2021年09月21日公開
2021年09月21日更新
【めだかボックス】雲仙冥利の魅力・名言を紹介!かわいいと人気の理由や声優は?
めだかボックスのキャラクターの中でも序盤から終盤まで活躍するキャラクターとして人気を集めているのが雲仙冥利です。箱庭学園の風紀委員長として自身の強い理念を持ちその理念を叶える為のいきすぎた正義は、読者はもちろんめだかボックス作中でもかわいいと高い人気を誇る理由になっています。今回はめだかボックスの雲仙冥利についてその魅力や名言をまとめて紹介しつつアニメめだかボックスでの声優情報などをまとめて紹介していきます。
雲仙冥利とは?
めだかボックスにて風紀委員長として登場したのが雲仙冥利です。今回はそんな雲仙冥利についてまとめて紹介していきます。
めだかボックスの作品情報
めだかボックスの概要
めだかボックスは2009年から2013年まで週刊少年ジャンプにて原作西尾維新先生、作画暁月あきら先生のコンビで連載していた学園コメディ、バトル漫画です。連載開始当時既に「<物語>シリーズ」などで高い人気を誇っていた小説家、西尾維新先生が初めて手掛けた週刊連載の漫画原作作品で、西尾維新先生らしいセリフ回しに加え、個性豊かなキャラクターが高い人気を集めた漫画です。
完結間近の2012年の時点で累計発行部数は518万部を超える程の人気作です。原作者の西尾維新が元々は小説家という事も相まって、物語の幕間を描いた小説版、2012年にはアニメ化も行われるなどメディアミックス展開も積極的に行われた作品になっています。
めだかボックスのあらすじ
あらゆる事を完璧にこなす主人公、黒神めだかは入学したばかりにも関わらず、生徒会選挙で大言壮語を放ち、異常とも言える98%もの支持率を得て生徒会長に就任します。めだかは公約の1つだった「目安箱」を設置し生徒達から寄せられた相談に答えていく事になります。やがてこの目安箱は「めだかボックス」と呼ばれるようになっていくのでした。
雲仙冥利のプロフィール
雲仙冥利は箱庭学園の2年生で風紀委員長を務めている人物です。13組所属の所謂アブノーマルの1人です。元々9歳にして箱庭学園に飛び級入学したので物語開始時点では10歳となっています。人の上に法を置き、「見下し性悪説」という自論を持っており、それにより相手の事情や弁解に関わらず、等しく裁く徹底した管理は「血の粛清」と呼ばれています。このような高い特異性から通称「モンスターチャイルド」と呼ばれています。
サイコロを振ると全部6が出てしまうなどの異常性こそ持っていますが、異常者の中では比較的万能に対応出来るタイプです。ただしやはり年齢からくる体力や体格の不利を抱えている為、参加していたフラスコ計画の「十三組の十三人」の報酬として多数の武器を所有、その制圧力はかなり高く、箱庭学園制圧力ランキングでは堂々の5位にランクインするなどしています。
雲仙冥利のかわいい魅力や人気の理由を紹介
かわいい魅力①めだかとの対決後
雲仙冥利は元々主人公であるめだかと対極的なキャラクターとして生み出され、めだかボックス作中で最初にめだかに立ちはだかった大きな相手です。しかしめだかと対決後には負傷を理由にそれまで所属していた「十三組の十三人」を離脱、元々懐疑的だった事もありめだか達生徒会が「十三組の十三人」に挑むとこれに協力する姿勢を見せています。
最初敵として登場したキャラクターが後々仲間になるという展開は漫画のお決まりの1つです。しかし雲仙冥利の場合、あくまでも自分の思想に寄っている所がかわいいという声も多くなっています。
かわいい魅力②名言や名セリフ
雲仙冥利の名言にして信条を体現したセリフが「やり過ぎなけりゃ正義じゃねえ!」という名言があります。雲仙冥利の風紀委員長としての仕事はこの名言の通り徹底したものであり、武力を用いる事にも躊躇いがありません。この名言でも分かるように雲仙冥利の名言と言われるセリフはかなり過激な物が多いです。雲仙冥利の小さい見た目とその過激なセリフのギャップがかわいいと言われる要因にもなっています。
かわいい魅力③姉思い
普段強気な姿勢を見せる事が多い雲仙冥利ですが、実は姉思いな一面も持ち合わせています。雲仙冥利の姉、雲仙冥加ですが、引きこもりで普段は学校にも来ていません。同級生のはずのめだかですら会った事がない程でした。独自の数字言語しか喋らず雲仙冥利とめだかと以外禄に意思の疎通も出来ないようなアブノーマルらしいアブノーマルさを抱えているのが雲仙冥加です。
そんな普通なら見放したくなる雲仙冥加という姉に対し雲仙冥利はそれでも優しく接しています。引きこもりの姉が唯一狙って外に出るタイミングである家族の墓参りは何よりも優先する程です。
かわいい魅力④その性格には悲しい過去がある?
「見下し性悪説」を唱える雲仙冥利ですが、そんな彼の性格を形成した理由なのではないかと言われているのが家族にあります。実は雲仙冥利、上記で紹介した姉の雲仙冥加以外の家族を失っている事が明らかになっているのです。しかも失っているのは祖父母、両親、そして2人いた弟とかなり多くなっています。
ここからはファンによる考察ですが、或いはこれだけの家族を失っているのは何か事故や犯罪に巻き込まれた結果なのではないかと考察されているのです。雲仙冥利の「ルール至上主義」は家族を失った際に何かしらのルール違反があった為なのではないかと考察されています。めだかボックス本編では詳細は語られていませんが、このような考察を生んでしまうのがまた雲仙冥利の魅力だという声もあります。
雲仙冥利のアニメ声優
朴璐美のプロフィール
アニメめだかボックスにて雲仙冥利の声優を担当したのが声優の朴璐美さんです。在日韓国人として生まれ元々は1993年に女優としてデビューしました。声優デビューは1998年のアニメ「ブレンパワード」のカナン・ギモス役で、以降は声優としての活動が多くなっていきます。知名度が高くなった作品である「∀ガンダム」のロラン・セアック役の影響もあり声優としてはティーン・エイジャーの少年役を演じる事が多くなっています。
朴璐美の主な出演作品
朴璐美さんが声優としてこれまで出演したアニメとしては「デジモンアドベンチャー02」の一乗寺賢/デジモンカイザー役、「学園戦記ムリョウ」の守山那由多役、「シャーマンキング」の道蓮役、「鋼の錬金術師」のエドワード・エルリック役、「NARUTO」のテマリ役、「BLEACH」の日番谷冬獅郎役、「うえきの法則」の植木耕助役、「魔人探偵脳噛ネウロ」の怪盗X役などがあります。
朴璐美さんが声優として近年出演したアニメとしては「平穏世代の韋駄天達」のハヤト役、「巨神と氷華の城」の天草四郎役、「GO!GO!アトム」のアトム役、「からくりサーカス」のルシール・ベルヌイユ役、「ラディアン」のアルマ役、「学園BASARA」の上杉謙信役、「メジャーセカンド」の清水大河役、「ゾイドワイルドZERO」のイレクトラ・ゲイト役などがあります。
雲仙冥利に関する感想や評価
めだかボックスを読み返してるんだけどやっぱ雲仙冥利好きだなぁ
— ユウ (@beer_0w0) February 18, 2021
ここからは既にめだかボックスを視聴した人の雲仙冥利についての感想を紹介していきます。雲仙冥利は生徒会のメンバーになった事は1度もなく、終始風紀委員長を務め続けていたのでエピソードによってはほとんど登場しない場面も多々あるにも関わらず、めだかボックスの個性豊かなキャラクター達の中で1番雲仙冥利が好きという声は非常に多くなっています。
めだかボックスの雲仙冥利くらい厳格にやれ。
— Null Dawn (@dawn_1224) September 3, 2021
特にその厳格さが人気の1つになっています。雲仙冥利を前にしてはどんな理由があろうが許されず、相手が誰であろうと裁こうとするその考え方は10歳とはとても思えないという声が多くなっています。
ひきこもってるツイートをした後にお墓参ったツイートをしようとして『めだかボックス』の雲仙冥利風紀委員長のお姉さん、雲仙冥加さんを思い出して笑ってしまいました。「しょーがねーだろ 今日は姉ちゃんと墓参りだったんだから 引きこもりの姉ちゃんが家を出る 唯一のイベントをサボれるか!」。
— 羽根弘@弘学研 (@gugakuken) August 15, 2021
また雲仙冥利の人気の1つになっているのが要所要所で見せるかわいいギャップにあるという声もあります。意外とお姉ちゃんが好きであったり、風紀委員会のメンバーの事も大切に思っていたり、10年後の未来でもイメージ通りに活躍している姿などめだかボックスのキャラクターの中でも1番ギャップがあるという声もある程になっています。
雲仙冥利まとめ
雲仙冥利はめだかボックスに登場した10歳の少年らしからぬ過激な発言の多さと強い信念を持ったキャラクターです。当初はめだかと敵対する形で登場したものの、自身の理念に従い協力するようになり様々な形でめだかと対面、或いは協力する事になります。見た目とセリフや行動のギャップ、そして合間に見せるギャップのある行動や発言などが高い人気を誇るキャラクターです。
めだかボックスの物語の中心である生徒会メンバーになった事こそ1度もないものの、序盤から終盤に至るまで活躍するキャラクターでアニメでも多く登場しているキャラクターなのでまだめだかボックスを視聴していない人は雲仙冥利に注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?