【時をかける少女】魔女おばさんの正体をネタバレ!タイムリープを知っている理由は?

「時をかける少女」は筒井康隆原作のジュブナイル小説です。何度も実写映画化・テレビドラマ化されているので知名度の高い作品だと評されています。細田守が監督を務めた劇場アニメ版には魔女おばさんが登場します。ここでは「時をかける少女」の魔女おばさんを特集します。魔女おばさんの正体が何者であるのか、魔女おばさんがタイムリープを知っている理由、そして原作小説版に魔女おばさんが登場するのかなどについてネタバレで考察・紹介していきます。

【時をかける少女】魔女おばさんの正体をネタバレ!タイムリープを知っている理由は?のイメージ

目次

  1. 時をかける少女の魔女おばさんとは?
  2. 時をかける少女の魔女おばさんの正体は何者?タイムリープを知っている?
  3. 時をかける少女の魔女おばさんが主人公の映画がある?
  4. 時をかける少女の魔女おばさんのアニメ声優
  5. 時をかける少女の魔女おばさんに関する感想や評価
  6. 時をかける少女の魔女おばさんまとめ

時をかける少女の魔女おばさんとは?

「時をかける少女」は筒井康隆が1965年に発表したタイムリープをモチーフにしたジュブナイル小説です。1970年代以降実写映画版、テレビドラマ版など様々な形で映像化されたことで有名です。その中でも2006年に公開された細田守監督作の劇場アニメ版は原作小説のスピンオフ作品として大ヒットしました。ここでは劇場アニメ版「時をかける少女」に登場する魔女おばさんの正体が何者なのかを中心にネタバレ紹介していきます。

時をかける少女の作品情報

「時をかける少女」は星新一や小松左京とともに「SF御三家」と称されている筒井康隆原作の小説です。「時をかける少女」は1965年に「中学三年コース」と「高1コース」に連載されたものをまとめて1967年に出版されました。それ以降多くのメディアミックスや派生作品が誕生したことで筒井康隆の代表作の一つだと称されています。ここでは2006年に公開された細田守監督作品である「時をかける少女」の作品情報を紹介します。

時をかける少女の概要

ここでは2006年に公開されたアニメ映画「時をかける少女」の概要を紹介します。「時をかける少女」は筒井康隆の同名原作小説の約20年後の世界を描いたスピンオフ作品として2006年7月15日に公開されました。監督は細田守で脚本は奥寺佐渡子が担当しました。「時をかける少女」は公開当初はあまり話題にならなかったと言われています。口コミで人気を獲得していき現在では細田守の代表作の一つとして高い評価を受けています。

時をかける少女のあらすじ

劇場アニメ版「時をかける少女」のあらすじ紹介です。東京のとある下町が物語の舞台です。主人公の紺野真琴は倉野瀬高校2年生です。真琴は同じ高校の間宮千昭、津田巧介という2人の男子生徒と仲の良い友達・遊び仲間として付き合っていました。その年の7月13日、真琴は偶然立ち入った理科準備室で不審な人影を見ました。その人影が何者なのか調べようとした時、真琴は転倒してしまい不思議な空間に入るという体験をしました。

魔女おばさんのプロフィール

ここでは劇場アニメ版「時をかける少女」に登場する魔女おばさんのプロフィールを紹介します。魔女おばさんの本名は芳山和子です。年齢は30代後半で独身です。紺野真琴の叔母であり「魔女おばさん」の呼び名は真琴が彼女をそのように呼んでいるのです。芳山和子の仕事は東京国立博物館で絵画の修復作業を行っています。真琴から見た魔女おばさんはどことなく浮世離れしており、和子は真琴と若い頃の自分を重ねて見ています。

『時をかける少女4DX』公式サイト

時をかける少女の魔女おばさんの正体は何者?タイムリープを知っている?

細田守監督作の劇場アニメ「時をかける少女」に登場する魔女おばさんは原作小説を知らない世代のファンからは正体が何者だという感想を持たれたと言われています。逆に原作小説を知っているファンは魔女おばさんの正体が何者なのかわかっていると言われています。ここでは劇場アニメ版「時をかける少女」の魔女おばさんの正体が何者なのか、そして彼女が真琴のタイムリープを受け入れた理由などをネタバレで紹介していきます。

ネタバレ考察①魔女おばさんの正体は原作小説の主人公?

劇場アニメ版「時をかける少女」に登場する魔女おばさんの正体が何者なのかについてネタバレで紹介します。魔女おばさんの本名である芳山和子は「時をかける少女」の原作小説の主人公の名前と同じです。監督の細田守は魔女おばさんの正体が何者であるのかについて明言していません。それでもストーリーが進んで魔女おばさんのことが明らかになるにつれて彼女の正体が原作小説の主人公である可能性はかなり高いと言われています。

ネタバレ考察②真琴がタイムリープしたということを受け入れている理由

ここでは劇場アニメ版「時をかける少女」に登場する魔女おばさんが何者なのかについてネタバレで紹介しています。魔女おばさんは真琴がタイムリープをしたことを話題にした時も特に驚いた様子は見せていませんでした。真琴はそんな魔女おばさんのことを不思議に思います。そして魔女おばさんは真琴の疑問に対して「タイムリープは真琴の年代の女の子にはよくあること」と語っています。彼女はタイムリープを知っていたのです。

劇場アニメ版「時をかける少女」の魔女おばさんはタイムリープのことを知っていました。さらに自らもタイムリープを経験したことがあるような様子も窺えると言われています。このことから魔女おばさんの正体は原作小説の主人公、芳山和子と同一人物であると推察するファンが多いと言われています。因みに原作小説の主人公の芳山和子は理科実験室でラベンダーの香りを嗅いでタイムリープしており、未来人と恋に落ちています。

ネタバレ考察③仕事場に男性2人と写った学生時代の写真がある

劇場アニメ版「時をかける少女」に登場する魔女おばさんが何者なのかについてネタバレ紹介しています。最後に紹介するのは魔女おばさんの仕事場に飾ってあった写真です。そこには高校生の頃と思われる魔女おばさんと2人の男子生徒が仲良く写っています。この写真が現在刊行中の角川文庫「時をかける少女」新装版の表紙ととてもよく似ていることから魔女おばさんが何者なのかは原作小説の主人公なのではないかと推察されています。

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時をかける少女の魔女おばさんが主人公の映画がある?

筒井康隆原作のジュブナイル小説「時をかける少女」はストーリーの完成度の高さ、魅力的な登場人物などが高く評価されて様々なメディアミックスや派生作品が生まれたことで有名です。ここでは劇場アニメ版「時をかける少女」の魔女おばさんの正体ではないかと言われている芳山和子が主役の実写映画やテレビドラマを紹介していきます。尚、上の画像は仲里依紗主演の映画「時をかける少女」2010年版の限定版DVDジャケットです。

1983年版の映画「時をかける少女」

劇場アニメ版「時をかける少女」の魔女おばさんの正体だと言われている芳山和子が主人公の映画を紹介しています。最初に挙げるのは1983年の映画「時をかける少女」です。原作小説の初の実写映画化として大きな注目を集めたと言われています。1983年版の「時をかける少女」は脚本を「俺たちの旅」や「転校生」で知られる剣持亘が担当し、監督は故・大林宣彦でした。同作品は大林信彦の「尾道三部作」の一作としても有名です。

1983年版「時をかける少女」で主人公の芳山和子を演じたのは同作品が映画初主演となった原田知世です。原田知世の初々しい演技は芳山和子のキャラクターとマッチングしたと評されています。1983年版「時をかける少女」は興行収入28億円を記録し、同年の邦画2位の成績を収めました。原田知世は第7回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。また、原田知世が歌った松任谷由実作詞・作曲の同名主題歌も大ヒットしました。

1997年版の映画「時をかける少女」

劇場アニメ版「時をかける少女」の魔女おばさんの正体だと言われている芳山和子が主人公の映画を紹介しています。次に挙げるのは1997年公開の映画「時をかける少女」です。1983年版のリメイク作品でストーリーはほぼ同じですが、全編モノクロという1990年代では珍しい手法で制作されました。脚本を伊藤亮二・桂千穂・角川春樹が手がけ、監督は角川春樹です。大々的な宣伝が行われなかったので知名度が低いと言われています。

1997年版「時をかける少女」で主人公の芳山和子を演じたのは元女優の中本奈奈です。中本奈奈は映画「私の骨」のヒロイン河野さと美役で知られています。また、同作品は1983年版で主演を務めた原田知世がナレーションを担当しています。主題歌の「時のカンツォーネ」は「時をかける少女」の歌詞に別なメロディを付けた曲で作曲者の松任谷由実が自ら歌っています。1997年版は知名度が低いものの評価は高いと言われています。

「時をかける少女」のドラマ化もある

「時をかける少女」にはテレビドラマ版もあることをご存じでしょうか?ここでは「時をかける少女」のテレビドラマ版を時系列で紹介していきます。最初のテレビドラマ版はNHKの「少年ドラマシリーズ」の一作として1972年に「タイムトラベラー」と「続・タイムトラベラー」のタイトルで放映されました。次のテレビドラマ版は1985年にフジテレビ「月曜ドラマランド」枠で放映された「時をかける少女」で主演は南野陽子でした。

「時をかける少女」のテレビドラマ版を紹介しています。3回目のテレビドラマ化は内田有紀主演で1994年に放映された「ボクたちのドラマシリーズ」枠での「時をかける少女」です。4回目のテレビドラマ化は2002年に安倍なつみ主演で「モーニング娘。新春!LOVEストーリーズ」の一編として放映されたものです。そして現時点でテレビドラマ版の最新作が黒島結菜主演・竹内涼真共演で放映された「時をかける少女」です。

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時をかける少女の魔女おばさんのアニメ声優

細田守監督の大ヒット劇場アニメ「時をかける少女」は主人公の紺野真琴役を後に2010年映画版で主人公、芳山あかりを演じることになる仲里依紗が瑞々しい演技を披露したことで話題になりました。また、魔女おばさん(芳山和子)を演じた原沙知絵の演技も注目を集めたと言われています。ここでは女優の原沙知絵を特集します。原沙知絵のプロフィールや主な出演作品を紹介していきます。それではご覧ください。

原沙知絵のプロフィール

ここでは女優の原沙知絵のプロフィールを紹介します。原沙知絵は1978年5月1日生まれです。福岡県福岡市出身で、血液型はA型です。研音に所属しています。原沙知絵の得意なスポーツは陸上とバレーボールとのことです。どちらも中学生時代にかけもちで部活動に所属していたそうです。また原沙知絵はピアノが特技とのことです。原沙知絵の親友はTRFのETSUとCHIHARUでお互いの家を行き来するほどの仲の良さだとのことです。

女優の原沙知絵は地元福岡市で高校時代にスカウトされたことがきっかけで「沙知絵」の名前でモデル活動をスタートさせました。原沙知絵は高校卒業後に上京し、現在の芸名に改名しました。上京後は女優としての活動も並行して行うようになりました。原沙知絵の女優デビューは1997年のテレビドラマ「ビーチボーイズ」の寺尾はづき役でした。以降は女優活動をメインとしており、モデル体型と演技力が高く評価されています。

原沙知絵の主な出演作品

ここでは女優の原沙知絵の主な出演作品を紹介していきます。テレビドラマ「警視庁捜査一課9係シリーズ」と「特捜9」シリーズの早瀬川真澄役、「7人の女弁護士シリーズ」の飯島妙子役、NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」の緒方奈津子役、「女王の教室」の天童しおり役、「お水の花道シリーズ」の田中麻弥役、「逮捕しちゃうぞ」の小早川美幸役、「愛をください」の進藤未明役など多くのヒット作品に出演しています。

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時をかける少女の魔女おばさんに関する感想や評価

ここでは細田守監督の大ヒット映画「時をかける少女」に登場する魔女おばさんに関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。「時をかける少女」の魔女おばさんはインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?それではご覧ください。

劇場アニメ版「時をかける少女」の大ファンだと思われる方のツイートです。魔女おばさんが原作小説版の主人公である可能性が高いことを知って驚いたことをつぶやかれています。

同じく劇場アニメ版「時をかける少女」の大ファンだと思われる方のツイートです。「時をかける少女」の原作小説にも精通されているようで、魔女おばさんが原作小説の主人公だとつぶやかれています。

同じく劇場アニメ版「時をかける少女」の大ファンだと思われる方のツイートです。「時をかける少女」の魔女おばさんの役は原田知世に演じてほしかったという感想をつぶやかれています。

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時をかける少女の魔女おばさんまとめ

ここでは細田守監督の大ヒット劇場アニメ「時をかける少女」の魔女おばさんを特集してきました。魔女おばさんの正体考察や「時をかける少女」の実写映画版・テレビドラマ版の紹介、そして魔女おばさんを演じた女優の原沙知絵について取り上げてきました。是非、魔女おばさんに注目しながら「時をかける少女」をお楽しみください。

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