【さんかれあ】 漫画最終回の結末は？あらすじ・感想やアニメとの違いもネタバレ

ゾンビが大好きな主人公とゾンビのヒロインの恋愛を描いた漫画さんかれあ。漫画さんかれあは2009年に｢別冊少年マガジン｣で連載がスタートし、漫画を原作に2012年の4月にアニメ化されました。その後さんかれあのアニメは2012年の6月に放送が終了し、原作漫画は2014年の9月に最終回結末を迎えました。さんかれあの原作漫画とアニメはあらすじの流れがほとんど同じであり、両方とも2021年7月現在も高い人気を博し続けています。

しかしさんかれあの原作漫画とアニメは最終回結末のあらすじが大きく違っており、評価が分かれています。ではさんかれあの原作漫画とアニメは最終回結末のあらすじにどのような違いがあるのでしょうか。本記事ではさんかれあの原作漫画とアニメの最終回結末のあらすじの違いについてまとめました。また最終回結末のあらすじの違いの他に、さんかれあの原作漫画とアニメの面白い見どころや感想などもネタバレ紹介していきます。

ではさんかれあの原作漫画とアニメの最終回結末についてあらすじや違い、感想などをネタバレ紹介する前に、さんかれあの原作漫画とアニメの作品情報とストーリーのあらすじを簡単にネタバレ紹介していきます。本記事でネタバレ紹介するさんかれあとは｢別冊少年マガジン｣の漫画を原作としたはっとりみつるのメディア作品です。元々はっとりみつるが描くさんかれあの原作漫画は2009年に｢別冊少年マガジン｣で連載が始まりました。

2009年に連載がスタートした漫画さんかれあはゾンビっ娘が大好きな主人公・降谷千紘とゾンビになったヒロイン・散華礼弥の共同生活と恋愛を描いた作品であり、2014年の9月に最終回結末を迎えました。そんな漫画さんかれあは2012年の4月にアニメ化されたことで一躍注目を集め、2021年7月現在も高い人気を博し続けています。ちなみに2014年の9月に連載が終了したさんかれあの原作漫画は合計11巻の単行本で完結しています。

ある日K県足倉郡紫陽町に住むゾンビっ娘が大好きな高校生の主人公・降谷千紘は怪しい古文書を使って飼い猫・ばーぶの蘇生を試みた際、井戸へ父の不満を爆発させる散華礼弥を目撃します。ひょんなことから出会った降谷千紘と散華礼弥は意気投合し、紫陽花の毒を使った秘薬でばーぶの葬儀をしようとしました。しかし散華礼弥は父に幽閉され、秘薬を飲んでしまいます。その後散華礼弥は父に殺され、ゾンビとなって復活するのでした。

上述でご紹介した通り、さんかれあの原作漫画は2009年に｢別冊少年マガジン｣で連載がスタートし、2014年に最終回結末を迎えました。原作漫画版のさんかれあは非常に納得出来る最終回結末が描かれており、多数の読者から高く評価されています。では原作漫画版のさんかれあはどのようなあらすじの最終回結末を迎えたのでしょうか。ここからは原作漫画版さんかれあの最終回結末のあらすじについてネタバレ紹介していきます。

漫画さんかれあのヒロインである散華礼弥は降谷千紘と作った紫陽花の毒の秘薬を飲み、父によって崖に落とされたことでゾンビとなってしまいます。その後散華礼弥はゾンビとなったものの理性を保ち、降谷千紘と平和な共同生活を送ることになりました。しかし漫画さんかれあの中盤で散華礼弥はダリンこと来宮・ダリン・アーシェントの誘いで｢Zoma｣というゾンビの研究所を訪れた際、降谷千紘との平和な日常が崩壊します。

散華礼弥は精密検査のためにゾンビの研究所｢Zoma｣を訪れたのですが、ダリンの父親であるサルヴァに脳をいじられてしまいます。このサルヴァの手術によって散華礼弥は記憶を失いました。記憶を失った散華礼弥は降谷千紘への思いが切れたことにより、ゾンビ化が急速に進み出します。そしてほぼゾンビとなってしまった散華礼弥は鳥を食べながら私立散華女子学園の講堂に足を踏み入れ、満身創痍状態の降谷千紘と対面しました。

私立散華女子学園の講堂で降谷千紘と出会った散華礼弥。普通であれば、散華礼弥はすぐに降谷千紘の名前を発するはずです。しかし散華礼弥は記憶を失ってゾンビになってしまったので、降谷千紘をただの養分としか認識出来ませんでした。一方降谷千紘はゾンビ化していることを知っており、自らの身体を差し出す覚悟を持って散華礼弥の前に立ちはだかります。そしてゾンビとなった散華礼弥と満身創痍の降谷千紘は激突しました。

漫画さんかれあの主人公である降谷千紘はただの人間であるため、ゾンビとなった散華礼弥を止める術を一切持っていません。そのため降谷千紘はいとも簡単に散華礼弥に倒され、自身の身体を差し出します。そして散華礼弥は容赦無く降谷千紘の身体を喰らいました。その後散華礼弥は降谷千紘を喰らったことで記憶を取り戻します。しかし喰われた降谷千紘はこの世におらず、散華礼弥は彼への想いを呟きながら涙を流すのでした。

記憶と理性を失い、降谷千紘を喰らってしまった散華礼弥。散華礼弥は降谷千紘を喰らったことに強い罪悪感を抱き、そのまま1人で朽ち果てて周囲の人々の前から消えることを決めます。その後降谷千紘が喰われて数ヶ月の時が経ち、孤独な散華礼弥の下に1通の手紙が届きます。その手紙には降谷千紘の祖父・降谷茹五郎の一周忌に来るよう書かれていました。この手紙を見た散華礼弥は降谷茹五郎の一周忌に顔を出すことにします。

そして散華礼弥は降谷茹五郎の一周忌の会場で驚くべき光景を目にします。それは生きた降谷千紘の姿でした。確かに降谷千紘は散華礼弥に喰われ、死亡しました。ではなぜ降谷千紘は生きて散華礼弥と再開したのでしょうか。実は降谷千紘は散華礼弥のゾンビ毒に犯された結果簡単に死なない身体となっており、死亡寸前で運び出されたのです。その後降谷千紘は散華礼弥の父の助けで復活し、生きた姿で大切な散華礼弥と再会したのでした。

散華礼弥のゾンビ毒と彼女の父の助けで死ななかった降谷千紘。もちろん生きた降谷千紘を見た散華礼弥は驚きの表情を浮べながら笑みを浮べます。そんな散華礼弥に対し降谷千紘は｢お前に呼びかけた言葉があった｣と呟きます。それを聞いた散華礼弥はこれまで見たことが無いほどの笑顔を浮べ、｢ごちそうさまでした｣と降谷千紘に告げるのでした。そして漫画さんかれあはハッピーエンドで結末を迎え、物語の幕が下りていくのでした。

上述でご紹介した通りさんかれあの原作漫画はハッピーエンドといえる最終回結末を迎えました。一方漫画を原作としたアニメ版のさんかれあの最終回結末もハッピーエンドで終わっています。しかし原作漫画とアニメ版は最終回結末に大きな違いがあります。ここからはさんかれあの原作漫画とアニメ版の最終回結末の違いについてネタバレ紹介していきます。また最終回結末の違いの他に、衝撃を与えたアニメのエピソードもご紹介します。

それではまず、視聴者に大きな衝撃を与えたアニメさんかれあのエピソードについて見ていきましょう。視聴者に大きな衝撃を与えたエピソードはアニメさんかれあの第3話｢さんか…れあ｣です。アニメさんかれあの第3話｢さんか…れあ｣の作中で散華礼弥は降谷千紘との夜間外出が父親の散華団一郎にバレてしまい、家に閉じ込められて外出を禁止を受けました。アニメ版の散華団一郎は原作漫画版と違い、近親相姦を目論む変態親父です。

そんな変態親父の父親・散華団一郎に閉じ込められた散華礼弥は反発し、家を無断で飛び出して降谷千紘に会いに行きました。しかし外出したのがバレてしまい、散華団一郎に追い詰められた散華礼弥は崖から落ちてしまいます。そして崖から落ちた散華礼弥は腹部が裂け、紫陽花の上で死亡してしまいました。この死亡シーンは数多くの視聴者に衝撃を与え、2021年7月現在もヒロインが死亡する衝撃アニメの1つに数えられています。

さんかれあの原作漫画では、散華礼弥が復活した降谷千紘へ｢ごちそうさまでした｣と伝える最終回結末を迎えました。一方アニメ版のさんかれあは尺の都合があり、原作漫画を大きく改編した最終回結末が描かれています。アニメさんかれあの作中でゾンビとなった散華礼弥は身体の腐敗と硬直を止めるため、紫陽花の葉を食べ続けなければいけませんでした。主人公の降谷千紘はそんなゾンビ化に苦しむ散華礼弥を助けるため、奔走します。

その中で父親の散華団一郎は異常な愛を寄せる散華礼弥を連れ戻すため、邪魔な降谷千紘にフェンシングの決闘を突如挑みます。このフェンシングの決闘で降谷千紘は勝利を飾り、ゾンビ化の治療法が見つかるまでという期限付きで散華団一郎に認められました。そして降谷千紘と散華礼弥が幸せになったところでアニメは結末を迎えました。確かにアニメはハッピーエンドであるものの、原作漫画と違って中途半端な終わり方をしています。

ではここからはさんかれあの原作漫画とアニメの見どころについてネタバレ紹介していきます。まずご紹介するさんかれあの魅力は散華礼弥と降谷千紘の恋愛です。ヒロインの散華礼弥は秘薬を飲んで死亡し、ゾンビとなって復活しました。その後散華礼弥は主人公の降谷千紘と共同生活を送ることになります。散華礼弥はゾンビになってしまって無茶が出来ないものの、はっちゃけながら憧れの普通の女の子の生活を存分に楽しみます。

そのため降谷千紘は毎回無茶をする散華礼弥に悩まされます。しかし降谷千紘はゾンビが大好きな男の子であり、必死にサポートしてゾンビの散華礼弥に尽くします。ゾンビになった女の子と人間の男の子の恋愛漫画は中々ありません。そのためさんかれあの原作漫画とアニメは他に無い特殊な男女の恋愛を楽しめる作品となってます。このことから降谷千紘とゾンビの散華礼弥の恋愛はさんかれあの原作漫画とアニメの1番の魅力といえます。

2つ目にご紹介するさんかれあの原作漫画とアニメの魅力はばーぶの可愛さです。さんかれあの原作漫画とアニメに登場するばーぶとは降谷千紘が飼っている猫であり、鼻が詰まっているような濁った鳴き声と可愛らしい見た目が特徴となっています。元々ばーぶは降谷千紘に拾われ、降谷家で飼われることになりました。しかしばーぶは交通事故に遭い、1歳5ヶ月の若さで亡くなってしまいます。これは降谷千紘に強い悲しみを与えました。

強い悲しみに襲われた降谷千紘は古文書を使ってばーぶの蘇生を試みます。しかし目を覚まさず、降谷千紘は散華礼弥と作った秘薬をばーぶに使うことにしました。するとばーぶは赤色の瞳を持つゾンビになって復活します。そんなばーぶは本性を出すと怖いものの、そのかわいい見た目からさんかれあのマスコットキャラクターとなっています。またばーぶがいなければ降谷千紘と散華礼弥は出会わなかったので、非常に重要なキャラです。

さんかれあに関する感想ではさんかれあの原作漫画が面白いといった感想が多く寄せられていました。さんかれあの原作漫画は面白いストーリーに加え、他に無いゾンビのヒロインと人間の男の子の恋愛や個性溢れるキャラクターといった魅力が詰め込まれた作品となっています。そのためさんかれあの原作漫画は2014年に完結したものの、2021年7月現在も高い人気を博し続けています。

さんかれあに関する感想ではさんかれあのアニメが面白いといった感想も多く寄せられていました。確かにアニメさんかれあは最終回結末が原作漫画と違っています。しかしアニメさんかれあは面白い原作漫画をベースにしているため、多数の視聴者に高く評価されています。それを証拠に、Twitterではさんかれあのアニメをお勧めする声が数多く挙がっています。

さんかれあに関する感想では原作漫画とアニメの最終回結末の違いに注目する感想も多く見受けられました。本記事でご紹介した通り、アニメさんかれあは尺の都合で原作漫画と違う最終回結末が描かれました。確かにアニメさんかれあの最終回結末はハッピーエンドで上手く着地しているものの、その後の原作漫画の面白いエピソードがありません。このことからさんかれあにはアニメ2期を望む声が多数寄せられています。

本記事ではさんかれあの原作漫画とアニメの最終回結末についてあらすじや違いなどをネタバレ紹介しました。確かにさんかれあは原作漫画とアニメで大きく最終回結末が違っています。しかしさんかれあの最終回結末は原作漫画とアニメ両方ともハッピーエンドで終わっており、ファンに高く評価されています。なのでさんかれあを見たことが無い方は是非一度、さんかれあの原作漫画とアニメの両方チェックしてみて下さい。