【シン・エヴァンゲリオン】式波アスカの正体はクローン？いつからでオリジナルは誰？

シン・エヴァンゲリオンで救助を求めて赤く荒廃した大地を彷徨っていた式波アスカは、第3村と呼ばれているニアサードインパクトの避難民村へ大人になったケンスケの助けを借りて辿り着くことができました。大人になった鈴原トウジ・ヒカリ夫妻に温かく迎えられたことでほっと一息つくことができるようになります。正体はクローン？いつからでオリジナルは誰？と注目を集めているアスカも少しずつ大人になっていきました。

シン・エヴァンゲリオンでエヴァ弐号機パイロットとして活躍している式波アスカは、第9使徒に侵食されてしまったことで貴重なサンプルとなりますが、今までのように自由に行動できなくなってしまいます。両親との間に大きなトラウマを抱えいるアスカは精神的にも追い詰められていきました。そこで、精神的に不安定なアスカの正体はクローン？いつからでオリジナルは誰？アニメ声優などネタバレ紹介していきます。

25年間続いてきたエヴァンゲリオンシリーズの最後の作品となった「シン・エヴァンゲリオン」という劇場版は、「𝄇」というリピート記号（演奏記号）が表記されたタイトルがつけられています。劇場版の第3作目となる「Q」が公開されてから約8年以上も経ってからの公開となりました。さまざまな事情によって公開が延期されていましたが、多くの人が待ち望んていたため2021年3月8日に公開されたことで注目を集めています。

東映や東宝、カラーによって公開されている「シン・エヴァンゲリオン」という劇場版は、4作部の新劇場版の中の一つとなっています。日本のアニメーション映画として155分の上映時間で制作されました。ヱヴァンゲリヲン新劇場版は4部構成で公開されており、25年の月日をかけて「序（第1作目）、破（第2作目）Q（第3作目）、シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇（第4作目）」が順に公開され話題となりました。

前作となる「Q」のラストの影響によってパリ市街地は赤く荒廃してしまいます。生き残ることができたアスカやレイ、シンジらは救助を求めて彷徨っていました。凛々しいリツコが率いる作業員たちやEVA8号機（マリ）、艦隊らは復旧作業に追われることになります。大人になった相田ケンスケに助けてもらった三人は、ニアサードインパクトの避難民村である第3村で鈴原トウジ・ヒカリ夫妻に温かく受け入れてもらうことができました。

シン・エヴァンゲリオンで「式波・アスカ・ラングレー」という名前で登場しているアスカの正体はクローン？と注目を集めるようになります。「惣流・アスカ・ラングレー」という名前で登場していたアニメ版や漫画と比較すると尊大で勝気な性格はそのままであるものの、かなり社交的な雰囲気を放つことができるようになりました。プラグスーツのデザインや髪色（橙色・茶色→黄土色掛った金髪）も少し変更がされています。

• 名前（漫画・アニメ版）：惣流・アスカ・ラングレー
• 名前（新劇場版）：式波・アスカ・ラングレー
• CV（声優）：宮村優子
• 血液型：A型
• 身長：157㎝
• 生年月日：2001年12月4日
• 年齢：14歳
• 搭乗機：エヴァンゲリオン弐号機

いつからクローンでオリジナルは誰？とネタバレ考察などに注目が集まっているアスカは、かつてとは異なり孤独を好む傾向もあります。荒れ野原から第3村に辿り着いてからは、いつも通りシンジを乱雑に扱いながらも時に気遣うような様子も披露していました。大人になったケンスケとは気が合うようでかなり親密な仲に発展していきます。孤独だったアスカもありのままを受け入れてくれる人物にやっと出会えたようです。

シン・エヴァンゲリオンで生存が確認された式波・アスカ・ラングレーは、謎めいた発言によってさまざまなネタバレ考察がされるようになりました。そこで、ここでは気が強いものの少し社交的になってきた式波・アスカ・ラングレーの正体はクローン？いつから？などを探っていきます。シン・エヴァンゲリオンではいつも強気な姿勢のアスカによって式波タイプのクローンが式波・アスカ・ラングレーであることが明らかになりました。

ネルフ本部に乗り込んだアスカは、第13号機の再起動を阻止しようしていました。その際に自分そっくりの存在が精神に干渉してきたのです。驚いた式波アスカは、「式波タイプ？」と疑問を持ってから何かを思い出したかのように「私のオリジナル」というような言葉を放っていました。

正体はクローン？いつからでオリジナルは誰？など話題となったアスカは、本人の発言によって式波タイプのクローンだったことがわかります。式波タイプという言葉を聞いて前作である「Q」で明らかになったクローンの「綾波タイプ」を思い浮かべた人もいたでしょう。「○○タイプ」という呼び方はクローンを意味する呼び方なのかもしれません。

シン・エヴァンゲリオンで男勝りな性格の式波アスカの正体がクローンであることが明らかになっていますが、式波・アスカ・ラングレーはいつからクローンだったのでしょうか？いつからクローンでオリジナルは誰？とネタバレも話題となっている式波アスカは、新劇場版の破やQ、シン・エヴァンゲリオンの間は少なくともずっとクローンだったと考えることができます。その理由は、式波アスカの記憶が繋がっているからです。

見た目的にはそっくりのクローンですが、同じシリーズであっても感情や記憶は引き継がれないということが綾波シリーズにおいて明らかになっていました。綾波レイが死亡してもう一人の綾波レイ（仮）が登場した際には感情や記憶が引き継がれていなかったために以前の記憶を持っているシンジと話した際に、話が全く通じなかったのです。困惑したシンジは、即座に綾波レイでないといい放っていました。

クローンは同じシリーズであっても基本的には違う人となってしまうためそのようなことが起こってしまうのです。それらを踏まえて考えると二作目の「破」において臆病なシンジの行動に怒っていたアスカは、三作目の「Q」においてその感情によってシンジを殴ろうとしています。さらに、気持ちが収まらないアスカは四作目の「シン・エヴァンゲリオン」で問い詰めていました。アスカの記憶がずっと続いていたのです。

シン・エヴァンゲリオンで社交的になってきた式波アスカの正体はクローンであることが明らかになりました。いつからクローンでオリジナルは誰？と話題になっている式波・アスカ・ラングレーにも過去があったようです。ネタバレとなりますので、ここまで見られていない方はネタバレにご注意ください。厳格な性格のゲンドウによって式波タイプと綾波タイプのクローンは、13号機を動かすために作られたことが明らかになっています。

旧テレビアニメに登場している気が強いものの繊細な心を持っている惣流・アスカ・ラングレーには、育ての両親が登場していました。しかし、精神破壊を起こしてしまった母親は人形を自分の娘のアスカと勘違いして一緒に自殺してしまいます。そのため、人間として誕生している惣流・アスカ・ラングレーは、幼少期のトラウマによって精神崩壊を母親同様に起こしてしまったようです。

新劇場版で登場している式波・アスカ・ラングレーの過去は「Q」まで全く描かれていません。しかし、シン・エヴァンゲリオンの最後で過去が明らかになりました。培養器には複数のアスカが入れられており、クローンとして製造されていたのです。幼少期から孤独だったアスカは、エヴァに乗るためだけに心身ともにトレーニングを積んでいる際に母親のユイに愛され抱っこされているシンジを見て自分も愛情を欲するようになります。

シン・エヴァンゲリオンの前作である「Q」では、謎めいていて何を考えているのかわからない綾波レイも綾波タイプのクローンだったことが明らかになりました。厳格な父親に拒否されたことで自分にいつまでも自信を持つことができない碇シンジの母親である碇ユイのクローンが綾波レイだったのです。誰にも心を開くことができなかったゲンドウは、唯一心を許すことができた妻のユイが死亡したことでクローンを作っていました。

式波アスカの正体がクローンであることがわかり、いつからクローンでオリジナルは誰？とネタバレ考察がさまざまにされていますが、前作のQに引き続いてクローンの存在が大きく描かれています。穏やかで大きな心を持っていたユイのクローンに「綾波」と名付けられたのはユイの旧姓が「綾波」だったからです。そのため、傲慢な性格のゲンドウの妻である碇ユイを元に作られたクローンは、綾波シリーズと呼ばれるようになります。

クローンであることがわかった式波アスカが放っていた「綾波タイプ」というのは、綾波シリーズを意味していたのです。それらを踏まえると式波タイプ（式波シリーズ）のクローンも式波アスカのオリジナルを元に作られたと考えられます。自分そっくりの存在から干渉を受けた際に、冷静に分析していることから自分自身がクローンであるということを式波アスカは認識しているのでしょう。

シン・エヴァンゲリオンで正体がクローンであることが明らかとなった式波アスカ（式波タイプ）ですが、同じクローンであっても綾波タイプのクローンとは大きく異なっているようです。いつからクローンでオリジナルは誰？と注目を集めているアスカですが、シン・エヴァンゲリオンの最後で過去が語られていることからクローンでありながら一人しか存在していない選び抜かれたクローンと考えることができます。

さまざまなネタバレ考察がされているアスカは、新劇場版において一人しか登場していないのに対して綾波タイプのクローンは複数登場していました。第9使徒に侵食されてしまったアスカは、貴重なサンプルとして扱われているものの制限のある生活を送るようになります。もしも、複数いるクローンであれば危険な存在となったアスカを処分することができますが、そうしなかったことからも一人しかいないからと考えることができます。

綾波タイプのクローンは変わりが複数存在しているため死亡したとしても代わりの綾波タイプのクローンが役割を果たしてくれるため問題はないようです。複数存在していた式波タイプのクローンから実践タイプとして鍛え上げられ優秀な一人が残った存在だとしたら代わりはいないため処分することもできないのでしょう。これらのことからも綾波タイプと式波タイプは同じクローンでありながら大きく異なっていました。

シン・エヴァンゲリオンで以前よりも大人のゆとりを持つことができるようになった式波アスカの正体はクローンであることがわかりました。そこで、気が強くプライドが高かったアスカのオリジナルの惣流・アスカ・ラングレーはどうなったのかを旧アニメ版のアスカの最後や劇場版のアスカの最後などからネタバレしていきます。ここまで見ていない方はネタバレにご注意ください。

まずは、旧アニメ版のアスカの最後についてネタバレしていきます。アニメ版の24話では、自分よりも実力が下だと見下していたシンジに自分のペースを乱してしまったアスカはシンクロ率を抜かれてしまいます。そのため、周囲からも軽い扱いを受けることで自分は足手まといな存在なのだと思うようになったことで、自己否定が強くなり身動きが取れなくなってしまいました。

精神崩壊した母親から存在を認めてもらえなかったアスカは、過去のトラウマによって自分を見失ってしまいます。追い打ちをかけるように想いを寄せていた加持リョウジが死亡してしまったことで支えも失ってしまいました。存在価値や生きていく理由を見失ってしまったアスカは、かつての母親と同じように精神崩壊してしまいます。最後はベッドに寝ているだけの廃人となってしまったのです。

劇場版のアスカの最後は誰もが目を疑うような残酷なものとなりました。弐号機に乗っていたアスカは量産型EVAとの戦いにおいて大活躍しますが、頭にロンギヌスの槍が貫いてしまったことで動けなくなってしまいます。その後復活した量産型EVAによって無惨な最後を迎えます。その後、L.C.Lの海から帰還した際には仲間のシンジに首を絞められてしまいますが、途中でシンジが泣き出したことで「気持ち悪い」といい放っていました。

シン・エヴァンゲリオンで正体がクローンだったことが明らかになった式波アスカのオリジナルは、状況から考えると旧劇場版やテレビアニメに登場していた惣流・アスカ・ラングレーではないかと考察することができそうです。いつからクローンでオリジナルは誰？とさまざまなネタバレ考察がされているアスカですが、クローンである以上オリジナルの存在は必ず必要になってきます。

新劇場版から式波・アスカ・ラングレーと名乗っているため、新劇場版からクローンが登場しており、それまでの旧劇場版やテレビアニメに登場していた惣流・アスカ・ラングレーがオリジナルと考えることができそうです。シン・エヴァンゲリオンにおいても、自分とそっくりな存在が干渉してきた際に、自分のオリジナル発言をしていることから新劇場版においてはクローンのアスカが活躍していたのでしょう。

気が強く大きなトラウマを抱えていたアスカのオリジナルのその後については明らかになっていません。しかし、臆病なシンジの母親であるユイが死亡したことで綾波レイのクローンが誕生していることから、オリジナルはすでに死亡しているか何らかの形で活動することができないと考えることができそうです。

シン・エヴァンゲリオンの最後の方で培養器で過ごしていた式波アスカの過去が語られていました。そこでは、ただエヴァに乗って戦うために心身ともに鍛え上げられていたアスカはかなり孤独だったようです。弐号機のパイロットになった惣流アスカは弐号機に取り込まれたことで母親の愛情は満たすことができたのかもしれません。父親の愛情のみが満たされていない式波アスカ（惣流アスカのクローン）は父親だけを求めたのでしょう。

シン・エヴァンゲリオンでいつからクローンでオリジナルは誰？と注目を集めるようになった式波アスカは、ありのままの自分を受け入れてくれるケンスケと同棲することで満たされていくようになったようです。幼少期に培養器で過ごしていた式波アスカは、母親に抱っこされるシンジを見てただ頭を撫でて欲しかったと語っていました。ただ、ありのままを受け入れてくれたケンスケと親密になったのも自然なことだったようです。

• 名前：宮村優子（みやむらゆうこ）
• 職業：声優、歌手、女優
• 血液型：O型
• 出身地：兵庫県
• 身長：157㎝
• 声優デビュー：1994年
• 生年月日：1972年12月4日
• 所属事務所：JAEプロモーション

シン・エヴァンゲリオンでやっと自分のありのままを受け入れてくれる存在と出会うことができた式波アスカのアニメ版の声を担当したのは声優の宮村優子さんです。声優の宮村優子さんは、桐朋学園短期大学演劇科において演技の学びを行い、日本ナレーション演技研究所において声優などを学ぶようになります。声優として活動するようになった宮村優子さんはその後、歌手や女優としても幅広く活動していくようになりました。

声優の宮村優子さんの主な出演作品には、アストロボーイ・鉄腕アトムのミミ役やそれゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコの白鳳院綾乃エリザベス役、名探偵コナンの遠山和葉役、星方武侠アウトロースターのエイシャ・クランクラン役、エルフを狩るモノたちIIの井上律子役、十二戦支 爆烈エトレンジャーのスフレ役、それいけ!アンパンマンのほおずきちゃん役、カステラ姫役などがありました。

シン・エヴァンゲリオンで大人の雰囲気を放つようになった式波アスカのムスッとした顔が本当にかわいいと感想を寄せている人もいました。正体やいつからクローンなどと注目を集めていたアスカは、幼少期にかなり孤独であったために精神崩壊してしまうことになります。ただ両親からの愛情が欲しかったアスカでしたが叶えることができませんでした。しかし、最後はケンスケによって満たされることになります。

シン・エヴァンゲリオンで弐号機に乗っている式波アスカが好きだと感想を寄せている人もいました。新劇場版での正体はクローンであることが明らかになったアスカは、人間のオリジナルであってもクローンであっても辛い幼少期を過ごしてきたことが描かれていました。ネタバレ考察がさまざまにされているアスカですが、新劇場版になってからは孤独を好みながら社交的な性格も披露されています。

貞本エヴァをようやく全部揃えたという人は、エヴァに乗れなくなってしまった精神崩壊直前のアスカが一番かわいかったと感想を寄せている人もいました。必要以上に自分を誇示しているアスカがかわいかったと感じた人もいたようです。幼少期のトラウマは大人になっても引きずってしまう心の傷だとアスカを通してしみじみ感じてしまった人もいました。最後は悲しみを乗り越えて成長した姿に感動している人もいたようです。

シン・エヴァンゲリオンで正体がクローンであることが明らかになった式波アスカは、いつからクローンでオリジナルは誰？と囁かれるようになります。さまざまなネタバレが考察されていたアスカですが、最終的には過去の孤独や心の傷を癒してくれるありのままを受け入れてくれるケンスケの存在によって乗り越えていくことができたようです。孤独な人生を歩んできたアスカでしたが、意外な展開によって幸せを掴んだようです。