【ジョジョ】ポルナレフの声優は？3部・5部での活躍シーンや名言も紹介

漫画ジョジョシリーズの第3部と第5部に登場するジャン＝ピエール・ポルナレフ。漫画ジョジョシリーズの第3部と第5部に登場するポルナレフとは｢シルバーチャリオッツ｣というスタンドを使うキャラクターであり、第3部で空条承太郎達とDIOに立ち向かいました。声優はそれぞれの作品で変更されており、アニメでは小松史法が演じています。本記事ではそんなポルナレフの声優や第3部と第5部の活躍、名言などをご紹介します。

ではジャン＝ピエール・ポルナレフの声優を務めた小松史法や第3部と第5部の活躍、名言などをご紹介する前に、ポルナレフが登場する漫画ジョジョの奇妙な冒険シリーズの第3部の作品情報について簡単にご紹介していきます。ポルナレフが登場する漫画ジョジョ3部とは荒木飛呂彦が描く漫画ジョジョの奇妙な冒険シリーズの第3作品目にあたる作品です。本作は1989年に｢週刊少年ジャンプ｣で連載が始まり、1992年に完結しました。

1989年から1992年まで連載された漫画ジョジョ3部はジョースター家とDIOの最後の戦いが描かれた作品となっており、合計17巻の単行本で完結しています。そんな漫画ジョジョ3部は初めてスタンドが登場したストーリーやかっこいい名言の多さから漫画ジョジョシリーズで特に高い人気を博しています。この人気から漫画ジョジョ3部は2021年6月現在までにテレビアニメやOVA、ゲームなどのメディア作品が数多く制作されています。

漫画ジョジョ3部の主人公である空条承太郎は謎の悪霊に取り憑かれ、1人警察の留置場に閉じこもっていました。そんなある日、空条承太郎は祖父のジョセフ・ジョースターとその友人のアヴドゥルから悪霊の正体がスタンドであることを知ります。しかし一族の因縁の相手であるDIOが復活し、空条承太郎の母親が重傷を負ってしまいました。そこで空条承太郎はDIOを倒して母親を助けるため、仲間達とエジプトへ足を運ぶのでした。

本記事で声優を務めた小松史法や第3部と第5部の活躍、名言などをご紹介するジャン＝ピエール・ポルナレフとは漫画ジョジョの奇妙な冒険の第3部に登場するメインキャラクターの1人です。漫画ジョジョ3部に登場するポルナレフはフランス生まれの騎士道精神を重んじる正義感の強いキャラクターであり、逆立った独特の銀髪と筋骨隆々の肉体が特徴となっています。年齢は第3部時点で22歳であり、身長は髪を含めて193cmです。

2m近い身長を持つポルナレフは｢シルバーチャリオッツ｣という中世の騎士のようなスタンドを持っており、レイピアを武器に敵と戦います。性格は女好きで非常に明るく、空条承太郎一行のムードメーカーを務めています。しかしポルナレフは短気な一面があり、時折作中で敵の罠に嵌まってしまっています。そんなポルナレフは第3部の作中で空条承太郎達とDIOを倒し、イタリアが舞台となった第5部｢黄金の風｣で再登場しました。

ではここからは漫画ジョジョの奇妙な冒険3部のアニメでポルナレフを演じた声優についてご紹介していきます。漫画ジョジョ3部のアニメでポルナレフを演じた声優は日本の男性声優である小松史法です。ポルナレフを演じた小松史法とは1978年の7月23日に東京都で生まれた男性声優であり、2021年6月現在フリーの声優として活動しています。元々小松史法は野球選手を夢見ており、声優として活動することを目指していませんでした。

しかし小松史法は大学時代に捻挫で足を痛めたことから野球選手の夢を諦め、バイトでカラオケ屋に勤務します。その中で舞台を見た小松史法は俳優を志し、パフォーミング・アート・センターで演技を学びました。その後小松史法は2006年にテレビアニメデビューを飾り、2014年にポルナレフを演じて一躍注目を集めました。ちなみにポルナレフの声優はOVA版で垂木勉が担当しており、ゲーム版では平田広明が務めています。

• 2006年のアニメ｢すもももももも地上最強のヨメ｣：高尾役、他（デビュー作）
• 2008年のアニメ｢ドルアーガの塔～the Aegis of URUK～｣：トゥゲ役
• 2009年のアニメ｢07ーGHOSTー｣：オギ少将役、フランク役、ワード役、他
• 2011年のアニメ｢ダンボール戦機シリーズ｣：山野淳一郎役、マスクドJ役、他
• 2012年のアニメ｢バトルスピリッツソードアイズ｣：スティンガー役
• 2013年のアニメ｢キングダム｣：雷土役、楚水役
• 2015年のアニメ｢アイドルマスターシンデレラガールズ｣：今西部長役

• 2016年のアニメ｢うたわれるもの偽りの仮面｣：グンドゥルア役
• 2018年のアニメ｢ルパン三世PART5｣：ブルーノ役
• 2019年のアニメ｢真・中華一番！シリーズ｣：クロウ役、スンフー役、ホウ役、他
• 2020年のアニメ｢憂国のモリアーティ｣：ジョージ・レストレード役
• 2016年のOVA｢機動戦士ガンダムTHE ORIGIN｣：ウィリアム・ケンプ役
• 2016年のゲーム｢クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ｣：エッジワース＝ゼラード役
• 2019年のゲーム｢バイオハザードRE:2｣：マービン・ブラナー役

ではここからは漫画ジョジョの奇妙な冒険シリーズに登場するポルナレフの第3部と第5部の活躍についてご紹介していきます。漫画ジョジョ3部のラスボスであるDIOは肉の芽を使い、スタンド使いの仲間を増やしていました。ポルナレフも元々肉の芽の被害者であり、DIOの配下の敵スタンド使いとして初登場します。敵キャラクターとして初登場したポルナレフはDIOの命令で香港に赴き、旅行者を装って空条承太郎一行を襲います。

この時ポルナレフは空条承太郎の仲間であるアヴドゥルと壮絶な戦いを繰り広げます。しかしポルナレフは炎のスタンドを使うアヴドゥルに敗北し、敵になった原因である肉の芽を空条承太郎達に取り除いて貰いました。その後肉の芽が無くなったポルナレフはDIOの呪縛から解き放たれ、空条承太郎一行の仲間に加わります。そしてポルナレフは仲間になった空条承太郎やアヴドゥル達と共に、DIOを倒すためにエジプトへ旅たちました。

上述のプロフィールでご紹介した通り、漫画ジョジョの奇妙な冒険の第3部と第5部に登場するポルナレフは気高い騎士道精神を持ったキャラクターです。なので本来騎士道精神を持つポルナレフが悪人のDIOの仲間になるはずがありません。実は肉の芽を植え付けられてDIOの仲間になったのにはある理由があります。かつてポルナレフには大切な妹がいました。しかし妹は両手が右手の男に陵辱され、無残に殺害されてしまいます。

両手が右手の男に妹が殺害されたポルナレフは強い復讐心を抱くようになります。強い復讐心を抱いたポルナレフは鬼となり、操られるデメリットがあってもDIOに組みするようになりました。その後ポルナレフは肉の芽が無くなって空条承太郎達の仲間になるのですが、妹の復讐に固執してしまいます。しかしポルナレフはストーリーの中で妹の復讐を果たして心を入れ替え、空条承太郎達と共に悪人のDIOを倒すことを決意しました。

漫画ジョジョの第3部と第5部に登場するポルナレフはなぜか漫画ジョジョの奇妙な冒険ファンの中で便器に縁がないキャラクターとして有名となっています。ではなぜポルナレフは漫画ジョジョファンに便器に縁がないキャラクターといわれてしまっているのでしょうか。その理由はポルナレフの不幸さが大きく関係しています。漫画ジョジョ3部の作中でポルナレフはインドに辿り着いた際、トイレへ足を運んで便器に1人座りました。

しかし便器に座り込んだポルナレフは突然ブタにお尻を舐められてしまいました。実はインドではブタが人間の排泄物を処理していたのです。それが原因でポルナレフはお尻をブタに舐められてしまいました。その後ポルナレフはエンヤ婆との戦いで彼女のスタンドを喰らい、身体を操られてしまいます。そして操られたポルナレフは強制的に便器の排泄物を舐めさせられてしまいます。これらのことから便器に縁がないといわれているのです。

過去に両手が右手の男に最愛の妹を殺されてしまったポルナレフ。上述でご紹介した通り、ポルナレフは妹の仇を討つためにDIOの手先となりました。その後ポルナレフは空条承太郎達の仲間になるのですが、妹の復讐を忘れることがありませんでした。ポルナレフが空条承太郎達と旅に出たのは妹の復讐が大きな理由です。そんな復讐の鬼であるポルナレフはインドに辿り着いた際、DIOの配下のホル・ホースに襲撃されてしまいます。

ポルナレフを襲撃したホル・ホースの隣にはJ・ガイルという両手が右手の男が立っていました。そう両手が右手のJ・ガイルこそポルナレフの仇だったのです。復讐で一杯となったポルナレフは暴走し、ホル・ホースとJ・ガイルのスタンド攻撃でアヴドゥルに重傷を負わされてしまいます。その後冷静さを取り戻したポルナレフは花京院典明と共にJ・ガイルと再戦し、｢シルバーチャリオッツ｣の｢針串刺しの刑｣で仇討ちを果たしました。

J・ガイルを倒し、見事妹の仇を討ったポルナレフ。その後ポルナレフは空条承太郎達とエジプトに渡り、イギーを失いながらもDIOの腹心ヴァニア・アイスを｢シルバーチャリオッツ｣で倒しました。そして遂にポルナレフはラスボスのDIOと対峙します。ポルナレフは｢シルバーチャリオッツ｣を使って先手を打ち、DIOの脳を串刺しにします。しかしDIOはスタンド｢ザ・ワールド｣で攻撃を破り、逆にポルナレフに重傷を負わせます。

ポルナレフは重傷を負いながらも戦線に復帰し、DIOと戦う空条承太郎に加勢します。そして空条承太郎はDIOを倒し、一族の因縁に終止符を打ちました。その後意識不明の重体となったポルナレフはスピードワゴン財団のお陰で一命を取り留め、無事復活をはたします。意識不明から復活したポルナレフは空条承太郎に別れを告げ、涙を流しながらフランスに帰国しました。その後物語は第4部を経て、第5部に移っていくのでした。

漫画ジョジョ3部で空条承太郎達とDIOを倒したポルナレフ。その後ポルナレフは漫画ジョジョ5部で再登場します。漫画ジョジョ5部に登場したポルナレフは36歳となり、エジプトで見つかった｢弓と矢｣を探す仕事をしていました。ポルナレフはとある青年がヨーロッパに｢弓と矢｣を持ち出したことを知ります。その青年を追ったポルナレフは故郷のフランスで子供の麻薬事件と死者数が減っていることに疑問を抱き、調査に乗り出します。

そしてポルナレフは漫画ジョジョ5部の舞台となるイタリアのギャング組織｢パッショーネ｣にたどり着きました。しかしポルナレフは｢パッショーネ｣によって社会的に孤立し、空条承太郎の助けを呼べなくなってしまいます。さらにポルナレフは｢パッショーネ｣のボス・ディアボロのスタンド｢キング・クリムゾン｣に敗れ、右目と両脚を失いました。その後車椅子となったポルナレフはコロッセオへ行き、ブチャラティ達と合うことにします。

この時ポルナレフは｢スタンドの矢｣の情報を知り、ディアボロを倒す存在を探していました。しかしポルナレフはブチャラティと出会う寸前でディアボロに遭遇し、瀕死の重傷を負ってしまいます。この時ポルナレフは｢矢｣で｢シルバーチャリオッツ｣を貫き、スタンドが｢シルバーチャリオッツ・レクイエム｣に進化して難を逃れます。しかし瀕死となったポルナレフは進化したスタンドの能力で亀と魂を入れ替え、九死に一生を得ました。

スタンドの能力で亀となったポルナレフは精神だけの存在となり、ディアボロと戦うジョルノ・ジョバーナ達を陰ながら応援します。その後ディアボロが倒され、亀のポルナレフは｢パッショーネ｣の№2及び相談役に上り詰めます。そして漫画ジョジョ5部のストーリーは完結しました。ちなみに亀となったポルナレフは｢亀ナレフ｣とあだ名され、漫画ジョジョの奇妙な冒険シリーズファンにネタ扱いされてしまっています。

漫画ジョジョの奇妙な冒険シリーズファンの間には｢ポルナレフ状態｣という言葉が存在しています。この｢ポルナレフ状態｣とはポルナレフのある行動と名言から生まれた言葉となっています。上述でご紹介した通り、ポルナレフは漫画ジョジョ3部の後半でラスボスのDIOと対峙します。その際ポルナレフはスタンドの能力でDIOに一撃を食らわせました。しかしポルナレフはDIOの｢ザ・ワールド｣の能力により、逆にやられてしまいました。

この時ポルナレフは上記の名言を呟き、DIOの圧倒的な力に驚愕の表情を浮べます。このシーンはポルナレフの驚きが見事に表現されており、DIOという存在の恐ろしさを知らしめました。そして｢ポルナレフ状態｣という言葉が漫画ジョジョの奇妙な冒険ファンの間で生まれることになりました。ポルナレフのDIOへの驚きから生まれた｢ポルナレフ状態｣は主にパニックが起きるほど驚く状態になった時に使用されています。

漫画ジョジョの奇妙な冒険の第3部と第5部に登場するポルナレフは願望が毎回変わる面白いキャラクターとしても有名となっています。その願望の中で特に面白いのが｢ポルナレフランド｣を作ることです。漫画ジョジョシリーズの作中でポルナレフは名前を売り、自分だけのテーマパークである｢ポルナレフランド｣を作ると語っていました。もし本当に出来た場合、ポルナレフだらけの非常に恐ろしいテーマパークとなることでしょう。

ではここからは漫画ジョジョの奇妙な冒険シリーズに登場するポルナレフの名言についてご紹介していきます。まずご紹介する名言はヴァニア・アイスとの戦いで発した名言です。漫画ジョジョ3部の作中でポルナレフはイギーと共に、DIOの腹心のヴァニア・アイスと戦います。この戦いでポルナレフは仲間のイギーを亡くしてしまいました。イギーの死を受けたポルナレフは上記の名言を呟き、悲しみと悔しさを露わにしました。

2つ目にご紹介する名言はポルナレフがDIOの強さを述べた際に発した名言です。ヴァニア・アイスを倒したポルナレフはDIOと対峙するものの、時を止めるスタンド｢ザ・ワールド｣に敗れてしまいます。｢ザ・ワールド｣の能力を知らなかったポルナレフはDIOの強さと奇妙さを感じ、上記の名言を呟きます。上述でご紹介した通り、ポルナレフの上記の名言がきっかけとなって｢ポルナレフ状態｣という言葉が生まれることになりました。

ではここからは漫画ジョジョの奇妙な冒険シリーズに登場するポルナレフのスタンドについてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、ポルナレフは｢シルバーチャリオッツ｣という名前のスタンドを持っています。ポルナレフの｢シルバーチャリオッツ｣とはタロットカードの｢戦車｣の暗示を持ったスタンドであり、銀色の甲冑が特徴となっています。｢シルバーチャリオッツ｣はレイピアを武器としており、特に変わった能力がありません。

しかし作中で｢シルバーチャリオッツ｣は素早い正確無比な剣が能力だと説明されており、目で追えないほどの速さで敵を正確に貫きます。その速さは漫画ジョジョの奇妙な冒険シリーズで別格であり、空条承太郎のスタープラチナと同レベルといわれています。このことから｢シルバーチャリオッツ｣はトップクラスの強さを持ったスタンドといえるでしょう。しかし本スタンドは遠くからの攻撃には対処出来ないという弱点を持っています。

漫画ジョジョ5部の作中で｢シルバーチャリオッツ｣は｢矢｣に貫かれ、｢シルバー・チャリオッツ・レクイエム｣というスタンドに進化します。｢シルバー・チャリオッツ・レクイエム｣とは世界に存在しないものにして近くにいる者同士の魂を入れ替える能力を持ったスタンドであり、真っ黒な身体とテンガロンハットが特徴となっています。ポルナレフは第5部の作中でこの進化したスタンドを使い、亀と魂を入れ替えて九死に一生を得ました。

漫画ジョジョシリーズに登場するポルナレフの声優に関する感想では声優を担当した小松史法が好きといった感想が多く寄せられていました。小松史法は舞台俳優や洋画の吹き替えでも活動している声優であり、非常に高い演技力を持っています。小松史法はアニメジョジョシリーズでその演技力を活かしてポルナレフの魅力を最大限引き出しました。そのため小松史法はポルナレフを演じたことで一躍人気を博すことになりました。

漫画ジョジョシリーズに登場するポルナレフの声優に関する感想では3部と5部で声優が変わったのではといった感想も多く寄せられていました。小松史法は3部と5部の両方でポルナレフを演じています。しかし小松史法がポルナレフの若い頃と中年の頃を見事に演じ分けたため、多数のファンに声優が変わったと勘違いされてしまいました。これを見ると、小松史法は非常に高い演技力を持った声優であることが分かります。

上述でご紹介した通り、小松史法はアニメジョジョシリーズでポルナレフを見事に演じています。この演技力の高さは他にポルナレフの声優がいないと思わせるほどです。そのためポルナレフの声優に関する感想では小松史法の演技力が凄いといった感想も多く寄せられていました。

本記事では漫画ジョジョシリーズに登場するポルナレフについて声優の小松史法や第3部と第5部の活躍、名言などをご紹介しました。アニメで小松史法が演じたポルナレフは容姿・性格・スタンドの全てがかっこいいキャラクターとなっており、漫画ジョジョシリーズの中でトップクラスの人気の高さを誇っています。おそらく今後もポルナレフは漫画ジョジョシリーズのメディア作品でメインキャラの1人として描かれ続けることでしょう。