【ジョジョ】クリームは無敵のスタンド能力？ヴァニラ・アイスの強さを考察

ジョジョのヴァニラ・アイスとは、ジョジョ3部に登場したラスボス・ディオの腹心の部下で、非常に強力な敵でした。ジョジョ3部のディオとの戦いで、館へ突入後の最終局面に登場した恐ろしい敵・キャラクターです。ここでは、ジョジョ3部のヴァニラ・アイスの最強と言われるスタンド能力・クリームについて、その強さや活躍シーンを紹介していきます。

ヴァニラ・アイスの強いスタンド能力・クリームについて詳しく紹介していく前に、ジョジョ3部のあらすじを紹介します。まず、ジョジョシリーズの概要も説明します。ジョジョの奇妙な冒険とは、週刊少年ジャンプにて連載されていた人気の漫画シリーズです。1986年から連載されており、作者は日本の漫画家・荒木飛呂彦です。ジョジョシリーズは1部から始まり、主人公を交代させながら次のシリーズへと繋がっていきます。

ジョジョの奇妙な冒険は、1～6部までが週刊少年ジャンプにて連載されていました。ジョジョ7部となるSBRからは、掲載誌を月刊誌であるウルトラジャンプへと移しています。その後、最新8部までが連載されています。ここで紹介するジョジョ3部は、1989年から連載されていたエピソードで、単行本で言うと12～28巻までにあたるシリーズです。主人公は2部主人公ジョセフの孫に当たる、空条承太郎です。

ジョジョシリーズでは、魅力的なキャラクターと緊迫のバトル描写、独特の世界観などが高い評価を獲得しています。ジョジョ3部では、ジョジョシリーズの大きな魅力の一つ「スタンド能力」という設定が初めて登場しました。スタンド能力を用いたバトルでは非常に多彩な攻防が描かれており、予想もつかないトリッキーな展開が人気を呼んでいます。ジョジョ3部は特に人気の高いシリーズです。

非常に強いスタンド使い・ヴァニラ・アイスが敵として登場する、ジョジョ3部のあらすじを紹介します。二本に暮らす高校生・承太郎は、ジョースター家の血統を受け継ぐ者です。ある時、ディオの復活の影響でスタンド能力を発現させます。ジョジョ3部では、ディオとディオの配下のスタンド使いと、承太郎たちとの白熱のスタンドバトルが描かれます。

ジョジョ3部に登場する最強の敵・ヴァニラ・アイスのプロフィールを紹介していきます。ヴァニラ・アイスは端正な顔立ちをした長髪の男性キャラクターで、吸血鬼・ディオに心酔する敵のスタンド使いの一人です。ディオはその人を惹き付ける力で、「悪のカリスマ」だと人気を集めているキャラクターです。ディオのカリスマ性は凄まじく、作中でもディオを崇拝する配下をたくさん生み出していました。

ジョジョ3部に登場するヴァニラ・アイスは、「ディオを崇拝する敵」の筆頭と言える人物です。ヴァニラ・アイスは元々はディオに忠誠を誓う人間だったのですが、血を欲しがったディオの為に全くためらわずに自分の首を自ら切り落とし、血を捧げようとしました。そのヴァニラ・アイスの行動と忠誠心を気に入ったディオは、ヴァニラ・アイスを吸血鬼として蘇らせます。結果、ヴァニラ・アイスは最強で恐ろしい敵となりました。

ヴァニラ・アイスはディオが潜んでいたエジプト・カイロの館で、ディオを倒すために踏み込んできた承太郎一行を待ち受けていました。ヴァニラ・アイスはアヴドゥル、ポルナレフ、イギーと交戦し、最強のスタンド能力・クリームで追い詰めて行きました。ヴァニラ・アイスは不敵でクールな敵キャラクターですが、崇拝するディオを侮るような言動をされると激情するといった、どす黒い感情も秘めていました。

ジョジョ3部作中では、ヴァニラ・アイスはディオに至るまでの最後の敵でした。ヴァニラ・アイスはその最強と呼ばれるクリームの能力で、アヴドゥル、ポルナレフ、イギーと交戦します。ヴァニラ・アイスは圧倒的な強さを見せつけ、ヴァニラ・アイスとの戦いではアヴドゥルとイギーが殉死してしまいます。ポルナレフも重傷を負いながら、クリームの隙をついてヴァニラ・アイスを倒しています。

ジョジョ3部に登場する最強の敵、ヴァニラ・アイスのスタンド能力・クリームについて紹介していきます。ヴァニラ・アイスのスタンド能力・クリームは、角が二本ある人型のスタンド能力です。クリームの口の中には「暗黒空間」が広がっており、この空間に引き込んだものをバラバラにしてしまいます。人間がクリームの暗黒空間に引き込まれてしまうと、抵抗する事も出来ずに即死してしまい、まさに最強のスタンド能力です。

ヴァニラ・アイスのクリームは、「口の中に引き込んだものをバラバラにする」という非常に強い能力を持っていますが、もっと恐ろしいまさに最強と言える性能も備えています。クリームは、自分自身を全て飲み込んでしまう事で、この暗黒空間を外側へ広げる事が出来るのです。クリームはクリーム本体とヴァニラ・アイスを全て飲み込んで、自由自在に移動する事も出来ます。

全身を飲み込んだ状態のクリームは、触れれば即座に削られてしまう球体となります。また、この状態のクリームは目で捉える事が出来ません。透明な状態となって襲いかかってくるのです。ただ、完全に姿を隠した状態では、ヴァニラ・アイスは外の状況が把握できない為、とどめを刺す瞬間は口の中から外を覗き込まなければいけません。クリームは全てを削り取れるので、外が見えなくても非常に強いスタンド能力でした。

ジョジョ3部に登場するヴァニラ・アイスのクリームの有効度を考察していきます。クリームを有効に活用するポイントは、「全てを削り取ってしまう」という特性です。ヴァニラ・アイスのクリームはただ物質を壊すのではなく、「消し去る」といえる能力です。その為、不要になった廃棄物など、処理に手間や費用がかかる物を、全て消し去ってしまえばとても役に立つ能力と言えます。

ヴァニラ・アイスのクリームを使用する上でのリスクは、その「全てを消し去る」という強い能力で、周りに絶大な影響を与えてしまうという事です。クリーム本体を出現させた状態だと、口の中に引き込んだものだけを消滅させられます。しかし、作中でヴァニラ・アイスが行ったように、身体を飲み込んだ状態だと無差別に削り取ってしまいます。

ヴァニラ・アイスのクリームを悪用するのは簡単だと考えられます。その消し去るという強い能力で、無差別にテロ行為や殺人事件などを起こす事が出来ます。また、ヴァニラ・アイスがしていたように、本体を飲み込んで攻撃していけば、精密に移動する事は出来なくても周りの物を大量に破壊できます。姿を隠しつつ攻撃出来るので、正体がばれる事もありません。

ヴァニラ・アイスのクリームは、周りにある物に触れて消滅させていきます。その為、効果範囲は非常に限られており、殺傷力は非常に高いながら、世界に大きな影響を与えられる能力ではありません。無差別に物質を飲み込んであらゆる物を破壊すれば、建物や道路などのインフラを遮断する事は出来るので、時間をかければ世界へ影響を与えられると考察されています。

ヴァニラ・アイスのクリームを活用するのであれば、やはり不要な物を消すという方向で活用すると役に立つと考えられています。ジョジョ3部作中でヴァニラ・アイスは、ディオの館の中の壁や柱を飲み込んで消し去っていきましたが、消し去れる物に上限があるような描写はされませんでした。その為、不要になった物を消して処理してしまうのがリスクもなく役立てられる方法だと考察されています。

ジョジョ3部に登場した非常に強いスタンド使い、ヴァニラ・アイスの名前の元ネタを紹介していきます。ジョジョシリーズに登場するキャラクターやスタンド能力の名前には、元ネタが設定されている事がほとんどです。特に多く使われている元ネタは、「洋楽」にまつわるものです。ジョジョ3部に登場するヴァニラ・アイスの元ネタも、アメリカで活躍するラッパーの「ヴァニラ・アイス」だと言われています。

ジョジョ3部で活躍した非常に強いスタンド能力・クリームの名前の元ネタは、イギリスで活躍しているバンドの「クリーム」から来ていると言われています。ジョジョ3部に登場するスタンド能力の元ネタは、ほとんどがタロットカードにまつわるものか、エジプト神話に登場する神々にまつわるものとなっています。ディオの腹心の部下であるヴァニラ・アイスのクリームは、例外的にそのどちらでもない元ネタを持っていました。

ジョジョ3部のアニメでヴァニラ・アイスの声を担当した声優情報を紹介していきます。ジョジョ3部で強敵だったヴァニラ・アイスの声を演じた声優は、速水奨です。速水奨は1958年8月2日生まれ、兵庫県出身の日本の声優です。俳優や歌手としても活躍している人物です。「Rush Style」の代表を務めています。

ジョジョ3部のアニメで、ヴァニラ・アイスの声を担当した速水奨の主な出演作を紹介していきます。速水奨の出演作には、聖戦士ダンバインのバーン・バニングス / 黒騎士、ゴッドマジンガーのエルド王子、南国少年パプワくんのマジック総帥、BLEACHの藍染惣右介、鉄のラインバレルの桐山英治、バディ・コンプレックスの倉光源吾などがあります。

ジョジョ3部に登場するクリームに関しての感想や評価をいくつか紹介していきます。クリームに関しての感想では、クリームが非常に強かった為に、ヴァニラ・アイス戦がとても印象に残っているという感想がたくさん挙がっていました。ヴァニラ・アイスに遭遇して戦ったのは、主人公の承太郎がいるチームではありませんでしたが、アヴドゥル、イギー、ポルナレフが激闘を繰り広げています。

ヴァニラ・アイスのクリームは、ラスボスでもおかしくない最強のスタンド能力として高い評価を獲得しています。ジョジョ3部の終盤のラストバトルは、緊迫の展開続きで非常に面白いと人気です。そんな中でも、ディオ戦の前のヴァニラ・アイス戦は、クリームが強すぎて目が離せない展開が続き、ラスボス・ディオ戦よりも印象に残っているという人もいました。

ジョジョ3部に登場するクリームは、敵のスタンド能力ながら人気のあるスタンド能力です。クリームは恐ろしい怪物のような見た目をしていますが、このスタンドヴィジョンもカッコいいと一定の人気を集めていました。また、好きなスタンド能力に名前を挙げる人も多く、敵のスタンド能力でありながらその強さで高い評価を獲得しているのです。

ジョジョ3部に登場したヴァニラ・アイスのクリームに関しての感想では、能力の恐ろしさの割に名前がかわいすぎるという感想も見られています。本体のヴァニラ・アイスもとてもかわいい名前をしており、「飲み込んだ物をバラバラに消し飛ばす」という能力の持ち主だとは思えないと言われていました。

ここでは、ジョジョ3部に登場する非常に強い敵・ヴァニラ・アイスのクリームについて詳しく紹介しています。クリームの使い手・ヴァニラ・アイスは、最強の敵だとも評されているスタンド使いで、ラスボスのディオの腹心の部下でした。非常に強い忠誠心でディオの為に命も差し出したヴァニラ・アイスは、吸血鬼として復活しアヴドゥル達の前に立ちふさがりました。

ヴァニラ・アイスのスタンド能力・クリームは、口の中に何もかもをバラバラにして消し飛ばしてしまう「暗黒空間」を持っていました。この恐ろしい能力で、ヴァニラ・アイスは承太郎の仲間を二人も葬っています。是非、ジョジョ3部をチェックして、最強と言われるヴァニラ・アイスの活躍シーンにも注目して見て下さい。