2021年06月21日公開
2021年06月21日更新
【黒執事】巻数表記の読み方が難しい?ローマ数字で書かれている理由や作者の解決策は?
2021年6月現在「月刊Gファンタジー」で連載中の漫画黒執事。漫画黒執事は合計30巻の単行本が3000万部を超える累計発行部数を記録している大人気漫画であり、これまでアニメや実写映画などのメディア作品が数多く制作されています。しかしそんな漫画黒執事は単行本の巻数表記がローマ数字となっており、読み方が難しいことで知られています。この巻数表記の読み方は作者の枢やなも認めており、便利な解決方法を明かしています。本記事では漫画黒執事のローマ数字の巻数表記について読み方や作者の解決策などをご紹介します。
黒執事とは?
枢やなが描く漫画黒執事は2006年に「月刊Gファンタジー」で連載がスタートして以降、多数のメディア作品が制作され、単行本の累計発行部数が3000万部を記録するほど非常に高い人気を博していることで知られています、しかし漫画黒執事は単行本の巻数表記がローマ数字であり、作者ですら読み方が難しいと評しています。本記事ではそんな漫画黒執事のローマ数字の巻数表記について読み方や作者の解決策などをご紹介していきます。
黒執事の漫画やアニメの概要
では漫画黒執事のローマ数字の巻数表記について読み方や作者の解決策などをご紹介する前に、黒執事の漫画とアニメの情報や物語のあらすじを簡単にご紹介していきます。本記事で巻数表記についてご紹介する黒執事とは2006年から2021年6月現在まで「月刊Gファンタジー」で連載されている枢やなの漫画作品です。本作はファントムハイヴ伯爵家の若き当主と執事の姿を描いた作品であり、これまで30巻の単行本が刊行されています。
この30巻の単行本は累計発行部数3000万部を記録しており、全世界で非常に高い人気を博し続けています。そんな漫画黒執事は2008年にアニメ化され、一躍人気が爆発しました。その後漫画黒執事は2010年にアニメ2期が放送され、2014年にはアニメ3期が放送されました。また2015年にはOVAとして劇場版アニメが制作されています。さらに漫画黒執事は2014年に実写映画化され、元から高かった知名度を更に上げました。
黒執事のあらすじ
イギリスの名門貴族で知られるファントムハイヴ伯爵家に生まれた主人公の1人・シエルは父と母に囲まれて幸せな日々を送っていました。しかしある日ファントムハイヴ伯爵家が何者かに襲撃され、シエルの両親が死亡してしまいます。さらにシエルは誘拐され、悲惨な目に遭ってしまいます。この時シエルは悪魔・セバスチャンと契約し、自らの執事とします。そして当主となったシエルは執事と共に、過去の復讐に乗り出すのでした。
黒執事の巻数表記の読み方が難しい?作者の解決策は?
黒執事の単行本の巻数表記がローマ数字で書かれている理由
ではここからは漫画黒執事の巻数表記の読み方や作者の解決策についてご紹介していきます。2021年6月現在合計30巻刊行されている漫画黒執事の単行本は巻数表記が読み方の難しいローマ数字で書かれています。ではなぜ漫画黒執事の単行本の巻数表記は読み方が難しいローマ数字となったのでしょうか?この理由については作者の枢やながTwitterで明かしています。どうやらローマ数字の巻数表記は4巻までの予定だったそうです。
しかし漫画黒執事の単行本は4巻以降も読み方が難しいローマ数字の巻数表記となっています。これについて漫画黒執事の作者である枢やなはローマ数字に人気が出たため、全て読み方が難しい巻数表記となったと語っています。そのため作者の枢やなも漫画黒執事の単行本について巻数表記の読み方が難しいと明かしています。なのでもし巻数表記がローマ数字以外だったとすれば、本作はここまで高い人気を博さなかったかもしれません。
黒執事の巻数表記に対する作者の解決策
上述でご紹介した通り漫画黒執事の単行本は巻数表記がローマ数字となっているので、読み方がかなり難しいです。そのため単行本を本棚に整理すると、どの順番で並べたらいいか分からなくなってしまいます。では巻数表記の読み方が難しいことに対して何か解決策はあるのでしょうか?これについても作者の枢やなが自身のTwitterで解決策を紹介しています。どうやら枢やなは単行本に数字を書いたシールを貼っているそうです。
一方、黒執事原作者宅では【枢】 pic.twitter.com/N07Dq4VGwd
— 枢やな_Staff (@toboso_official) February 19, 2020
確かに単行本の巻数表記の上に数字を書いたシールを貼ると、それが何巻か見てすぐ分かります。なので枢やながTwitterで紹介した方法はかなり分かり易い解決策といえます。しかし漫画黒執事はイギリスを舞台にしたダークファンタジー作品です。そのため単行本の巻数表記は読み方が難しいローマ数字の方が作品のイメージに合います。もし作品のイメージを大事にしたいのであれば、前述の解決策はあまりおすすめ出来ないでしょう。
黒執事のローマ数字の読み方
おそらく漫画黒執事ファンの中には巻数表記の読み方が分からないといった方も多いことでしょう。ではローマ数字の正しい読み方について簡単に見ていきましょう。まずローマ数字は1~3まで1本の縦線を増やすだけです。例えば1だと「Ⅰ」となり、2と3は「Ⅱ」と「Ⅲ」になります。しかし4から少し変わり、「V」が追加されて「Ⅳ」となります。そして5はVだけの「Ⅴ」に変化し、6・7・8で「Ⅴ」の右横に「Ⅰ」が追加されていきます。
6の場合だと「Ⅵ」であり、7だと「Ⅶ」、8は「Ⅷ」です。しかし9だとVがXになって「Ⅸ」と変化し、10は「Ⅹ」です。2桁のローマ数字はXが30まで増え、「X」・「XX」・「XXX」となります。また40から「XL」になり、50だと「L」、60から80は「LX」・「LXX」・「LXXX」と表記されます。そして90は「XC」となり、100は「C」となります。では11や19、21や51などはどうやってローマ数字で表記されるのでしょうか?
前述の通り10は「X」です。また1は「Ⅰ」です。11はこれらを合体させ、「XI」と表記されます。また19は「X」と「IX」を合体させ、「XIX」になります。これは他の数字も同じであり、21だと「XXI」になり、51だと「LI」となります。ちなみに100から300は「C」・「CC」・「CCC」であり、400からは「CD」・「DC」・「DCC」・「DCCC」・「CM」と続きます。これらの読み方を理解しておくと、漫画黒執事の巻数表記は見てすぐに理解出来ます。
黒執事の作者・枢やなの経歴や他の作品
枢やなの経歴
ではここからは漫画黒執事の作者・枢やなの経歴や他の作品についてご紹介していきます。漫画黒執事の作者である枢やな(とぼそやな)は元々同人誌を販売しながら活動しており、2004年に漫画「9th」を「月刊Gファンタジー」で掲載して漫画家デビューしました。その後枢やなは2005年から2006年まで漫画「Rust Blaster」を「月刊Gファンタジー」で連載し、2006年に漫画黒執事の連載をスタートさせました。
漫画黒執事が大ヒットを記録したことで枢やなは漫画家として大ブレイクし、2010年のジャパン・エキスポ・アワー最優秀少年漫画部門を受賞しました。2021年6月現在枢やなは漫画黒執事を連載しながらゲーム「ディズニーツイステッドワンダーランド」やゲーム「刀剣乱舞」などのキャラクターデザインを担当しています。その中でディズニーのゲームではキャラクターデザインの他に、メインシナリオや原案も務めています。
枢やなの他の作品
上述でご紹介した通り、枢やなは2004年に漫画「9th」という読み切り漫画でデビューしました。2004年に漫画家デビューした枢やなは2004年に「プラトニックチェーン」のアンソロジーコミックを手掛け、2005年から2006年まで漫画「Rust Blaster」を連載。その後2006年から2021年6月現在まで漫画黒執事を連載しています。また漫画作品以外に枢やなは「刀剣乱舞」や「妖狐×僕SS」などのアンソロジーイラストも手掛けています。
黒執事に関する感想や評価
黒執事は漫画を追わざるおえない漫画。面白い。豪華客船のやつ好き。学校編も結構好き
— ロカ (@0_a_58) August 12, 2020
漫画黒執事に関する感想では漫画黒執事が面白いといった感想が多く寄せられていました。2006年から2021年6月現在まで連載されている漫画黒執事は読むと止まらない面白いストーリーや個性溢れるキャラクターなど魅力満点の漫画作品となっています。この魅力から漫画黒執事は3000万部を超える累計発行部数を記録するほど非常に高い人気を博しています。
Q☆好きなアニメ、マンガ
— 松岡知穂bot (@bot_chiho) June 20, 2021
A☆黒執事!
アニメはめちゃめちゃ好きです。
執事物は私的にたまらない笑
知らない方は面白いので是非見てみてください
漫画黒執事に関する感想ではアニメが面白いといった感想も多く寄せられていました。これまで合計3期放送されているアニメ黒執事は漫画を原作に、オリジナルストーリーを加えた作品です。原作と違うと、あまり高く評価されないものです。しかしアニメ黒執事はオリジナルストーリーも良く出来ており、原作漫画と同じく非常に高い人気を博し続けています。
めっちゃ分かる🤣👉
— Lily✩.*˚ (@Lily_nnrock) February 20, 2020
私も黒執事持ってるけどローマ数字読めないから何巻か分からない💦笑 https://t.co/J2gD9k9L53
漫画黒執事に関する感想では単行本の巻数表記が分からないといった感想も多く寄せられていました。本記事でご紹介した通り、漫画黒執事の単行本の巻数表記は読み方が難しいローマ数字で書かれています。この読み方が難しい巻数表記が原因となり、単行本が重複してしまったという方がTwitter上に多数見受けられました。
黒執事の巻数表記の読み方まとめ
本記事では漫画黒執事の巻数表記について読み方や作者の解決策などをまとめてご紹介しました。漫画黒執事の単行本はローマ数字となっており、非常に分かり辛いです。しかしローマ数字は見た目と違って簡単であり、一度覚えてしまえば今後単行本の購入に苦労しません。なのでもし単行本の巻数表記にお悩みの方は是非本記事をご参考に、一度ローマ数字を覚えてみて下さい。