【ハイキュー】扇南高校戦は原作漫画とアニメの何話？チームの特徴やメンバーも紹介

今回は「ハイキュー‼」に登場する扇南高校について、チームの特徴やメンバーを一覧でみていきます。さらに、扇南高校が原作漫画・アニメの何話で登場するのかを紹介し、烏野高校との試合についてもネタバレで考察していきます。まず、ここでは「ハイキュー‼」の作品情報をみていきます。

「ハイキュー‼」は古舘春一先生による、バレーボールに打ち込む高校生たちを描いた少年漫画です。2011年の読み切り版を経て、2012年〜2020年にかけて週刊少年ジャンプで連載されていました。テレビアニメは第1期〜第4期が2014年〜2020年に放送され、続編にあたる第5期の放送も期待されています。

また「ハイキュー‼」はOVAやゲーム化作品なども発表されています。そして、2015年からは舞台化も実現され、通称「ハイステ」と呼ばれています。

春高バレーのテレビ中継で、烏野高校の「小さな巨人」と呼ばれる選手の活躍を見た日向翔陽は、自身も小柄ながらバレーボールを始めます。しかし、部員が集まらず中学3年生でようやく公式戦に出場するも、天才セッター・影山飛雄擁するチームに惨敗し、彼に自身の3年間を否定されます。影山へのリベンジを誓った日向は憧れの烏野高校に入学。しかし、そこには影山の姿もあり、共に全国大会出場を目指し、切磋琢磨していきます。

「ハイキュー‼」に登場する扇南（おうぎみなみ）高校はヤンキーっぽい見た目の選手が多いチームで、選手の平均身長は176.5cmと公表されています。インターハイの宮城県予選では王者と称される白鳥沢学園高校と試合し、一次予選で敗退。そして、春高バレーの宮城県予選では主人公・日向翔陽たちの烏野高校と対決し、二次予選で敗退しています。

扇南高校のメンバーをみていくと、3年生の秋宮昇はインターハイ予選の白鳥沢戦で敗北したのを機に部活を引退しています。2年生メンバーは日向とトイレでぶつかった十和田良樹をはじめ、唐松拓巳、田沢裕樹、小安颯真、森岳歩、横手駿がいます。1年生ではセッターの夏瀬伊吹がいます。

「ハイキュー‼」に登場する扇南高校はヤンキーっぽい選手が多いチームであることが分かりました。次に、そんな扇南高校の登場するのは原作漫画やアニメでは何話なのかや、烏野高校との試合をネタバレ考察していきます。

「ハイキュー‼」での扇南高校の登場シーンは少ないものの、意外と読者からの共感度や注目度の高いチームとなっています。そんな扇南高校が登場するのは何話なのでしょうか？扇南高校が原作漫画やアニメで登場するのは、春高バレーの宮城県予選で烏野高校との試合シーンです。

原作漫画では何話かみていくと、コミック12巻に収録されている第99話「試合開始」からです。アニメでは何話かみていくと、セカンドシーズンの第12話「試合開始」からです。

「ハイキュー」の扇南高校戦のネタバレ考察、1つ目は過去に何があったのかについてです。扇南高校が烏野高校と対戦した際、牛島若利擁する白鳥沢学園高校とインターハイ予選で戦ったときの回想シーンが流れました。その回想で、主将の秋宮昇以外の扇南高校のメンバーはみんな、圧倒的な実力を誇る牛島若利を前に、勝利を諦めてしまっていました。

特に、なんとかチームメイトが白鳥沢のスパイクを上げても、十和田は追っても届かないし、届いたとしても得点できるわけもなく、得点しても勝利には繋がらない何の意味もない1点もないと悲観し、ボールを追うこともしませんでした。しかし、そんな十和田の横を当時の主将・秋宮昇が駆け抜け、必死にボールを追いかけます。しかし、結局ボールに届くことなく、試合終了となってしまいました。

試合後、秋宮は後輩たちに笑顔で感謝を伝え、引退。しかし、その後、十和田が部室で見たのは1人で悔し涙を流す秋宮の姿でした。烏野高校との試合の最中、十和田は秋宮のこの姿を思い出し、同じ失敗を繰り返さないように今度は必死にボールを追いかけます。結局は烏野高校に敗北してしまった扇南高校でしたが、前主将・秋宮の思いや十和田の姿に感動すると評判のシーンと言われています。

「ハイキュー」の扇南高校戦のネタバレ考察、2つ目はチームの雰囲気を変えた人についてです。春高バレー宮城県予選にて、扇南高校は烏野高校に第一セットを取られてしまいます。選手たちは「勝敗なんかより、君たちが頑張ることに意味がある」と監督から励まされますが、白鳥沢のときと同様に諦めムードになります。

そんな諦め、下を向く彼らに対し、応援に来ていた前主将・秋宮昇が観客席から「なんでお前らは喧嘩はできるくせにバレーでは弱腰になるんだ」と声をかけます。そして「本気も、必死も、一生懸命もかっこ悪くない！」と言って、後輩たちを鼓舞しました。

この言葉を受け、十和田良樹は大声で「烏野を倒す！」「一次予選突破、打倒白鳥沢！」と宣言し、仲間たちも「ビッグマウス上等！」と盛り上がりました。そして、その十和田の宣言を受け、烏野高校側も「受けて立つ」と彼らの奮起に応えるのでした。落ち込んだチームの雰囲気を変えた秋宮昇の前主将としての存在の大きさを感じられるシーンとなっています。

「ハイキュー」の扇南高校戦のネタバレ考察、3つ目は試合の結果についてです。春高バレーの宮城県予選にて、第1セットを取った烏野高校が第2セットでもマッチポイントという場面で、十和田良樹は心のなかで「毎回土壇場で追い詰められたら、練習不足を後悔するんだよな」とつぶやき、自らの練習不足を実感します。

結局、扇南高校は烏野高校に敗れましたが、試合終了後に秋宮昇が上記のセリフを言って、選手たちを励まします。

さらに、秋宮は「その悔しさ、3日で忘れるやつは弱いままだからな」と言って「今の悔しさ、忘れんなよ！」と再びチームを鼓舞。十和田ら選手たちもその言葉を胸に刻み、秋宮に頭を下げ、改めて感謝を伝えていました。このように、秋宮は作中で数々の名言を発していますが、このシーンは特に読者の印象に残る場面とされています。

「ハイキュー‼」に登場する扇南高校は原作漫画やアニメでは何話で登場するのか紹介し、烏野高校との試合をネタバレ考察してきました、次に、扇南高校のメンバーを一覧でみていきます。

「ハイキュー‼」の扇南高校のメンバー一覧、1人目は十和田良樹（とわだよしき）です。十和田良樹は扇南高校の2年A組に所属する選手で、バレーボール部でのポジションはウィングスパイカー（WS）です。また、背番号は初めは「4」でしたが、烏野高校と戦ったときには「1」になっていました。そして、誕生日は8月24日、身長は182.1cm、血液型は75.0kg、ジャンプの最高到達点は320cm、好物はコロッケパンです。

最近では弟が兄離れしつつあることに悩んでいます。また、烏野高校との試合前、日向翔陽とトイレでぶつかった際には「どこ見てんだこら！」と威嚇した十和田でしたが、彼を中学生と勘違いし、優しく「兄貴の応援にでも来たのか？」と尋ねる一面も見られました。しかし、日向が対戦相手の烏野高校の選手だと知り、全国へ行く宣言をされたことで、十和田は再び怖い顔に戻りました。

そして「全国なんて簡単に言ってんじゃねーよ！」と言い放ち「万が一ラッキーで勝ち進んだとしても白鳥沢に潰される」などの意味深な発言をしながら、その場を後にしました。また、当初は勝利に貪欲な日向のことをバカにしていた十和田でしたが、対戦で日向翔陽のプレーを目の当たりにしてからは「馬鹿は俺だ」と実感し、自身のプレーに対する姿勢も考え直すこととなりました。

また、十和田はヤンキーっぽい見た目で口調も荒々しいキャラですが、前主将の秋宮昇のチームを鼓舞する言葉を素直に受け止めたり、インターハイ予選で白鳥沢学園に惨敗した際の秋宮の背中を思い出し、それまでの自身の行いを反省したりできるなど、意外と真っ直ぐな一面があります。さらに、アニメ声優は西田雅一さんが務めました。

「ハイキュー‼」の扇南高校のメンバー一覧、2人目は秋宮昇（あきみやのぼる）です。秋宮昇は扇南高校の3年D組に所属する選手で、前バレーボール部の主将です。インターハイの宮城県予選で白鳥沢学園高校に負け、敗退したのを機に引退しました。春高予選での烏野高校戦ではすでに引退していましたが、後輩たちの応援に訪れ、チームを鼓舞しました。

扇南高校の中にあって、全くヤンキーっぽくない童顔な見た目をしており、後輩思いの優しい先輩です。また、トサカのような独特の見た目が印象的で、後輩たちからは「アッキー君主将」の愛称で慕われています。さらに、作中では数々の名言を残しており、意外と人気のあるキャラです。

その背番号は「1」、誕生日は10月18日、身長は170.2cm、体重は62.3kg、ジャンプの最高到達点は290cm、好物はぎょうざです。最近ではたまに中学生と間違われることに悩んでおり、アニメ声優は菅沼久義さんが務めています。

「ハイキュー‼」の扇南高校のメンバー一覧、3人目は唐松拓巳（からまつたくみ）です。唐松拓巳は扇南高校の2年生で、バレーボール部でのポジションはウィングスパイカー（WS）。背番号は「2」で身長は172cmです。アニメ声優は石谷春貴さんが務めています。

「ハイキュー‼」の扇南高校のメンバー一覧、4人目は田沢裕樹（たざわゆうき）です。田沢裕樹は扇南高校の2年生で、バレーボール部でのポジションはウィングスパイカー（WS）。背番号は「4」で身長は178cmです。アニメ声優は田沢大和さんが務めています。

「ハイキュー‼」の扇南高校のメンバー一覧、5人目は森岳歩（もりたけあゆむ）です。森岳歩は扇南高校の2年D組に所属する選手で、バレーボール部でのポジションはミドルブロッカー（MB）。背番号は「5」で身長は185cmです。アニメ声優は橘潤ニさんが務めています。

「ハイキュー‼」の扇南高校のメンバー一覧、6人目は小安颯真（おやすそうま）です。小安颯真は扇南高校の2年生で、バレーボール部でのポジションはミドルブロッカー（MB）。背番号は「7」で身長は186cmです。チームで一番の高身長かつイケメンキャラとして、ファンから注目されている選手でもあります。

「ハイキュー‼」の扇南高校のメンバー一覧、7人目は夏瀬伊吹（なつせいぶき）です。夏瀬伊吹は扇南高校の1年生で、バレーボール部でのポジションはセッター（S）。背番号は「11」で身長は174cmです。

「ハイキュー‼」の扇南高校のメンバー一覧、8人目は横手駿（よこてしゅん）です。横手駿は扇南高校の2年生で、バレーボール部でのポジションはリベロ（L）。背番号は「12」で身長は165cmです。

ここまで「ハイキュー‼」に登場する扇南高校が登場するのは原作漫画やアニメでは何話なのかを紹介し、烏野高校との試合やメンバーについてみてきました。次に、扇南高校に関する感想や評価をみていきます。

こちらは「ハイキュー‼」の扇南高校に関するツイートです。烏野高校との試合で、十和田良樹が最後まで諦めなかった姿に感動したという感想となっています。

こちらも「ハイキュー‼」の扇南高校に関するツイートです。秋宮昇の髪型がかわいいという感想で、彼が作中で発したセリフがとても印象深いと評価されています。

こちらも「ハイキュー‼」の扇南高校に関するツイートです。アニメでは小安颯真が非常にイケメンに描かれていたという感想となっています。

いかがでしたか？「ハイキュー‼」に登場する扇南高校について、チームの特徴や原作漫画・アニメの何話で登場したのかをみてきました。そして、扇南高校はヤンキーっぽい選手が多いチームで、原作コミックでは12巻、アニメではセカンドシーズンで登場することが分かりました。さらに、扇南高校と烏野高校との試合をネタバレ考察し、メンバーを一覧でみてきました。

そして、前主将・秋宮昇は作中で多くの名言を発しており、そのセリフによって、十和田良樹をはじめとした後輩たちが奮起したことなどが分かりました。皆さんもぜひ「ハイキュー‼」作中での出番は少ないものの、読者の共感を集めた扇南高校に注目してみてください！