【シャーマンキング】麻倉葉の名言集！「なんとかなる」などかっこいいセリフまとめ

麻倉葉は「シャーマンキング」の主人公で、少年漫画の主人公でありながら、「なんとかなる」が口癖の非常にゆるいキャラクターで有名です。しかし麻倉葉はゆるいだけではなく、真の強さと心の誠実さを持ち合わせたキャラクターでもありました。そんな麻倉葉は、「シャーマンキング」の作中で非常に多くの名言を残しています。今回はそんな麻倉葉について、名言を中心にご紹介していきます。

「シャーマンキング」は武井宏之先生による少年漫画です。「週刊少年ジャンプ」にて1998年から2004年まで連載された「シャーマンキング」は、2004年に打ち切りという形で連載終了を迎えました。「未完」である事を作者の武井宏之先生も明言しており、ファンからも本当の結末を望む声が多く寄せられていました。

そんな「シャーマンキング」は2008年にファン待望の「完全版」として、約380ページにも及ぶ加筆が加えられた「真の結末」を描いたコミックスが発売されました。その後も「シャーマンキング」は「シャーマンキングFLOWERS」や「SHAMAN KING THE SUPER STAR」など続編も発表され、2021年には2001年のテレビアニメの新装版として「完全版」がテレビアニメ化されています。

小山田まん太はある日、「シャーマンファイト」という500年に一度開催される、全てのシャーマンの王である「シャーマンキング」を選抜する戦いに参加する為上京した麻倉葉と出会います。麻倉葉は幽霊と話す事ができるシャーマンという能力を持っており、イタコのアンナという許嫁もいる不思議な存在でした。そしてそんな麻倉葉が参加するシャーマンファイトの世界に、友人の小山田まん太も徐々に巻き込まれていきました。

麻倉葉は1985年5月12日生まれで、血液型はA型です。島根県出雲市出身の麻倉葉は、「楽に生きられる世界」を作る為、シャーマンキングを目指して上京してきました。自身の事は「オイラ」と呼ぶ麻倉葉は、イタコの恐山アンナを許嫁に持ち、シャーマンキングに最も近い男・ハオの双子の弟でした。葉の生まれた麻倉家は、日本でも有数のシャーマンの家系で、その世継ぎである葉は、幼少期から厳しい訓練を行ってきました。

そんな家庭環境もあり、麻倉葉は周囲には「鬼の子」と呼ばれ、自身の友人と呼べる存在は1人もいない学生生活を送っていました。その為「人間不信」でもある事を麻倉葉は明言しており、人間があまり好きではない事も明かしています。しかし13歳で上京して出会った小山田まん太をはじめ、麻倉葉はシャーマンファイトを通じて多くの友人や仲間を手に入れる事になりました。

麻倉葉の名言や名セリフ・名シーンランキングまとめ第10位は上記のセリフです。このセリフは「シャーマンキング」4巻に登場するセリフで、シャーマンファイトにのぞむ麻倉葉が、普段と変わらずゆるい様子な事を危惧した持ち霊の阿弥陀丸が、「いいかげんな気持ちでは勝ち抜けない」と叱責する名シーンで登場した名言です。

この名言は確かではない未来の事よりも、自分にとって今何が大事かという事を重んじる麻倉葉らしい名言になっており、このセリフに続いて「大丈夫、なんとかなる」と麻倉葉らしいゆるいセリフで締め括られている名言となっています。この名言によって、持ち霊の阿弥陀丸も麻倉葉を心から信頼し、共闘する覚悟を決めた場面にもなり、2人の絆が深まった名シーンとなっています。

麻倉葉の名言や名セリフ・名シーンランキングまとめ第9位は上記のセリフです。このセリフは「シャーマンキング」の中でも名言として有名で、麻倉葉の恐山アンナに対するプロポーズでもあると言われています。この名言は、人の心が読めるが故に生きづらい人生を送ってきたアンナに対し、初詣へ行く事を麻倉葉が誘う名シーンで登場します。

人混みが嫌だというアンナに対し、「初詣は神頼みではなく、神に誓いを立てる」という持論を持つ麻倉葉は、恐山アンナの力がどうする事もできなくなった時、自分がシャーマンキングになってアンナをなんとかすると誓いました。このセリフによってアンナは麻倉葉に惚れ、妻となる事を心に決めたとも言われている名シーンの名言になっています。

麻倉葉の名言や名セリフ・名シーンランキングまとめ第8位は上記のセリフです。こちらのセリフは、アメリカでハオの手下を「X-LAWS」が麻倉葉の目の前で殺してしまった場面で登場しました。麻倉葉は人を殺める事をよく思っておらず、それは相手がどんな人間であっても、殺してしまえば謝罪する事もできず本末転倒になってしまうと考えているからでした。

自身の正義の為に、簡単に人を殺めている「X-LAWS」の思想は、麻倉葉にとって到底理解する事はできませんでした。そしてそれは麻倉葉にとってはハオと同じように感じていました。そして殺してしまっては何も解決できないと考えている麻倉葉の、優しさと芯の強さがよく分かる名シーンで、的を得た名言とも言われています。

麻倉葉の名言や名セリフ・名シーンランキングまとめ第7位は上記のセリフです。このセリフは麻倉葉がシャーマンファイトの予選で、ファウストⅧ世と戦った際に、友人の小山田まん太をファウストに狙われてしまい、麻倉葉は必死に小山田まん太を守るものの、試合に負けてしまいました。その時、普段はあまり感情を表に出さない麻倉葉ですが、悔しい感情を露わにし、上記の名言を口にして涙しています。

そんな珍しい麻倉葉の姿から、麻倉葉がどれ程小山田まん太を大切に思っていたかが分かる名シーンであり、名言であると言われていました。このように麻倉葉は自身の境遇から友人がいない生活を送っていましたが、シャーマンファイトを通じて絆を深めた仲間達の事をとても大切に思っており、自分の身を投げ打って助けようとするなど情に厚い一面を見せていました。

麻倉葉の名言や名セリフ・名シーンランキングまとめ第6位は上記のセリフです。こちらは「なんとかなる」が口癖の麻倉葉らしい名言となっています。麻倉葉は常に「ラクに生きる」事を目標に掲げて生きてきました。しかし麻倉葉にとって「ラク」とは決して諦める事ではないと作中で語っています。一生ラクでいる為に、今諦めてはいけないという麻倉葉の名言は、多くの人の心に響く名言となっていました。

麻倉葉の名言や名セリフ・名シーンランキングまとめ第5位は上記のセリフです。こちらの名言は、麻倉葉の持ち霊である阿弥陀丸に恨みを持つ霊・蜥蜴郎が襲ってきた時に、麻倉葉が蜥蜴郎に語りかけた名言になっています。600年という途方もない時間を友人を信じ守ってきた阿弥陀丸の強さを引き合いに出し、蜥蜴郎が阿弥陀丸と違い奪う事に時間をかけてきた事で、阿弥陀丸と力の差ができてしまったと説いています。

しかし頭ごなしに蜥蜴郎を責め立てるのではなく、麻倉葉は蜥蜴郎の600年にも及ぶ孤独にも寄り添いました。蜥蜴郎が母の為に必死に生きてきた事を讃え、その為に奪って生きていくしかなかった過去を慈しみました。その上で、蜥蜴郎を全面的に信じる姿勢を麻倉葉は見せました。傷つき荒んでいた蜥蜴郎の心を溶かし、蜥蜴郎に再び人を信じる心を取り戻させた名言になっています。

麻倉葉の名言や名セリフ・名シーンランキングまとめ第4位は上記のセリフです。この名言は麻倉葉が1000年もの長い間麻倉家に仕えている霊・マタムネに教わった教訓を元にした名言です。マタムネが「自分の進むべき道は心で決めなさい」と麻倉葉に伝え、麻倉葉は時が経った現在でもこの言葉を胸に留めています。

この名言は、正義も悪も如何様にも理由付けができてしまうからこそ、自分の中で決断しなければならない場面では心で決めるようにという意味の名言になっており、麻倉葉の根本にある大きな軸にもなっている名言です。そして「心で決める」という名言は、数多くのファンの背中を押してきた言葉でもあり、「シャーマンキング」の中でも特に人気のある名言になっていました。

麻倉葉の名言や名セリフ・名シーンランキングまとめ第3位は上記のセリフです。この名言は麻倉葉が到底及ばない強敵と対峙した時に「無理だ」と言われ、返した名言になっています。麻倉葉の「諦めないで立ち向かっていけば、なんとかなる」という精神を表す名言とも言われており、実際に麻倉葉は強敵でも決して諦める事なく立ち向かう心の強さを持っているキャラクターと言われています。

力で及ばない事が分かっていても、心から無理だと決めつける事はせず、諦めないで立ち向かえばいずれ越える事ができる壁だと伝えている名言になっており、この名言もまた人生に迷ったり悩んでいるファンの背中を幾度となく押してきた名言であると言われています。

麻倉葉の名言や名セリフ・名シーンランキングまとめ第2位は上記のセリフです。この名言は父親を殺された仇にチョコラブを殺した少年・ルドセブに麻倉葉がかけた言葉になっています。ルドセブは自身も死にかけており、「やったらやり返される」という因果応報を麻倉葉はルドセブに伝えています。

人を殺すならそれ相応の覚悟が必要だと麻倉葉は考えており、この因果応報による無限のループから脱却する為に麻倉葉はルドセブを救う事にしました。「やったらやり返される」という名言は作中で何度か登場しており、恨みや復讐から幾度となく殺し合いが起こる「シャーマンキング」の物語の中でも重要な意味を持つ名言になっています。

麻倉葉の名言や名セリフ・名シーンランキングまとめ第1位は上記のセリフです。この名言は麻倉葉の代名詞とも言える名言となっており、麻倉葉は作中で幾度となく「なんとかなる」と言っています。この麻倉葉の「なんとかなる」という信念は、麻倉葉のゆるい性格を表しており、口癖のように何度も口にするセリフですが、実は「なんとかなる」には強い信念が隠されていました。

麻倉葉はどんなに困難な状況でも決して諦めず、「なんとかなる」と言いながら立ち向かっていきます。「なんとかなる」と信じ、「なんとかしよう」と立ち向かう姿は、少年漫画らしい勇敢な姿になっており、麻倉葉の名言の中でも特に印象深い名言になっています。そしてこの「なんとかなる」という名言に救われたファンも多く、困難な状況にある際に「なんとかなる」という精神で乗り越えた方も多いようです。

麻倉葉のアニメ声優を務めたのは佐藤ゆうこさんです。佐藤ゆうこさんは2001年にアニメ化された「シャーマンキング」で麻倉葉役を演じています。2021年に再び「シャーマンキング」がアニメ化され、2001年のキャストが続投された中で、主人公の麻倉葉役の声優が変更され、大きな話題となりました。

当初は佐藤ゆうこさんが声優を引退しているなど憶測が流れましたが、真相は佐藤ゆうこさんが現在子育てに生活の主軸を置き、声優活動をセーブしながら仕事をされている状況にあるようです。その為、連続アニメの主人公という多忙な役柄のオファーは承諾とならなかったのではないかと言われていました。

2021年に完全版としてアニメ化された「シャーマンキング」の主人公・麻倉葉役を演じたのは声優の日笠陽子さんです。根強い人気のある「シャーマンキング」の麻倉葉役という事もあり、キャストの変更に当初ファンは戸惑いました。しかし変更されたキャストが日笠陽子さんという事で、逆に楽しみだという声が多く寄せられるようになりました。

声優の日笠陽子さんは数々のアニメで人気キャラクターを演じてきた人気声優で、そんな日笠陽子さんが麻倉葉を演じるなら「見てみたい」と感じるファンも多かったようです。そして2021年版のアニメが放送されると、日笠陽子さんの麻倉葉役は、佐藤ゆうこさんの時と同様に愛されるキャラクターとなっていました。

こちらは「なんとかなる」に続く麻倉葉の言葉として「ふんばり」が印象に残っているという方の投稿です。麻倉葉はユルい雰囲気の中にも芯の強さがあり、作中に登場する名言に心打たれる方も多いようです。

こちらは麻倉葉の名言が好きだという方の投稿です。麻倉葉は決して熱血漢でも正義のヒーローでもありませんが、穏やかでユルい雰囲気の中で友達や仲間を大切にする頼れる一面を持っています。そんな麻倉葉に憧れていた方も多いようです。

こちらは麻倉葉の名言である「なんとかなる」が好きだという方の投稿です。麻倉葉の名言「なんとかなる」は「シャーマンキング」の代名詞とも言われている名言で、実生活でも「なんとかなる」と自身に言い聞かせ困難を乗り切ったというファンも多いようです。

麻倉葉の名言まとめはいかがだったでしょうか？「シャーマンキング」は名言の多い作品として有名で、連載終了から時間の経った現在でも「シャーマンキング」の名言に救われたという声は多く寄せられていました。そんな影響力のある「シャーマンキング」を、まだご覧になった事がない方は、ぜひこの機会に名言に注目しながらご覧になってみてはいかがでしょうか？