【借りぐらしのアリエッティ】お母さんがうざい・嫌いと言われる理由は？声優は誰？

「借りぐらしのアリエッティ」は2010年に劇場公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメ映画です。人間の家を密かに間借りして暮らす小人たちの生活を描いたストーリーで人気を獲得したと言われています。ここでは「借りぐらしのアリエッティ」に登場するアリエッティのお母さんを取り上げます。何故お母さんは「嫌い」や「うざい」と言われるのでしょうか？その理由やお母さんの名前、演じた声優などを紹介していきます。

「借りぐらしのアリエッティ」はスタジオジブリ作品の中でも人気が高いと評されています。また「ハウルの動く城」以来6年ぶりとなる原作付きの長編映画となりました。「借りぐらしのアリエッティ」はスタジオジブリらしい堅実さの中に大胆さが含まれた作画と心温まるストーリーが人気の要因だと言われています。ここでは「借りぐらしのアリエッティ」の作品情報を取り上げていきます。同作品の概要とあらすじをご覧ください。

スタジオジブリ制作の長編映画「借りぐらしのアリエッティ」は2010年7月17日に日本全国で公開されました。原作はイギリスの児童文学作家メアリー・ノートンの小説「床下の小人たち」です。丹羽圭子とともに脚本を担当した宮崎駿は1970年代に故・高畑勲さんと「床下の小人たち」を映画化しようと企画していました。しかし、諸般の事情で叶わず、2008年に宮崎駿が再度企画を練り直して映画化が実現したという経緯があります。

「借りぐらしのアリエッティ」の監督は本作が初監督となった米林宏昌です。1996年にスタジオジブリに入社した米林宏昌は長らくアニメーターとして活動し、本作以降は「思い出のマーニー」でも監督を務めました。2014年末にスタジオジブリを退社後は西村義明とともにスタジオポノックを設立しました。「借りぐらしのアリエッティ」は興行収入92.5億円を記録し2010年の興行収入邦画1位となりました。BD・DVD化されています。

「借りぐらしのアリエッティ」の主人公のアリエッティは14歳です。両親とともに郊外にある古い屋敷の床下で人間の生活品を借りながら慎ましい生活を送っていました。アリエッティたち小人には人間の家を間借りするにあたって「人間に見られてはいけない」という掟がありました。アリエッティが初めて「借り」をする日にこの屋敷に療養で翔という名前の人間の少年がやって来ました。その夜アリエッティの「借り」が始まりました。

ここではスタジオジブリ作品「借りぐらしのアリエッティ」に登場するアリエッティのお母さんについて紹介します。アリエッティのお母さんの名前はホミリーです。ホミリーの年齢は52歳です。表情が豊かで、大げさにも見える身振り手振りが特徴です。ホミリーは人間からの借り物を工夫して生活の切り盛りをしています。現在の住み家での生活をとても気に入っている様子です。まだ見たことのない海が好きで、苦手なものは虫です。

スタジオジブリ制作の大ヒット映画「借りぐらしのアリエッティ」に登場する名前がホミリーであるアリエッティのお母さんはインターネット上などで「嫌い」や「うざい」と評されることが多いと言われています。何故お母さんは嫌い・うざいの感想を持たれてしまうのでしょうか？ここでは「借りぐらしのアリエッティ」のお母さんが「嫌い」や「うざい」と言われる理由について考察・紹介します。それでは考察結果をご覧ください。

「借りぐらしのアリエッティ」に登場するホミリーという名前のアリエッティのお母さんが嫌い・うざいと言われる理由について考察・紹介します。映画の中でお母さんは心配性な一面を見せています。お父さんの「借り」にアリエッティが同行する時も二人が無事に戻って来れるかとても心配していました。あまりにも心配性な面が強調されたために口うるさく感じたファンもいると言われ、嫌い・うざいの理由だと推察されています。

小人族は人口が減少しており、アリエッティ一家は同族がいることすら知らない状況でした。そして、アリエッティは一人娘です。一人娘の先行きを心配するのは母親として自然なことで、お母さんが心配性で口うるさくなったりするのは当然だと分析するファンも多いと言われています。それでもお母さんが特に若いファンから「嫌い」とか「うざい」という感想を持たれるのは自分の親と重ね合わせているのではないかとも言われています。

ここでは「借りぐらしのアリエッティ」の原作であるメアリー・ノートンの「床下の小人たち」に登場するお母さんも口うるさいのか考察・紹介していきます。「床下の小人たち」は1952年に発表されたメアリー・ノートンの「小人の冒険シリーズ」の記念すべき第1作目でした。主人公の少女の名前も両親の名前も原作小説と映画版では同じです。主人公の名前はアリエッティで、父親の名前はポッド、母親の名前はホミリーです。

それでは人物描写はどうでしょうか？「床下の小人たち」ではアリエッティの年齢が13歳で映画版と若干歳の差があります。お父さんのポッドは一家の生活のために「借り」をしています。そして、お母さんのホミリーは13歳の娘アリエッティのことを心配し、口うるさくなる描写が多いと言われています。「借りぐらしのアリエッティ」でホミリーが嫌い・うざいと言われる理由は原作小説譲りであったのではないかと推察されています。

スタジオジブリ制作の長編アニメ映画は宮崎駿や故・高畑勲さんの意向で1990年代を境に声優に俳優を起用することが主流だと言われています。「借りぐらしのアリエッティ」にも所謂職業声優は一人も出演していません。それでは「借りぐらしのアリエッティ」でお母さんのホミリーを演じた声優は誰でしょうか？ここでは「借りぐらしのアリエッティ」でホミリーを演じた大竹しのぶのプロフィールや主な出演作品を紹介していきます。

「借りぐらしのアリエッティ」で声優としてホミリーを演じた女優の大竹しのぶのプロフィールを紹介します。大竹しのぶは1957年7月17日生まれです。東京都江戸川区出身で血液型はA型です。プライベートではドラマディレクターの故・服部晴治さんと結婚し、長男をもうけるも死別。その後明石家さんまと結婚し、IMALUを出産しましたが離婚しています。1973年の芸能界デビュー以来、仕事が途絶えたことがないことで有名です。

女優・声優の大竹しのぶのプロフィール紹介です。大竹しのぶは1973年にテレビドラマ「ボクは女学生」で女優デビューしました。1975年にNHK連続テレビ小説「水色の時」の主演・松宮知子役と同年の映画「青春の門」の牧織江役の演技力が注目されました。大竹しのぶは所謂「憑依型」の女優だと評されています。天真爛漫な女性から深い闇を感じさせる女性の役まで自由自在に演じることのできる女優だと言われています。

ここでは女優・声優の大竹しのぶの主な出演作品を紹介します。映画では「あゝ野麦峠」の政井みね役、「夜逃げ屋本舗」の秋川芙美子役、「黒い家」の菰田幸子役などが有名です。テレビドラマではNHK大河ドラマ「元禄繚乱」のりく役、「男女七人夏物語」と「男女七人秋物語」の神崎桃子役、「アイアングランマ」の塩谷令子役、「帰郷」の深谷あさみ役など数えきれないほどの映画・ドラマで主役やメインキャラクターを演じています。

大竹しのぶは「借りぐらしのアリエッティ」以外でも声優活動を行っています。同じスタジオジブリ制作の「風立ちぬ」では黒川夫人を演じています。また「メアリと魔女の花」ではシャーロットを演じました。その他にも舞台女優としての活動も精力的に行っています。さらにバラエティ番組への出演も頻繁に行っています。大竹しのぶは歌手としてもシングル・アルバムを多数発表しており「第67回NHK紅白歌合戦」に出場しました。

スタジオジブリ制作の大ヒットアニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」の登場キャラクターは通常のジブリ作品よりも少ないと言われています。これは「借りぐらしのアリエッティ」が原作「床下の小人たち」に忠実であることが理由だと評されています。ここでは「借りぐらしのアリエッティ」のメインキャラクターが集まるアリエッティのお母さんホミリー以外の家族を画像付きで紹介していきます。それではご覧ください。

「借りぐらしのアリエッティ」の主人公は14歳の小人少女アリエッティです。アリエッティは郊外にある牧家の床下で両親とともに慎ましく暮らしています。アリエッティは明朗快活な性格をしており、人間や家猫、そして虫に遭遇しても物怖じしない心の強さを持っています。しかし、初めての「借り」の夜、その日に病気療養でやって来た少年の翔に見つかってしまいました。戦利品の角砂糖もうっかり落としてしまうほど動揺しました。

アリエッティは父ポッドと話し合い、翔の出方を窺うことにしました。実は翔は母親と大叔母から小人の話をよく聞かされていたので、別段驚くこともなく逆に小人との接触を試みようとしました。アリエッティは翔の接触に驚きました。アリエッティは家族の安全のために自分と関わらないでほしいと翔に頼み込みました。翔は「人間に見られたらいけない」という小人の掟を知らないので、アリエッティの役に立とうとするのでした。

ここではスタジオジブリ制作の大ヒットアニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」に登場するアリエッティのお父さんについて紹介します。アリエッティのお父さんの名前はポッドです。年齢は61歳です。牧家の中を「借り」に出かけて戦利品を得る文字通り一家の大黒柱です。しかし、高齢になってきたのでこの先アリエッティが一人でも生活することができるようにと彼女に「借り」を教えましたが、初日に翔に見られてしまいます。

アリエッティのお父さんのポッドは手先の器用さを活かして借り物を使ってはんだ付けの補修や藁かご編みなどの工作、そしてロッククライミングを披露しています。いつしか翔と心を通わせるようになるアリエッティに対しては決して実ることのないアリエッティの気持ちをあえて断ち切るかのように「我々は生き延びなければならない」と言い、「人間に見つかってはいけない」という掟の大切さをアリエッティに説くこともありました。

ここではスタジオジブリ制作の大ヒット映画「借りぐらしのアリエッティ」に登場するアリエッティのお母さんに関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。アリエッティのお母さんはインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？それではご覧ください。

「借りぐらしのアリエッティ」をご覧になった方のツイートです。お母さんのホミリーを演じた大竹しのぶについて女優としては素晴らしいと思うが、ホミリー役には合わない声種だという感想をお持ちです。

同じく「借りぐらしのアリエッティ」をご覧になった方のツイートです。登場キャラクターの中で一番かわいいのはアリエッティのお母さんホミリーだと思うとシンプルにつぶやかれています。

同じく「借りぐらしのアリエッティ」をご覧になった方のツイートです。寡黙なポッドが何故けたたましいホミリーと結婚したのかがとても不思議であるとの感想をお持ちです。

ここではスタジオジブリ制作の長編アニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」に登場するアリエッティのお母さんホミリーについて紹介してきました。ホミリーが「嫌い」や「うざい」と言われる理由、演じた声優である大竹しのぶについて、アリエッティ一家の紹介などを取り上げてきました。是非、アリエッティのお母さんホミリーに注目しながら「借りぐらしのアリエッティ」をお楽しみください。