【約束のネバーランド】GFハウスを脱獄した子供一覧！名前・年齢や人数は？

2020年6月に最終話を迎え、同年12月に実写映画化されたことでも話題の大人気漫画『約束のネバーランド』。みなさんはそんな『約束のネバーランド』に登場する多種多様な子供達の人数や名前、年齢などを知っていますか？今回は『約束のネバーランド』に登場する多種多様な子供達のうち、「脱獄に成功した子供達」を中心として名前や性別、年齢、そして活躍の一口メモを一覧にしてご紹介していきましょう！

「脱獄に成功した子供達」の一覧や人数について触れる前にますおさらいとして『約束のネバーランド』の基本情報をさらっておきましょう。

『約束のネバーランド』とは「白井カイウ」先生を原作、そして「出水ぽすか」先生を作画としたタッグで制作されたダークファンタジー漫画です。推理ものやサバイバルものとしての面も強く多様な年齢層の子供達が協力して鬼や大人たちを出し抜いていく様は痛快さと緊張感があり多くのファンが存在します。

『約束のネバーランド』は2016年8月からの集英社による『週刊少年ジャンプ』漫画連載だけでなく、2019年1月からのアニメ化、そして2020年の12月には映画版『約束のネバーランド』が上映されました。

快活で優しい少女「エマ」は「グレイス=フィールドハウス」（以下「GFハウス」）で「ママ」と呼ばれる「イザベラ」のもとで兄弟たちと楽しく暮らしていました。

GFハウスにはいくつかのルールがあり、そのなかのひとつである「柵や門の外に出てはならない」というルールをある日破ったエマと幼馴染の「ノーマン」は、自分たちを喰らう異形の存在「鬼」とママとの密約を目撃してしまいます。そして、エマは大人数の子供達を率いて知恵を出し合いGFハウスの脱出を目指すのです…！

「グレイス=フィールドハウス」…通称「GFハウス」は序盤の子供達の目線から言えば優しいママと美味しいご飯や安全な暮らしを約束された孤児院のひとつでした。しかし、門や柵の向こうに広がっていたのは「鬼」と呼ばれる人食の文化をもつ異種族が統治する世界であり、孤児院GFハウスをはじめとするいくつかの孤児院は鬼のための食肉プラントだったのです。実写版でもおおよそこの設定は変わりません。

特にGFハウスでは学力テストによるスコア制をとっており、学習と運動によって活性化された脳は鬼にとって貴重な食料とされていました。その事実を知ったエマは子供達を率いて「誰1人鬼に食べさせない」ことを目標にGFハウスからの脱出、ひいては人間の文化圏への脱出を目論むことになります。

アニメでいえば第1クールにあたり、原作漫画『約束のネバーランド』では第37話までのGFハウスから第1派として脱出を果たした子供達の人数は５歳児以上の15人でした。そこからエマの率いる子供達は4歳以下の残してきてしまった22名を助けるべく壁の向こうの世界で居場所を探し、そしてその先で別の孤児院の子供達と出会うことになります。

そして『約束のネバーランド』の中盤から後半、「ゴールディ・ポンド編」で「グランド=ヴァレー」孤児院の子供達12名や「七つの壁編」で再合流を果たしたノーマンの一派として「Λ7214」と呼ばれる試験農場の子供達9名が主にエマの仲間として脱出を果たすことになりました。

まずでは、『約束のネバーランド』の「GFハウス脱獄編」から登場した子供達のうち、エマと旅をともにした子供達の名前と年齢の一覧をご紹介しましょう！

「エマ」はGFハウス出身の、首元に「63194」と刻まれたオレンジ毛の女の子です。GFハウスを脱出すべく子供達を導いた才女で運動神経や他人への共感性長けています。第1話時点の年齢は11歳で、身長は145cmと設定されています。頭脳テストでは「300点」というスコアを叩き出しており、「レイ」「ノーマン」と併せて「フルスコア」と呼ばれています。

GFハウス孤児院の子供達の年齢のなかでは最年長であり、大人たちや鬼相手でも毅然とした態度で向き合っていきます。その優しさから多くの場面で葛藤しながら前に進む枠となっているお姉ちゃんポジションのキャラクターになります。

「レイ」はGFハウス出身の、首元に「81194」と刻まれた黒毛三白眼の少年です。エマからの再三の頼み込みでGFハウスを脱出すべく子供達を導くことになった少年で、冷静な立ち振る舞いと記憶力に長けています。劇中で多くの謎をエマと協力して解き明かし、その出生の秘密や選択からファンを驚かせたキャラクターでもあり、第1話時点の年齢は11歳で、身長は150cmと設定されています。

一歩引いた位置から現実的にエマや子供達を導く影の立役者としての面が強く、シニカルな言動が目立ちますがエマのことになると自己犠牲も厭わないなど情に厚い面も覗かせるキャラクターです。

「ギルダ」はGFハウス出身の、首元に「65194」と刻まれた緑髪にメガネの少女です。大人しくおっとりとした性格ですが優しく縁の下の力持ちとしてエマたちを支えていくキャラクターです。エマとレイの不在の折はドンとともにそれよりも年齢の若い子供達をとりまとめてゆく副官的なポジションにつくことが多々あります。第1話時点の年齢は10歳で、身長は138cmと設定されています。

「ドン」はGFハウス出身の、首元に「16194」と刻まれた黒髪褐色の少年です。陽気であることの多いムードメーカーで、年上のエマやレイに対してもしっかりと意見を伝える勇敢さもあります。ギルダとともに小さい子供達をリードするお兄さん気質でもあります。第1話時点の年齢は10歳で、身長は155cmとGFハウスの子供達のなかでも長身な方です。

「ナット」はGFハウス出身の、首元に「30294」と刻まれた鼻筋のすっきりした少年です。エマたち3人とギルダ、ドンに次ぐ9歳世代の子供で、臆病ながら落ち着いた雰囲気を持っています。第1話時点の年齢は9歳で、身長は133cmとなっています。特技として「ピアノの演奏」も出来るようです。

「アンナ」はGFハウス出身の、首元に「48194」と刻まれた穏やかな雰囲気のある少女です。ナットと同世代の9歳の子供で、おしとやかにしていることが多いですがここぞという場面で自分の髪を差し出すなど知恵と勇気を他人のために奮える強さもあります。第1話時点の年齢は9歳で、身長は135cmと実はナットよりも大きかったりもします。

「ラニオン」はGFハウス出身の、首元に「54294」と刻まれた金髪の少年です。年長組に比べると２世代若い7歳の子供で、7歳の子供の人数は彼とトーマの２人しかいません。身長は125cmで、GFハウスからの脱走の際には繰り返しの特訓によって高所の恐怖に打ち勝っていたことがわかりドラマティックなシーンを作りました。

「トーマ」はGFハウス出身の、首元に「55294」と刻まれた少女です。ラニオンと同世代の7歳の子供で、同世代のラニオンと仲が良く2人でいっしょに行動することが多いようです。身長は123cmで、足はそこそこ速いですが、ラニオンともども特訓によって高所への恐怖や弱点を乗り越えることになっていきます。

画像の左の少年が「ドミニク」でGFハウス出身の、首元に「07294」と刻まれた褐色白髪の少年です。身長は119cmで、コニーと同世代のGFハウスのなかでも唯一生き残っている6歳世代になります。運動が大好きで、高所に対しても比較的臆さずに挑んでいきました。

「ジェミマ」はGFハウス出身の、首元に「31394」と刻まれた褐色黒髪の少女です。エマの旅に同行した子供達のなかで最も若い5歳の子供です。5歳の世代の人数は6名と数が多くこの5歳の世代をどうするかは序盤の葛藤と焦点になっていました。身長は107cmで、年相応の臆病さもありますがGFハウスから脱出後は食料の知識などをつけて生活の下支えとなっていきます。

「マルク」はGFハウス出身の、首元に「79294」と刻まれたふくよかな少年です。１つ下のナイラと仲が良かったもののエマの決断に従い、ナイラたちを助けるためにも強くなろうとしていきます。身長は115cmと5歳組のなかではもっとも大きく食べることも大好きでした。

「イベット」はGFハウス出身の、首元に「59294」と刻まれた黒髪の利発そうな少女です。5歳組のなかでもっとも絵が上手く、おとなしい雰囲気がありましたがGFハウスより脱走後、かなり積極的にユーゴのもとで生存技術を学んでいきました。身長は110cmでスケッチブックを常に持っています。

「クリスティ」はGFハウス出身の、首元に「70394」と刻まれた濡羽色の髪の少年です。身長は103cmで好奇心旺盛な性格をしています。

「アリシア」はGFハウス出身の、首元に「71394」と刻まれた金髪の少女です。ウェーブがかった髪を頭上に結んだ風貌をしており、5歳という幼さながら孤独と闘うユーゴを気遣う心優しさを持っているなど癒し役としても頼もしい存在です。身長は109cmとなっています。

次に『約束のネバーランド』の「ゴールディ・ポンド編」から登場した子供達のうちグランド=ヴァレー農園出身の旅を共にした子供達の年齢と名前の一覧をあげていきましょう。

「テオ」はグランド=ヴァレー農園出身の、胸元に「FⅢ715-412」と刻まれた少年です。エマやレイと同い年の12歳の子供で、兄や姉と慕っていたジェイクとモニカをゴールディ・ポンドで殺されてしまいます。登場当初は臆病な面が目立ちましたがエマとの出会いで成長していったひとりです。

「モニカ」はグランド=ヴァレー農園出身の少女で、テオとジェイクとともにゴールディ・ポンドで鬼から逃げていましたがレウウィスに殺されてしまいます。残念ながら死亡してしまったモニカの年齢や識別番号はわかっていません。

「ジェイク」はグランド=ヴァレー農園出身の少年で、テオとモニカを率いてゴールディ・ポンドで鬼から逃げていましたが、ルーチェ、レウウィスと続けざまに鬼に遭遇し1度目にテオたちを置いて逃げた罪悪感からテオとモニカを逃して殺されてしまいます。モニカともども残念ながら死亡してしまったため年齢や識別番号はわかっていません。

「ヴァイオレット」はグランド=ヴァレー農園出身の胸元に「DⅣ332-198」と刻まれたボーイッシュな少女です。身長は設定されていませんが、年齢は13歳とされています。「ゴールディ・ポンド編」では俊敏さを活かして斥候役をつとめていました。

「オリバー」はグランド=ヴァレー農園出身の胸元に「AⅡ866-890」と刻まれたゴールディ・ポンドの子供達のなかでは最古参の少年です。身長は設定されていませんが、年齢は17歳となっており「ゴールディ・ポンド編」ではルーカスの右腕として子供達を導いています。

「サンディ」はグランド=ヴァレー農園出身の胸元に「PⅥ468-992」と刻まれたゴールディ・ポンドの子供達のなかでは同じく年長の少年です。縮毛気味なくせっ毛をピン留めしている髪型をしており、身長は設定されていませんが、年齢は17歳と設定されています。「ゴールディ・ポンド編」では治療技術を活かして救護を担当しています。

「ザック」はグランド=ヴァレー農園出身の胸元に「QⅡ863-552」と刻まれた褐色肌の少年です。寡黙気味な少年で身長は設定されていませんが、年齢は18歳と設定されています。「ゴールディ・ポンド編」ではサバイバル能力と治療技術を活かして救護を担当しています。

「ナイジェル」はグランド=ヴァレー農園出身の胸元に「RⅢ522-633」と刻まれたアビエイターハットを被った少年です。年齢は16歳で「ゴールディ・ポンド編」ではジリアンとタッグを組んで仇敵であるルーチェとバイヨンを倒そうとします。

「ソーニャ」はグランド=ヴァレー農園出身の胸元に「EⅣ019-270」と刻まれたメガネをかけた少女です。年齢は17歳で「ゴールディ・ポンド編」ではオリバーと協力しルーカスの作戦の副官的役割を担っていました。

「ペペ」はグランド=ヴァレー農園出身の胸元に「PⅩ363-076」と刻まれた肌の浅黒い少年です。年齢は16歳で「ゴールディ・ポンド編」では主にそのサバイバル能力から食料係を担っていました。

「ジリアン」はグランド=ヴァレー農園出身の胸元に「QⅠ231-493」と刻まれたワッペンに埋め尽くされたニット帽をかぶった少女です。年齢は15歳で「ゴールディ・ポンド編」ではもともと食料係でしたが、ナイジェルとともに敵討ちを試みています。

「ポーラ」はグランド=ヴァレー農園出身の胸元に「AⅪ640-651」と刻まれた黒髪に口元を隠した少女です。年齢は17歳で「ゴールディ・ポンド編」ではもともと食料係でしたが、狙撃の腕を買われて戦線をサポートしています。

最後に終盤で登場する元GF出身のノーマンと、そして彼が助けた子のうち主だった子達の名前と年齢などを一覧にしていきましょう！

「ノーマン」はGFハウス出身の首元に「22194」と白髪色白の少年です。年齢は第1話時点では12歳で「GFハウス脱獄編」での出荷をへて、ある道筋をたどりエマたちと再会することになります。非常に頭がキレる戦略家でもあり、冷酷なまでのその手段は葛藤の先に活路を見出したエマとぶつかることもありました。

「バーバラ」はグッドウィル=リッジ農園出身でしたが後に「Λ7214」と呼ばれる研究農園に移された少女です。年齢は16歳で「七つの壁編」ではノーマンの助け腹心としている精鋭として登場しました。

「シスロ」はバーバラと同郷でグッドウィル=リッジ農園出身でしたが後にΛ7214に移された少年です。年齢は17歳で「七つの壁編」ではノーマンの助け腹心としている精鋭として登場しました。

「ザジ」はΛ7214で生まれた少年です。巨躯ですが年齢はなんと5歳で「七つの壁編」ではノーマンの助け腹心としている精鋭として登場しました。

「ヴィンセント」はグローリー=ベル農園出身でしたが後にΛ7214に移された少年です。年齢は18歳で「七つの壁編」ではノーマンの助け腹心としている精鋭として登場しました。Λ7214を壊滅させた計画の中枢にいた少年でもあります。

「ハヤト」はΛ7214と同等の実験施設からノーマンが助け出した少年です。年齢も不明で、「七つの壁編」ではノーマンの指示でエマたちを手助けをしてくれました。

「ジン」はハヤト同様出身地が実験施設の少年です。「七つの壁編」ではハヤトとともにエマを助けていますが多くの設定が謎に包まれています。

「アイシェ」は鬼と犬に育てられた狙撃の得意な少女です。「七つの壁編」では農場から捨てられ鬼に育てられるという暗い生い立ちを持ちながらゆっくりとエマたちにも心を開いていきます。

「アダム」は実験施設Λ7214の出身で出自が謎に包まれている少年です。肥大化した筋肉と運動能力を持ちますが、これはザジと似た原理の実験によるものでおそらくは年齢は幼いものと思われます。

最後に『約束のネバーランド』に登場し脱出を果たした子供達についての感想をSNSからみてみましょう！

こちらの方は『約束のネバーランド』で子供達が最後まで諦めずに未来をつかんでいく様に感動したとの感想をあげていらっしゃいます。大人の目線からみた子供達の闘いは手に汗握るとの声は多く寄せられています。

原作漫画版の『約束のネバーランド』は特に子供達の成長が感じられるとこちらの方は感想をあげていらっしゃいます。時間経過がかなりはっきり描かれている分、時間の進みや成長が手に取ってみやすいというのは十分にあるでしょう。

こちらの方はアニメ『約束のネバーランド』の第2シーズンの改変意図に「子供達の成長」が関係あるのではないかと考察されています。夢のまま子供のまま物語を完結させるという意図があるとすると非常に面白い物語の見方が出来るかもしれません。

『約束のネバーランド』に登場する子供たちの年齢や名前、人数の紹介はいかがでしたか？駆け足ではありましたが、詳しい顛末や選択が気になる方は漫画版、アニメ版、実写映画版、さらにはスピンオフの小説版など隅々まで味わい尽くしていくと面白いでしょう！