【シャーマンキング】リゼルグ・ダイゼルを徹底解説!持ち霊・強さやその後は?

「シャーマンキング」に登場するリゼルグ・ダイゼルをご存知でしょうか?「シャーマンキング」に登場するリゼルグ・ダイゼルは中性的な顔立ちの美少年で、ファンからも人気のあるキャラクターです。そんなリゼルグ・ダイゼルは、ダウジングを使用した降霊術で戦う事でも有名です。そこで今回はそんなリゼルグ・ダイゼルの強さや、持ち霊について、さらにリゼルグ・ダイゼルの技やハオとの戦いのその後についても詳しくご紹介していきます。

【シャーマンキング】リゼルグ・ダイゼルを徹底解説!持ち霊・強さやその後は?のイメージ

目次

  1. シャーマンキングのリゼルグとは?
  2. シャーマンキングのリゼルグの持ち霊や強さ・能力
  3. シャーマンキングのリゼルグの活躍やその後・名言
  4. シャーマンキングのリゼルグの必殺技
  5. シャーマンキングのリゼルグと関係するキャラ一覧
  6. シャーマンキングのリゼルグのアニメ声優
  7. シャーマンキングのリゼルグに関する感想や評価
  8. シャーマンキングのリゼルグまとめ

シャーマンキングのリゼルグとは?

「シャーマンキング」に登場するリゼルグ・ダイゼルは、緑色の髪と瞳を持つ美少年で、女の子と見間違う程の整った顔立ちをしています。しかしリゼルグ・ダイゼルはかわいいだけでなく、シャーマンとしての強さもあるキャラクターでした。今回はそんなリゼルグ・ダイゼルについて詳しく解説していきますが、まず初めにリゼルグ・ダイゼルの登場する「シャーマンキング」についてご紹介していきます。

シャーマンキングの作品情報

シャーマンキングの概要

「シャーマンキング」は「週刊少年ジャンプ」にて1998年から2004年まで連載されました。原作者は武井宏之先生で、”シャーマン”と呼ばれる人々の戦いを描いたバトル漫画です。「シャーマンキング」は2001年にアニメ化され全64話が放送されました。しかし「シャーマンキング」は「週刊少年ジャンプ」を代表する人気作品でしたが、2004年頃の連載終盤に差し掛かるにあたり人気が低迷していきました。

「週刊少年ジャンプ」の読者アンケートの人気も最下位近くまで下がり、その後「連載打ち切り」と言う形で連載が終了され、「シャーマンキング」はストーリーの結末が描かれなかった「未完の名作」となりました。その後、2008年に「完全版」となる「物語の結末」を描いた書き下ろしを含む新装版が発売開始されました。その「完全版」を描いたアニメが「SHAMAN KING」として2021年から放送開始されています。

シャーマンキングのあらすじ

森羅学園の中等部に通う小山田まん太は、ある日墓地の中で不思議な少年と出会いました。少年・麻倉葉は幽霊が見える”シャーマン”で500年に一度開かれる「シャーマンファイト」の為、上京してきたと話しました。シャーマンファイトは全世界のシャーマンを統べる「シャーマンキング」を決める為の戦いで、まん太も葉と共に過ごす内に「シャーマンファイト」の戦いに巻き込まれていきました。

リゼルグ・ダイゼルのプロフィール

「シャーマンキング」に登場するリゼルグ・ダイゼルは、1986年5月17日生まれで、血液型はAB型である事が分かっています。イギリスのロンドン出身のリゼルグ・ダイゼルは、好きな食べ物がスコーンカレンズと明かされており、イギリス生まれのリゼルグ・ダイゼルらしい好物となっていました。リゼルグ・ダイゼルの父親であるリアムは、イギリスで有名な探偵で、ダウジングを利用するシャーマンとして活躍していました。

しかしリゼルグ・ダイゼルが幼い頃、両親がハオに殺され、リゼルグ・ダイゼルは孤児となっています。ハオへの復讐心を成長の糧としながらリゼルグ・ダイゼルは旅をしており、その道中で麻倉葉と出会いました。しかしハオ抹殺を掲げる正義思想集団「X-LAWS」の思想に惹かれたリゼルグ・ダイゼルは、葉と離れ「X-LAWS」へ加入しています。その後「X-LAWS」に疑問を抱く事もあり、再び葉と共闘する様子も描かれました。

TVアニメ『SHAMAN KING』公式サイト

シャーマンキングのリゼルグの持ち霊や強さ・能力

「シャーマンキング」に登場するリゼルグ・ダイゼルは凄惨な過去を持ったキャラクターである事をご紹介してきました。次はそんなリゼルグ・ダイゼルの持ち霊やその強さ、そして能力についてご紹介していきます。リゼルグ・ダイゼルの持ち霊は「モルフィン」と言う精霊で、モルフィンは「ケシの花」の精霊で、シャーマンの中にはリゼルグ・ダイゼルのように精霊を持ち霊とする場合も珍しくありません。

そんなリゼルグ・ダイゼルの持ち霊であるモルフィンは、父・リアムから譲り受けた持ち霊で、五感が非常に優れており、戦闘としての強さよりも、探し物などの能力に長けた持ち霊です。そんなモルフィンは「X-LAWS」に加入して人が変わってしまったリゼルグ・ダイゼルに捨てられてしまいますが、その後リゼルグ・ダイゼルの元へ戻り、彼の持ち霊となった天使達と合体するなど新しい強さも見せています。

強さや能力①オーバーソウル(O.S.)

モルフィンを持ち霊に持つリゼルグ・ダイゼルの強さや能力の1つ目は「オーバーソウル(O.S.)」です。リゼルグ・ダイゼルのオーバーソウルは、ダウジングの振り子部分である「ペンデュラム」に、持ち霊のモルフィンをオーバーソウルさせます。このオーバーソウルによって、モルフィンがまるでペンデュラムに搭乗しているかの様な状態になり、モルフィンは飛行機乗りのゴーグルの様な物を装備します。

リゼルグ・ダイゼルはペンデュラムに持ち霊のモルフィンをオーバーソウルさせる事で、モルフィンの持つ優れた五感によって、非常に優秀で正確な追尾性能と探索能力を手に入れます。このようにリゼルグ・ダイゼルのオーバーソウルは、シャーマンとしての戦闘能力という強さは低いオーバーソウルになっています。

強さや能力②ダウジング

モルフィンを持ち霊に持つリゼルグ・ダイゼルの強さや能力の2つ目は「ダウジング」です。リゼルグ・ダイゼルはイギリスで有名な探偵の息子で、リゼルグ・ダイゼルの持っているダウジングの道具「ペンデュラム」と持ち霊のモルフィンは、どちらとも父親のリアムから受け継いだものです。その為、リゼルグ・ダイゼルも父親のリアムと同様に「ダウジング」に長けている事が分かっています。

前述したように、リゼルグ・ダイゼルはシャーマンとしての強さは低いと言われています。しかしそれは「戦闘能力」という点に注目した場合で、探索が必要な場面では、リゼルグ・ダイゼルの右に出るシャーマンは多くはありません。実際にリゼルグ・ダイゼルはシャーマンファイト開戦時に、アメリカにあるパッチ族の村を目指さなければならない場面で、情報を既に握っていた葉達をダウジングで探し当て、同行を提案しています。

強さや能力③ゼルエル

リゼルグ・ダイゼルの強さや能力の3つ目は「ゼルエル」です。リゼルグ・ダイゼルと言えば、持ち霊のモルフィンが印象的ですが、リゼルグ・ダイゼルが「X-LAWS」に加入した際に持ち霊を与えられています。その持ち霊と言うのが、「ゼルエル」です。ゼルエルは第8番天使で、デリンジャーと呼ばれる小型拳銃を発砲すると、その弾丸を媒体としてオーバーソウルします。

「X-LAWS」にはいくつかの天使が存在していますが、その中でもリゼルグ・ダイゼルの持ち霊となったゼルエルはトップクラスのスピード性能を持っています。ゼルエルがなぜそこまで速いスピードを誇るのかというと、ゼルエルの正体がスポーツカーの「ロータスエリーゼ」の精霊だからと言うのが明かされていました。葉によるとこのスポーツカーの精霊という概念は、日本で言うところの物に宿る神・付喪神の一種と同様との事でした。

強さや能力④敵意の炎(マステマ・ドルキーム)

リゼルグ・ダイゼルの強さや能力の4つ目は「敵意の炎(マステマ・ドルキーム)」です。マステマ・ドルキームは持ち霊であるモルフィンとゼルエルを同時にオーバーソウルして、「複霊甲縛式オーバーソウル」という状態になった際の名称です。持ち霊であるモルフィンは「X-LAWS」に加入して人が変わってしまったリゼルグ・ダイゼルの元を一度去りましたが、再びリゼルグ・ダイゼルの元へ帰ってきました。

そしてよりモルフィンとの絆を深めたリゼルグ・ダイゼルが、地獄で修行を行い、シャーマンとして大きく成長した証として完成させたのが「マステマ・ドルキーム」でした。複霊甲縛式オーバーソウルと言うのが、シャーマン自身がオーバーソウルを体に装備して戦うため、大きく巫力を消費する技になっており、この複霊甲縛式オーバーソウルを完成させたリゼルグ・ダイゼルはシャーマンとしての強さが底上げされたと言われています。

強さや能力⑤スピリットオブファイア

モルフィンとゼルエルを持ち霊としたリゼルグ・ダイゼルの強さや能力の5つ目は、「スピリットオブファイア」です。スピリットオブファイアと言えば、シャーマンキングに最も近い男・ハオの持ち霊として有名ですが、元々はパッチ族が守ってきた5大精霊の1つです。それをパッチ族の青年に転生したハオが奪い取ったものがスピリットオブファイアで、シャーマンにとっては最強とも言える強さの持ち霊でした。

シャーマンキングになる事が決定したハオは、この世界に生きる全ての者達の魂が帰る場所とされる、全知全能の霊・グレートスピリッツと一体化する為にスピリットオブファイアを手放しました。そしてハオは手放したスピリットオブファイアを葉達へ届けさせ、そこでマステマ・ドルキームによって炎の能力を覚醒させたリゼルグ・ダイゼルがスピリットオブファイアを持ち霊とする事になったようです。

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シャーマンキングのリゼルグの活躍やその後・名言

「シャーマンキング」に登場するリゼルグ・ダイゼルが、ケシの花の精霊であるモルフィンや、ロータスエリーゼの精霊である天使ゼルエル、さらにはハオの持ち霊だったスピリットオブファイアを持ち霊とした事をご紹介してきましたが、次はそんなリゼルグ・ダイゼルの活躍や、その後の姿、さらには名言なども合わせてご紹介していきます。

リゼルグの活躍①葉との出会い

リゼルグ・ダイゼルの活躍1つ目は「葉との出会い」です。葉とリゼルグ・ダイゼルは、葉達一行がアメリカでパッチ族の村を目指していた時に、出会いました。リゼルグ・ダイゼルはダウジング能力によって葉達の居場所を割り出しており、本戦に向けて仲間が欲しかったリゼルグ・ダイゼルは葉達の元へ訪れました。戦闘に弱い自身の欠点を補う為、葉に共闘を提案しますが、蓮やホロホロは突然訪れたリゼルグ・ダイゼルを怪しみます。

そんな2人に自分の能力を見せようと、リゼルグ・ダイゼルは戦闘を申し込みました。そしてリゼルグ・ダイゼルの見た目から油断してかかっていた蓮とホロホロは、リゼルグ・ダイゼルの攻撃によって負傷してしまいました。葉はリゼルグ・ダイゼルに目もくれず仲間を病院に運ぼうとしますが、リゼルグ・ダイゼルが自身の大技を葉に仕掛けました。しかし葉は一撃でその攻撃を破ってしまいました。

葉は、リゼルグ・ダイゼルはハオへの復讐心に駆られており、精神的な弱さが敗因であった事を感じます。しかしその後、リゼルグ・ダイゼルが両親をハオによって殺され、復讐の為にシャーマンファイトへ参加している事を知り、その境遇に心打たれた葉は、リゼルグ・ダイゼルと行動を共にするようになりました。こうして、リゼルグ・ダイゼルは「ふんばり温泉チーム」に加入する運びとなりました。

リゼルグの活躍②X-LAWSへの加入

リゼルグ・ダイゼルの活躍2つ目は「X-LAWSへの加入」です。葉に仲間に引き入れてもらったリゼルグ・ダイゼルですが、パッチ族の村へ到着する直前にハオの手下による急襲を受けてしまいました。なんとかハオの手下達を破り、葉はハオについて詳しく聞こうとしますが、そんなハオの手下達を突然現れた「X-LAWS」という団体に殺されてしまいました。「X-LAWS」はハオによって家族を殺された者達による団体でした。

ハオを絶対的な悪と考え、ハオを倒す為なら殺生も厭わないという危険な思想を持つ「X-LAWS」を、葉は受け入れる事ができませんでした。葉はいかなる理由があるとしても殺生をしていい事にはならないと考えますが、リゼルグ・ダイゼルは違っていました。「X-LAWS」の持つ天使の美しさに魅了され、彼らの思想に同調しました。そしてリゼルグ・ダイゼルは葉の元を去り、「X-LAWS」へ加入しました。

リゼルグの活躍③シャーマンファイト第一次トーナメント

リゼルグ・ダイゼルの活躍3つ目は「シャーマンファイト第一次トーナメント」です。シャーマンファイト第一次トーナメントは3人1組のチーム戦で、リゼルグ・ダイゼルは「X-LAWS」のリーダー・ジャンヌと隊長のマルコと共に「X-Ⅰ」として出場しました。ジャンヌはリゼルグ・ダイゼルの成長を見る為、1人で相手の3人を相手するように言います。その期待を背負い、リゼルグ・ダイゼルもまた健闘しました。

相手チームの「ナイルズ」を圧倒したリゼルグ・ダイゼルは、棄権するように提案します。しかし「ナイルズ」のアナテルは逆上し、リゼルグ・ダイゼルに向かってきました。そんなアナテルを攻撃しようとしますが、モルフィンが指示を聞かず、結果リゼルグ・ダイゼルは怪我を負ってしまいました。その後、窮地に陥ったリゼルグ・ダイゼルを見て、ジャンヌは彼を下げ、マルコはリゼルグ・ダイゼルに「失望した」と伝えました。

リゼルグの活躍④第8番天使ゼルエル

リゼルグ・ダイゼルの活躍4つ目は「第8番天使ゼルエル」です。リゼルグ・ダイゼルは葉の元を離れ、正義の集団である「X-LAWS」に加入しました。しかしリゼルグ・ダイゼルは、「X-LAWS」の行う「正義の為」の殺生に納得する事ができず、たびたびマルコによって体罰を与えられていました。マルコはリゼルグ・ダイゼルに、自身の目的の為には自分自身さえ殺す覚悟で挑まなければならないと説きます。

そしてマルコはリゼルグ・ダイゼルに、「X-LAWS」に保管してあった持ち霊・第8番天使ゼルエルを渡します。「X-LAWS」の使役する天使は、リゼルグ・ダイゼルが憧れていた存在で、憧れの天使を与えられたリゼルグ・ダイゼルは、ゼルエルを使いこなす為、外出しました。そこでホロホロに偶然再会し、ホロホロの命をゼルエルで救いました。その時、リゼルグ・ダイゼルはハオの手下に重傷を負わせています。

リゼルグ・ダイゼルの健闘によって命が助かったホロホロは、リゼルグ・ダイゼルと共に葉の元へ向かいました。そこで、リゼルグ・ダイゼルに報復しようと追って来ていたハオの手下に襲われます。ファウストの技で逃げる事に成功した一行ですが、葉はリゼルグ・ダイゼルの行いを「やったらやり返される」ものだと感じました。そしてリゼルグ・ダイゼルが天使を持ち霊にしていた事を知った葉は驚きました。

大切にしていたモルフィンを捨ててしまったと感じた葉は、モルフィンについて尋ねましたが、リゼルグ・ダイゼルは「モルフィンを手放すはずがない」と答えました。そのリゼルグ・ダイゼルの様子を見て、葉は一安心した様子を見せ、やがて葉はリゼルグ・ダイゼルを「X-LAWS」の拠点へ送り届けました。

リゼルグの活躍⑤マルコとラキスト

リゼルグ・ダイゼルの活躍5つ目は「マルコとラキスト」です。葉はハオの手下によって殺されてしまった蓮を蘇生する為、「X-LAWS」を訪れ、ジャンヌに依頼しました。ジャンヌにシャーマンファイトを辞退する事を条件に提示された葉は、受け入れ、蓮の蘇生と引き換えにシャーマンファイトを辞退しました。しかしそれを知ったハオが許す事はなく、葉にもう一度シャーマンファイトに参加するように言いました。

シャーマンファイトに復帰しないと仲間を殺すと脅された葉は、自分自身もシャーマンファイトに対して未練を持っていた事を自覚し、ジャンヌの元をシャーマンファイトへの復帰を許してもらう為に訪れました。しかしそんな都合の良い話が通るはずがないと分かっていた葉は、マルコ達へ戦いを挑みました。しかしそこへ、ハオの手下・ラキストが現れ、葉がシャーマンファイトへ復帰する為、「X-LAWS」を殲滅しに来たと話します。

そこでラキストが「X-LAWS」の使用する天使を持ち霊にしており、「X-LAWS」を自分が作ったと語ります。マルコによると、ラキストは「X-LAWS」の創始者で、「始まりの天使」であるルシフェルを使用している事が分かりました。「X-LAWS」を攻撃し続けるラキストにマルコが立ちはだかり、2人の一騎打ちという状況で、ラキストがマルコではなくジャンヌを狙って「X-LAWS」にやって来た事が分かりました。

そこで誰も死者を出したくないと考えていた葉とリゼルグ・ダイゼルは、作戦を練り、葉の父親の精霊を使って偽物のジャンヌとリゼルグ・ダイゼルを作り出しました。そしてラキストを欺きました。この葉とリゼルグ・ダイゼルの働きによってラキストを破る事に成功しました。そこで「X-LAWS」が、マルコが作り出した偽りの団体で、天使も聖女も存在しない事が明るみに出る事になりました。

リゼルグの活躍⑥地獄での修行

リゼルグ・ダイゼルの活躍6つ目は「地獄での修行」です。新しい思想に生まれ変わった「X-LAWS」を率いるジャンヌ、マルコ、リゼルグ・ダイゼルの元へ「ナイルズ」のリーダー・アナテルの弟、アナホルが復讐に現れ、奇襲をかけられたマルコが命を落としました。リゼルグ・ダイゼルとジャンヌも逃げようとしますが、ジャンヌの精神状態が崩壊していた事によって両名ともアナホルに殺されてしまいました。

アナホルによって命を奪われた2人の魂はグレートスピリッツの元へ送られ、そこでリゼルグ・ダイゼルは地獄に投げ出されました。そこで持ち霊もいない中、リゼルグ・ダイゼルは奮闘し、やがて戦っている相手が自分の心の闇である事に気付きました。そんなリゼルグ・ダイゼルの元へチョコラブの持ち霊・アバフが現れ、リゼルグ・ダイゼルに助言と持ち霊のモルフィンとゼルエルを渡しました。

これによってリゼルグ・ダイゼルは、モルフィンとゼルエルをオーバーソウルさせた「複霊甲縛式オーバーソウル」である「マステマ・ドルキーム」を完成させ、見事にリゼルグ・ダイゼルは地上へと帰還を果たしています。

リゼルグの活躍⑦ムー大陸

リゼルグ・ダイゼルの活躍7つ目は「ムー大陸」です。ムー大陸はシャーマンファイトの第二次トーナメントの開催場所です。海底に沈んだムー大陸には10個のプラントがあり、1つ1つが地球上の自然環境を再現した地形となっています。そこで行われる試合形式のトーナメント戦でしたが、ハオを相手に勝機を見出せる者はおらず、ハオ以外の全員が試合を棄権しました。そしてハオを倒す為にある作戦を立てていました。

その作戦と言うのが、ムー大陸の最奥でシャーマンキングになる為の儀式に臨むハオが、肉体を捨てグレートスピリッツと同化する為、無防備となった瞬間を襲うというものでした。この最大の勝機を逃さない為に、葉達はムー大陸にあるプラントを1つ1つ超えて、ハオのいる最奥を目指す事になりました。そこで、リゼルグ・ダイゼルはパッチ族の十祭司が守るプラントの1つ、「谷のプラント」で自身の担当だったブロンと対峙します。

ブロンの手の内を知らない葉達は、あっという間に蓮とホロホロが殺されてしまいました。そしてブロンの使用する蜘蛛の精霊・ブルーネットの力によって、葉も蜘蛛の巣に捕われてしまいます。そこで、唯一ブロンの攻撃から免れたリゼルグ・ダイゼルは、「マステマ・ドルキーム」を使用してブロンと戦います。そこにジャンヌの加勢も加わって、リゼルグ・ダイゼルはブロンに勝利しました。

リゼルグの活躍⑧ハオとの戦い

リゼルグ・ダイゼルの活躍8つ目は「ハオとの戦い」です。リゼルグ・ダイゼル達は、ムー大陸でグレートスピリッツと同化する儀式に臨むハオの元へ急ぎました。しかし時はすでに遅く、ハオはシャーマンキングになっていました。すでにシャーマンキングとなってしまったハオに、人間であるリゼルグ・ダイゼル達が敵うはずがなく、リゼルグ・ダイゼル達は魂を抜かれてしまいました。

しかし戦いはグレートスピリッツの中で続いており、リゼルグ・ダイゼルもハオから継承していた持ち霊・スピリットオブファイアの力を駆使して全力を尽くします。そこへ、ハオの元に今までハオと関わってきた人間達が次々と姿を現しました。そして「ガンダーラ」のリーダー・サティが、ハオの子供の頃の友達である乙破千代を連れて現れ、さらにハオが会いたいと願っていた母親までも現れました。

1000年もの間、待ち続けていた母親との再会も叶った事で、ハオは遂に降参しました。ハオは人類を滅ぼす意志自体は変わりないものの、人類滅亡について猶予を与える事にしました。葉やリゼルグ・ダイゼル達が、その後人類の間で止めどなく繰り返される争いや憎しみの連鎖を、どれ程無くす事ができるのか見守る事を提案しました。人類を滅ぼすのはその後にするというハオの決断によって、シャーマンファイトは終幕を迎えました。

リゼルグの活躍⑨その後はどうなった?

リゼルグ・ダイゼルの活躍9つ目は「その後どうなった」かについてです。リゼルグ・ダイゼルは、ハオとの最終決戦の後、大学へ入学し、飛び級でオックスフォード大学を卒業しました。その後、警察官となったリゼルグ・ダイゼルは、シャーマンの能力を駆使して高い検挙率を誇り、その功績を認められて「イギリス情報局秘密情報部」へスカウトされ、「炎の代理人」となりました。

炎の代理人となったリゼルグ・ダイゼルは、テロ対策などに従事しながら、「X-LAWS」が立ち上げたヨーロッパ最大の慈善団体の特別顧問も務め、戦争やテロによって親を亡くした子供達の保護や教育、育成などを主に行っています。そしていずれ、リゼルグ・ダイゼルはヨーロッパや中東の戦争を終結させる事を目標に、「炎の代理人」として奮闘しています。

リゼルグの名言「戦いに勝つというのは…」

戦いに勝つというのは相手を倒すことじゃない、それで自分が笑顔でいられるという事

こちらはリゼルグ・ダイゼルの名言です。リゼルグ・ダイゼルはハオに両親を殺された事で、復讐心から戦っていました。しかし葉との出会いや、「X-LAWS」で目の当たりにした一方的な正義の真実によってリゼルグ・ダイゼルの気持ちに変化がありました。この事から、力でねじ伏せて従わせる事は間違いで、自分の行いはいずれ自分に返る事を学んだリゼルグ・ダイゼルらしい名言が生まれたと言われています。

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シャーマンキングのリゼルグの必殺技

必殺技①ホーミングペンデュラム

「ホーミングペンデュラム」はリゼルグ・ダイゼルの必殺技の1つです。ペンデュラムにオーバーソウルしたモルフィンの能力によって、相手を半永久的に追尾する技になっており、ダウジングを得意とするリゼルグ・ダイゼルらしい技となっています。

必殺技②ビッグベン・ワイヤー・フレーム

「ビッグベン・ワイヤー・フレーム」はリゼルグ・ダイゼルの必殺技の2つ目です。イギリス出身のリゼルグ・ダイゼルらしい必殺技になっており、イギリスのシンボル「ビッグベン」に模した技になっています。この技は、ペンデュラムを手に収めた状態で、リゼルグ・ダイゼル自身がビッグベンの中に入り、攻撃をする大技になっています。

必殺技③X(エックス)

「X」はリゼルグ・ダイゼルの必殺技の3つ目です。「X」という名前の通りに、X型に敵を切り裂く技になっており、ワイヤーで相手の体を拘束した後に発動します。リゼルグ・ダイゼルはこの技を、シャーマンファイト第一次トーナメントで、アナテル相手に披露しました。

必殺技④火葬(ハルヴァヤー)

「火葬(ハルヴァヤー)」はリゼルグ・ダイゼルの必殺技4つ目です。「火葬(ハルヴァヤー)」という名前の通り、人間を火葬する程の火力で燃やしてしまう技になっています。この技は、リゼルグ・ダイゼルが「マステマ・ドルキーム」を装備した状態で発動する事ができます。

必殺技⑤マグマアッパー

「マグマアッパー」はリゼルグ・ダイゼルの必殺技5つ目です。「マグマアッパー」はリゼルグ・ダイゼルが新たに手に入れた持ち霊・スピットオブファイアの1200度にも及ぶ火力を纏った状態でのアッパーカットで、非常に強力な技でした。しかしシャーマンキングとなったハオには効かず、致命傷とはなりませんでした。

必殺技⑥火山(ボルケーノ)

「火山(ボルケーノ)」はリゼルグ・ダイゼルの必殺技6つ目です。「火山(ボルケーノ)」はスピットオブファイアによって炎の剣を作り出す技となっており、この「火山(ボルケーノ)」という技によって宇宙の力まで手に入れた圧倒的な強さのハオが繰り出す攻撃も防いでいます。

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シャーマンキングのリゼルグと関係するキャラ一覧

キャラ一覧①麻倉葉

リゼルグ・ダイゼルにとって麻倉葉は、自身の復讐に囚われていた考え方を変えてくれた人物です。葉は、善人でも悪人でも魂の本質は変わらず、殺していい理由にはならないと考えており、「因果応報」という仕組みを幾度となくリゼルグ・ダイゼルに諭していました。葉との出会いによってリゼルグ・ダイゼル自身の心も救われ、やがて穏やかな気持ちへと導かれています。

キャラ一覧②マルコ・ラッソ

リゼルグ・ダイゼルを「X-LAWS」に誘ったのがマルコ・ラッソです。マルコ自身、ハオへ恨みを持っており、ハオへの復讐の為「X-LAWS」を創設しています。ジャンヌという偶像崇拝を基準とした歪んだ宗教思想ではありましたが、マルコ自身も自分の信じる正義の為、必死に生きていたキャラクターです。

キャラ一覧③アイアンメイデン・ジャンヌ

「X-LAWS」のリーダーであるジャンヌは、マルコによって聖少女と位置付けられた「少し霊感のある少女」でした。ジャンヌは、マルコの行っていた事の真実を知り、「聖少女」という被り物をさせられていた事を理解した上でも、自身の正義の為に戦おうとしていました。ジャンヌはその後、「X-LAWS」を本当の意味での慈善団体として導いていました。

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シャーマンキングのリゼルグのアニメ声優

沢海陽子のプロフィール

リゼルグ・ダイゼルの声優を務めているのは、沢海陽子(そうみようこ)さんです。沢海陽子さんは、1962年5月31日生まれで、有名声優の大塚明夫さんは元夫という関係です。そんな沢海陽子さんは、アニメ声優としての活動よりも、海外ドラマなどの吹き替え声優としての活躍が多いベテラン声優の1人です。

沢海陽子の主な出演作品

声優の沢海陽子さんの主な出演作品をご紹介します。沢海陽子さんは「地球少女アルジュナ」のテレサ・ウォン役や、「大江戸ロケット」の玉屋清吉役、「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のオリヴィエ・ミラ・アームストロング役などを演じています。海外俳優の吹き替えとしては、主にキャメロン・ディアスやサンドラ・オーの吹き替え声優として活躍されています。

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シャーマンキングのリゼルグに関する感想や評価

「シャーマンキング」は完結版として結末が描かれ、その後のキャラクター達の様子も続編で描かれました。そんな「シャーマンキング」で描かれた、シャーマンファイトを終えたその後のキャラクター達のそれぞれの様子は、ファンにとってとても嬉しいもので、7年後の姿を見れて感動したという方も多くいるようです。

ハオへの復讐に囚われていたリゼルグ・ダイゼルはハオとの最終決戦を終えたその後、警察官のエリートとして活躍しています。シャーマンとして炎の能力を使用するリゼルグ・ダイゼルの二つ名は「炎の代理人」で、リゼルグ・ダイゼルの可愛らしい様子から想像もつかないその後の姿に驚くファンも多いようです。

「シャーマンキング」は打ち切りという形で連載が終わった事で、完結までアニメでも描かれず、ファンはもどかしい思いを抱えていました。そんな「シャーマンキング」の新作アニメが放送され、リゼルグ・ダイゼルの本当の結末も描かれる事が分かった事で、アニメで結末を見られる事が嬉しいという声も多く寄せられていました。

シャーマンキングのリゼルグまとめ

「シャーマンキング」に登場するリゼルグ・ダイゼルに関するまとめはいかがだったでしょうか?リゼルグ・ダイゼルは見た目とは裏腹に、過酷な背景を持つキャラクターで、抱えている闇も大きい様子が描かれていました。そんなリゼルグ・ダイゼルが葉との出会いによって救われていく様子は、感動を呼ぶ物語となっています。そんな「シャーマンキング」をまだご覧になった事がない方は、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?

【シャーマンキング】リゼルグ・ダイゼルの強さや能力は?声優や名言・その後も解説 - Selvy

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