終回と事件の結末ネタバレ、夢崎みきおの共犯者や犯人、74話最終回結末に至るまでの謎の考察、作品に関する感想などを、ネタバレ考察しました。

なれの果ての僕らの概要

内海八重先生の最新作「なれの果ての僕ら」は、2020年~2021年7月にかけて、「週刊少年マガジン」「マガジンポケット」にて連載されたサスペンス漫画で、単行本・全8巻で構成されています。物語は、冒頭で事件の結末が語られ、取材を行なうジャーナリストと拘置所に収監された生存者の証言を元に、事件の真相が解明されていきます。

なれの果ての僕らのあらすじ

四ノ塚小学校元6年2組の同級会を発端とする立てこもり事件は、3日間で計12名の死亡者が確認され、旧校舎を舞台に行われた凄惨な実験は、世間を震撼させました。事件の主謀者は、同級会の主催者である夢崎みきおと判明し、犯行の動機は「極限状態での善性を試すこと」でしたが、これら事件の本当の恐ろしさは、みきおの死後に訪れ、生存者たちの狂気がさらなる犠牲者を生みました。

なれの果ての僕らの74話最終回と事件の結末をネタバレ

なれの果ての僕らの74話最終回と事件の結末をネタバレ・イメージ画像

「なれの果ての僕ら」の74話最終回では、みきおの監禁事件からはじまった一連の事件の収束と、救出された生存者たちのその後が描かれ、辛い境遇に置かれながら前を向いて生きるネズ達の姿で締めくくられました。以下では、みきおの監禁事件から解放された、生存者たちのその後を描いた、漫画「なれの果ての僕ら」の74話最終回と事件の結末をネタバレ紹介します。

最終回ネタバレ①桜庭に銃を放つネズ

ネズへ復讐を目論む桜庭橋子先生・イメージ画像

ネズ達の小学校時代の担任・桜庭橋子先生は、ネズの他愛ないいたずらが原因で流産してしまった過去を持ち、その後も精神疾患を患い、教職を辞めてしまった経緯がありました。そのため、ネズに対して特に恨みを持つ桜庭先生は、みきおの同級会への参加を決めると同時に、教え子の1人を道連れにして死ぬことを目的に、みきおの計画の監督役を引き受けました。

桜庭先生に銃弾を撃ちこむネズ・イメージ画像

そして、重傷の葉月を人質にとった桜庭先生は、事件収束により、この事実が世間に知れ渡ったことで生じるバッシングから逃れるべく、自分を殺すようにネズに拳銃を渡します。もし、ネズが桜庭先生を撃たなければ、人質の葉月の命が奪われる危険があり、意を決したネズは、桜庭先生に銃弾を撃ち込みます。

桜庭先生はその場に倒れ、解放された葉月の元へクラスメイトが駆け寄る中、ネズは自らの意思で殺人に手を染めてしまったことに呆然としていました。一方、小山内は、教室の窓から外に向かって叫び出し、声に気が付いた機動隊は、窓から旧校舎へ侵入、事件発生から52時間23分に生存者たちは助け出されました。

最終回ネタバレ②逮捕された4名

現場に急行する警察・イメージ画像

小学校の同級会から3日後に救助されたクラスメイトは、警察や親に保護され、けが人は救急搬送、そして、生存者のうち4名が、殺人罪等で逮捕されました。逮捕された4人は、ネズこと真田透・山口茉莉花・早乙女菊也、緊急搬送された葉月依利奈で、4人は少年・少女A~Dという仮名が付けられ、一連の事件と共に公表されました。

逮捕者4人の裁判・イメージ画像

逮捕者1人目・ネズこと少年Aは、みきおの母・夢崎亜夜子と桜庭橋子の殺人未遂・嘱託殺人の容疑がかけられるも、現場に残されたビデオや生存者の証言等から正当防衛が認められ、軽い刑の執行が言い渡されました。逮捕者2人目・山口茉莉花こと少女Bは、過去のいじめを原因とする相沢すみれの殺害の罪で、裁判を受けることになりました。

逮捕者3人目・葉月依利奈こと少女Cは、坂本大聖・桐嶋未来の殺害の罪にとわれ、意識不明の重体から回復を待って逮捕されることとなるも、後に坂本殺害が正当防衛であることが認められました。最後の逮捕者・早乙女菊也こと少年Dは、葉月の犯行を手伝ったことで証拠隠滅・死体損壊の罪にとわれ、少年院へ送致されました。

ネットを使って事件を調べる・イメージ画像

仲良しだったクラスメイト同士で起きた凄惨な事件は、ニュース番組やワイドショーを通じて世間に知れ渡り、SNSの話題もこの事件でもちきりでした。同時に、事件の事実とは異なる内容までもが、世間にばらまかれ、同級会に参加したメンバー達は、自身の氏名や住所を暴かれ、心もとないバッシングに晒され、警察の捜査も難航していました。

そんな中、事件の犯人から取材を行っていた1人のジャーナリストが発表した「真実」によって、事件の真相が世間に公表されました。その内容は、事件当日の出来事だけでなく、著者の親友で事件の犠牲者となった桜庭の苦悩も同時に発表され、教員の過酷労働も明るみにされました。しかし、事件から3ヶ月後には、火が消えたように、誰もこの事件について話す者はいなくなりました。

最終回ネタバレ③2年後

再会した四ノ塚小学校のクラスメイトたち・イメージ画像

夢崎みきお主催の同級会を発端とする事件から2年後、四ノ塚小学校6年2組の同級会が再び行われていました。同級会には、あの事件の生存者であるクラスメイトが集まり、水野の呼びかけに、溝口・安藤・黒田・犬飼・倉本・梶原・月岡、委員長こと橘公平が応じました。一方、生存者の中には、同級会に出席しなかった者もおり、雨宮は事件やネズのことを忘れるかのように、大学生活にのめり込んでいました。

一方、小山内は、あの事件をことを思い出すと精神的に辛くなるとの理由から、2度目の同級会参加を見送りました。そして、水野の呼びかけに応じて、集まった参加者は、集合場所である旧校舎跡へ向かいます。そこには、一足早く、ネズと早乙女が到着しており、2人との再会を喜んだ一同は、空き地の真ん中に花束と線香をあげ、あの事件の犠牲となったクラスメイトを弔います。

一連の事件の犠牲者を弔う・イメージ画像

亡くなったクラスメイトの顔が脳裏によぎる中、水野はふと、みきおが生前に言っていた言葉を思い出します。「人間は過去の呪縛からは逃げられない」というみきおの言葉は、事件後、世間から好奇の目に晒され、時には理不尽な目にもあった生存者たちの行く末を予感したと考察されます。そして、同級会に集まった生存者は、自分の人生は、一生このままだと悲観的に捉えていました。

しかし、水野は、世間の流れを変えるためには、まず自分たちが変わらなければいけないと言い、そして、同級会を開いたのも、みんなと共に過去から決別し、新たな人生に向けた一歩を踏んで欲しいという想いからでした。水野の言葉に感化された、クラスメイトはそれぞれに涙を浮かべながら、これからの人生を強く生きていこうと決意します。

ネズ(真田透)の前向きな言葉・イメージ画像

また、溝口も、早乙女の実家にまつわるネット情報をみせ、世間で語られている真実が嘘まみれであることを、みんなと共有します。今度こそ、本当の同級会を開こうと安藤たちが盛り上がる様子を、ネズと早乙女が遠くから見つめていました。いまだ事件のことを気に病む早乙女に対して、ネズは、世間を変えるためには、まず自分が変わることだと、アドバイスを送りました。

なれの果ての僕らのみきおの共犯者や犯人をネタバレ解説

みきおの共犯者や犯人をネタバレ考察・イメージ画像

「成れの果ての僕ら」は、プロローグの時点で物語の結末が語られ、以降は事件の生存者の回想という形で展開される独特の手法が目を引く一方、物語の結末・74話に到達するまでが予測不能と言われ、先の読めない展開が、読み手の興味をそそります。以下では、「なれの果ての僕ら」から、事件の主謀者・夢崎みきおとその共犯者や犯人について、ネタバレ解説しました。

ネタバレ解説①みきおの共犯者

「人間の善性を試す実験」を実行した夢崎みきおには共犯者がおり、後に屋上で何者かに殺害された坂本大聖と判明します。また、坂本は、最初の犠牲者・谷口純太の殺害にも関わっており、谷口殺害の動機は、彼がみきおの計画を邪魔したためと言われてきましたが、小学校時代に坂本をいじめていたことが原因だと判明します。

ネタバレ解説②坂本殺しの犯人

坂本殺しの犯人のイメージ画像

みきおの共犯者である坂本は、クラスメイトに怪しまれないように、就寝時間を利用して旧校舎の屋上で打ち合わせをしていましたが、葉月にその現場を目撃されてしまいます。その後、両者の間に揉め事が起き、坂本を殺害してしまいます。坂本の遺体は、早乙女によって証拠隠蔽・死体損壊が行われ、一連の出来事は、葉月・早乙女によって秘められました。

ネタバレ解説③未来殺しの犯人

未来を殺害した犯人である葉月は、未来の協力者であり、しょーやんの暴走で死んだと思われた未来の生存を知る、数少ない人物でした。未来の決死の行動で、みきおは討たれ、監禁状態にあったクラスメイトの解放も実現しつつありました。しかし、自分たちが外の世界に出れば、旧校舎で起こした事件が全て明るみになり、世間からのバッシングも避けられません。

事件後の自分たちの生活や、バッシングに対する恐怖から、葉月は未来に自首を促すも、未来は坂本殺害の件を持ち出します。追い込まれた葉月は、事実が知れ渡ることを恐れ、葉月殺害に至りました。

なれの果ての僕らの死亡者一覧

なれの果ての僕らの死亡者一覧の紹介・イメージ画像

「なれの果ての僕ら」では、物語冒頭にて計12名の死亡者が言及され、その中には、事件の主謀者・夢崎みきおも含まれていました。以下では、74話最終回・結末までに判明した、「なれの果ての僕ら」の死亡者と、死亡原因を考察を交えながら紹介しました。

死亡者一覧①実験前

夢崎みきおが起こした事件は、同級会が始まる前から始まっており、実験前の段階で2名の犠牲者が出ました。1人目は、同級会への参加を拒否し、それらの妨害を計画した谷口純太です。谷口の死は、同級会の会場にて、段ボール箱に詰められた状態で参加者に披露されました。2人目は、谷口の遺体を見て取り乱し、みきおのトラップにかかった中座貴司で、硫酸スプレーを顔に浴びて、死亡しました。

死亡者一覧②第一実験:毒のリレー

みきおの人間の善性を試す実験・1回目は、毒入りシロップを飲み、制限時間内にシロップを次の人に回さないと解毒剤が手に入らない内容です。この実験の被験者に選ばれた小清水唯が、親友クイズで回答者がいなかったことから、3人目の犠牲になりました。また、みきおの毒入りシロップは、実験以外の用途で悪用され、実験終了後に何者かに持ち出されてしまい、お昼のカレーに混入され、相沢すみれが毒殺されてしまいます。

後に、みきおの元から毒入りシロップを持ち出した犯人が、山口茉莉花と判明します。山口は、小学校時代に相沢のグループからいじめを受けており、彼女たちへの復讐が行われました。

死亡者一覧③第三実験:監獄ロックでロックンロール実験

第三実験は、グループごとに看守役・囚人役に分け、囚人役に対する暴力を点数化して競う内容です。点数は暴力が過激であるほど高くなり、看守役は囚人役に対して何をしても良い一方、点数が最下位となったグループの看守役には、死が待っていました。そこで、ネズたちは、看守役が囚人役に対して何もしないことで、全グループの点数をゼロにし、実験を終わらせようと計画します。

しかし、実験終了後には、月岡のグループのみ、突出した数字を叩き出し、ネズ達が現場に駆けつけると壮絶な暴力が行われていました。さいわい、第三実験で犠牲者は出なかったものの、就寝時間中に、みきおの共犯者・坂本大聖の遺体が、屋上で発見されます。後に、坂本殺害は、みきおとの会話を葉月に聞かれ、彼女ともめごとを起こした際、消火器で殴られたことが致命傷となりました。

死亡者一覧④第四実験:不人気投票

第四実験は、クラスメイトの嫌われ者を決める内容で、投票の結果、利己的な性格のしょーやんこと杉田将矢が最多投票数を獲得しました。しかし、投票の結果に納得のいかないしょーやんは、ルールに従わず暴走し、みきおの殺害の試みるも、返り討ちに遭い死亡しました。

死亡者一覧⑤王様ゲーム

クラスをグループに分け、王様にはリモコンを、他のメンバーには電流の走るブレスレットをはめさせ、王様の命令に従わない者に対して、制裁を加えることができる内容です。このゲームで暴力による支配に目覚めてしまった長谷部は、王様役を悪用して他のメンバーに制裁を与えるも、他のグループが止めに入ったことから、長谷部は危険人物とみなされてしまいます。

また、王様ゲームの待機中に、みきおは桐嶋未来に殺害され、後に図書館で発見されます。一方、みきおを殺害した未来も、葉月から暴行を受け、屋上で死亡しました。その後、石井礼夏が、長谷部弘一を道連れにして、廊下の硫酸トラップに身を投げるも、表向きは投身自殺とされました。

死亡者一覧⑥ネズの復讐劇

「なれの果ての僕ら」で明かされた事件の死亡者は計12名で、残り2人は、ネズたちの小学校の担任・桜庭橋子と、みきおの母親で、彼の実験を陰からサポートしていた夢崎亜夜子と判明します。亜夜子は、ネズに腹部を撃たれるも、逃亡中に息子が仕掛けた硫酸トラップに引っかかり死亡し、桜庭先生も、葉月を殺そうとしたところを、ネズの銃弾に倒れました。

なれの果ての僕らの最終回までの謎をネタバレ考察

なれの果ての僕らの最終回までの謎をネタバレ考察・イメージ画像

みきおによる過激な実験や、極限状態に追い込まれた主人公たちの狂気が怖いものの、ストーリーそのものは面白いとの感想が見られる漫画「なれの果ての僕ら」。この漫画の74話最終回・結末までに浮上した劇中の謎について、ネタバレ考察しました。

ネタバレ①アリバイ確認で嘘がついていた人物

未来殺害を受け、ネズはクラスメイトからアリバイ確認を行うことで、犯人の特定に乗り出します。当初は、葉月の協力者である早乙女が、未来殺害の犯人であるかのように振舞うも、矛盾点をネズに指摘されたことで、葉月が未来殺しの犯人として自首しました。

ネタバレ②みきおの計画はいつから?

みきおが、極限状態に追い込まれた人間の善性に興味を持ったのは、ホラーパニック映画の影響と言われ、後に母親・亜夜子との親子デートの最中に思いついたという情報から、小学校時代にはすでに計画が練られていたと考察されます。しかし、これら情報は、後に嘘と判明しており、みきおの計画がいつ始まったのかは、謎とされています。

ネタバレ③黒田と雨宮との間にあったこと

黒田と雨宮の関係・イメージ画像

過去に何かあったと言われる黒田と雨宮の関係について、いわゆる男女関係であったことが考察されましたが、後に2人の間に何もなかったことが判明します。しいて言えば、黒田のセクハラ発言が、雨宮に軽蔑されるきっかけになったでしょう。

ネタバレ④ジャーナリストがネズ達に取材をしていた理由

事件の真相を追う星野薫子・イメージ画像

漫画「なれの果ての僕ら」は、ジャーナリスト・星野薫子の取材を受ける、4人の生存者・逮捕者の証言を元にストーリー展開され、ジャーナリストの正体は、ネズたちの小学校時代の担任・桜庭先生の親友だったことが明かされます。事件後、ネズたちは世間のバッシングの標的にされ、事実とは異なる情報が飛び交っていました。

そこで、星野は、亡き親友の尊厳を守るべく、事件の真相を追うことを決意し、拘置所に収監された生存者4人から話を聞き出しました。その後、星野は、四ノ塚小学校の元6年2組の同級会で起きた事件をつづった「真実」を出版し、事件で命を落とした親友や彼女の元生徒、今もバッシングの波に晒される生存者たちの真実を世に知らしめました。

なれの果ての僕らの最終回に関する感想や評価

なれの果ての僕らの最終回に関する感想や評価・イメージ画像

74話に到達するまでの主人公たちの知られざる経緯や、不可解な事件の犯人の考察など、謎多きストーリー展開も面白いとの感想も見られます。以下では、「なれの果ての僕ら」の74話最終回結末に関する感想や評価を、作品のネタバレ考察を交えながら紹介します。

感想1:様々なことを考えらさせられた

「なれの果ての僕ら」といえば、過激な描写から苦手とする方もいる一方で、正義とは、善とは何かを考えさせられる哲学要素も注目され、作品に対して面白いとの感想が多く寄せられています。正義感の強いクラスメイトが、正義を暴走させたために、74話結末では犯人扱いにされてしまうなど、一般論に囚われない独特のストーリー構成が、さらなる注目を集めています。

感想2:怖いのに読むことをやめられない

「なれの果ての僕ら」の漫画に関する感想の中には、過激すぎる内容が怖いと思いながらも、ページをめくる手がとまらないとの声もみられ、読者を引き込むストーリー展開も、作品の人気に拍車をかけています。作画で恐怖をあおるだけでなく、読み手が続きを読みたくなるような考察ポイントを散りばめたストーリーは、サスペンス系が苦手な方からも面白いと評されています。

感想3:結末が分かっていてもハラハラしてしまう

漫画「なれの果ての僕ら」は、プロローグの時点で事件の結末が言及されている一方、事件収束に至るまでの経緯が全く読めないなど、従来の作品にはない、新感覚の予測不能な展開が面白いと評されています。また、事件の結末を知ったうえで読み進めても、次の展開がどうなるのか予測できず、ハラハラしながら読んだとの感想もみられます。

感想4:人間の闇の部分に恐怖を覚えた

面白いと同時に怖いとの感想も見られる漫画「なれの果ての僕ら」は、みきおが実行する実験の数々だけでなく、極限状態をきっかけに本性を露わにしていく、登場人物たちの狂気も恐ろしいと言われています。人間の心理を巧みに利用したみきおの実験は、クラスメイトが秘める悪意や欲望を引き出す結果となり、みきおが死んだ後のストーリー展開の方が怖いとの感想も見られます。

感想5:みきおの死に驚く

事件の主謀者である夢崎みきおの死は、「なれの果ての僕ら」のターニングポイントとなり、みきおの実験を超える凄惨な事件が立て続けに起きました。みきおの死も、物語冒頭で言及されていましたが、事件の首謀者という立ち位置から、終盤で主人公と対立し、死亡する展開が予想されていました。しかし、物語の中盤にてみきおは何者かに殺害される結果となり、予想外の展開に動揺を隠せない感想も見られます。

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なれの果ての僕らの最終回ネタバレまとめ

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漫画「なれの果ての僕ら」の74話最終回・結末のネタバレ、夢崎みきおの共犯者や犯人、74話最終回結末に至るまでの謎の考察、作品に関する感想などを、ネタバレ考察しました。最終回74話まで怒涛の展開が繰り広げられた「なれの果ての僕ら」は、結末に至るまでの考察ポイントの多さや、事件を通じて前向きに生きていくネズ達の感動ラストまで、多くの魅力に富んでいます。
 

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