【ジョジョ】ワムウの声優はベテランの大塚明夫！演じたキャラや過去の出演作品は？

本記事ではアニメ「ジョジョの奇妙な冒険2部」でワムウの声を演じた声優のプロフィールや出演作品を紹介していきます。その他には、ワムウが使用している技・能力の情報や、読者・視聴者の感想などもまとめていきます。

ワムウの強さや声優の出演作品を知る前に、まずは「ジョジョの奇妙な冒険」の基本情報を紹介していきます。ジョジョの奇妙な冒険は1986年に「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートした漫画で、ワムウが登場した2部は1987年から1989年まで連載されていました。原作者・荒木飛呂彦は高校生時代に漫画を初投稿しており、画家のミケランジェロから大きな影響を受けているようです。

ジョジョの奇妙な冒険2部では1部の主人公ジョナサン・ジョースターの孫であるジョセフ・ジョースターの物語が描かれています。物語冒頭にスピードワゴン財団が「柱の男」を発見しており、ジョセフ・ジョースターは復活した柱の男との戦いを強いられています。そして圧倒的な強さを持つ柱の男に苦戦していましたが、ジョセフ・ジョースターは天才的な頭脳を使って戦いを有利に進めていきます。

ワムウは「柱の男」の1人で、年齢は約12000歳です。カーズ・エシディシと共に2000年の眠りから復活しており、ジョセフ・ジョースターやシーザー・アントニオ・ツェペリと死闘を繰り広げています。ワムウは柱の男の中では3番目の序列ですが、仲間から「戦闘の天才」と称されています。また柱の男は残忍・狡猾な性格をしていますが、ワムウは正々堂々と戦う事を好んでいます。

ここからはアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」でワムウの声を演じた声優を紹介していきます。プロフィール・出演作品や、声優になる前の意外な職業の情報をまとめていきます。

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険2部」でワムウの声を演じたのは声優・俳優の大塚明夫です。大塚明夫は東京都出身で、1988年から声優活動を行っている人物です。2021年現在の所属事務所は「マウスプロモーション」で、父親も声優・俳優の大塚周夫です。プライベートでは自動車好きで知られており、アニメ「攻殻機動隊」のインタビューではイタリア車を保有している事を明かしています。

声優になる前の大塚明夫は父親・大塚周夫との関係があまり良くなかったようで、大学を中退した後にトレーラーの運転手をしていたようです。ですがその頃に交際していた女性から「男は夢がある方が素敵」と言われ振られており、それが声優・俳優を志すきっかけになったようです。その後、父親と同じ役者になった事で関係も良くなった事を明かしています。

声優・大塚明夫はアニメ「バキ」で「範馬勇次郎」というキャラクターを演じています。範馬勇次郎は主人公・範馬刃牙の父親で、「地上最強の生物」と呼ばれているキャラクターです。軍隊を単身で壊滅できる凄まじい戦闘能力を持っており、アメリカ合衆国は大金を払って範馬勇次郎との戦闘を避けています。範馬勇次郎が登場した「バキ」は2018年と2020年にアニメが放送されていました。

声優・大塚明夫はアニメ「僕のヒーローアカデミア」で「オール・フォー・ワン」というキャラクターを演じています。オール・フォー・ワンは最強のヒーロー・オールマイトの宿敵で、凶悪事件を引き起こしている黒幕です。正体が明らかになる前は死柄木弔から「先生」と呼ばれていました。僕のヒーローアカデミアは2014年から連載されている漫画で、2016年からアニメシリーズの放送がスタートしています。

声優・大塚明夫はアニメ「BLEACH」で「京楽春水」というキャラクターを演じています。京楽春水は護廷十三隊八番隊の隊長で登場したキャラクターで、物語途中に一番隊・総隊長に就任しています。女好きな性格をしており、戦いでは「花天狂骨」という斬魄刀を使用しています。BLEACHは2001年から2016年まで連載されていた漫画で、2004年から2012年までアニメが放送されていました。

声優・大塚明夫はアニメ「攻殻機動隊シリーズ」で「バトー」というキャラクターを演じています。バトーは公安9課に所属しているキャラクターで、高出力のパワーを持つ男性型の義体です。自身は「電子戦が専門」と言っていますが、戦闘サイボーグと互角に戦えるほどの強さを見せています。バトーが登場した本作は2002年から2006年までアニメシリーズが放送されていました。

声優・大塚明夫はその他にも「PSYCHO-PASSシリーズ」「ゲゲゲの鬼太郎」「ゴールデンカムイ」「モブサイコ100」「血界戦線」などのアニメでキャラクターの声を演じています。渋い声質で知られており、アニメだけでなく多数の洋画吹き替えにも出演しています。また2017年に放送されたテレビ朝日の声優人気投票では10位にランクインしています。

声優・大塚明夫の出演作品や演じたキャラクターを知った後は、「ジョジョの奇妙な冒険」に登場したワムウの強さ・技を紹介していきます。作中でワムウは凄まじい威力の技を使用しているようです。

ジョジョの奇妙な冒険のワムウは「神砂嵐」という技を使用しています。神砂嵐は両腕を前に突き出し、それぞれの腕を関節ごとに回転させる技で、両腕の間に真空状態を作り出して攻撃しています。作中では大理石の柱を容易に粉々にする破壊力を見せており、直撃を避けたジョセフ・ジョースターが大ダメージを受けていました。

神砂嵐は両腕の間で対象を攻撃しているため、普通の打撃よりも間合いが短い弱点があるようです。ですが攻撃力は普通の打撃よりも圧倒的に上のため、当たれば致命傷になるという怖さがあります。また柱の男は太陽の光を苦手にしているため、太陽の光が出ている昼間は使いにくいようです。

ジョジョの奇妙な冒険のワムウは「渾楔颯」という技を使用しています。渾楔颯は胸の管から取り込んだ風を肺の中で圧縮し、細い隙間から高圧カッターを放つ技です。一撃で人間の体を切断できるほどの威力を誇っていますが、威力が強すぎる事でワムウ自身もダメージを負うというデメリットを抱えています。

ワムウが「渾楔颯」の使用を決めた時にはカーズが制止していたため、この場面からも威力と引き換えのデメリットが大きい事が分かります。また渾楔颯を使用する前のワムウは致命傷を負っていたため、自らの死と引き換えに発動した可能性もあります。

ワムウの強さ・技や大塚明夫が演じたキャラクターを知った後は、ワムウのかっこいい魅力を紹介していきます。かっこいい魅力だけでなく、ワムウと他のキャラクターの関係性などもまとめていきます。

カーズとエシディシは「地底の一族」でしたが、2人で一族を絶滅させています。その時にワムウは赤ん坊だったようで、2人に連れられて旅に出ています。そのため同族を殺したカーズ・エシディシはワムウにとって仇のような存在ですが、育てられた事に恩を感じており、2人に対して敬意を払っています。またボスであるカーズに対して強い忠誠心を抱いているため、用心棒的な役割を行っています。

序列的にワムウはカーズの下ですが、カーズはワムウを「戦闘の天才」と認めているため、ワムウの戦いに口出しする事はありません。またカーズはワムウと違って狡猾・残忍な性格をしているため、過去に意見が食い違う事もあったようです。とはいえワムウが死亡した時にカーズは何とも言えない表情を見せていたため、関係は良好だった事が分かります。

ワムウはエシディシに対しても敬意を払っていますが、柱の男のボスであるカーズほどの忠誠心はないようです。またエシディシを殺したジョセフ・ジョースターに対して恨みを抱いていましたが、一対一の戦いで死亡したという事実を受け入れていました。そのためエシディシの死はジョセフ・ジョースターの強さを認めるきっかけになったようです。

エシディシは熱を利用した「炎の流法」を使用しているキャラクターで、序列的にはワムウよりも上の存在です。作中ではジョセフ・ジョースターを苦しめていましたが、最終的には太陽の光を浴びて命を落としています。そのため読者・視聴者の間ではエシディシよりもワムウの方が強いという声が挙がっているようです。

ワムウは地下遺跡でジョセフ・ジョースターと初対面しています。その際には未熟だったジョセフ・ジョースターを相手にしていませんでしたが、予想外の攻撃で傷を負った事でワムウの戦士の心に火が付いています。そのためワムウはジョセフ・ジョースターが逃げられないように心臓に毒の指輪を埋め込んで無理やり決闘の約束をさせています。

ジョジョの奇妙な冒険の作中でワムウはシーザー・アントニオ・ツェペリと戦っています。ワムウはジョセフ・ジョースターと同様に人間のシーザーは取るに足らない存在だと考えていましたが、波紋を使った臨機応変な攻撃を繰り出すシーザーを戦士と認めています。またワムウはシーザーの猛攻撃に耐えられなくなったため、攻撃を避けるためにホテルに逃げ込んでいます。

ホテルでワムウを追い込んでいたシーザーですが、「神砂嵐」の直撃を受けて致命傷を負っています。それでもシーザーは最後の力を振り絞ってワムウから解毒剤ピアスを奪い、最後はホテルの瓦礫に押し潰されて命を落としています。そしてシーザーの死を知ったジョセフ・ジョースターは自らの手でワムウを倒す事を決意しています。

残忍な性格をしている柱の男ですが、ワムウは「戦士としての美学」を持っているため、常に正々堂々と戦う事を好んでいます。ジョセフ・ジョースターとの戦いで命を落とす間際には「お前の成長が見れて良かった」と言っているため、敵とは思えない感動的な最期を迎えています。またジョセフ・ジョースターもワムウに対して憎しみの感情は見せていませんでした。

ジョジョの奇妙な冒険の終盤でジョセフとワムウは戦車を使った決闘を行っています。ワムウはあらゆる技を使ってジョセフを追い込んでいましたが、最終的にはシーザーのバンダナを使ったジョセフの技を受けて敗北しています。そしてジョセフは波紋の傷を和らげるために自らの血をワムウに与えており、ワムウはジョセフと戦えた事に満足しながら命を落としています。

ワムウのかっこいい魅力や声優情報を知った後は、ワムウに関する読者・視聴者の感想を紹介していきます。本記事で紹介したワムウの声優・大塚明夫に関する感想などもまとめていきます。

本記事で紹介したようにアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」でワムウの声は大塚明夫が演じています。大塚明夫は渋い声質が特徴的な声優のため、ワムウの声がかっこいいという感想が挙がっているようです。また正々堂々と戦うワムウにピッタリの声だったという感想も挙がっているようです。

声が渋くてかっこいいと言われている大塚明夫ですが、見た目もダンディーでかっこいいという感想が挙がっているようです。また父親・大塚周夫が亡くなった時に引き継いだ役柄もあるため、親子で同じキャラクターを演じているのが凄いという感想も挙がっているようです。

柱の男は敵キャラクターですが、正々堂々とした性格をしているワムウは読者・視聴者人気がとても高いキャラクターです。そんなワムウの戦い・技がかっこいいという感想や、シーザーとの戦いが泣けるという感想が挙がっているようです。

本記事ではアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」でワムウの声を演じた声優・大塚明夫を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？大塚明夫は渋い声質が人気の声優で、ワムウはハマり役だったという声が挙がっているようです。そんな声優・大塚明夫の出演作品を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。