【ダーウィンズゲーム】パンダくんの正体はカナメの知り合い？シギルや最後は？

『ダーウィンズゲーム』の物語序盤では、ダーウィンズゲームのプレイヤーになりたての主人公カナメを突然襲撃してきたパンダくんの姿が描かれています。ここからは、そんなパンダくんの正体とシギル能力、着ぐるみを着る理由などを紹介。それではまず『ダーウィンズゲーム』の作品情報とパンダくんのプロフィールからご覧ください。

『ダーウィンズゲーム』とは、2021年5月時点で累計発行部数が650万部を突破した、漫画家・FLIPFLOPsによる人気漫画です。ジャンルとしてはサスペンス・バトル作品となっており、謎のアプリ「ダーウィンズゲーム」によるデスゲームが展開されていきます。なお、2020年1月4日からは全12話でテレビアニメが放送されました。

ここでは『ダーウィンズゲーム』のあらすじを簡単に紹介します。主人公のカナメは、平凡な生活を送る普通の高校生でしたが、ある日を境に過酷な環境に身を投じることとなりました。

そのきっかけとなったのが、親友のキョウダから謎のアプリ「ダーウィンズゲーム」を招待されたことです。招待を受けたカナメはアプリを開くのですが、強制的に「シギル」と呼ばれる謎の力を授けられてしまいます。それ以来、カナメは超能力同士の殺し合いゲームに参加しなければならなくなりました…

当記事で紹介するパンダくんは、ダーウィンズゲームに巻き込まれたカナメの初の対戦相手です。パンダくんはダーウィンズゲームというアプリがどのような内容のゲームなのか、右も左も分からないカナメにとってかなりの強敵として立ちはだかっており、また西京パンデミックスのマスコットの着ぐるみ姿がどこか不気味な雰囲気を漂わせていました。カナメからはその見た目で「着ぐるみ野郎」と言われています。

電車に乗っていたカナメを突然襲撃してきたパンダくん。ダーウィンズゲームについて知ったばかりのカナメは刃物を持ったパンダくんから逃げるのですが、最終的に逃げ場を無くしてしまったためパンダくんとエンカウントバトルを繰り広げることとなります。そして最後にパンダくんの正体が明らかになりました。

その正体というのが、カナメの親友であるキョウダの担任教師・カトウです。カナメにダーウィンズゲームを招待したキョウダもプレイヤーだったのですが、実はキョウダをダーウィンズゲームに誘い出したのもパンダくんことカトウでした。

ダーウィンズゲームに参加したてのカナメを襲撃したパンダくんことカトウですが、彼とカナメは学校で少しだけ接点がありました。パンダくん(カトウ)はカナメを襲撃する前に、キョウダを殺害しています。

そしてキョウダと仲が良いカナメに、学校の教室でキョウダが学校に来ていないか、どこにいるのか？と聞いていました。自分が疑われることを隠すために聞いたと考えられますが、カナメに白々しく聞ける図太さから新人狩りプレイヤーとして長く活動しているのがうかがえます。

カトウがパンダの着ぐるみを着ている理由は、ダーウィンズゲームの内容とは関係ありません。カトウがパンダの着ぐるみを着ているのは、シギルの発動条件に「全身を衣類で覆う」という内容があったからです。

カトウはがダーウィンズゲームのプレイヤーとして活動していた、タナカという同僚と思わしき人物がきっかけでダーウィンズゲームのプレイヤーになっています。カトウもカナメ同様にタナカから襲撃されているのですが、その際に返り討ちに成功した事で、ダーウィンズゲームのポイント制に気付くことになりました。

それ以来、カトウはキャバクラ通いで嵩んでしまった借金返済のために、ダーウィンズゲームの新人狩りプレイヤーとしてゲームポイントを金銭に換える生活を送っています。カトウがダーウィンズゲームを始めたばかりの弱いプレイヤーばかりを狙い撃っていたのには、エンカウントバトルで得られるポイントを稼ぎやすいという理由が関係していました。

ここまでパンダくんの正体やカトウとカナメの関で、着ぐるみを着る理由、ダーウィンズゲームを始めた理由などをまとめてきました。その内の着ぐるみを着ている理由についてはシギルが関係しているのですが、パンダくんのシギルや能力とはどのようなものなのでしょうか？ここからは、パンダくんのシギルや能力、使い方、そして最後のシーンまで紹介していきます。

パンダくんのシギルは「隠形(ステルス)」です。能力は読んで字のごとく、自分の姿を透明化させるというものでした。能力の性質は念動系光学操作類に分類されます。暗殺や偵察に特化した能力で、まさにダーウィンズゲームを始めたばかりで何も知らない新人狩りに向いていると言えるでしょう。

パンダくんのシギル「隠形(ステルス)」は自分の姿を透明化させるため、かなり強力な能力だと言えるでしょう。しかし、先にお伝えした発動条件「全身を衣類で覆う」というのが弱点となっています。なぜなら、着ぐるみを着ることで視界が悪くなる、音が聞こえづらくなるという状況に陥ってしまうからです。

パンダくんのステルスは暗殺や偵察に特化したシギルでありながら、それと矛盾した発動条件を持つといった特殊な能力ですが、どうやらレインによるとステルスには効果的な使い方があるようです。その使い方というのが「待ち伏せ」です。パンダくんの場合は自分から動くプレイヤーだったため、効果的に使いこなせていなかったと言えるでしょう。

カナメとパンダくんの戦いにおいては、パンダくんが終始優勢でした。しかし、パンダくんは着ぐるみを着ていたために生じた「音が聞こえづらい」「視界が悪い」といった弱点が原因で、車に轢かれてしまいます。その結果、パンダくんはゲームの設定上判定負けを宣言されたことにより消滅する形で死亡しました。

『ダーウィンズゲーム』に登場するパンダくんの声を担当したアニメ声優は、声優事務所「青二プロダクション」で活動中の竹本英史(たけもと えいじ)です。竹本英史は『ドラゴンリーグ』のテコドント役で声優デビューを果たし、それ以降は東映アニメーション制作のアニメ作品に出演していることが多いです。

• 1997年～：こちら葛飾区亀有公園前派出所(榎本武揚、秋本治、ハトポッポ刑事 役)
• 1999年～：メダロット(ギンカイ 役)
• 2012年～：機動戦士ガンダムAGE(セリック・アビス 役)
• 2012年～：新テニスの王子様(柳蓮二 役)
• 2015年～：英国一家、日本を食べる(マイケル・ブース 役)
• 2016年～：ハイキュー!! セカンドシーズン(清 役)
• 2017年～：ドラゴンボール超(ベルガモ、幻ベルガモ 役)

こちらでは『ダーウィンズゲーム』に登場するパンダくんに関する感想や評価があがっています。どうやら、この方は「パンダが走る姿」が怖いと感じたようです。やはりかわいい印象を想起させる動物のパンダが、凶器を持って走る姿はどこか不気味さを感じさせるのでしょう。

こちらでは『ダーウィンズゲーム』に登場するパンダくんに関する感想や評価があがっています。感想では「来た来た来た」と言われているのですが、これはパンダくんがカナメを追いかけているシーンのことを言っているのかもしれません。「狂気！」とも言われているのですが、この感想は多くの方が抱いたはずです。

こちらでは『ダーウィンズゲーム』に関する感想や評価があがっています。この方は『ダーウィンズゲーム』がヘビーな作品だと感じているようです。初心者狩りのパンダくんについても言及されているので、おそらくパンダの襲撃シーンを見た時の感想だと言えるでしょう。

『ダーウィンズゲーム』に登場するパンダくんの正体やシギル、カナメとの関係、最後のシーンなどを解説してきましたがいかがでしたか？

パンダくんことカトウ先生とカナメとの戦闘シーンは、カトウ先生が地面に人型に切り抜かれたモニュメントだけ残して完全に消滅した状態で死亡し終わりを迎えたため、『ダーウィンズゲーム』の中でも上位にランクインする怖いシーンとなっています。いきなり強烈なキャラと死亡シーンが描かれているため、パンダくんが描かれたシーンは注目ポイントと言えるでしょう。