【スラムダンク】インターハイの優勝校はどこ?作者が名朋工業ではないと明言?

バスケットを題材とした人気漫画・アニメ「スラムダンク」のインターハイトーナメントの優勝校どこなのでしょうか?「スラムダンク」では、インターハイトーナメントの優勝校について明確に描かれていません。そのため、「優勝したのはどこなの?」と感じている方がいるかと思います。今回は、「スラムダンク」のインターハイトーナメントで優勝したのはどこなのかと、作者が優勝したチームが名朋工業ではないと明言したことについて紹介していきます。また、優勝校の候補を詳しく紹介します。

【スラムダンク】インターハイの優勝校はどこ?作者が名朋工業ではないと明言?のイメージ

目次

  1. スラムダンクとは?
  2. スラムダンクのインターハイ優勝校のチームはどこ?
  3. スラムダンクのインターハイの優勝校は名朋工業ではないと作者が明言?
  4. スラムダンクの最終回のその後を描いた「あれから10日後」とCM
  5. スラムダンクのインターハイの優勝校に関する感想や評価
  6. スラムダンクのインターハイの優勝校まとめ

スラムダンクとは?

SLAM DUNK(スラムダンク)の概要

「SLAM DUNK(スラムダンク)」は井上雄彦さんによる漫画作品で、バスケットを題材とした漫画としてとくに人気があります。1990年から「週刊少年ジャンプ」で連載され、累計発行部数は1億2000万部を突破しています。また、漫画だけではなくアニメ版「SLAM DUNK(スラムダンク)」も人気があり、1993年から全101話構成で放送されました。

そして1994年に湘北対武園の練習試合を描いた「スラムダンク」とインターハイ予選4回戦の湘北対津久武の試合を描いた「スラムダンク 全国制覇だ! 桜木花道」が上映。1995年には湘北対緑風の練習試合を描いた「スラムダンク 湘北最大の危機! 燃えろ桜木花道」と流川と水沢イチローについて描かれた「スラムダンク 吠えろバスケットマン魂!! 花道と流川の熱き夏」が上映されました。

SLAM DUNK(スラムダンク)のあらすじ

湘北高校に入学した不良少年の桜木花道は女好きですが、中学校時代に50名以上に告白してすべて断られたという経験があります。とくに、最後に振られた女性がバスケ部員に好意を抱いていたため、バスケットボールを嫌っています。そんな桜木花道の身体能力に目を付けた赤木晴子は、バスケットボール部に入部することを勧めます。

INOUE TAKEHIKO ON THE WEB | SLAM DUNK スラムダンク

スラムダンクのインターハイ優勝校のチームはどこ?

インターハイのトーナメント

ここからは「スラムダンク」のインターハイトーナメントで優勝したのはどこのチームなのかについて考察します。「スラムダンク」では、インターハイで湘北高校が負けたことは描かれましたがどこが優勝したのかについてははっきりと描かれていません。「スラムダンク」の作中で確実に描かれているのは、インターハイのトーナメント決勝で海南大付属が準優勝したということだけです。

そのため、インターハイで優勝したのはどこなのかということを考察するときに、トーナメント表をチェックすればある程度は絞れます。つまり、トーナメントの山で左側(1番の山王工業から29番の海南大付属)のチームから決勝に進出したのは海南大付属のため、ほかのチームが優勝校である確率がないということです。また、作中で敗北したシーンが描かれているチームは、トーナメントの右側の山だとしても優勝校ではありえません。

優勝校候補①名朋工業(愛知)

それでは、個別にインターハイで優勝したのはどこのチームなのかについて考察していきます。まずは、トーナメントの右側の山にあるチームのなかでもトップクラスに描写されていた名朋工業です。愛知県代表の名朋工業はシード校で、優勝候補のチームの一角と考えられます。また、強力な選手が存在します。その選手とは森重寛で1年生ながら身長199cm、体重100kgという巨大な選手です。

森重寛のモデルとなった選手は、その巨体で大活躍をしたセンタープレイヤーのシャキール・オニールです。作者の井上雄彦さんは、「スラムダンク」を連載するときにモデルの選手を唯一明確にイメージしていたのが森重寛だとされています。主人公の桜木花道は海南の牧、清田とともに視察に行った愛知県大会で森重寛を見て衝撃を受け、夢にまで登場することがありました。

また、「スラムダンク」の作中で「約1ヶ後日本は森重寛を知る」と言われたり、名朋工業の監督から「日本のバスケットボール界の至宝となる男よ」と言われるといった期待されている選手です。そんな森重寛がいるチームなので、インターハイ優勝候補の一角だとされています。そんな名朋工業は、「スラムダンク」ファンの間でも優勝したのではないかと言われていましたがほかにも候補となるチームがあります。

また、名朋工業が優勝したチームではないという証拠があります。それについてはのちの項で詳しく紹介します。それでは、「スラムダンク」のインターハイで優勝したのはどこのチームなのでしょうか?

優勝校候補②大栄学園(大阪)

続いて紹介する優勝校候補は大栄学園です。大栄学園は大阪代表の大栄学園です。大栄学園はトーナメント表を見ると、順調にいけば準々決勝で先ほど紹介した名朋工業とぶつかります。なぜ「スラムダンク」のインターハイで優勝したのは大栄学園の可能性があるのかというと、綾南高校のチェック男こと相田彦一が「本当の要チェックはこの大栄学園やで…!!」と言っていたためです。

またインターハイ1回戦の千葉県代表富房高校に勝利したことと、湘北高校VS山王高校の試合を大栄学園のエース土屋淳がチェックしている様子が描かれています。しかし、このほかに大栄学園が明確に描かれたシーンはありません。また、「井上先生が雑誌のインタビューで大栄が優勝だと言ってた」という都市伝説があることから、大栄学園が優勝したという説があるようです。

優勝校候補③博多商大附属(福岡)

続いて紹介する優勝校候補は福岡県代表の博多商大附属です。博多商大附属はシード校のひとつで、「スラムダンク」のインターハイで優勝候補になるほどの実力があるようです。しかし、博多商大附属は「スラムダンク」の作中で描かれたことがない謎のチームのため、その強さがどれほどのものかは不明です。そんな博多商大附属が優勝候補に挙げられる理由のひとつが、作者の井上雄彦さんが九州出身というもののようです。

また、博多商大附属のモデルとなっているチームは福岡大学附属大濠で、1993年のインターハイで優勝している強豪校です。そのため、優勝候補に挙げられています。ちなみに、先ほど紹介した大栄学園のモデルとされているのは大阪の大商学園で、こちらは1994年のインターハイで優勝校となっているチームです。

優勝校候補④堀(福井)

続いて紹介する優勝校候補は、福井県代表の堀高校です。堀高校は「スラムダンク」でほとんど描かれていない無名の高校ですが、インターハイの1回戦で町田三商に勝利したシーンが突然1コマ描かれました。同じように突然描かれた高校はほかに千葉県代表の浦安商業だけですが、浦安商業はインターハイトーナメント表の左側の山のため優勝した可能性はありません。

そのため、勝利したシーンが描かれた堀高校がダークホース的な活躍をして優勝したのではないのかという可能性があります。また、堀高校にはモヒカンにした強烈な個性を放つキャラクターがいます。このキャラクターは「スラムダンク」連載中は謎に包まれていましたが、のちの井上雄彦さんと鳥山明さんの対談で正体が判明しました。

このモヒカンのキャラクターの名前は堀高校のエースであるスティーブ・大滝です。スティーブ・大滝というキャラクターが誕生した理由は、「スラムダンク」連載中に送られてきたファンレターがきっかけだそうです。そのファンレターにこのキャラクターが描かれていて、所属高校や名前の設定とともに「このキャラを出してくれ!」と書いていたそうです。

その設定をそのまま使って1コマだけ登場したのが、堀高校のスティーブ・大滝というキャラクターでした。

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スラムダンクのインターハイの優勝校は名朋工業ではないと作者が明言?

インターハイ優勝校は名朋工業ではないと作者が明言?

ここまで優勝校の候補を紹介してきましたが、「スラムダンク」の作中に描かれた濃度や設定から名朋工業が有力候補のように見えるというファンの方が多いようです。しかし、「スラムダンク」の作者である井上雄彦さん自身がインターハイ優勝校は名朋工業ではないと明言したことがあります。それは、バスケットボール選手の岡田祐介さんと井上雄彦さんのインタビューでのことでした。

このインタビューで、岡田祐介さんは多くの「スラムダンク」ファンと同じように名朋工業が優勝したのかなと思っていたようです。しかし、「スラムダンク」作者の井上雄彦さんはそれを明確に否定しました。その内容は「名朋優勝じゃヤダなって。まさに才能っていうか、そういう選手はやだなって」というものでした。

本当にインターハイで優勝したのはどこ?

それでは、「スラムダンク」で本当にインターハイで優勝したのはどこのチームなのでしょうか?「スラムダンク」では明確な結末が描かれていないため、トーナメント表の右側の山であればどこのチームでも可能性があります。しかし、名朋工業については作者の井上雄彦さんが優勝していないことをインタビューで明言しているため優勝候補から外れます。

また、そのインタビューで「まさに才能っていうか、そういう選手はやだなって」と言っていることから、シード校の博多商大附属も除外されるのではないかという説があるようです。そうなると、大栄学園や堀高校がインターハイ優勝チームの有力候補となります。しかし、右側の山であれば敗北シーンが明確に描かれていないチームであれば、優勝している可能性があるとされています。

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スラムダンクの最終回のその後を描いた「あれから10日後」とCM

最終回のその後を描いた「あれから10日後」とは?

「スラムダンク」には最終話から10日後を描いたエピソード「あれから10日後」があります。これは、漫画「スラムダンク」が2004年7月に日本国内発行部数1億部を突破したことから、井上雄彦さんが「ファンのためになにかをしたい」と考え企画したイベント「スラムダンク・ファイナル」で描かれたものです。描かれた場所は2004年3月に廃校となった「神奈川県立三崎高校」の黒板です。

漫画「スラムダンク」が完結してから10日後を描いた作品ですが、ここではインターハイで優勝したチームがどこなのかについては描かれていません。すでに黒板に描かれたもの自体はありませんが、「あれから10日後」を収録したポストカードがあります。また2009年に「あれから10日後 完全版」が出版されていて、こちらは現在でも入手可能です。

2009年に放送された資生堂とタイアップされたCM

「あれから10日後」以外に、話題になった作品があります。それは、「あれから10日後」の黒板アートが描かれた5年後の2009年に放送された、資生堂Alephと「スラムダンク」がコラボしたCMです。内容は、桜木花道・流川楓・宮城リョータといった湘北高校の1年生・2年生メンバーが井上雄彦さんが描いた鉛筆タッチのアニメで躍動感あふれる動きを見せるものです。

このCMで注目すべきポイントは、宮城リョータの背番号が4番になっていることです。インターハイのときに宮城リョータが着用していたユニフォームについていた背番号は7番のため、インターハイが終わって3年生が引退したあとの新チームが描かれているのではないかとされています。対戦相手などは不明ですが、新しい「スラムダンク」の映像が見れたことを喜ぶファンがたくさんいたようです。

スラムダンクの続きは今後描かれる?

2021年に「スラムダンク」の作者である井上雄彦さんが、「スラムダンク」が新たに映画化されることを発表されました。その内容はアニメ化されていない湘北高校VS山王工業戦ではないかと予想されている方がいるようです。しかし、2021年8月現在で「スラムダンク」の新映画版の内容は不明です。そのため、優勝したのはどこのチームか不明なインターハイ決勝戦の結末に触れる可能性があります。

これまで「スラムダンク」は4回映画化されています。その内容は漫画「スラムダンク」に登場していてアニメ化されていない部分を詳しく描いたものが多いです。しかし、漫画「スラムダンク」の1コマを取り上げてそこから展開されたオリジナルストーリーが描かれたケースがあります。どんな内容が描かれるのか、これからの情報公開をチェックしてみてはいかがでしょうか?

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スラムダンクのインターハイの優勝校に関する感想や評価

「スラムダンク」が完結したのはかなり昔のため、インターハイの優勝校がはっきりと描かれていない点を忘れていたという方がいました。しかし、はっきりと優勝校が描かれていなくても、そんなことを忘れるくらいに面白い作品だったという感想があります。

インターハイトーナメントで、山王に勝利した湘北高校がすんなり優勝すると思っていたという感想の方が少なくありませんでした。

「スラムダンク」読者のなかには、名朋工業が優勝したのではないかと想像していた方が多いようです。しかし、作者のインタビューでそれが否定されていて驚いている方がいました。

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スラムダンクのインターハイの優勝校まとめ

「スラムダンク」のインターハイトーナメント優勝校について紹介しました。作中で描かれなかった優勝校、そのためファンの間ではさまざまな学校が優勝校候補として語られています。また、「スラムダンク」は2021年秋に新作映画が公開される予定となっています。そこでどんな物語が描かれるのか注目しましょう。

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